黒魔術

概要

魔術系統の1つ。
生贄を捧げることで、特定の対象に対する災厄の招来及び呪殺、悪魔召喚、儀式による精神集中を目的とした魔術。
その特性上、何の躊躇いもなく生贄を解体するために、生贄の懇願に惑わされない「冷酷さ」と、必要に応じた苦痛を与え殺戮の快楽を抑制するための「理性」が必要とされる。
また「呪術」に非常に近い性質を持つ。

使い手

セレニケ・アイスコル・ユグドミレニア

黒魔術の名門だったアイスコル家に生まれた才能ある子であり、一族の老婆たちに徹底的に黒魔術を仕込まれた。

上記の冷酷さと理性を併せ持った理想の黒魔術師ともいえる姿であるが、その一方で溺愛されて育ったために強烈な感情と暴虐性も身に着けることになってしまい、それが元で破綻してしまった。

ハルリ・ボルザーク

蜂の使い魔を操るボルザーク家の流れを汲む魔術使い。

黒魔術の腕は一流であるもののまともな精神性のため呪殺はよほどの事がなければ使用せず、もっぱら呪詛返しを使用する。

ベリル・ガット

「魔女」を母親に持つ、歴史ある黒魔術の家系に生まれた魔術使い。

使用者の精神を腐らせる悪辣な黒魔術を使用するが、本人はもっぱら拳銃を使いたがる。

メイ・リデル・アーシェロット

近代黒魔術と自称している魔術を使用するが、詳細は不明。

本人の言を信じるなら「ゴブリン」と呼称される存在を介した神秘の行使や相手をネズミの大きさに変える魔術が使用できるようである。

沙条綾香

主にウィッチクラフトの系列の黒魔術を使用するが、動物を生贄にする行為に忌避感があるのと本人の性格的に陰性な嫌がらせに向いていないためあまり熟達はしていない。

沙条綾香 (氷室の天地)

上記の綾香と異なり、師匠によって「植物を媒介にした黒魔術」を勧められた上に同窓生の手助けでヴォイニッチ手稿の解読に成功し、黒魔術師として飛躍的に向上した。

その一方で性格はより陰性になってサブキャラ度も向上してしまったとか。

玲瓏館美沙夜

極東の名門である玲瓏館家の魔術師。

家伝の魔術の一つとして黒魔術を習得している。

脚注

リンク

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