煉獄 | |
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読み | れんごく |
性別 |
雄剣 ?(人形態、煉獄オルタ時) |
身長 |
83cm(人形態) ??cm(剣形態) |
体重 |
13kg(人形態) ??kg(剣形態) |
好きな物 | グミ |
苦手な物 | 洗剤で洗われること |
声優 |
悠木碧 (人形態) 中村悠一 (剣形態、煉獄オルタ時) |
デザイン | 武内崇 |
初登場作品 | Fate/Grand Order |
概要
- 『Fate/Grand Order』の登場人物。沖田総司〔オルタ〕が持つ大太刀。
- 沖田総司〔オルタ〕の霊衣「煉獄オルタ」では彼女の身体を借りて行動する。
- 略歴
- 『ぐだぐだ帝都聖杯奇譚』のおまけシナリオで、沖田総司〔オルタ〕がサーヴァントとして確立した際に織田信長が魔力を注ぎ込んだことで誕生。
- そのまま彼女の刀として行動を共にしていたが、『ぐだぐだファイナル本能寺』のおまけシナリオで特異点内に取り残された彼女の前で初めて意志を表明。
- 彼女が守護者として抑止力に使われている有様が相当に見ていられなかったようで、特異点内にカルデアのオルタサーヴァントを引っぱりこむ事で特異点を再構成し、彼女に「休暇」を与える事にした。
- 後に沖田総司〔オルタ〕が水着霊基を得た際には彼女から分離し、立ち絵付きで独立行動するようになった。
- 「ぐだぐだ新邪馬台国」にて沖田総司〔オルタ〕が昏睡状態となった際は彼女の身体を借り、「煉獄オルタ」として行動した。
- 人物
- アッドほど極端ではないがそこそこ毒舌。というか、沖田総司〔オルタ〕の天然過ぎる言動にツッコミを入れている事がほとんど。
- その一方で、彼女が守護者として抑止力に酷使されていることについてはかなり心を痛めているようで、『ぐだぐだファイナル本能寺』ではおまけシナリオの実質的な黒幕となって彼女のために行動していた。
- さらには主の刀という在り方すら隠れ蓑であり、その本質は主が世界の敵になりかけた際に消滅させる安全装置。『サーヴァント・サマーアドベンチャー!』では完全に耐えられなくなって絶望し、主の危険な要素を全部吸収した上で自爆し、業から解放しようとまで思い詰めてしまった。
- そもそも主人が「成り果てた」原因として人類も世界も嫌っており、沖田総司〔オルタ〕の幕間の物語では「主人公が世界や人類を滅ぼすつもりなら喜んで協力する」とまで言い切っている。
- 主にはあまり逆らおうとする様子を見せず、理解しきれない人間の習慣にも主の命令とあらば仕方なくそれに倣う(主が言う事を聞かないと拗ねるという事情もあるが)。
- 能力
- 一種のインテリジェンスソードであり、戦闘パターンの記憶や戦術サポート、迷子になりやすい持ち主のためのGPSもどきなど、多数の機能を持ち合わせている。
- 非常手段ではあるが、主の沖田総司〔オルタ〕の意識が消失して行動不能になった際には自分が代わりに動かすこともできる[注 1]。ただし、この機能はカルデアで割と多用されている様子。欠点としては、主が寝ていると意識の交代ができなくなってしまう。
登場作品と役柄
Fateシリーズ
- Fate/Grand Order
- 沖田総司〔オルタ〕の付属として登場。明確なキャラクターとして表現されたのは『ぐだぐだファイナル本能寺』のおまけシナリオから。
- 彼女の霊衣「煉獄オルタ」では主人格として活動する。
人間関係
Fate/Grand Order
- 沖田総司〔オルタ〕
- 自分の持ち主。
- 天然気味な性格には振り回され気味でツッコミを入れているが、守護者として酷使されている有様には心を痛めている。
- 「自分が戦い続けられたのはお前のおかげかもしれない」と褒められると逆ギレするらしく、かなりめんどくさい感情を抱いている模様。
- 沖田総司〔オルタ〕 (セイバー)
- 水着霊基を得た自分の持ち主。どういうわけか彼女の召喚時には幼女の肉体を持って独自行動するようになった。
- 自分もそのような姿になるとは思っていなかったらしく、声に関しては煉獄オルタ時でも可愛いと思っている様子。
- 第三再臨時は元と同じように融合するが、どの場合でもボイス付きで台詞がある。
- 主人公 (Grand Order)
- 主のマスター。
- 主同様にシャレにならない状況で戦い続けている事についてはだいぶ思うところがあるようで、主相手同様に逆ギレすることも。
