差分

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| 真名 = パールヴァティー
 
| 真名 = パールヴァティー
 
| 読み =  
 
| 読み =  
| 外国語表記 =  
+
| 外国語表記 = Pārvatī
 
| 初登場作品 = [[Fate/Grand Order]]
 
| 初登場作品 = [[Fate/Grand Order]]
 
| 声優 = 下屋則子
 
| 声優 = 下屋則子
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| 地域 = インド
 
| 地域 = インド
 
| 属性 = 秩序・善
 
| 属性 = 秩序・善
| 隠し属性 =  
+
| 副属性 =
 
| 性別 = 女性
 
| 性別 = 女性
 
| スリーサイズ =  
 
| スリーサイズ =  
 +
| 一人称 = 私
 +
| 二人称 = あなた
 +
| 三人称 = 彼/彼女/あの方
 
| 異名 =  
 
| 異名 =  
 
| 愛称 =  
 
| 愛称 =  
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| サーヴァント階位 =  
 
| サーヴァント階位 =  
 
| 特技 =  
 
| 特技 =  
| 好きな物 =  
+
| 好きな物 = 料理
| 苦手な物 =  
+
| 苦手な物 = [[間桐慎二|ワカメ]]
 
| 天敵 =  
 
| 天敵 =  
 
| デザイン = 蒼月タカオ
 
| デザイン = 蒼月タカオ
| 設定作成 =  
+
| 設定作成 = 奈須きのこ
 
| レア度 = ☆4
 
| レア度 = ☆4
 
}}
 
}}
 +
 
==概要==
 
==概要==
   35行目: 39行目:     
;略歴
 
;略歴
:
+
:『Fate/Grand Order』では「パールヴァティー体験クエスト」で実装されたが、ストーリーでの出番はなかなか与えられず、期間限定イベント『徳川廻天迷宮 大奥』で初めて主人公の同行サーヴァントの一人として登場。
 +
: カルデアから姿を消したサーヴァントの最後の一人ということで現地で合流するが、死にかけていた春日局に肉体を貸した為に二人で一人の状態になってしまう。
 +
: 事件の黒幕も[[カーマ|自身と縁のある存在]]であったが、主人公らと共に無事に打ち倒した。
 
;人物
 
;人物
:魂と肉体の波長の合う[[間桐桜]]の体を寄り代に顕現させている…が、この肉体の本来の持ち主である桜が神霊クラスの英霊であるパールヴァティーを逆に支配し返す形で融合している状況となっている。
+
:魂と肉体の波長の合う[[間桐桜]]の体を寄り代に顕現しており、外見は青いサリー姿の彼女その人だが、精神はこの肉体の本来の持ち主である桜が神霊クラスの英霊であるパールヴァティーを逆に支配し返す形で融合している状態となっている。
: 人間である桜に神の記憶量は耐えられないことを考慮してか、桜の過去の出来事・記憶はパールヴァティーと融合したことで封印され、パーソナリティーはパールヴァティーのものに上書きされている<ref>尤も、桜の知り合いと出会った際にはパールヴァティーとしては身に覚えがなくとも、名前を言っている。</ref>。しかしながら疑似サーヴァントとして顕現したパールヴァティーの性格は桜のものであり、パールヴァティーの判断基準と嗜好性は桜が今まで培ってきた人間性に全て委ねている。
+
: 人間である桜に神の記憶量は耐えられないことを考慮してか、桜の過去の出来事・記憶はパールヴァティーと融合したことで封印され、パーソナリティーはパールヴァティーのものに上書きされている<ref group = "注">尤も、桜の知り合いと出会った際にはパールヴァティーとしては身に覚えがなくとも、名前を言っている。</ref>。しかしながら疑似サーヴァントとして顕現したパールヴァティーの性格は桜のものであり、パールヴァティーの判断基準と嗜好性は桜が今まで培ってきた人間性に全て委ねている。
:結論すれば、両者は互いが合意の上、お互いの良いところを重ね合わせ、悪いところを切除して新生した疑似サーヴァントといえる<ref>また、今の状態を魔法少女に近いと述べており、変身したまま戻れず、戻れた時にはすべてを忘れる、という限定的な現界であることも示唆されている。</ref>。
+
:結論すれば、両者は互いが合意の上、お互いの良いところを重ね合わせ、悪いところを切除して新生した疑似サーヴァントといえる<ref group = "注">また、今の状態を魔法少女に近いと述べており、変身したまま戻れず、戻れた時にはすべてを忘れる、という限定的な現界であることも示唆されている。</ref>。
 
