セイバー | |
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真名 | フェルグス・マック・ロイ |
外国語表記 | Fergus mac Róich |
性別 | 男性 |
身長 | 184cm |
体重 | 90kg |
好きな物 |
特に女性 酒、戦い |
苦手な物 | 嫉み、妬み |
出典 | ケルト神話、赤枝騎士団 |
地域 | アイルランド |
属性 | 秩序・中庸 |
副属性 | 地 |
一人称 | 俺 |
二人称 | お前/○○(親しい相手は呼び捨て) |
三人称 | あいつ/奴/○○殿/○○(親しい相手は呼び捨て) |
声優 | 黒田崇矢 |
デザイン | Bすけ |
設定作成 | 桜井光 |
レア度 | ☆3 |
初登場作品 | Fate/Grand Order |
概要編集
- 略歴
- 『Fate/Grand Order』では「スカサハ体験クエスト」においてスカサハに召喚され、主人公 (Grand Order)と仮の契約を交わしたが、アルテラを足止めするために離脱した。
- 第五特異点『北米神話大戦 イ・プルーリバス・ウナム』では西暦1783年のアメリカに召喚され、ケルト軍の将として行動し、その間に三体のサーヴァントを屠った。
- 終局特異点『冠位時間神殿 ソロモン』では冠位時間神殿に召喚され、他のサーヴァント達と共にⅤの座を統括する兵装舎ハルファスと交戦する。
- 性格
- 落ち着いた表情をした、半裸の偉丈夫。その外見を表すかのように豪快な人物で大食漢、嫉妬せず、恐れを知らない、酒と女を愛する人物である。
- 誠実で人道的、信用できると判断した相手には初対面であろうと腹を割って見せる度量があるが、背信は決して許さず、裏切った場合は王や目上の人物が相手でも容赦しない。
- クー・フーリンを「頼れる兄貴」ならば、彼は「頼れる叔父貴」であるといえる。
- が、実は絶倫であり、英雄の性とも言われる好色さに関しては旺盛に過ぎると言われるほど別格なもの。同時に彼を英雄たらしめる力の源ともいわれている。
当然ながら性欲も相当なものであり、人間の女性ではそれに耐え切れないため一晩相手にするには七人必要としているが、正妻になった「森の女神」と生前の主君であるメイヴは一人で相手にすることができたそうな。 - とはいえ、子供は擁護の対象なので、外見が幼いタイプはあまり興味を抱かない。また、合意の無い相手に無理矢理強いる事もしない。
- 身体を鍛えるのも非常に好き。特にフィニッシュホールドにティラブソンを使うなど、ガチガチのルチャマニアらしい。その一方で書物等の勉学には疎かった[注 1]らしく、一時期必要あってラテン語を学んだ時もあったが、真顔で「死ぬよ」と言う位には大変だったらしい。
- 能力
- 赤枝騎士団にいた頃その一角を成しただけあってかかなりの実力者であり、クー・フーリンをして「フェルグスが居るんなら百人力だ」と言わしめた。
- 手にした螺旋状の大剣を振り回して戦う戦闘スタイルを得意とする。
- 無論、天賦の才だけで名のある剣士になった訳ではなく鍛錬を重ねた賜物であり、実際幼少期の彼は猪一頭倒すのでせいぜいだったと述べている。
バリエーション編集
フェルグス・マック・ロイ (幼年体)編集
フェルグスの幼少時の姿。
- 略歴
- 亜種特異点Ⅱ『伝承地底世界 アガルタ』では通常のサーヴァント召喚とは異なる形により、召喚されることはないはずの成長途上の彼が西暦2000年のアガルタに召喚される。主人公がアガルタを探索し始めたところをアストルフォによって発見され、そのまま主人公達と行動を共にした。
- 性格
- 女性が苦手で、鍛錬をしている方が好きであるとまで言っていた。自分を未熟者として過小評価しており事あるごとに「半人前」と口にしているが、これは己の未熟さへの憤りが原動力となっているためで、弱さを正すための修行でもあった。
- 能力
- 女性に刃を向けられないという精神的な制約により、女性ばかりのアガルタにおいてはゲストサーヴァントとして戦闘に参加することがなく、実力のほどは不明。
- 漫画版では自己防衛くらいは可能である他、威力は大幅に低下しているが限定的な宝具の真名展開も行っていた。
ステータス編集
クラス | マスター | 筋力 | 耐久 | 敏捷 | 魔力 | 幸運 | 宝具 | クラス別能力 | 保有スキル | 備考 |
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セイバー | 主人公 (Grand Order) | A | A | B | E | C | A+ | 対魔力:B 騎乗:B |