- 沖田総司
- 主の下となった人物。
- 主は彼女と比べかなり離れたところまで来てしまったらしいが、その根源は変わっておらず「ソコが抜けている」と表現している。
- 織田信長
- 自身の名付け親にして、初回起動時にはかなりの魔力を分け与えてもらった相手。
- 上記の理由から感謝を示してはいるが、いずれ主と何かしらあることを示唆している。
- 織田信長〔バーサーカー〕
- 織田信長の水着霊基。
- 言動は「バカっぽい」としているが状態としてはヤバいとも言っており、マスターに即却下されるが「何かあった時絶望的に困る」からと消そうと提案する。
- 茶々
- 主がいつも世話になっている相手。
- 彼女の傍にいると主が安定するらしく、それを「人間同士にはあるよくわからん関係」としている。
- 土方歳三
- 主が懐いている相手。
- 彼に懐く理由を元の知り合いであるからとしつつも、在り様が似ているともしている。
- 坂本龍馬
- 主と同じく抑止の守護者であるサーヴァント。厳密には同業者ではないらしいが、主の敵となることもないらしい。
- 彼は本当に人間だったのかと疑っており、彼が連れているお竜に関しては「ヤバい蛇」と言及している。
- 岡田以蔵
- 主と同じくダーオカと呼ぶが、最初は名前を忘れかけていた。
- その剣技が高レベルの術理で構成されていることを見抜くが、それが主に合わず真似するとむしろ弱体化するものなので近づけないようにと忠告する。
- また、彼がバカであることも暗に認めている。
- オルタサーヴァント
- 彼らの存在から、主が自分を「オルタちゃん」と呼ばせる理由を察する。
名台詞
メモ
- 「煉獄」とはキリスト教カトリック派の教理で、地獄に落ちるほど悪人ではないが天国に直行できるほどの超善人でもない魂が罪を焼き清められ、いずれ天国へ召されるようになるとされる場所のことである。ダンテの『神曲』では山のような構造物として描かれ、下から上へ登りながら炎による浄化を受けることで頂上の花園から昇天が可能となる。カトリック教会以外の教派では存在を否定されている。ラテン語では「Purgatorium」、「屍山血河舞台 下総国」登場の英霊剣豪ランサー・プルガトリオの二つ名となっているが、特にキャラクター付けには影響していなさそうではある。
- 命名者であるノッブが生前接触していたキリスト教宣教師もカトリックの一派であるため、彼女のボキャブラリーにあってもおかしくはない。
話題まとめ
- 沖田総司〔オルタ〕 (セイバー)が実装されたイベント「カルデア・サマーアドベンチャー! ~夢追う少年と夢見る少女~」の実施期間中(2021年9月8日~29日)にあたる2021年9月25日、奇しくもufotable制作のアニメ映画『劇場版「鬼滅の刃」無限列車編』の地上波放映が予定されており、日本映画空前の興行収入400億円超えを叩き出したビッグタイトルの初地上波とあって放映キー局が特別企画を組みに組みまくった結果、9月中いっぱい特番やタイアップが目白押しとなりあらゆるメディアで本編映像や主題歌、中でも当作品の主要キャラ煉獄杏寿郎にフィーチャーしたものを見たり聞いたりしない日はないほどだった。そこにFGOイベント前恒例の生放送で水着沖田オルタおよび幼女形態の煉獄が発表されたため、Twitterのトレンド欄に「煉獄さん」と「煉獄ちゃん」が並ぶ椿事が発生、FGOを知らない鬼滅ファンが「中村悠一ボイスの幼女な煉獄」という断片的な情報を与えられて混乱に陥る様が所々で見受けられた。
- 勿論このネタは経験値氏も拾っており、翌月掲載の『ぐだぐだエース RE』第8話最終ページの床下では
おき太「列車が煉獄さん、FGOが煉獄ちゃん、5分の3が煉獄、っらぁ!!」ちゃりん娘「喧嘩〇売もお願いします。」
とネタにしている。ちなみに5分の3とは『るろうに剣心-明治剣客浪漫譚-』で志々雄さんが組織の財力の五分の三もつぎ込んで購入した大型甲鉄艦“煉獄”のことである。とっても丈夫でとっても重武装の決戦兵器のはずであったが、左之助が「っらぁ!!」と投げた炸裂弾で簡単に爆沈した。おそらくノッブが煉獄に流し込んだ「自身の魔力の五分の三」の元ネタ。なお看板娘さんの言っているのは『喧嘩商売』に登場する空手団体「進道塾」の秘伝とされる必殺技である。
- 勿論このネタは経験値氏も拾っており、翌月掲載の『ぐだぐだエース RE』第8話最終ページの床下では
脚注
注釈
- ↑ この時は性別が不詳扱いとなり、声も中村氏のものに変わっている。
出典