:実際、とても引っ込み思案である桜はこの状態ではちょっとだけ素直になっており、物怖じする事なくハッキリ物事を言うことができるようになっている。
 
:実際、とても引っ込み思案である桜はこの状態ではちょっとだけ素直になっており、物怖じする事なくハッキリ物事を言うことができるようになっている。
 
:温和な性格ではあるが、だからといって気弱ではなく、芯がとても強い。どんな責め苦を受けても心の折れない、ある意味、意地と根性の塊でもある。
 
:温和な性格ではあるが、だからといって気弱ではなく、芯がとても強い。どんな責め苦を受けても心の折れない、ある意味、意地と根性の塊でもある。
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;能力
 
;能力
 
:依代の持つ能力およびパールヴァティーと同一視されている女神の特性を秘めているためか、戦闘もそれなりにできる。
 
:依代の持つ能力およびパールヴァティーと同一視されている女神の特性を秘めているためか、戦闘もそれなりにできる。
:戦闘ではシヴァから借り受けた三叉戟を駆使して戦うが、依代に戦闘経験がほとんどないためか、雷撃はともかく槍術のほうはかなり残念である。
+
:戦闘ではシヴァから借り受けた三叉戟「トリシューラ」を駆使して戦うが、依代に戦闘経験がほとんどないためか、雷撃はともかく槍術のほうはかなり残念である。
 +
 
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== バリエーション ==
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=== ドゥルガー、カーリー ===
 +
 
 +
パールヴァティーの中の『戦いの女神』としての側面が表に出た姿。宿敵アスラへの怒りから変じたものとされており、まずドゥルガーに変じた後にカーリーが誕生すると言われている。性格も好戦的かつ残忍なものとなり、特にカーリーは倒したアスラの生首で首飾りを作ると言われている。
 +
 
 +
詳細はそれぞれ「[[ドゥルガー]]」「[[カーリー]]」を参照。
    
== ステータス ==
 
== ステータス ==
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== [[宝具]] ==
 
== [[宝具]] ==
 
; 恋見てせざるは愛無きなり(トリシューラ・シャクティ)
 
; 恋見てせざるは愛無きなり(トリシューラ・シャクティ)
: ランク:EX<br />種別:対軍宝具<br />レンジ:5~10<br>最大捕捉:30人<br />由来:
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: ランク:EX<br />種別:対軍宝具<br />レンジ:5~10<br>最大捕捉:30人<br />由来:パールヴァティーがシヴァより借り受けた三叉戟、トリシューラの限定解放。三叉の先にはそれぞれ創造と破壊の神の力を宿している。
:パールヴァティーがシヴァより借り受けた三叉戟、トリシューラの限定解放。
   
:シヴァが与える武器によってパールヴァティーのクラスは決定されており、借り受けたトリシューラにより、パールヴァティーはランサーとしてのクラス資格を得ている。
 
:シヴァが与える武器によってパールヴァティーのクラスは決定されており、借り受けたトリシューラにより、パールヴァティーはランサーとしてのクラス資格を得ている。
:無論借り物である以上、シヴァが振るう時ほどにこの武器の真価を発揮することはできないが、かえってそれがサーヴァントとしての枠組みを守る助けになっている。
+
:無論借り物である以上、本来の持ち主であるシヴァが振るう時ほどにこの武器の真価を発揮することはできないが、かえってそれがサーヴァントとしての枠組みを守る助けになっている。だが、女神の振るう宝具であるという事実に変わりはないため、そのランクはEXに位置付けられる。
:ちなみにパールヴァティーの好みで、使いやすいようにカスタマイズさせてもらっている<ref>三叉の真ん中が短くなっており、攻撃時のエフェクトから考えると音叉に近くなっている。</ref>。
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:宝具解放時にはパールヴァティーが分身し、敵にトリシューラの雷撃を落とす。
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:ちなみにパールヴァティーの好みで、使いやすいようにカスタマイズさせてもらっている<ref group = "注">三叉の真ん中が短くなっており、攻撃時のエフェクトから考えると音叉に近くなっている。</ref>。
 +
:『Grand Order』では「敵全体に強力な攻撃[Lv]&中確率で魅了状態を付与(1ターン)+味方全体のNPを増やす<オーバーチャージで効果アップ>」という効果のQuick宝具。
    
