ルーラー | |
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真名 | ジャンヌ・ダルク |
外国語表記 | Jeanne d'Arc |
性別 | 女性 |
身長 | 159cm |
体重 | 44kg |
スリーサイズ | B85/W59/H86 |
特技 | 旗振り |
天敵 |
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出典 | 史実 |
地域 | フランス |
属性 | 秩序・善 |
一人称 | 私 |
二人称 | 貴方/貴女 |
三人称 | 彼/彼女 |
声優 | 坂本真綾 |
デザイン | 武内崇 |
設定作成 |
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イメージカラー | 焔色 |
レア度 | ☆5 |
初登場作品 | Fate/Apocrypha |
概要
- 略歴
- 『Fate/Apocrypha』ではフランスの学生寮で、レティシアという少女に憑依するイレギュラーな形で召喚された。マスターが存在しない聖杯大戦の管理者として、トゥリファスの小さな教会に滞在する。
- 『Fate/Grand Order』第一特異点『邪竜百年戦争 オルレアン』では自分が死んで間もない西暦1431年のフランスに召喚される。どういう理由か聖杯戦争の知識を与えられず、能力も低下した状態で現界した。状況に戸惑いながらも、もう一人のジャンヌ・ダルクが引き起こした邪竜百年戦争を終結させ、フランスを今一度救うべく、主人公たちと共に戦う。
- 終局特異点『冠位時間神殿 ソロモン』では冠位時間神殿に召喚され、無尽蔵の魔神柱の前に死地に陥ったマスターに救いの手を差し伸べる。その後、フランスの特異点に召喚されていたサーヴァントたちを率いて、Ⅰの座を統括する溶鉱炉ナベリウスの制圧に赴く。
- 『Fate/EXTELLA』ではムーンセルがアルテラの行動を阻止するためにトップサーヴァントの一人として召喚される。しかし戦いを通じて英霊アルテラの本性と迷いを看破し、彼女を見定めるためにアルテラ陣営に付く。
- 人物
- 信心深く清廉で善良な少女。
- 『Apocrypha』で二つの人格が統合しているため、フランス人の少女の記憶も大部分持ち合わせている。中立のサーヴァントとして振る舞うときは規律を第一とし、たとえ身に危険が迫るときも公明正大であろうとする高潔な精神を持つ。
- 元々教養とは無縁の生涯を送ってきたため、聖杯から与えられる知識と憑依した少女が持つ知識以外のことについてはあまり知り得ない。また、農家の娘であったからか、かつては食欲の塊のような野卑な兵士たちにも引けを取らなかったほどの健啖家である。
- 一見は生真面目、その清廉な性格で万人に博愛をもたらす紛れもない聖人なのだが、割と思い切りは良く、矢がなければ砲弾を打ち込む、魔術で壊せなければ「神の杖」を使う、というように戦術に関しては一切の妥協を許さず柔軟に対応する。
- 鉄壁の自尊心、鋼の如き信仰を持っているが、裏を返せば周りがどれほど落ち込んでいようと自分を曲げない天然の唯我独尊。一言で言うところの「城塞の如き女」。その反動か、ギャグパートではどの作品でも裁定者の威厳/Zeroである。
- ルーラークラスとなるだけあって聖杯に願うようなことは特に抱いてはいないが、「妹が欲しい」という密かな願望があるらしく、サーヴァントとして明確に霊基が確立したジャンヌ・オルタや放っておけないと思ったアルテラには家族のように思って接している。
- 能力
- 武器は旗と剣だが、主に旗を長柄武器として用いる。
- ルーラーのサーヴァントは聖杯戦争を管轄する絶対的な特権を有しており、魔術に関わりのない部外者を巻き込むなどの規律に違反する者には注意を促し、場合によってはペナルティを与えることもある。
- その任を遂行するための能力を多数備えており、自身の半径十キロ圏内に及ぶ強力な索敵能力と聖水を用いたサーヴァントの探索機能はアサシンの『気配遮断』ですら逃れることはできない。またクラススキル『真名看破』によって、「聖杯戦争」に参加している全てのサーヴァントの真名、能力、宝具の詳細を知る事が出来る。更には各サーヴァントに対し、2回までの令呪の行使が可能。クラス別スキル『聖人』において現界時に選択できる4つの能力のうち“聖骸布の作成”を所持している。
