梁山泊のアサシン | |
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真名 | 呼延灼 |
読み | こえんしゃく |
外国語表記 | Huyan Zhuo |
性別 | 女性 |
身長 | 163cm |
体重 | 57kg |
好きな物 |
特に無い(第一再臨) エゴサで承認欲求を満たすこと 自分を承認してくれるマスター(第二、三再臨) |
苦手な物 |
全く全然無い(第一再臨) 貶されること(第二、三再臨) |
出典 | 『水滸伝』、ギリシャ神話 |
地域 | 中国、ギリシャ |
属性 | 混沌・悪 |
副属性 | 人 |
一人称 | 私 |
二人称 | 貴方 |
声優 | 石見舞菜香 |
デザイン | トリダモノ |
レア度 | ☆5 |
初登場作品 | Fate/Grand Order |
概要
「暗殺者」のサーヴァント。先行発表時では梁山泊のアサシンと呼称されていた。
- 略歴
- 期間限定イベント『108人のハロウィン・リベリオン!』にて召喚され、結成されようとしているチェイテ梁山泊を滅ぼすべく官軍を率いるサーヴァントとして登場。
- 一部が分裂してカボチャ人形となった主人公をマスターとしてチェイテ梁山泊に攻撃を加えるも、数こそ上回っていてもサーヴァントの部下が黄飛虎しかいなかったため絶対数が足りずに攻めあぐねていた。
- 以降に秦良玉と太公望が部下に加わり戦力としては充実するも、再度の攻撃で九紋竜エリザと敵対した際に彼女の言葉にショックを受けて一時撤退。
- 最終決戦では再度九紋竜エリザと相まみえて一騎打ちになるが、互いに戦意喪失状態でなし崩しに和解。現れた黒幕たる四奸六賊を前に共闘。
- 実は四奸六賊によって霊基に情報を埋め込まれており「チェイテ梁山泊を滅ぼせば特異点は解決する」と思わされていた上に緊急時には霊基を掌握される危険もあったが味方の尽力により支配は不発。
- 甘い言葉で懐柔を試みられるが「自分より格下の相手から何か言われても大して気にならない」と一蹴。そのまま主人公やチェイテ梁山泊と共に四奸六賊を打ち破った。
- エピローグでは再度カルデアに召喚された後に再び九紋竜エリザと出会い、新たに「カルデア梁山泊」に参入した。
- もともとは『悪性隔絶魔境 新宿』でモリアーティがバアルと共に作成した「幻霊を組み込んだサーヴァント」の一員だったが、最終審査で「性格上の問題」によってロールアウトされずにそのままになっていたのが何故かチェイテ梁山泊に召喚されたのが発端であったとのこと。女性になっているのもその影響で、本来は出典同様男性のようだ。
- 人物
- マスターには忠実に仕え、冷静な判断で戦士としても将としても振る舞えるクールビューティ。
- ……という第一印象を台無しにするレベルでメンタルが弱い承認欲求の塊。褒められると精神が上向きになるが度を越えるとオーバーヒートして使い物にならなくなり、逆に貶されたり暴言を吐かれるとメンタルが一気に下向きになって鬱に入る、非常に面倒くさい性格[注 1]。
- おまけに自分の性格にも多分に自覚的で、気合を入れたくなる状況では特にマスターに誉め言葉を直接催促するようになる他、SNSに自分を褒めるコメントを書き込むよう要求してきたりもする。
- その上、絆を深めると「マスターに罵られたら消滅する」と言うほどマスターに対しては依存する。
- ただし自分が格上だと思って見下している相手から悪口を言われてもそれほどダメージは受けないようである。
- 性別の変化も含め、こういう面から総合すると、事実上彼女は「呼延灼の記憶と思考傾向を持っているエンプーサ」と言える。
- 能力
- 神霊ヘカテの眷属であることに由来する変身能力に、呼延灼の戦術眼と戦闘技能が加わり、戦闘能力は非常に高い。
- その反面、上述したようなエンプーサに由来する性格が非常に重篤なデメリットになってしまっている。
ステータス
クラス | マスター | 筋力 | 耐久 | 敏捷 | 魔力 | 幸運 | 宝具 | クラス別能力 | 保有スキル | 備考 |
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アサシン | 主人公 (Grand Order) | C+ | C | A | D | D | B | 気配遮断:C 騎乗:B 幻獣憑依:C |
双鞭:A 天威星:A センシティブ・メンタル:EX |
宝具
- 連環馬大嵐陣(エンプーサ・チェインテンペスト)
- ランク:B-
種別:対軍宝具
レンジ:1~3
最大捕捉:30人 - 呼延灼が得意とした戦術「連環馬」を再現する宝具。
- 一時召還した重装馬を鎖で繋ぎ、一斉突撃して蹂躙する。
- 非常に強力であるが、水滸伝における伝承から鎌状の武器が、エンプーサの逸話から大音量が弱点になっている。
- 一度弱点に気づかれると脆いが、本人曰く嵌まると強いらしい。