== 真名:パールヴァティー==
 
== 真名:パールヴァティー==
 
:インド神話における破壊と創造の神シヴァの妻。
 
:インド神話における破壊と創造の神シヴァの妻。
:パールヴァティーには神としての権威が存在せず、あくまでシヴァの妻である女神として扱われる事が多い。
+
:パールヴァティーには神としての権威が存在せず、あくまでシヴァの妻である慈悲深い女神として扱われる事が多い。
 
:しかし、シヴァの妻には「戦神」として語られるものもいる。ドゥルガーやカーリーである。
 
:しかし、シヴァの妻には「戦神」として語られるものもいる。ドゥルガーやカーリーである。
 
:これらの女神とパールヴァティーは別の霊基だが神核は同じものとされる。
 
:これらの女神とパールヴァティーは別の霊基だが神核は同じものとされる。
    
=== 関連 ===
 
=== 関連 ===
;ドゥルガー、カーリー
  −
:どちらもシヴァの妻とされる戦女神。パールヴァティーが宿敵アスラへの怒りから変じたものとされており、まずドゥルガーに変じた後にカーリーがドゥルガーから誕生すると言われている。性格も好戦的かつ残忍なものとなり、特にカーリーは倒したアスラの生首で首飾りを作ると言われている。
   
;ガンガー
 
;ガンガー
 
:ドゥルガーやカーリーほど有名ではないが、パールヴァティーが変じた大河ガンジスの化身。妹とも言われている。
 
:ドゥルガーやカーリーほど有名ではないが、パールヴァティーが変じた大河ガンジスの化身。妹とも言われている。
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:シヴァの最初の妻で、パールヴァティーは彼女の生まれ変わりとされている。
 
:シヴァの最初の妻で、パールヴァティーは彼女の生まれ変わりとされている。
 
;スカンダ、ガネーシャ
 
;スカンダ、ガネーシャ
:シヴァとの間に産まれた息子たち。特にガネーシャは象頭人身のユーモラスな姿(尤も、そうなった経緯はかなりエグいが)から、日本でも人気の高い神様である。
+
:シヴァとの間に産まれた息子たち。特にガネーシャは象頭人身のユーモラスな姿(尤も、そうなった経緯はかなりエグいが)と商売繁盛の神様である事から、日本でも人気の高い神様である。
 
;ナンディー
 
;ナンディー
 
:聖牛ナンディンとも。シヴァ神が持つという神獣であり、パールヴァティーがライダーとして召喚された場合借りてくる事ができる。
 
:聖牛ナンディンとも。シヴァ神が持つという神獣であり、パールヴァティーがライダーとして召喚された場合借りてくる事ができる。
 
:豊穣などを司る獣であるため、神獣としてはありえないほど攻撃力が低いとか。
 
:豊穣などを司る獣であるため、神獣としてはありえないほど攻撃力が低いとか。
:バレンタインイベントではこの神獣を象ったチョコレートを主人公にプレゼントしたが、如何せんサイズがそのままである上に中味までチョコを詰め込んだ。
+
:バレンタインイベントではこの神獣を象ったチョコレートを主人公にプレゼントしたが、如何せん'''サイズが原寸大である上に中もぎっちりチョコが詰まっている'''という食べる側のことを一切考慮しない'''物量の暴力'''と呼べる代物に仕上がってしまっていた。
:彼(?)から自分をモデルにすることに反対しており、「致命的にセンスもといモラルがない」「せめてもっと食べやすい大きさに」と指摘されたが、彼女からはやる気を削ぐようなアドバイスだと不満をこぼし、後でお腹に超音波を当てるそうな。
+
:当"牛"からは自分をモデルにすることに反対されており、「致命的にセンスもといモラルがない」「せめてもっと食べやすい大きさに」と非常にまともな指摘もされていたが、パールヴァティーはやる気を削ぐようなアドバイスだと意に介さなかった。挙句後で腹に超音波を叩き込むお仕置きをするとかなんとか。惨い……。
    
