衛宮矩賢

衛宮矩賢

• 読み：えみや　のりかた
• 誕生日：月日／血液型：型
• 身長：cm／体重：kg
• ＣＶ：千葉一伸

衛宮家四代目継承者。衛宮切嗣の父。封印指定を受けて逃亡し、後にアリマゴ島で研究生活を送っていた。

略歴

封印指定を受け、20年以上に渉って逃亡生活を続けていた。通常であれば放置されるはずの封印指定であるが、潜伏先で問題を起こしては別の隠れ場所を探すような類であったため、魔術協会から追っ手を差し向けられ、妻はその追っ手によって死亡している。その経緯は息子・切嗣にとって幼い頃の話であるため、詳細は明らかにされていない。
潜伏地・アリマゴ島において、助手の少女・シャーレイが研究のための試薬に触れてしまい死徒化。それを察知した聖堂教会、魔術協会は島に乗り込み、双方の手で証拠隠滅と口封じのために島の住人はことごとく消される。その地獄を目の当たりにした切嗣は、島を逃れても同じ事をまた繰り返すであろう父を見逃すことができなかった。このため最終的に、矩賢は息子・切嗣の放った銃弾によって殺害される。

人物

研究のみに関心があり、世俗の倫理観からは乖離した、典型的な魔術師然とした人物だったようである。事故により不完全な死徒化をしてしまったシャーレイへの感想も「あの子のことは残念だった」「図らずも実験結果を早く出してくれた」とこぼす程度で、気にかけていないわけではなくとも、研究をやめる気には繋がらなかった。
一方、父親としては愛情深い人物でもあり、切嗣の方も、偏屈で頑固ではあるが優しい父だと尊敬していた。

能力

体内あるいは小因果の時間操作を家伝とする。固有結界の中で時間流を無限に加速させ、宇宙の終焉を観測することで根源に至ろうとする。方法自体は悪くなかったが、人間の寿命ではなせる業ではないため、延命を図って死徒化を望むことになり、その研究が暴走した結果殺されることとなった。
なお、息子・切嗣は彼の魔術刻印を継承したが、協会が貴重な要所を回収した後の二割にも満たないものでしかなかったため、切嗣の魔術は封印指定となるほどの高みにはない。

登場作品と役柄

Fate/Zero

衛宮切嗣の幼少期のエピソードに登場。

人間関係

衛宮切嗣

息子。

シャーレイ

アリマゴ島で衛宮家に仕えた家政婦の少女。弟子というほど何かを教えていたわけではないが、本来隠すべき魔術師の業を隠すことなく接し、助手のような立場にあった。

メモ

• 封印指定にされた元々の理由は、「固有結界の中で時間流を無限に加速させ、宇宙の終焉を観測する」という方法で根源へ至ろうとしたことだが、実際に矩賢が固有結界を使えたかのか・使えたとしてどの程度のレベルだったのか、詳細は不明。
• Fate/ZEROの切嗣幼少期・アリマゴ島編のボイスキャストは、TVアニメ「Phantom 〜Requiem for the Phantom〜」を彷彿とさせる布陣である。Nitro+繋がりだろうか？
  • 入野自由（少年切嗣／ツヴァイ）、高垣彩陽（シャーレイ／アイン）、千葉一伸（衛宮矩賢／サイス・マスター）、渡辺明乃（ナタリア・カミンスキー／リズィ・ガーランド）

話題まとめ

こどもの日

彼が息子の切嗣に殺されるアニメ版のFate/Zero18話は、5月5日（ネット局の中で最も早い場合）、すなわち「こどもの日」に放映されたのであった。さらに翌週の「母の日」にはナタリアが……。

リンク

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