勇猛:A 反骨の相:B 心眼(真):A 勇士の矜持:A |
強化クエストクリアで「反骨の相」→「勇士の矜持」に変化。 |
宝具編集
- 虹霓剣(カラドボルグ)
- ランク:A+
種別:対軍宝具
レンジ:1~40
最大捕捉:300人 - 由来:アルスター伝説の名剣カラドボルグ。
- 螺旋を描く刀身が特徴な大剣。別名『螺旋虹霓剣』、『螺旋剣』とも。伝承では「振り抜いた剣光によって丘を三つ切り裂いた」という逸話が伝わる。
- 宝具として振るわれる時は、刀身を地面に突き刺すことで虹の如き剣光が大地を問答無用で粉砕する地形破壊兵器としての側面を色濃く有しており、当然ながら高威力と広範囲を誇る。
- その正体はセファールによって蹂躙されたと思しき「遥かな古き神々の欠片」[出 1]。
- 後の時代、数多の英雄たちが手にした魔剣・聖剣の原型になったと言われており、かのガウェインの愛剣『転輪する勝利の剣(エクスカリバー・ガラティーン)』もその一つである。
- また、エミヤはこれを投影し矢としても使えるよう改造した『偽・螺旋剣(カラドボルグⅡ)』を用いているが、螺旋状の刀身以外に似た点は無い(シルエットからしてすでに違う)。
- カラドボルグの使い手がアルスターゆかりの者であった場合、ケルトの大英雄クー・フーリンは自ら誓ったゲッシュによって、その者に一度は破れなければならない。このためクー・フーリンの天敵とも言える宝具である。
- 名前の「虹霓(こうげい)」とは「虹」を意味しており、カラドボルグは稲妻でもあり虹でもあると例えられている。
- 『Grand Order』では「敵全体に強力な攻撃[Lv]&防御力をダウン(3ターン)&弱体耐性をダウン(3ターン)<オーバーチャージで効果アップ>」という効果のBuster宝具。
- 幕間の物語クリアでA++ランクに上昇し、宝具威力倍率が上昇する。
- 極・虹霓剣(カレドヴールフ・カラドボルグ)
- 螺旋の彼方に溢れる虹霓―虹の如く伸び、等しき無限長。されど剣―無限長の虹の剣、即ち螺旋の剣。故に曰く螺旋虹霓剣。
- 怒りに任せた雑な剣閃ですら、3つの丘を容易く切り砕く。これは“地形を破壊するもの”の意味を持つため。
- 真の威力は島ほどの面積の地盤をことごとく破壊し、その地表にいる一切の敵を撃滅しうる。
- 使用すると周囲の魔力が全て、回転する虹霓剣に吸い込まれ、それを受けて回転がさらに増す。
- 「カレドヴールフ」とは、ウェールズの伝承「マビノギオン」に登場するアーサー王の剣。つまり後の「アーサー王伝説」におけるエクスカリバーの原典であり、カラドボルグと同一視されることもある。
- 亜種特異点Ⅱにおいては、召喚された少年期のフェルグスが、武則天の「告密羅職経」により生じた生と死の坩堝の中で「玉手箱」の魔力を使うことで『フェルグスの死』と『フェルグスの再生』を無理矢理に繋げ、擬似・自主的な再召喚を引き起こして大元の『正しいフェルグス』という概念への接触に成功。本来の英霊フェルグスの存在を部分的に引き出して使用し、ラピュタもろとも魔神フェニクスを粉砕した。
真名:フェルグス・マック・ロイ編集
- フェルグス・マック・ロイ。ケルト・アルスター時代に活躍した「赤枝騎士団」の一員であり、英雄クー・フーリンの友にして養父としても知られる魔剣使い。
- アルスターの誉れである彼が騎士団を出奔し、恋人である敵国コノートの女王メイヴの側に仕えたのは、アルスター王コンホヴォルの背信、若い女を欲するためにフェルグスの子供達を殺害してしまったからだ。
- アルスター伝説最大の戦争が勃発した折には、その武勇を振るい、一時はコンホヴォル王をあと一息で討ち果たすまでに迫ったが、アルスターに戦友であったクー・フーリンがいるため真の本気を出せず、この戦いの折にクー・フーリンとゲッシュを交わした。
- しかし、二度目のアルスター侵攻時には、クー・フーリンへの復讐を目論む女王メイヴによって「フェルグスの存在は邪魔となる」と判断され、戦場には招聘されず、彼との再戦を果たすことはなかった。
- 最期は嫉妬にかられたメイヴの夫であるアリル王の手によって暗殺された。
登場作品と役柄編集
Fateシリーズ編集
- Fate/hollow ataraxia
- ランサーの回想シーンにて名前のみ登場。
- Fate/Grand Order
- 『スカサハ体験クエスト』の開催に伴い実装。
- Fate/EXTRA Last Encore
- 第二話にて、元のマスターから間桐シンジに売り渡されたサーヴァントとして、狂化させられて登場。
その他編集
- ちびちゅき!