== 登場作品と役柄 ==
 
== 登場作品と役柄 ==
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== 人間関係 ==
 
== 人間関係 ==
 +
=== Fate/Grand Order ===
 
;[[マシュ・キリエライト]]
 
;[[マシュ・キリエライト]]
 
:同じ後輩属性の上、外敵に対する警戒心が高いことも共通している為か、同族の匂いを感じ取っている。
 
:同じ後輩属性の上、外敵に対する警戒心が高いことも共通している為か、同族の匂いを感じ取っている。
 
;[[ハサン・サッバーハ〔呪腕のハサン〕]]
 
;[[ハサン・サッバーハ〔呪腕のハサン〕]]
 
:チンピラを引き連れているのと、彼から感じる「[[間桐臓硯|嫌な蟲の臭い]]」を察知してか、敵対心を顕にしている。
 
:チンピラを引き連れているのと、彼から感じる「[[間桐臓硯|嫌な蟲の臭い]]」を察知してか、敵対心を顕にしている。
:……尤も、チンピラを更生している事や、乱りに殺しはしないということを知って謝ったそうな。
+
:……尤も、チンピラを更生している事や、妄りに殺しはしないということを知って謝ったそうな。
 
;[[ジャガーマン]]
 
;[[ジャガーマン]]
 
:サーヴァントや聖杯に縁のある[[藤村大河]]を寄り代にした疑似サーヴァント。
 
:サーヴァントや聖杯に縁のある[[藤村大河]]を寄り代にした疑似サーヴァント。
106行目: 119行目:  
;[[エミヤ]]、[[ブーディカ]]
 
;[[エミヤ]]、[[ブーディカ]]
 
