蒼崎青子(月姫・MELTY BLOOD・他)
- 読み:あおざき あおこ
- 誕生日:7月7日/血液型:A型
- 身長:160cm/体重:50kg
- スリーサイズ:B88/W56/H84
- CV:三石琴乃(MELTY BLOOD)/木村亜希子(真月譚 月姫)
世界で5人しかいない魔法使いの一人。姉に蒼崎橙子がいる。
ここでは、主に『月姫』や『MELTY BLOOD』の関連作品で得られる情報をまとめる。
- 略歴
- 魔法に至った家系・蒼崎の後継者。蒼崎は有数の「歪み」を持つ霊地の管理者であり、三代前の当主が「掘り当てて」しまったため、代々魔法を継承している(掘り当てたのは蒼崎の三代目。青子・橙子は六代目にあたる)。
もともと後継者になる予定はなかったが、祖父の心変わりから魔術師としての手ほどきを受けることになる。
放浪の中で遠野志貴と出会い、彼に魔眼殺しの眼鏡を与えたりと何かと影響を与えている。
- 人物
- 志貴は恩人であることもあって人格者のように見ている節があるが、実態はわりと人格破綻者。志貴と接した時の賢者のような一面も、はた迷惑な暴れん坊な面もどちらも青子。いわく、男に首輪付けて飼っていたとかなんだとか。そういったエピソードは枚挙に暇がないらしい。
「あお・アオ」と続く自分の名前が嫌い。志貴が「先生」と呼ぶのも、彼女が本名で呼ばれるのを嫌ったため。
姉との相性は最悪。もともとは普通の姉妹だったのが、後継者争いの結果、出くわせば殺し合いの関係に。『MELTY BLOOD』シリーズでは姉・橙子が自分の名義で金をおろしていることに文句を言っている(更に『Actress Again』では、『空の境界』の劇場アニメ化に際して橙子がイメチェンした事にも文句を言っている)。
- 能力
- 第五魔法「魔法・青」の継承者であり術者。魔術師の最高峰たる魔法使いだというのに、魔術師としてのレベルは一般的以下。ただし「破壊」に関しては他の魔術師の追随を許さぬ程の技量を持つ、「破壊特化の魔術師」。異名としてあげられるのが「マジックガンナー」や「ミス・ブルー」だけであればまだしも、「人間ミサイルランチャー」などとも言われるあたりが彼女の性質を表していると言えそうである。属性は「風」。使用魔術は数秘文の系統で、高速詠唱を併せた魔術をビームやミサイルのようにブッ放す。魔力の使い方が非常にうまく、並の魔術師と比べ、100倍くらい燃費がいいらしい。車に例えると、「1リットルのガソリンで軽く1000キロの距離を走らせられる」と言われるほど。
格闘技に目がなく、カカト落しやらボディブローといった格闘戦も得意で、それに魔術を組み合わせた戦い方をする。
蒼崎青子(魔法使いの夜)
- 誕生日:7月7日
- 身長:163cm/体重:51kg
- スリーサイズ:B/W/H
- 好きな物:忠犬/苦手な物:忠犬
- 魔術系統:数秘紋による魔力加工、変換、出力。魔法・青。
- 魔術回路・質:C/魔術回路・量:E/魔術回路・編成:正常。極めてシンプル。
私立三咲高校2年生。まだ修行時代の青子。
ここでは、主に『魔法使いの夜』で得られる情報をまとめる。
- 略歴
- 魔術師の家系・蒼崎に生まれるが、家督は姉の橙子が継ぐことが決まっており、妹である青子はごく普通の一般家庭の子供として、魔術には触れることなくに育てられる。祖父と姉のことは青子に秘密だったわけではなく、そういうモノであること自体は理解していた。
しかし、姉が祖父と仲違いし、出奔。1年程経って青子が中学を卒業したその日、新たに姉の代わりに後継者に指名され、魔術師としての修行を開始する。その後約二年、久遠寺有珠と同居し、魔術の手ほどきを受けつつ、学生生活との二足のわらじをこなしている。その間、家には帰っていないらしい。
高校では鬼の生徒会長として知られ、生徒からも教師からも怖れられつつ、信頼を得ている。1年の頃から様々な伝説を築き上げており、良くも悪くも有名人。
物語開始の半年程前に、有珠と本気の殺し合いをしたことがあるらしい。その時は手も足も出ず、有珠のプロイキッシャー「薔薇の猟犬(ワンダースナッチ)」に十回中百回殺されるような目に合わされたとか。以降も有珠とは友人関係を続けつつ、殺し殺される仲でもある。