- 彼女自身のスキルとしては非常に高ランクの『カリスマ』を有し、『聖人』と併せることで暗示の魔術などを用いずとも、自らの言葉を第三者に信じさせることが出来る。
- 聖杯戦争に参加しているサーヴァント達に聖杯から与えられる知識も、ルーラーに関する情報は厳重に秘匿されており、その存在には謎が多い。
- 『Fate/Apocrypha』では生者である少女の体に憑依して現界しているため、通常のサーヴァントのような霊体化は不可能。また、宿主となる少女の肉体に負担を与えないよう、食事や睡眠を必要とするなどの制限を受けてもいる。おまけに、普通の人間の肉体に宿っているためその保護に多くのエネルギーを必要とし、「サーヴァント」として活動している間はやたらとカロリーを消費しているので、物凄くお腹が減るペースが速い。
- ……と思われていたが、宿主の保護どころかムーンセルのバックアップを受けているはずの『Fate/EXTELLA』でもダメージの蓄積により腹ペコ状態に。曰く「ルーラーのクラスは魔力消耗が激しい」とのこと。そういえば生前から健啖家でしたね、あなた。
別クラス / バリエーション / コスチューム
神風魔法少女ジャンヌ
路地裏さつき ヒロイン十二宮編に登場する戌の宮「犬耳会」のゴールドヒロイン。犬耳、ミニスカ、ヘソ出し、そして胸元が大きく開いた露出度の高い魔法少女コスチューム。
コンセプトは「キュアでピースで真っ黄色」。「まだキャラが固まっていないので好き放題できる」との名目で語尾に犬の鳴き声を付けるなどの圧倒的あざとさと計算高さを誇り、相対した弓塚さつき達を戦慄させた。更に公開中公式HPの彼女の紹介イラストまでこの姿に変更されていた。なお、当該回のシナリオもイラストも『Apocrypha』の作者・東出氏と挿絵担当の近衛氏がそのまま執筆している。公式が病気。元ネタはおそらく、魔法少女系少女漫画「神風怪盗ジャンヌ」。
魔女として処刑された彼女が魔法少女になるのはどうかと思うが、ガチでヒロインを狙ってきているピンクに対抗するために形振り構っていられないという事情もあるようだ。
『Fate/EXTELLA』ではDLC衣装「エイプリル・マジカル」として再登場している。『フェイト/育ステラ』第9話では、幼児化した女主人公をあやすのに使われた。
JKジャンヌ
Tmitter2015やカプセルさーばんとで登場したJK化ジャンヌ。基本はレティシアとしての私服姿に近いが、トップにピンクのカーディガンが加わり、ボトムは紫色のスカートへ変更されている。
オリジナルに比べて大分「いい性格」をしており、執拗に某ピンク髪ディスを行う。
『Fate/EXTELLA』でも衣装「JKブレザー」が登場。こちらは濃青のカーディガンに赤いチェックのスカート。某ピンク髪とは別のピンク髪と相対する。
ジャンヌ・オルタ
自らをジャンヌ・ダルクの暗黒面と称する黒いジャンヌ。
詳細は「ジャンヌ・ダルク〔オルタ〕」を参照。
ジャンヌ・ダルク・オルタ・サンタ・リリィ
色々と複雑な経緯で誕生した少女。黒いジャンヌのリリィがサンタを目指したもの。
詳細は「ジャンヌ・ダルク・オルタ・サンタ・リリィ」を参照。
ステータス
クラス | マスター | 筋力 | 耐久 | 敏捷 | 魔力 | 幸運 | 宝具 | クラス別能力 | 保有スキル | 備考 |
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ルーラー | - | B | B | A | A | C | A++ | 対魔力:EX 真名看破:B 神明裁決:A |
啓示:A カリスマ:C 聖人:B |
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主人公 (Grand Order) | B | B | A | A | C | A++ | 対魔力:EX | 啓示:A 真名看破:B 神明裁決:A カリスマ:C 聖人:B |
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主人公 (EXTRA) | B | B | A | A | C | A++ | 対魔力:EX 真名看破:B 神明裁決:A |
啓示:A カリスマ:C 聖人:B |
宝具
- 我が神はここにありて(リュミノジテ・エテルネッル)
- ランク:A
種別:結界宝具
レンジ:1~10
最大捕捉:???