:カルデアで日本料理と西洋料理を教わっている相手。
 
:カルデアで日本料理と西洋料理を教わっている相手。
 +
;[[ヴラド三世 (Grand Order)]]
 +
:カルデアでお裁縫を教わっている相手。
 +
;[[千子村正]]
 +
:見ているだけでとても落ち着くのだとか。
 +
;[[メドゥーサ]]
 +
:桜が契約していたサーヴァント。そのためかパールヴァティーも「美人だし、優しいし、格好いいし」と全体的に好意を見せている。
 +
;[[アルジュナ]]
 +
:同郷の大英雄。彼女自身というよりは夫である破壊神シヴァの関係者で、シヴァ神から「<ruby>破壊神の手翳<rb></rb><rt>パーシュパタ</rt></ruby>」を授かった。
 +
:パーシュパタは本来極めて危険な代物であるため、うっかりするといろいろ爆砕するからそうポンポン乱発しないように、と少しばかり心配している。
 +
:また彼ら[[ラーマ|インド系]]の[[カルナ|サーヴァント]]たちに対して、パールヴァティーは可愛い子供のように思っている。
 +
;[[パッションリップ]]
 +
:交流は未だないが、自身にまつわる神核の2つを組み込まれたハイ・サーヴァント。
 +
;[[春日局]]
 +
:期間限定イベント『徳川廻天迷宮 大奥』にて、死の淵にいた彼女を助ける為に体を貸すことになった。
 +
;[[カーマ]]
 +
:期間限定イベント『徳川廻天迷宮 大奥』にて敵対した相手であり、「間桐桜」の自分が使用しなかった暗黒面の疑似サーヴァント。自分と夫の問題に巻き込まれて不幸な目に遭ったことには申し訳なく思っているが、人理のためなら敵対もやむなしと思っている。
 +
:カルデアでは自分と同じ顔で露出度等がいろいろとアレな存在であるため、なるべく見ないようにしている模様。一方で彼女がサーヴァントとして現れた事で、インド異聞帯で異変が起きたのでは?と心配している。
 +
;[[カーマ〔アヴェンジャー〕]]
 +
:期間限定イベント『サーヴァント・サマーアドベンチャー!』で水着霊基を得たカーマ。
 +
:この時点で元のカーマを保護者目線で見守っている状態であったが、水着姿で「主人公を堕落させる」と息巻いている有様に「攻撃力を上げた代わりに防御力が下がっているから放っておいても自爆する」と完全に生温かく見守っている。
 +
;[[大いなる石像神]]、[[刑部姫]]、[[巴御前]]
 +
:息子ガネーシャをその身に宿した疑似サーヴァント、およびそのゲーム仲間。ガネーシャ(というよりはどちらかと言えば依り代の女性)がゲーム漬けになるなどあまりにも自堕落な生活を送っていたため、心を鬼にしてのお説教を実行した。
 +
;[[アシュヴァッターマン]]
 +
:夫であるシヴァ神の半化身であり、そういった関係もあって深く敬意を持たれている。幕間では彼がバトルマニア連中との戦闘に夢中になりすぎてしまい自分で要求した食事を疎かにしたため、[[ブーディカ]]と結託してお説教を実行した。
 +
;[[ヴリトラ]]
 +
:期間限定イベント『栄光のサンタクロース・ロード』では、彼女の動機に薄々感づいていたのか、あまり積極的に関わらずにアルジュナを名代として派遣していた。
 +
:彼女の幕間の物語では、ガネーシャに試練を与えるために自分を騙したことについてはさすがに腹に据えかねたのか、風呂で(主に石鹸的な意味で)説教しようとしていた。
 +
;[[BB (Grand Order)]]
 +
:同じ人物を元ネタとするサーヴァント。
 +
:カーマの幕間の物語「愛神様は働かない」では、不貞寝する彼女の精神内にダイブインする術式を提供してもらっていた。
 +
;[[エウロペ]]
 +
:期間限定イベント『水怪クライシス』にて、コン達に神牛のレプリカを作りたいと発案した彼女に牛愛好家として協力した。
 +
;[[大黒天]]
 +
:夫であるシヴァ神と同じルーツを持つ大黒天の従者たち。
 +
:ガネーシャの幕間の物語では、依頼を受けたとはいえ息子のために奮闘する彼女たちに深く感謝し、敬意を受け入れる包容力を見せていた。
 +
 +
=== 生前? ===
 +
;シヴァ
 +
:夫。彼女がしばしば口にする愛の対象。
 +
;[[大いなる石像神|ガネーシャ]]
 +
:息子。夫絡みのエピソードの結果、頭が象になった。
 +
:カルデアに現界した際は、[[ジナコ=カリギリ|依代]]の影響で食っちゃ寝三昧のぐうたら生活を送る姿を正すべく奮起している。
 +
;[[ドゥルガー]]
 +
:神核と依代を同じくする女神。彼女からは、自身がシヴァの槍を持って戦う状態になっている事に心配されている。
 +
;[[ドゥルガー|カーリー]]
 +
:ドゥルガーの霊基に内包される自身の一側面。彼女曰く『夫に不評だったので、修行とブラフマーの協力で切り離した』とのこと。
    
== 名台詞 ==
 
== 名台詞 ==
 +
===Grand Order===
 +
====マテリアル====
 +
;「こんにちは、カルデアのマスターさん。女神パールヴァティーと申します。此度は清らかな少女の体を借りて顕現させていただきました。<br/>私も不慣れな状況ですので、一緒に成長させてくださいますか?」
 +
:召喚時の挨拶。他の女神系サーヴァントはおろか全体から見ても非常に謙虚。しかし依代を「清らかな少女」と表現したことに違和感を抱いてしまったプレイヤーもいることだろう。悪性をほぼ廃しているので嘘ではないのだが。
 +
====戦闘====
 