とある事情から、転校生の静希草十郎とも同居することになる。
- 人物
- 長い黒髪をひるがえし、一つ一つの動作が目を引き印象に残る、美人な女の子。だが常に不機嫌そうな表情で、視線が厳しい。十七歳の少女にあるまじき迫力と、十七歳の少女らしい愛らしさが、奇跡的なバランスで同居している。学園七脅威の一つとされる青子の不機嫌さは、本人は偏見だと否定している。言い訳が嫌いで作り笑いが苦手なことが、絶えず何かに対して怒っているように見えるだけとのこと。怒りにしろ喜びにしろ、ハイになると口調が可愛らしくなる。
学校のためなら教師も生徒もいっしょくたに斬って捨てる鉄の生徒会長で、極めて自己中心的だが、努めて公正でいようとし、姉御肌で、問題を告発しながらもきちんと解決策を提案するといった面倒見の良さも持つ。先生方には疎遠にされるのと同じくらい信頼されている。
完璧超人のように見えて、実際は努力型。学校の成績は人並みよりも上だが、首位をとっているといった目に見える形で優秀な成績というわけではない。周囲は会長職が忙しいからしかたないと見ている。テストは一夜漬け派。古典が苦手で、補習候補にもなっているとか。
前向きで、諦めることをしない強い人間。強制されたわけではない魔術師としての生を受け入れたのも、期待や責任を果たすためではなく、「逃げる」ことを嫌って受けた。だが青子にとって、他者から言われる自身の強さとは、「ただ諦める勇気が持てない」ことであり、頑固、やせ我慢の類だと自嘲している。生きていく上で一番の観客は自分自身であり、その自分にみっともないところは見せられない。後悔は、するものではなく無くしていくもの。前に進むためなら全てを捨てられる覚悟を持ちながら、結局は何も失っていない、そんな生き方を歩む女傑。
フルネームで呼ばれるのが嫌いで、「あおあお」と呼ばれると怒る。名前にコンプレックスがあるくせに、青い物がわりと好き。青いセーブルのカップは一番のお気に入り。自室にはアコースティックギターと青いエレキギター。
バンド好きで、中学の頃は暇さえあれば遠出して小さなライブハウスに入り浸っていた。中学卒業と同時に上京し、国立大学をめざしながら毎日ライブハウスを巡るという、慎ましやかな野望があったとか。
地下鉄の通過音に安らぎを覚える、という奇妙な趣味がある。中学まではコーヒー党だったが、現在は有珠の影響で紅茶党。手袋はしない主義。実はゴシップ好き。
男の趣味はマッチョ系。なよっとした奴、口の上手い奴、気軽な男が嫌い。青子に彼氏の話を振るのは三咲高校最大の禁句となっている。
- 能力
- 魔術の修行を開始して未だ1年半から2年程度の半人前の魔術師。祖父から継承した蒼崎の魔術刻印と回路の基本的な接続と、魔力を加工して弾くくらいしかできない。それ以外の魔術はまるでダメで、簡単な暗示(ウィッシュ)ですら失敗する。暗示をしようとしたら何故かガンドになったこともあったとか。
唯一、自身の体・魔術回路を銃身に魔力を放つ「魔弾」は得意。純粋な魔力勝負なら有珠より上。術式が長く複雑になるほど威力は上がる。一工程(シングルアクション)の魔弾(スナップ)。二工程、刻印を起動させて簡略化詠唱を用いる大砲(ドロウ)。四小節の大魔術(フォース・トゥ・フォース)の魔力圧縮(マジック・ブロウ)は瞬間火炎温度3000度、単純に打ち出せば10トンの衝撃を産む魔力の塊を更に刻印で加工し、学校の校舎を吹き飛ばすだけの威力を生み出せる。
魔力を効率よく使うのが上手く、回路の回転の速さ、耐久構造、魔力の質、燃費の良さが並外れている。「強い」というより「速い」。
魔術刻印は右手にある。本来、蒼崎の魔術の得意分野は「復元」で、壊すことが専門の青子も、大怪我を負っても刻印の力で回復ができる。むしろ、無理やりに生かされる、と言った方が適切。
祖父から護身術を習っており、蹴り技に定評がある。だが魔術に体術を織り交ぜる接近戦は得意ではない。物語の中で、橙子が放った刺客の自動人形に魔術を封じられた際、コツをつかんで白兵術式も試すようになった。
魔法・青
「——聴け、万物の霊長」
「———告げる」「
「——
青子が祖父から受け継いだ、詳細不明の第五魔法。