- 竹刀を抱えた体育教師のようなノリで登場したが、教師役とは明言されていない。
人間関係編集
Fate/Grand Order編集
- マシュ・キリエライト
- 「姐さん」が導く最中なので手出しはしていないが、性的な対象として若干意識している模様。
- 主人公 (Grand Order)
- マスター。戦友として接しているが、マシュと同じく、性的に意識している。困ったことに男女どちらであっても。
- アルテラ
- 体験クエストにて、彼女の足止めを買って出る。「細い体も好み」らしく、「姐さん以上の逸品かもしれない」と性的にも興味がある様子。
- 彼女とは戦闘の相性がいいらしいが……?
- ヘクトール
- 漫画版『Fate/Grand Order -turas réalta-』の第五特異点で敵対した相手。
- こちらでは終盤まで生き残っており、北ルートをやってきた彼とマッチアップした。
- ナーサリー・ライム
- イベント『チョコレート・レディの空騒ぎ』にて、ウィリアム・シェイクスピアに「カルデア一番の歯医者さん」として召喚され、チョコレートを食べ過ぎた結果の「治療行為」としてナーサリーを脅した。
- ブリュンヒルデ
- 自身の幕間の物語にて、一夜の共のために彼女(のシミュレーション)を口説こうとする。
- 大方の予想通り、返事は「殺しますね」だった。……ある意味、口説き落としには成功したのかもしれない。
- 清姫
- 上と同じく自身の幕間の物語にて、一夜の共のために彼女(のシミュレーション)を口説こうとする。
- 意外なことに脈はあったものの、「女性経験は豊富」発言で地雷を踏んでしまった。
- ナイチンゲール
- 同じく自身の幕間の物語にて、一夜の共のために彼女(のシミュレーション)を口説こうとする。
- 「自分に勝てたらいい」という返事だったため、うまくいったと大喜び。やはりケルト脳である。
- なお、一夜を共にする権利は指揮官のほうが持っていってしまった。
- 第五特異点では敵対していた一人であったがあまり縁はなかったが、漫画版『Fate/Grand Order -turas réalta-』では直接マッチアップが行われ、据わった目で闘争と破壊を楽しむ有様を糾弾されてドン引きしていた。なお、それでも心惹かれる相手として印象には残ったようである。
- シェヘラザード
- 亜種特異点Ⅱにて、怯える彼女を守るべくその力を振るおうとする。
- 全ての真実が明らかになった際には、彼女の本質である「死と男への恐れ」に対して答えを見せた。
- フェニクス
- 亜種特異点Ⅱでシェヘラザードと組んでいた魔神柱。
- ゲーム本編ではもっぱらシェヘラザードと話していたためあまり会話していなかったが、漫画版では「お前の話は回りくどすぎて面白くない」と発言して激高させてしまった。[注 2]
- スカサハ=スカディ
- 期間限定イベント『雀のお宿の活動日誌〜閻魔亭繁盛記〜』で共演。
- いつものスカサハと同じ外見なのにまったく違うしおらしい態度だったためか理性が吹き飛んで暴走してしまうことに。
- ガイウス・ユリウス・カエサル
- 期間限定イベント『いざ鎌倉にさよならを』で共演。
- 共に紫式部に気がある者同士、地下図書館の守衛を共に勤めつつ彼女について語っていた。
生前編集
- クー・フーリン
- 甥であり、剣の弟子。養子として面倒を見ていた事もあるため、幼名の「セタンタ」と呼ぶこともある。ちなみに実装しているどのクー・フーリンでもこう呼んでいる。
- 戦場で相見えたときには勝敗を交互に譲り合うゲッシュを立てた。
- セタンタ
- 幼少期のクー・フーリン。自身が親代わりとして養育していた時期に近い。
- 現時点で言及はない。