;「感じてください。これが私の、天まで届く恋の波動! 『<ruby><rb>恋見てせざるは愛無きなり</rb><rt>トリシューラ・シャクティ</RT></RUBY>』!」
 
;「感じてください。これが私の、天まで届く恋の波動! 『<ruby><rb>恋見てせざるは愛無きなり</rb><rt>トリシューラ・シャクティ</RT></RUBY>』!」
 
:宝具発動。穏やかな女神の情愛は、空を貫く雷霆となる。
 
:宝具発動。穏やかな女神の情愛は、空を貫く雷霆となる。
;「スカーヴァティー!!?!」
+
 
 +
;「スカーヴァティー!!?!」
 
:体験クエストで、[[ジャガーマン]]から『'''カルデアには[[エミヤ]]が何人も居る'''』と聞かされて。スカーヴァティーとはサンスクリット語で「極楽」を意味するから、驚きと嬉しさが入り雑じってこのように叫んだのだろう。<del>もっとも、いずれも彼女の[[衛宮士郎|エミヤ]]像からは離れた存在であるが</del>。
 
:体験クエストで、[[ジャガーマン]]から『'''カルデアには[[エミヤ]]が何人も居る'''』と聞かされて。スカーヴァティーとはサンスクリット語で「極楽」を意味するから、驚きと嬉しさが入り雑じってこのように叫んだのだろう。<del>もっとも、いずれも彼女の[[衛宮士郎|エミヤ]]像からは離れた存在であるが</del>。
 +
====その他====
    
== メモ ==
 
== メモ ==
*女神というのはたいてい裏表があり、ちょっとした対応ミスで人間に罰を与えるのがほとんどとなっている。
+
*パールヴァティーは、仏教における烏摩妃または波羅和底であり、この仏は「'''左手に三鈷戟を持ち、牛に乗っている'''」。またパールヴァティーと同一視され、同じ神核であるドゥルガーは、シヴァから三叉戟を授かっている。<br>おそらくこれらの伝承を元に、パールヴァティーがシヴァよりトリシューラやナンディーを借り受ける設定になったと思われる。
*[[イシュタル]]は女神側が遠坂凛を核にしているが、パールヴァティーは逆に間桐桜が女神を核にしている形となっている。
+
*[[レオナルド・ダ・ヴィンチ]]によれば『女神というのはたいてい裏表があり、ちょっとした対応ミスで人間に罰を与えるのがほとんど』であるとのこと。
 +
*[[イシュタル]]は女神側が遠坂凛を核に顕現しているが、パールヴァティーは逆に間桐桜が女神を核にして現界する形となっている。
 
*彼女の実装により「stay night」のメインヒロイン3人全員がサーヴァントとして実装される事となった。クラスも[[アルトリア・ペンドラゴン|セイバー]]、[[イシュタル|アーチャー]]、そしてランサーで三竦みとなる。
 