作中の描写から「時間」に関するものであることがうかがえ、頻繁に「時間旅行」という言葉が用いられているが、その全貌は明らかになっていない。
作中で使用され、示された効果は以下。
- 青子の成長
- 現在の青子に10年をプラスし、成長し魔術師として完成した未来の青子を作り上げた。代償として、草十郎の過去の10年を一時的に借りることで「時間の等価交換」を行っている。いわば、草十郎の時間を青子に上乗せした、というもの。
10年という時間は肉体的なものではなく精神的なもので、青子の外見年齢は変化していない(ただし、どのような作用が働いたかは不明だが、髪が赤く、目が青くなり、服装も変わっている)。同時に、10年を奪われた草十郎も外見年齢は変化しておらず、若返ったりはしていない。また、草十郎が奪われた時間は「過去の記憶」であり、現在の草十郎が記憶を10年前に後退させたということはなく、過去のある期間の10年分を記憶喪失しているといった状態。
この状態の青子は草十郎から借りた10年の記憶を保持している。そのため若干、精神的に草十郎の過去にひきずられている。魔法が終了し、青子が時間を草十郎に返せば、草十郎の失われた記憶は戻り、青子も借りていた草十郎の過去の記憶を忘れる。
魔法の効果が現れ、維持されている状態で、青子と草十郎だけでなく周囲の風景も書き換わっている。白い花が一面に咲き乱れる春の草原で、「草十郎の一番だった過去」らしい。
有珠によると、これは「まっとうな時間旅行」であるらしい。矛盾は修正される。だが、草十郎を巻き込まず青子一人の時間を操作した場合は、時間軸の矛盾も含めて青子の経験になるとも述べている。
- 草十郎の蘇生
- 橙子に殺された草十郎を生き返らせた。正確には「死からの蘇生」ではなく、「死の回避」。「草十郎が死んでいた5分間」を無かったことにした。古来、死者の「完全な」蘇生は魔法ですら叶えていないという。
これが「時間の逆行による肉体の復元」であった場合、草十郎の蘇生は魔法の効果が続く間だけの一時的な現象となり、魔法が切れた途端、世界からの修正力によって草十郎はもう一度死という運命を繰り返すだけである。そうでなければ時間の総量に矛盾が生じる。しかし青子が行ったのは、草十郎の死んでいた5分間という時間そのものを、現在という時間軸から放逐することであり、その矛盾を修正力の及ばない形として容認させること。ただし、青子が行ったのは「時間の消滅」ではない。何かを消滅させるには、その何かと同等のエネルギーが必要で、5分間、限定空間だけとはいえ、青子には「世界」を消すだけの力はない。青子が行ったのは、そのエネルギーを遥かな未来へと押し付けただけ。言うなれば、いつかくる世界滅亡を、そのエネルギーの分だけ早める行為。問題の棚上げであって、解決ではない。滅亡の負債。橙子いわく「タイムパラドックスの方がまだ人道的だ」「この星の頭上に隕石を作っているようなものだぞ!?」。それに対し青子は「責任なんて、私が生きてる間になんとかするわよ!」だそうで、負債を払う方法は今の時点で考えていない(「その時はその時で、負債を過去に送ってやるわよ!」とも言っている)。
- 橙子の攻撃からの回避
- 橙子の攻撃を、何らかの手段で回避した。詳細は語られておらず、あくまで橙子の推測として、秒単位で時間旅行を繰り返し、現在の時間軸に存在しない、という現象を起こしたらしい。攻撃を他の時間へ逸らしたのか、自分自身という「盾」を何千と纏っていたのか、といくつか予想している。
以上のことから、第五魔法は「時間旅行」「時間操作」に類するものであることがうかがえるが、それらは橙子によって「魔法ではない」と否定されてもいる。
「時間旅行」の概念は、第二魔法「並行世界の運営」に含まれる、というのがその理由。世界の改竄や事象の書き換えは既に第二魔法によって実現しており、「ただの時間旅行」は「新しい魔法」として認められないのだという。
このため、青子が橙子に見せた諸々の力は、「第五魔法の本質ではない」とされている。
また、橙子は青子によって繰り返し行われた魔法の行使に対し、いったいどこからそんな莫大な魔力を持ってきたのか疑問視している。
スーパー青子
この通称は「魔法使いの基礎音律」のこやまひろかず氏のコメントより。
