ムーンキャンサー | |
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真名 |
ガネーシャ ジナコ=カリギリ |
読み | おおいなるせきぞうしん |
性別 | 女性 |
身長 | 153cm |
体重 | 82kg |
好きな物 |
深夜に食べるポテチやアイス(第一再臨) 例の |
苦手な物 |
働くこと、リア充(第一再臨) その手の話は禁句(第二再臨) |
依代 | ジナコ=カリギリ |
出典 | - |
地域 | - |
属性 | 秩序・善 |
一人称 | ボク/(稀に)私、アタシ |
二人称 | キミ |
三人称 | あの人 |
声優 | 悠木碧 |
デザイン | ワダアルコ |
設定作成 |
水瀬葉月 奈須きのこ |
レア度 | ☆5 |
初登場作品 | Fate/Grand Order |
概要
- 略歴
- インド異聞帯に汎人類史側のはぐれサーヴァントとして登場。召喚されてから余り時間が経っておらず輪廻の事は知らなかった。アーシャの案内を受けたカルデア一行と出会い、カルナの存在やガネーシャとしての義務感も相まってカルデアに協力し、カルナが犠牲となった際には涙を流した。
- 終盤にてアルジュナの完全性を失わせるべくアシュヴァッターマンによって遥か過去へと送られ、ラクシュミーと協力して宝具によってアルジュナの輪廻を耐え続ける役目を引き受ける。宝具展開の維持のため、途方もない時間を一人で閉じ込められたまま過ごすという神ですら発狂する状況に精神的に追い詰められるも、カルナとの思い出や大切な約束のために耐え続け、その存続を以てアルジュナの完全性を解除する事に成功し、カルナとの再会も果たした。
- 人物
- 第一段階では象の石像だが、それ以降は中身であるジナコの肉体が出てくる。象の被り物以外は殆どが依代であるジナコのもので、性格もジナコが中心となっている。再臨すると真名までもがジナコ=カリギリとなる。
- 元々の彼女同様引きこもりでゲーム好きでカルデアでもゲームをしている姿が見られる。物事をゲームで例える事も多く、神の力でゲームを引き寄せたりもしている。一方で月の聖杯戦争の記憶がある影響か、多少自虐的なところもあるが、以前よりも社交的で明るい性格になっている。特に異聞帯ではカルナの存在もあってか精神的な成長が多く見られるようになっており、死にたいと発狂しかけても宝具を解除せずに乗り切った。彼女がカルナに与えた影響はかなり大きかったが、受けた影響もまた非常に大きいものだった。
- 能力
ステータス
クラス | マスター | 筋力 | 耐久 | 敏捷 | 魔力 | 幸運 | 宝具 | クラス別能力 | 保有スキル | 備考 |
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ムーンキャンサー | 主人公 (Grand Order) | B | A++ | E | B | A | C | 対魔力:A 騎乗:A 神性:B |
商売繁栄:A 破砕されし牙:B ヴィナーヤカ:EX |
宝具
- 肉弾よ、翌日から本気であれ(ガーネッシュ・インパクト)
- ランク:C
種別:対人宝具
レンジ:1~10
最大捕捉:10人 - いろいろ追い詰められたガネーシャさんが繰り出す逆ギレ宝具。
- その正体は神気を込めに込めた武器による「ただの重すぎる打撃」である。
- だが、神の武器は振るうだけで様々な奇跡を起こすものであり、たとえ疑似サーヴァントであっても宝具として充分すぎる威力を発揮する。
- 『Grand Order』では「敵全体の防御力をダウン(3ターン)&強力な攻撃[Lv]+自身に無敵状態を付与(1ターン)&HPを回復<オーバーチャージで効果アップ>」という効果のArts宝具。
- 帰命せよ、我は障害の神なり(ガネーシャ・ヴィグネーシュヴァラ)
- ランク:A
種別:対礙宝具
レンジ:-
最大捕捉:- - 特別な事情がない限り使われない宝具。
- ガネーシャは「眷属の主」を意味し、「ヴィグネーシュヴァラ」はガネーシャの別名で「障害の神」を意味する。
- 障害除去神としての性質を純化させる事で発現させる、絶対不可侵力場。
- 攻めに使えば、その絶対強度で眼前に立ちはだかる障害を排し、押し退ける事ができる。
- もちろん守りには他からのいかなる攻撃(障害)も防ぐ完全な盾として使える。
- インドの異聞帯においてはこの宝具と近い性質を持つラクシュミーの宝具と組み合わせる事によって自らの周囲全てを覆い、世界を創り変える神の力すらも届かぬ「絶対不可侵の引きこもり部屋」を作り出した。
真名:大いなる石像神
- 人間の依り代に神霊が宿った疑似サーヴァントと考えられるものの、その成立過程には謎が多い。
- 様々な経緯にバグが生じており、霊基グラフの名前欄には依り代と思われる人間の魔術師の名前が表記されているが、概念的な文字化けを起こしているため誰にも読み取れない状態にある[注 1]。