- 『Grand Order』では「自身のQuickカード性能をアップ(1ターン)<オーバーチャージで効果アップ>+敵全体に強力な〔悪〕特攻攻撃[Lv]&低確率でスタン状態を付与(1ターン)」という効果のQuick宝具。
真名:呼延灼
- 梁山泊の好漢の一員。「天威星」を宿星に持ち、五虎将の一人にも数えられた豪傑。
- 宋の創設期における忠臣である呼延賛の嫡流にして双鞭・硬鞭の使い手であり、連環馬と呼ばれる馬同士を鎖でつないでの一斉突撃での蹂躙を得意としていた。
- 元々は梁山泊と敵対していた官軍の一員であったが、紆余曲折あって梁山泊入りした。
- 『Fate/Grand Order』では呼延灼は幻霊であるため、同じく幻霊であるエンプーサとの複合サーヴァントとなっている。
- エンプーサはギリシャ神話においてはヘカテの化身とも子とも呼ばれており、ロバの下半身と金属製の脚を持つ。美女に変身して精気を吸うが、侮辱の言葉を受けると驚いて逃げてゆくと言われている。
登場作品と役柄
Fateシリーズ
- Fate/Grand Order
- 期間限定イベント『108人のハロウィン・リベリオン!』の開催に伴い、期間限定サーヴァントとして実装。
人間関係
Fate/Grand Order
- 主人公 (Grand Order)
- カルデアにおけるマスター。
- 承認欲求の塊のような彼女にとっては思い入れが非常に強く、バレンタインイベントではチョコ欲しさに枕元で催眠音声を吹き込む暴挙に打って出た。
- 『サーヴァント・サマー・フェスティバル2023!』では二冊目の同人誌に自分とマスターのラブラブ学パロを作るというある意味メンタル強者しかできない所業に打って出た。
- 九紋竜エリザ
- 生前に縁があった梁山泊の構成要素を持つサーヴァント同士。
- 『108人のハロウィン・リベリオン!』ではチェイテ梁山泊の結成と壊滅を巡って対立し、最終的に和解した。
- カルデアでは生前の縁を懐かしみつつも性格に引っ張られて褒め行為を哀願していた。
- 黄飛虎
- 『108人のハロウィン・リベリオン!』では同じ官軍に所属していたサーヴァント同士。
- 非常に頼りにしており、終盤に独自行動された際にはメンタルに甚大な悪影響を受ける事が予見されたため秘密にされていた。
- 秦良玉
- 『108人のハロウィン・リベリオン!』では官軍に後から参加してきたサーヴァント。
- 太公望
- 『108人のハロウィン・リベリオン!』では官軍に後から参加してきたサーヴァント。
- 圧倒的なネームバリューを前に露骨に怯えた態度をしていた。
- 燕青
- 生前に縁があった梁山泊の構成要素を持つサーヴァント同士。
- カルデアでは当初は再会を喜び合っていたが、第二再臨以降になると「新宿で自分の出番を取られた」と露骨に恨み言を口にするようになる。
- ジェームズ・モリアーティ
- 新宿で彼とバアルの手によって幻霊と混ぜられて産み出されたが、最終的にロールアウトされずに終わった。
- その事を根に持っており、カルデアでも「自分の方が役に立った」とアピールして呆れられている。
- 荊軻
- 「眉目秀麗で華麗なアサシン」ということでキャラ被りを気にしている。
- ヨハンナ
- 割と承認欲求が強い者同士であり、バレンタインイベントではそれ関連でチョコのやり取りとマスターからの評価についてアドバイスをもらっていた。
生前
- 韓滔、彭玘
- 官軍で副官として支えてくれていた二人。
- 凌振
- 砲術の名手であり、官軍に合流してくれた友軍。
- 後に自身共々梁山泊に入ることになる。
- 徐寧
- 鉤鎌鎗を得意とする梁山泊の一員。
- 彼に連環馬戦法を破られたことで梁山泊入りすることになった。
- 宝具が鎌状武器を弱点としているのはこれ由来と思われる。
- 高俅
- 自身を官軍のリーダーに任命した高官。
- 四奸六賊の一員でもあり、『108人のハロウィン・リベリオン!』では生前にできなかった意趣返しを成し遂げた。
名台詞
メモ
- 上記のように新宿で登場する可能性もあったが性格上の問題で断念されたとのこと。
- 呼延灼の使う硬鞭とは、太公望の「打神鞭」同様に一種の鉄棒型の武器で、日本で一般的に鞭と言ってイメージされる柔らかくしなる紐状の武器とは異なる。FGOにおける攻撃モーションでは、通常は鉄棒として殴打に使用されるが、時として多節棍のように長く展開して振り回す攻撃も行われる。
- 実は隠れ爆乳である事が『サーヴァント・サマー・フェスティバル2023!』で判明。普段は鎧を身につけているので体型が判りにくいが、2冊目の同人誌の表紙に鎧を外した姿を披露しており、その際、推定100cm超えのバストも明らかになっている。
話題まとめ
脚注
注釈
- ↑ スキルを使うと戦闘中でもスマホらしきものを弄ってエゴサーチを行うため、ぐだぐだ太閤伝ZIPANGのおまけでは「エゴサのアサシン」とネタにされてしまった。
出典