由来:聖女ジャンヌ・ダルクが常に先陣を切って走りながら掲げ、付き従う兵士達を鼓舞した旗。 - 天使の祝福によって味方を守護する結界宝具。EXランクという規格外の対魔力を物理的霊的問わず、宝具を含むあらゆる種別の攻撃に対する守りに変換する。
- ただし、使用中は一切の攻撃が不可能というデメリットがあるほか、攻撃を防いだ代償は旗に損傷となって蓄積され、対城クラスの宝具による攻撃を何発も受けるというような形で濫用すれば最終的には使用不能になってしまう。
- 『Fate/Apocrypha』では赤のバーサーカーの、地形を変え、ミレニア城塞を半壊せしめた程の破壊力を持つ「疵獣の咆吼」の一撃を受け流し、黒のアサシンの『解体聖母』の完全開放を不意打ちで受けてなお、その呪いの大半を吸収するなどの活躍を見せた。
- 『Fate/Grand Order』第一部一章ではマシュの「仮想宝具 擬似展開/人理の礎」とともにファヴニールの攻撃を一時的に防いだり、終章では魔神柱フラウロスの攻撃から主人公を守る形で使用した他、本編に先駆けてTYPE-MOON公式のエイプリール企画で登場[注 1]した際には、謎のヒロインXの「約束された勝利の剣」さえもいなした。
- ちなみにこの宝具である旗自体ももっぱら攻撃に活用されており、『Fate/Apocrypha』『Fate/Grand Order』『Fate/EXTELLA』いずれにおいても実際に槍のように突いたり殴ったりするところを見られる。『EXTELLA』に至っては頭上でプロペラのように回転させてホバリングするという芸当も。使用法を抗議されるたびに「穂先に槍がついています。つまりこの旗で殴れよという啓示でしょう」と弁明しているとか。
やめてさしあげろ。 - 『Grand Order』では「味方全体に無敵状態を付与[注 2]&味方全体の防御力アップ[注 3]味方全体に毎ターンHP回復状態を付与[注 4][注 5]&自身にスタン状態を付与引用エラー:
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- 「ジャンヌダルクの最期はもう悲惨なんて言葉で表せないぐらいのもので、異端裁判から処刑までの間、あらゆる陵辱が行われ、彼女から尊厳も奇跡を奪いつくしたと言われています。
「神の声を聞いたのは嘘だったと言え」
ただ一言、そう口にすれば解放される―――その状況で彼女がどこまで信仰的純潔を守り通せたかは諸説様々ですが、どうあれ、救国の乙女はこの上なく無惨な方法で処刑されます。
その過程で精神を病み、廃人になっていてもおかしくはない。むしろ狂ってしまった方が救われたかもしれない。救国の乙女に与えられた報酬は、そんな暗いものだったのです。」
- 「ジャンヌダルクの最期はもう悲惨なんて言葉で表せないぐらいのもので、異端裁判から処刑までの間、あらゆる陵辱が行われ、彼女から尊厳も奇跡を奪いつくしたと言われています。
- この話が『Fate/Apocrypha』の彼女にどれほど影響しているかについては不明である。
- 「中の人」関係
- 担当声優の坂本真綾氏は、『Apocrypha』がメディアミックスされていない時期に『Fate/Grand Order』にて初めて発表された。それまでのTYPE-MOONでは両儀式役で有名。
- だが坂本氏は朗読活劇レチタ・カルダ「ジャンヌ・ダルク」にて語り手としてジャンヌの生涯を演じているほか、レベルファイブより発売されたPSP用ゲーム『JEANNE D'ARC』でもジャンヌ・ダルク役を演じている。ジャンヌ役になにかと縁がある声優であり、そういう意味でもぴったりな配役と言えるかもしれない。
- 余談だが、『Fate/Grand Order』主題歌の「色彩」も同氏の歌唱である。
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脚注
注釈
出典