- 従ってマスターを含めカルデアの人員は、彼女の事を本人の自称に従って「ガネーシャさん」と呼んでいる[注 2] 。
- 稀に依り代の彼女と縁がある者が何かの拍子にその名を口にすることもあるが、それは無意識の中からしか生まれ得ず、また、その名が他の誰かに意味を持って認識される事もない。
- エクストラクラスで顕現していることから、上級AIがこのサーヴァントの成立に何か関与しているのではないかと推測されているが、真実は闇の中。もしくは別世界の月の裏側である。
- 実際に「いろいろと例外事項」である月の裏側の事象が絡んでいるために「依り代と思われる人物」が認識されなくなっているため、「成立させた上級AI」と密接に関わりあっている状態ではこの認識阻害が薄れ、依り代の存在への認識がおぼろげながら可能となる模様。
関連
- ガネーシャ
- ヒンディー教の神様で、シヴァ神と配偶神パールヴァティーの息子。象頭人身に4本の腕を持つ異形の姿をしている。商業と学問の神とされ、商人や学生から絶大な信仰を集めている。また、あらゆる障害を取り除く障害神ともされている。
登場作品と役柄
Fateシリーズ
- Fate/Grand Order
- Lostbelt No.4『創世滅亡輪廻 ユガ・クシェートラ』の配信に伴い実装。
- ピックアップ期間終了後は恒常枠に追加となる。追加時点ではムーンキャンサークラスで唯一入手の可能性が残され続けるキャラとなった。
人間関係
Fate/Grand Order
- カルナ
- 依代にとっては非常に因縁深いサーヴァント。
- カルデアでは楽しそうに過ごしている姿に喜びつつも、(ガネーシャの疑似サーヴァントになっていることで)自分の事を認識できない事実に一抹の寂しさを覚えている。
- 刑部姫
- ゲーム仲間。
- 依代にとっては引き蘢りという面で同類だが、同人誌を作っているあちらと比べて消費専門で生産性の無さで勝っていると妙な対抗意識を燃やしている。
- 巴御前
- ゲーム仲間だが、体育会系のノリには若干引き気味。
- ラクシュミー・バーイー
- ゲーム仲間。インド異聞帯では縁があった相手。
- BB
- 依代にとっては月で縁があった人物。
- 依代とガネーシャの間に渡りをつけてくれた張本人なのだが、厄介な人となりを知っているため感謝しつつも面倒に巻き込まれたくないと思っている。
- ネロ・クラウディウス、エミヤ、玉藻の前、ギルガメッシュ
- 依代にとっては月で敵対したサーヴァント達。
- 自分がインド神性の疑似サーヴァントになって気が大きくなっているのか、今なら怖くないと挑発的。
- アシュヴァッターマン
- ガネーシャにとって同じインド出身の人物かつ、父神シヴァの半身を受け継ぐもの。
- 「親戚のおじさんみたい」と言いつつも、ヤンキーそのもののノリにはついていけないため苦手にしている。
- ニトクリス〔アサシン〕
- 期間限定イベント『水着剣豪七色勝負』での雇い主。
- ファラオカジノの守護のため狭い石の部屋で待機だったが居心地がよく、差し入れのセレブ向け高級ポテチもとてもおいしかった、とのこと。
- ヴリトラ
- たまにマイルームにやってきてゲームしているところを後ろから見ているらしい。
- ただ、席を外して戻ってくると勝手に難易度を極悪に変更されていたりするのは困りものだとか。
- 彼女の幕間の物語では、ゲームの一番重要なシーンでパールヴァティーを連れてこられるという試練を吹っ掛けられた。
- また、同じ障碍の権能持ちであるため能力に多少は干渉可能。
- 大黒天
- 彼女達の主に薄々感付いており、「首の辺りがムズムズする」と語っている。
- 自身の幕間の物語では、BBから依頼されたデータ取り目的のゲームを持ちかけられて協力することになった。
生前
- シヴァ
- ガネーシャにとっての父親。彼に一度殺され、象の頭を授かることとなった。
- パールヴァティー
- ガネーシャにとっての母親。
- 過干渉気味な事とか笑顔で押しが強い事とかいろいろ言いたい事はあるようだが親としては愛している。家族と死別している依代のジナコにとって『親に叱られる』事は新鮮味に感じるからかもしれない。
- 後にドゥルガーとカーリーが来たため母親が三人になった。それぞれ「過干渉気味な教育ママ」「淡々と説教(物理)を行う鬼母」「見た目は恐ろしいが甘やかし気味の母」と差別化されている。
- ムシカ
- ガネーシャが連れている、乗騎であるネズミ。
- サーヴァントとして召喚された際にも一緒についてきている。
名台詞
Fate/Grand Order
戦闘
- 「中の人などいない……と思ったかバァーーカめぇ! 仮面を取れば美少女なのは当たり前ッス! さあ! 崇め奉るがいい! 『
肉弾よ、翌日から本気であれ 』ォォォォおおおっ?!
