藤原道長

藤原道長
読み ふじわらのみちなが
性別 男性
デザイン 渡れい
初登場作品 Fate/Grand Order
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概要編集

Fate/Grand Order』の登場人物。

略歴
平安時代中期の藤原家の人物であり、三代の天皇に渡り摂政関白を務め、摂関政治の中心となった大人物。
第2部5.5章『地獄界曼荼羅 平安京』では安倍晴明から送られた文によって天覧聖杯戦争の術式を知り、平安京の千年の安泰のために開催を決意し、運行を取り仕切っていた。
レイシフトした主人公から教えられた坂田金時からの密告を受けて表向きは却下したものの、証拠集めと地盤固めをしている間に真実だった場合のことを考えて儀式を取り仕切っていた蘆屋道満への対抗策を用意していた。
天覧聖杯戦争の進行が不可能となって本性を現した蘆屋道満改めリンボへの対抗策は効果がなかったものの、終始余裕を崩してはいなかった。
人物
目の下に隈ができるレベルで目つきの悪い[注 1]痩せぎすの男性。
まさに「狸親父」といった風情で頭と口の回転が速いが、礼儀などについてはあまり気にせず、忠告だけに留める度量の広さを持つ。
能力
魔境というしかない平安京において、武力も魔力も皆無ながら、政治力で頂点に立っている怪物。
安倍晴明曰く、頭と口においてはガイウス・ユリウス・カエサルに匹敵するレベルとのこと。

登場作品と役柄編集

Fateシリーズ編集

Fate/Grand Order
第2部5.5章『地獄界曼荼羅 平安京』に登場。

人間関係編集

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安倍晴明
陰陽寮の重鎮。
彼からの文で天覧聖杯戦争について知り、平安京のために開催することを決意した。
蘆屋道満
『地獄界曼荼羅 平安京』では行方不明となった晴明に代わり、天覧聖杯戦争の仕切りを任せていた。
金時による密告があってからは彼の背信も想定に入れて対策を練っており、実際に裏切られた際にも泰然自若としていた。
源頼光
平安京を守る武者である源氏の棟梁。
異形の血が入っているため出世させる気はないが、平安京を守るためには使いようと戦力としては当てにしている。
坂田金時
源氏の一員であり、誉ある四天王の一人。
人格面についてもそれなりに把握しているようで失礼極まりない態度も時折忠告するのみであっさり流し、密告に対しても証拠の提出を求めたものの内容自体はかなり信用していた。
中宮彰子
娘。一条天皇に嫁いでいるが、後継者問題で予想外の反発を食らう事があった[注 2]
紫式部
彰子のお付となっている女官。
史実では彼女の文才に注目して彰子につけた他、「源氏物語」にかなり入れ込んでいたとも。
彼女のマイルームボイスによると、裏帳簿の管理を任せていたと見られる描写も存在している。
尊子
『地獄界曼荼羅 平安京』で共演した相手。宮中の女御と大臣の関係。
何か裏があるのにも感づいているのか、事件終息後に狸と煽られた際には狐と知ってか知らずか言い返している。

子孫・その他編集

五摂家
自身を祖とする御堂流から分派した五つの家系(近衛家・鷹司家・九条家・一条家・二条家)。ある時期を除いて摂政・関白の地位を独占してきた。

名台詞編集

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メモ編集

  • 服装の一部となっている毛玉の飾りは肩の一つだけ極端に大きいが、模様からすると彼のエピソードの一つにもある満月モチーフと思われる。
    • 実際に『Grand Order material ⅩⅡ』のデザイン設定では、その飾りには月の柄が入っているとされている。

話題まとめ編集

脚注編集

注釈編集

  1. 凄まじい悪党面だが、史実上でも重度の糖尿病である上にワーカーホリック気味なため、天覧聖杯戦争の真っ最中であることも考えると過労と寝不足が原因ではないか?などとも囁かれている。
  2. 彼女は自身の入内翌年に逝去した中宮定子の遺児敦康親王の養母となっており、自身の実子である敦成親王が生まれ、道長が彼を立太子させた事に対し、敦康親王の側に立って廃嫡に猛反対している。

出典編集


リンク編集