- スカサハ
- 「姐さん」と呼んで慕っている。その一方で、戦い的な意味でも性的な意味でも狙っている。
- メイヴ
- 主君であるコノートの女王。クー・フーリンを恨む彼女からは疎ましく思われていた。
- フェルグス自身も「女として身体以外は最低」と辛辣な評価をしている。
- 『Fate/Grand Order』の第五特異点ではケルト軍のリーダーとして仕えていたが、漫画版『Fate/Grand Order -turas réalta-』では、反骨精神から彼女の目論見をご破算にするため、宝具で特異点ごとアメリカを吹き飛ばそうとしていた。
- コンホヴォル
- アルスター王。若い女を欲しいがためと自尊心から、フェルグスの親友とその兄弟や息子たちを殺害、しかもその方法が、フェルグスのゲッシュである「勧められた饗応を断ってはならない」と彼の息子たちのゲッシュ「アイルランドでの最初の食事は、コンホヴァルがふるまう食事でないと口にしてはならない」を利用して分断し謀殺した為、アルスター国を離反した要因となる。
名台詞編集
Fate/Grand Order編集
戦闘編集
- 「真の虹霓をご覧に入れよう……! 『
虹霓剣 』!」 - 宝具発動。渦巻く螺旋が大地を穿ち、地ごと敵を粉砕する。
マイルーム編集
- 「妬み、嫉み――下らぬ感情よ。そればかりは好ましいとは思えんなぁ」
- マイルーム会話「嫌いなこと」。嫉妬しない男は、むしろそんな感情を好ましく思わない。
- ……生前における最期の事を考えるとものすごい皮肉だったりするが。
- 「おや、マスター、悩み事か? 異性の事なら任せたまえ。同性でも勿論構わないぞ? はっはっはぁ!」
- マイルーム会話「絆Lv2」。……なんか変な方向に想像してしまいそうなのは気のせいなのだろうか?[注 3]
- 「マスター、居るか? んー、酒は……ダメだったな。ともかく呑もう。
……いい月があり、いい風が吹いている。そして、お前が居る。 ただそれだけで、俺は生きていけるのだ」 - マイルーム会話「絆Lv5」。豪快な破天荒さの奥底にあるのは、紛れもないマスターへの真摯な愛。
- 酒、月、風、そして隣には愛する者。情深き剣の英霊は、その思いを護る力に変えて戦い続ける。
- 「おお、クー・フーリンではないか! 元気そうで何よりだ。どうだ、ひとつ殴り合いでもするか!」
「クー・フーリン……? おい、いったい何だその格好は? いつもの槍はどうしたのだ?」 - マイルーム会話「クー・フーリン」及び「クー・フーリン〔キャスター〕」。文面で判る通り、上はランサー時、下はキャスター時の彼を所持していると発生するのだが……にしてもこの差である。
- やはり彼が槍兵でないとおかしいのは知人側からしても共通なのだろうか。
本編編集
- 「我欲を笑い、蔑み、糾弾するは最早聖人にあらず。ただのひとでなし
、人でなくなった愚か者よ。」 - 終局特異点『冠位時間神殿ソロモン』より。ここまでなら、英雄に相応しい含蓄のある言葉なのだが……。
- 「この俺は! 今、この場に集った全ての美女にお相手してもらいたい!」
「その為であれば、この命を懸けるのも惜しくはあるまい!」 - その次の台詞がこれである。いやまぁ、言いたい事は分かるけど、流石に正直すぎませんかね、叔父貴……。
- 「男と女には、大事な役割があると、教えたのにな。その先が、まだ、わかっておらんのか。
死に怯えて生きるのはよい。程度の差はあれ、それは誰しもが持っている感情だ。
だがな、その『生』は――いずれ避けられぬ『死』が待つものだからこそ――最低限、楽しくなくてはならん。」 - 『伝承地底世界 アガルタ』終盤。魔神フェニクス打倒のため毒壺に自ら沈みながらも宝具を展開しつつ、死を極端に恐れるシェヘラザードに対して。