魔法の力で10年後の実力を備えた青子。「魔法の有効的な利用方法を思いつかない」と言っていた青子が、橙子との決戦時に変身した姿。髪が赤く、目が青くなり、服装も変化する。
生まれ持った魔術回路の質や特性は変わらないが、最適化された自己管理による効率的な魔力の運用や、多くの戦闘経験から得られた攻撃予測といった、「完成された魔術師」としての力を有する。端的に言えば、『月姫』『MELTY BLOOD』で登場している時に相当する実力を備えた青子。
回路をただ回し魔力を生成するだけで快音を発し、魔弾は自身に装填するのではなく周囲に展開、掃射する。卓絶した運動神経と白兵術式により、校舎の床や天井、ルーン石も蹴り砕く。
その力は「破壊」に特化しているが、師匠が有珠であることもあって、「相手をマダガスカルガエルに変える呪い」などという妙なものは習得している。
なお、この状態では口調が少し大人びたものになり、久遠寺有珠のことを「アリス」と呼ぶ。
登場作品と役柄
- 月姫
- 主人公・志貴の恩人。RPGで言うところの「賢者」のポジション。
- MELTY BLOOD
- 通称「黒幕さん」。「人間ミサイルランチャー」の異名に違わぬ暴れっぷりを見せる。
- Fate/EXTRA
- ゲスト。スキル・パラメーターアップをする「魂の改竄」を担当。
「なんかきな臭い未来があったから、おかしな事にならないよう見に来たのよ」とのことで、実際来てみたら姉が変な秘密基地を作っていたので、しぶしぶそこにとどまっている。何故か殺し合いには発展していない。
なんだか最近、異名に「宇宙戦艦」が追加されたとかなんとか。「ビームじゃなくて波動砲」とは本人の弁。
実の所、「改竄」の腕前はかなり下手で、あるサーヴァントを「改竄」した際、「G(巨大)化」させた挙句にロストしてしまった事がある。 - カーニバル・ファンタズム
- EX Seasonに登場。幼い志貴を蹴り飛ばす、鼻血を流して興奮するなど完全にぶっ壊れ状態。アーネンエルベのパーティーでは橙子と鉢合わせているが、何故か殺し合いにはなっていない。
- 魔法使いの夜
- 主人公。
人間関係
- 蒼崎橙子
- 姉。仲は悪いを越えて最悪。青子が志貴に与えた「魔眼殺しの眼鏡」の制作者。彼女が作ったものをなぜ青子が持っていたかというと、無理矢理奪ったんだな、これが。
月姫・MELTY BLOOD・他
- 遠野志貴
- 放浪の途中で出会った少年。魔眼殺しの眼鏡を与え、彼に生きる力をもたらした。
- 遠野秋葉
- MBACでは彼女の依頼で行動していたらしい事がMBAAにて明かされている。また、Re・Actでは紅赤朱状態の秋葉とお互い親近感を覚えている。
- 白レン
- 契約者。彼女の創生に手を貸したらしい。黒幕たる所以。
- 両儀式
- 姉の知人。MBAAにて対戦する機会があり、青子のことを「意外とフツー」と言う。
魔法使いの夜
名台詞
月姫
- 「そんな所にいると蹴り飛ばすわよ?」
- 彼女の人格の一端が垣間見える台詞。
MELTY BLOOD
- 「やーらーれーたー」
- 敗北セリフ。どうも脱力感漂う棒読み。しかし、まだまだ余力を残した状態であったこともうかがい知れる。なおAAでは、やや感情がこもったニュアンスに変更されている。
- 「あ、やめてよね、他の化け物と一緒にするの。
生き物やめちゃってるのは他の四人で、わたしはれっきとした人間よ。」 - ズェピアに対して言った言葉。だが彼から言わせれば、アンタも充分に化け物らしいとか。
- 「私の拳で記憶を失え!」
- まだ時系列的に再会する予定にない志貴と出会ってしまった際のセリフ。志貴は「先生ってこんなキャラだっけ!?」と大いに狼狽する。
魔法使いの夜
- 「———当たり前のことだけど。
私は、私の感情を乱す相手が敵なのよ」 - 草十郎を殺そうと決めた青子が攻撃前に彼に掛けた言葉。
- 「——
空気のおもり 、胸のふるえ 。
ひかりは先立つ 、かげは遅れる 」
「鳥は空に 、魚は海に 、貴方は彼方に 。
疑問も不安も鞄の底に 、旅路の一歩は曙に 。
輝く星はするりと落ちて 、今は貴方の心の内に 」 - 草十郎にかけた恐怖心がなくなるおまじない。暗示の魔術。なお、青子は会心の手ごたえと喜ぶが、以前に有珠の教えた呪文とは内容が違っており、青子は間違って憶えている。有珠いわく、「それだと逆に落ち着かなくなるわ」とのこと。
