バルトメロイ・ローレライ
- スペル:Barthomeloi Lorelei
- 誕生日:月日/血液型:型
- 身長:cm/体重:kg
- スリーサイズ:B/W/H
魔術協会のロードの一角、バルトメロイ家当主。「現代最高峰の魔術師(ザ・クィーン)」。
- 略歴
- ロード・バルトメロイ。時計塔院長補佐。現・魔導元帥。既に死徒二十七祖二体を撃破したバンパイア・ハンター。クロンの大隊を率いる若き女帝。
バルトメロイは魔術協会でも古い血筋だが、家名の由来、起源など、明らかでないところの多い家柄でもある。時計塔創設時に現れ、「貴い魔術回路(ブルーブラッド)」をもって何百年と頂点に君臨し続けてきた一族。多少でも交友があるのは同じロードのアーチボルト家のみ。代々の当主は魔術師として完成するまで人前には出ず、魔術協会に足を踏み入れる時には、既に一部門の総帥となっている。魔術特性は「万能」。
通常なら、ローレライ・バルトメロイと名乗るはずのところを、まず「バルトメロイ」として名乗るところがバルトメロイらしさ。彼女の名の「ローレライ」も、当主になって以後につけられた程度のもの。 - 人物
- 徹底的に人間性を排されて育てられたお嬢様。ある意味二十七祖よりも強烈な貴族主義者で、同じ時計塔のロードたちすら下に見ており、敬意を払うに値するのは、第一魔法の具現者のみと考えている。人間の「人格」より「能力」を評価する主義で、強力な特殊能力を持つ人間にはそれなりの関心を持つ。こういった反面、家庭的なものに興味と耐性がない。
死徒二十七祖第十七位「白翼公」トラフィム・オーテンロッゼに並々ならぬ執着を見せ、アルズベリ監察連盟のリーダーを務める。しかしその貴族主義と高すぎる能力ゆえに、リーダーでありながら孤立している。
吸血鬼を「人蛭」と蔑み、祖に満たないなら虫けらも同然。……しかし、死徒の討滅は一族の習わしではあるものの、湧き上がる敵意がどこからくるものなのか、彼女自身にも定かではない。 - 能力
- 突出した固有の魔術を持たないオーソドックスな魔術師だが、習得しているあらゆる魔術が最高峰である、という。シンプルイズベスト。魔術師の典型であり完成型。単独で二十七祖レベルの死徒と真っ向勝負ができるができるほどで魔法には至らないが、魔術だけで奇跡に指をかける才能の結晶とか。
属性・風。魔術特性は「万能」。
魔眼持ち。身に纏っているのはミスリルの聖外套。
クロンの大隊
クロンの楽団。ローレライの聖歌隊。五十人を数える精鋭魔術師たちからなり、その一人ひとりが協会において一部門を任されるほど。もっぱら、バルトメロイが索敵や調査といった瑣末事を好まない(出来ないのではない)代わりに、下準備等や敵を逃がさないよう戦場の囲い込みを担当するが、バルトメロイが不在でも、大隊で二十七祖と拮抗するだけの実力を持つ。五十人でありながら「大隊」を名乗るのも、誇張ではなくむしろ謙遜の類である。
登場作品と役柄
人間関係
- トラフィム・オーテンロッゼ
- 「白翼公」。この死徒の討滅を悲願とする。
- ルヴァレ
- 湖の死徒。討伐に赴く。
- 復讐騎
- ルヴァレの討伐を邪魔した野良犬。
- 死神
- ルヴァレ討伐を先んじられ、見つけ出して報復をする、と誓う。
名台詞
- 「……必ず見つけ出します。その時こそ、姿さえ見せず勝ち抜けた貴君に、心からの賞賛と――」
- この血と痛みに値する報復(よろこび)を与えましょう。
――と、続く。ルヴァレ討伐を先んじられた死神・殺人貴に対して。
メモ
- (もしあれば)月姫2のヒロインの一人。
- 完成までアルズベリを放置していたのは、白翼公をおびき出し、叩き潰すため。
- アインツベルン相談室によると、魔術師としての評価は特化より万能性に重視を置くらしい。魔術特性上、彼女が最高評価を持つのも必然的かもしれない。
- 時計塔十二の学部の長たるロードの一人。統括しているのは法政科であり、そのカレッジは選民思想の牙城めいて私設憲兵が外部からの侵入者を取り締まるほどの排他性で知られる。