……今見たことは、ナイショだよ?」 - 宝具発動(初期状態)。石像のまま敵に突進していくが、一歩手前でズッこけてしまい、マスターに口止めする。
- 実装直前に放送された「カルデア放送局Vol.11」で映像が初公開され、存在が明かされると同時に、中の人の正体もまた明かされた瞬間だった。ちなみに担当声優である悠木碧女史も番組に出演していたが、完全にしらばっくれていた。
本編
- 「“世界を救え、電子世界の勇者よ……多様性こそ汎人類史の力であるのなら、汝もいける……”」
- ジナコが疑似サーヴァントになった理由について、ガネーシャの言葉。前後の台詞を合わせると、パールヴァティーの要請により、ガネーシャ側が依代となる人間としてジナコを選んだという経緯のようだ。
- だれか
たすけて
ころして。
…………。
……………。
………………。
…………………。
でも まだ がんばってみよう
だって
いままでのじぶんには なにもなかったけど
ここにいるじぶんは もう しってる。
じぶんがだれかなんてことも もう
わかんなくなっちゃったけど
それでも ぜったい しってる。
だれでもないじぶんを
まってるひとがいること
しんじてくれるひとが、
いること。
それに
―――やくそく。 - 神たるアルジュナの不完全性を証明するべくラクシュミー・バーイーと共に「神の空岩」を形成し、時が来るまでその中に引き籠る。それは、数百年、数千年にも亘る、孤独という名の地獄。
- その苦痛に、精神は崩れ果て、消え去りそうになりながらも、最後までそれを押し留め、ギリギリの処で繋ぎ止めたのは、CCCでのカルナの別離の言葉、仲間たちの信頼と、たった一つの「約束」。
- 武勇でも叡智でもなく、それでも成し遂げたこの偉業によって、ガネーシャの人選が正しかったことが証明された。
パロディセリフ
大いなる石像神は依り代であるジナコのせいでネットスラングなどを元ネタにしたセリフが多い。 下記以外にも、必ずしも特定の作品が元ネタとは言えないレベルの物を含めれば多岐に渡る。
- 「ガネーシャさんが……アタシにもっと輝けと囁いている……!」
- 戦闘時、宝具発動セリフのうちの1つ(の一部)。
- 元ネタは男性ファッション誌『メンズナックル』にある時記載されていたキャッチコピー「ガイアが俺にもっと輝けと囁いている」。
- 「あ、ちょっとボク、フレに呼ばれたのでこれで失礼しまーす」
- マイルーム会話「パールヴァティー」の一部。パールヴァティーに対する陰口を叩いていたのを聞かれ、パールヴァティーの笑顔の圧に負けそうになってその場から逃げ出す時に言ったセリフ。
- ゲーム「モンスターハンター」シリーズに端を発するネットスラング。一緒にプレイしても楽しくない、むしろ自分が損をするような地雷プレイヤーがオンライン部屋にやってきた時にプレイを断って退室する時の文句で、このセリフを言う時は実際にフレンドに呼ばれているケースはほぼ無い。
- 「これは……! 同じタイプのスタンd……いや、サーヴァントの気配! 」
- マイルーム会話「刑部姫」の一部。
- 元ネタは漫画「ジョジョの奇妙な冒険」。まず間違いなく「同じタイプのスタンド」と言おうとしたのだろう。
- ラスボスの方が自分の無敵を崩しかねない要素を敵(主人公)に見出して驚愕した時のセリフだが…?
- 「神は言っている……今がチャンスだと……」
- マイルーム会話「誕生日」の一部。
- ゲーム「エルシャダイ」のプロモーションビデオ内にあったセリフ「神は言っている…ここで死ぬ定めではないと…」。
メモ
- クラスと依代の双方が意外すぎるチョイスに、プレイヤーの多くが驚いた。
- 「Lostbelt No.4:黒き最後の神」配信直前のイベント、「ハンティングクエスト 第5弾」に、大量のQPをドロップするエネミー「ありがたい石像」として登場していた。この石像にリボンがついていたこと、眠そうな目つき、恰幅のいい体格、カルナ同様インド由来のガネーシャであることなどの理由から、ジナコの疑似サーヴァントであることを見抜くプレイヤーも居た。
脚注
注釈
出典