メモ
- 姉やゼルレッチと同様、TYPE-MOON世界がリンクしていることを示すキャラクター。
- 現存する4人の魔法使いの内、積極的に俗世に関わって揉め事を起こしてくれる傍迷惑な2人のうちの片割れ。
- 持ち歩いているでっかいトランクの中に入っているのは、ほぼすべて私物。トランクは青子のトレードマークとも言えるものだが、別に魔術に関係あるということはない。というのも、触媒を用いる魔術をあまりお好みでないため。
ちなみに中身はパスポートとヘッドフォン、伸びきったカセットと一昔前のウォークマンくらい。チェックインした安ホテルの部屋でずんだかずんだかとトランスしている。苛立ちを通り越してなんか愛着が湧いてるらしい。 - MBでの性能は、やや使いこなすのに技術がいるが、全キャラクター中唯一三段ジャンプ・2回の空中ダッシュが可能になっているなど高いポテンシャルを有し、使いこなせば非常に強い。
- MBAACCのクリア後、魔術協会の依頼でアリマゴ島へ、封印指定の捕縛に向かっているが、衛宮矩賢との関係は不明。「間に合うかな? ダメもとで行ってみるか」というセリフから、間に合わなかったのかもしれない。ただし、この封印指定が矩賢だった場合、「月姫」や「MB」のストーリーは「Fate」シリーズの30年以上前になるので、色々と整合性が取れなくなってしまう。
- 『歌月十夜』によれば、三咲町の焼肉屋「大帝都」の食べ放題メニューで一位の記録を持っているらしい。ちなみに二位は橙子。
- 『魔法使いの夜』関連
- 三咲高校入学以来、数々の逸話や伝説を築き上げている。
- 青子の傘は昔は白く、返り血的なもので赤く染まったらしい、という怪談が三咲高校の生徒の間で囁かれている。
- 通称「血の公会堂事件」。青子が1年でまだ本性があまり広まっていなかった頃、多数の男子生徒から告白を受けていた。青子は相手の誠意や勇気は無視できずに認める性格なので、告白に対しては可能な限り丁寧に断っていた。しかし前生徒会長にあたる生徒が青子のその態度を実は自分に気があると勘違いし、家に押しかけるという行為に及ぶ。当然のごとく容赦なく撃退した青子は、一ヶ月の自宅謹慎を申し渡され、その生徒は転校し、三咲町から逃げ出した。何でも、三咲高校の女子の制服を見るたび奇声をあげるトラウマを負ったらしい。
- 通称「生徒会室イン武道館事件」。槻司鳶丸が唯一青子に手をあげようとした事件。だが鳶丸は返り討ちに会う。この事件により、青子は鳶丸から生徒会長職を奪う。結果オーライということで、鳶丸は会長職を奪われたことは特に根に持っていない。
- 入学式で胸をうっかり触ってしまった馬鹿を宙に舞わせる。
- 生徒なのに、何故か職員会議の内容を知っている。
- 全生徒の行動パターンを把握した、秘密のファイルを作っているらしい。
- 野鳥同好会を潰した。「鳥愛でてる暇があるなら彼女作れ」とのたまったとかなんとか。
- 応援団の再建に尽力した。
- 作り笑いは苦手……のはずだが、顔は笑ってるけど目は笑ってない、ということはする。
- 有珠によれば、有頂天になった時こそ信じられないトラブルに見舞われる、らしい。
- 青子の男の趣味がマッチョ系なのは、周瀬律架に痛い目にあった反動。
話題まとめ
- 髪の色
- 『月姫』『MELTY BLOOD』での青子の髪は、映える赤で描かれている。しかし、本来は日本人らしい落ち着いた色合いの髪だった。だが初期設定のままだと『月姫』の一枚絵で黒の割合が異常に多くなってしまうため、この色に変更したという経緯がある。
PCゲーム『魔法使いの夜』では本来の色に戻され、普段は赤髪ではない。ある条件下になると髪が赤くなる。ただしこれは、『月姫』で髪の色を変えてしまったがための「後付け」の設定らしい。
- 「魔法使いの基礎音律」での奈須きのこ氏いわく「第二話では赤方偏移形態で『私はあと二回の変身を残している』と決め台詞をほざき、相手を絶望させる予定。まさに青子」
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