- 人を愛し、男を愛し、女を愛する英霊は、大地の割れる轟音とは裏腹に、ただ朗らかな口調で諭す。
- 「笑え、死の運命と戦い続けた、強き女よ。笑える生き方をするのだ。
おまえのように、いつも死の気配に怯え、肩を縮こまらせてちっとも笑えぬ生き方など。
それは、死んでいるのと同じではないのか?」
「素敵な笑顔の女に男は弱い。勿論、俺もだ!だからな――笑えば、俺のようないい男が捕まえられるぞ!」
「心から惚れた良い男が傍におれば。愛を込めて育てた子が傍におれば、死を恐れる暇などないやもしれん。
おまえはおそらく、打ち消せた事がない故、そう言っておるのだろうがな。」 - 男は語る。例外なく死を恐れる人が、なぜ時に死への恐怖を打ち消し、楽しく生を謳歌できるのかを。
- 語り部の女へ、まるで希望に満ちた物語を聞かせるように。
- 「ありがとう。僕のただ一人の
語り部 」 - コミック版『伝承地底世界 アガルタ』終盤。上記の通りの起死回生の一手を打つ前、自分をカルデアから召喚したシェヘラザードに対して。
- アガルタのサーヴァント達はカルデアから召喚したサーヴァント達のデッドコピーであり、ここで為したことはどこへも還らずに消えるだけである。
- それでも、アガルタでの物語は「本来なら召喚されることのない少年の自分」にとっては意味のあるものであり、それを感謝と共に告げるのであった[注 4]。
イベント編集
- 「――――なんと!?いじめか!?」
- 『スカサハ体験クエスト』エピソードⅠより。主人公たちが序章で出会ったクー・フーリンが、ランサーではなくキャスターだったと聞かされて。
- 彼の代名詞といえば『槍』なので、いくらキャスターが適性クラスの一つだったとしても、あのクー・フーリンが槍を持っていないなんてフェルグスからすればまさに寝耳に水だったのだろう。
- 「そうら、お口を開けてごらん……。痛かったら手を挙げるのだぞ?」
「安心しなさいお嬢さん。この歯科ドリル で――――どんな虫歯も、一・発・粉・砕・なのだからなっ!」 - 『チョコレートレディの空騒ぎ』第四節より、シェイクスピアに「歯医者さん」として召喚された際に行おうとした「治療行為」[注 5]。
- 本人は「いたいけなお嬢さんを驚かしたのは気が咎めるが、悪さを見逃すのものもよくない」と反省していたが、
- 「宝具を歯科ドリル代わりに使う」脅迫はナーサリーに
多大なトラウマ を負わせてしまったようだ。
メモ編集
- 『ポケットモンスター 赤・緑(ファイアレッド・リーフグリーン)』の登場人物・タケシを連想させる容姿から、プレイヤーからは「タケシ」のあだ名で呼ばれている。
- また、イベントクエストで出てきた際の主人公の反応から「叔父貴」とも。直前に説明される通りクー・フーリンの叔父という意味のはずなのだが、『龍が如く』シリーズの登場人物・桐生一馬を演じている中の人とかなり豪快な言動のせいで任侠的な意味にしか聞こえない。
- バレンタインイベント『チョコレートレディの空騒ぎ』においてはシェイクスピアに「歯医者さん」として呼び出された。
もう色々と無理がありすぎる。- 「その歯科ドリル(宝具)で虫歯を一発粉砕してくれる」らしいのだが、正直その虫歯を粉砕する前に顔面が木端微塵になって死にそうである。
- 亜種特異点Ⅱ『伝承地底世界 アガルタ』に登場した幼少期のフェルグスは華奢で中性的な外見。征服王よろしくいったいどうしたらああなるのだ。
- 実際主人公もあのフェルグスと同一人物なのかと疑い、デオンも「私以上の骨格変化を遂げたのでは」と驚きを隠せないでいた。