*彼女の実装により「stay night」のメインヒロイン3人全員がサーヴァントとして実装される事となった。クラスも[[アルトリア・ペンドラゴン|セイバー]]、[[イシュタル|アーチャー]]、そしてランサーで三竦みとなる。
**ちなみに、配布サーヴァントの方にはそのヒロイン3人と姿を同じくするサーヴァントが[[アルトリア・ペンドラゴン〔リリィ〕|セイバーリリィ]]や[[アルトリア・ペンドラゴン〔サンタオルタ〕|サンタオルタ]]に加え、[[BB (Grand Order)|ムーンキャンサー]]、[[イシュタル〔ライダー〕|レースクイーン]]の登場でやや先んじて揃うことになった。
+
**ちなみに、配布サーヴァントの方にはそのヒロイン3人と姿を同じくするサーヴァントが[[アルトリア・ペンドラゴン〔リリィ〕|セイバーリリィ]]や[[アルトリア・ペンドラゴン〔サンタオルタ〕|サンタオルタ]]に加え、[[BB (Grand Order)|ムーンキャンサー]]、[[イシュタル〔ライダー〕|レースクイーン]]の登場でやや先んじて揃っていた。
**[[エレシュキガル]]の実装により、[[アルトリア・ペンドラゴン〔ランサー〕]]、エレシュキガル、パールバティーでヒロイン3人をランサーで揃えることも可能になっている。
+
**後の[[エレシュキガル]]の実装により、[[アルトリア・ペンドラゴン〔ランサー〕]]とパールヴァティーのようにヒロイン3人をランサーで揃えることも可能になった。
*実のところ、アメリカのあるヒンドゥー教の活動家の人物に彼女のキャラクターとしての存在が目に入り、「パールヴァティーはこのような女神ではない、誤った認識を広めてしまうので訂正してほしい」と抗議を受けてしまっている。現状型月やDW公式はこの人物と特に表立った話し合いはしていないが、どう転ぶにせよあまり大きい問題にならないで欲しいところである。
  −
**が、その主張というのは「'''パールヴァティーがトリシューラを持っているのはおかしい'''」というもの。この槍はゲーム上でシヴァから借り受けたものと明言されており、所持しているのは何の問題もないはずである。
     −
== 話題まとめ ==
+
*なぜか謂れなきバッシングが多いキャラクターである。
 +
**彼女のキャラクターとしての存在が目に入ったアメリカのヒンドゥー教団体の代表から「パールヴァティーはこのような女神ではない、誤った認識を広めてしまうので訂正してほしい(意訳)」の抗議を受けており、その主張の一つは「'''パールヴァティーがトリシューラを持っているのはおかしい'''」というもの。この槍は「シヴァから借り受けたもの」とゲーム内マテリアルに明記されているわけだが…。尤も、抗議した人はヒンドゥーに纏わる事ならなんでも噛み付き、この手の物言いをゲームのみならずあらゆる方面に年中行っているという所謂「困った人」として有名である。
 +
**「一部のユーザー」が同絵師の[[ブーディカ]]や[[ジャガーマン]]の立ち絵等と比較して批判を行い、それに伴って彼女のイラストレーターを担当した蒼月タカオ氏に対する誹謗中傷が発生、その後タカオ氏のTwitterとpixivのアカウントが削除される事態に陥った。
 +
***その後は概念礼装こそ追加されたものの『FGO material Ⅴ』でのコメントは「'''使用してくれる方々には感謝しかありません。ありがとうございます'''」といったものであり、同じく氏が担当したキャラクターと違って'''彼女のデザインに関しては一切触れられなかった'''<ref group = "出" name="『Fate/Grand Order material Ⅴ』p.345" >「パールヴァティー」『Fate/Grand Order material Ⅴ』p.345</ref>。
 +
***なお『FGO material Ⅵ』において「[[宝蔵院胤舜|あるサーヴァント]]に対してコメントが掲載されていなかった」という事態が起きているが、こうなった原因はFGOの関係者へのバッシングではなく、イラストレーターのミスによるものである。
    +
<!-- == 話題まとめ == -->
 
<!-- == 商品情報 == -->
 
<!-- == 商品情報 == -->
<!-- <amazon>ASIN</amazon> -->
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<!-- ASINにはAmazonの商品ページに記載されている10桁の番号を入力 -->
  −
   
<!-- == 資料リンク == -->
 
<!-- == 資料リンク == -->
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<!-- == リンク == -->
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== 脚注 ==
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===注釈===
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<references group = "注"/>
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<!-- == リンク == -->
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===出典===
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<references group = "出"/>
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== 脚注 ==
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<references />
   
== リンク ==
 
== リンク ==
 
* [[登場人物]]
 
* [[登場人物]]
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[[Category:登場人物は行]]
 
[[Category:登場人物は行]]
[[Category:Fate/Grand Order]]
   
[[Category:サーヴァント]]
 
[[Category:サーヴァント]]
 
[[Category:ランサー]]
 
[[Category:ランサー]]
[[Category:疑似サーヴァント]]
+
[[Category:Fate/Grand Order]]
[[Category:間桐桜]]
+
[[Category:Fate/Grand Order 藤丸立香はわからない]]
[[Category:神霊]]
+
[[Category:TYPE-MOON エイプリルフール企画]]
[[Category:女神]]
 
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