- 竹箒日記ではこの状態のフェルグスを「マッシロイ」としていた[出 2]。一部のユーザーも「フェルグス・リリィ」と呼んでネタにしており、ゲームの内外問わずの騒ぎになっていた事が伺える。
- 彼の剣であるカラドボルグは『Fate』シリーズで度々登場していたが、彼自身が登場するまでには実に10年以上かかった。見た目も後述の通り多数のファンが想像していたような正統派の剣ではなく、鍔の無い棒付きドリルとしか形容できない異様なものだった事から「どこが剣だよ!?」と心中で突っ込んだプレイヤーはかなりの数に上ると思われる。
- 虹霓剣とエミヤが使用する偽・螺旋剣ではデザインもだがサイズに大きな差異がある。彼の言動と男臭い外見から剣の大きさの差の意味で邪推するファンも……。
- 当時のヨーロッパの剣は平均が72cm程であったのに対し、ケルトの剣の長さは40cm~60cm弱と短いのが特徴的な剣であり、本来はエミヤの偽・螺旋剣くらいのサイズがケルトでは主流(あんな捻れてるものは存在しないが)。
- またFate/stay nightで登場するカラドボルグは「エミヤが改造したもので本来のものとは異なる」という情報の影響か、元々のカラドボルグは正統派な「直剣」だったのをエミヤが矢に適した「螺旋」にしたと思っていたファンも相当多く、元々からして螺旋型だと知って驚いたファンが多数出た。ただし、ハルペーやグラムもそうだがFGOに改めて登場する武器は過去に登場した物とデザインが大幅に変わることが多々あり(北欧の剣は飾り気がないのが特徴などsn作中で説明されていたりするのだが、FGOでは無視されている)、「オリジナルも螺旋剣ということにしよう」となるのも型月なら普通にありえる為、ファンの考察が間違ってたとは一概には言えない。
- 元々エミヤが投影したカラドボルグⅡの親文字が「偽・螺旋剣」であるため、字面から考えてもカラドボルグⅡ=螺旋剣の偽物という意味は読み取れる。それゆえに元となったカラドボルグ自体も螺旋(捻じ曲がっていた)形状だったのではと推測するファンも当時から一定数いた。
- カラドボルグⅡの改造の方向性が捻じ曲げる方ではなく、むしろエクスカリバーに似た意匠に変えることであったため、エミヤが拗らせていると揶揄されることも。
- 虹霓剣とエミヤが使用する偽・螺旋剣ではデザインもだがサイズに大きな差異がある。彼の言動と男臭い外見から剣の大きさの差の意味で邪推するファンも……。
- 男もいけることからネット上で「掘られる」等といったネタで度々使われるが、紳士的であるため実は安全。同じバイセクシャルでも公式から無理強いする恐れがあるとされているのはイスカンダルの方のため注意するべきなのは寧ろこっちだったりする。
脚注編集
注釈編集
- ↑ 当時は多民族および多国家の影響で文字の統一がされていなかったのもあるが、そもそも読み書きが一部の王族やドルイドにしか浸透していなかった事も一因である。
- ↑ なお、本人的には別に地雷を踏むつもりはなく、特異点ルールに沿って面白いことを言おうとした結果のようである。
- ↑ 余談だが、ネロ祭2018の期間限定星3礼装「マッスル・キャバリエ」にて、騎馬戦の将役をやるラーマの左後ろの騎馬足担当のフェルグス・マック・ロイが、戦いの最中ラーマの尻が顔面に押し当たって何故か「とてもいい笑顔(キラキラエフェクト)」をしているという絵面が実装されてしまった。
- ↑ そしていつものごとく、座り込んだ「召喚主」を立っている「サーヴァント」が見下ろす構図になっている。
- ↑ シェイクスピア曰く「五割くらいはハッタリ」。
出典編集
- ↑ 『Fate/Grand Order』スカサハ体験クエスト エピソードⅡ「灰燼より来たる」
- ↑ 竹箒日記 : 2017/06