浅上藤乃 (Grand Order)
アーチャー | |
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真名 | 浅上藤乃 |
読み | あさがみ ふじの |
外国語表記 | Asagami Fujino |
性別 | 女性 |
身長 | 157cm |
体重 | 51kg |
好きな物 | 強いていうならホラー映画 |
苦手な物 | 自分でも分からない |
天敵 | 両儀式 |
出典 | 空の境界 |
地域 | 日本 |
属性 | 秩序・悪 |
一人称 | わたし |
二人称 | 〇〇さん[注 1]/あなた |
三人称 | あの方/みなさん |
声優 | 能登麻美子 |
デザイン | 武内崇 |
設定作成 | 奈須きのこ |
レア度 | ☆4 |
初登場作品 | Fate/Grand Order |
概要
「弓兵」の疑似サーヴァント。
コラボイベント「空の境界/the Garden of Order」の復刻版にて召喚された浅上藤乃。なお、シナリオには登場しない。
- 略歴
- 『空の境界』本編終了以降の藤乃本人が疑似サーヴァントとして現界した姿。
- 人物
- 日本人形を思わせる美人。その陰のある立ち振る舞いには、滲むような清楚さがある。
- 厳格な趣きの制服と慎み深い言葉遣い、果断過ぎる行動力と、それぞれが日常的でありながらどこかズレた危うさを感じさせる。
- 温和で受け身な性格。夫の影踏まずタイプの控えめな女性像。男性の暴力的なところは苦手だが、同時にそんな子供らしい一面を愛らしいとも思っている。なので、完全な理性の人に対しては愛情より憧れ(恋の感情)を抱く。
- 常識を重んじ相手を立てる才女だが、根底は徹底した悲観主義者かつリアリストなので時に辛辣な意見を口にする事も。忍耐強いが、一度タガが外れると相手を追い詰めるまで(事態を解決するまで)止まらない、暴走ダンプカーでもある。このあたり、決断に容赦のない式と似ている。
- 女性的な仕草、口調、性格ではあるが、ホラー映画鑑賞をひとりでこっそりと楽しむ暗いものを好んでおり、趣味は少女趣味からかけ離れたものとなっている。本人は最期まで自覚する事はないが、潜在的な加虐性質を有しており、追い詰められると途端に残酷・冷酷・悪趣味になる。
- 無痛症ではあるが、自分が普通の人間であることを示す為にそれを隠し、自分の心も偽ってきた。
- 仮初めサーヴァントになった事で『空の境界』本編における元の自分とは別の自分となっている。サーヴァントの霊基になって肉体性能が上がったのが嬉しいのか、マイルームでは体を積極的に動かす様子が見られ、戦闘モーションでも空中飛び込み前転から魔眼を発動したり、両手で謎のポーズを取りながら魔眼を発動したりとかなりはっちゃけている。
- 上記のように悪趣味と評されているが、アビゲイル・ウィリアムズの(おそらくは)魔女衣装を格好いいと評したり、ホラー映画が好きと言いつつ画面が真っ赤になるような映画[注 2]を例に出したり、後述するように「藤乃 VS メカエリチャン」等と言い出したりと別の意味でも趣味が悪い。
- 能力
- 本編同様歪曲の魔眼を有しており、戦闘中に攻撃やスキル、宝具として使用する。
- 英霊になったことで能力が進歩したのか本来の時間軸でもそこまで鍛えたのかは不明だが、「体内の臓器を慎重に捩じって治療行為を行う」という離れ業まで使えるようになっている。
ステータス
クラス | マスター | 筋力 | 耐久 | 敏捷 | 魔力 | 幸運 | 宝具 | クラス別能力 | 保有スキル | 備考 |
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アーチャー | 主人公 (Grand Order) | E | B | D | A | C | EX | 対魔力:D 単独行動:A+ 陣地作成:B |
歪曲の魔眼:EX 千里眼(闇):C 痛覚残留:A |
宝具
真名:浅上藤乃
- 変異特異点・境界式にて発見された少女。
- 無痛症を患った事で五感のうち触覚が麻痺しており、痛覚を知らずに生きてきたが、実際の所、浅神の一族は少女の異能を封じる為、その触覚を閉じ込めた。
- 当然痛みを知らない為、他人の気持ちに共感する事ができず、人々の輪から孤立していた。
- 藤乃のいた時代は人理焼却によって灰になり、彼女も同様に燃え尽きたが、その特異性を世界の抑止力は見逃さなかった。
- アラヤ識は人理焼却を覆す為の戦力の一つとして彼女の異能を採用し、彼女は仮初めのサーヴァントとしてカルデアに召喚される事になった。
関連用語
- 浅上
- 浅上という苗字は古くは浅神と書き、神(異能)に通じる巫女の家系だったという。
登場作品と役柄
Fateシリーズ
- Fate/Grand Order
- 『復刻版:空の境界/the Garden of Order -Revival-』開催に伴い期間限定サーヴァントとして実装。
人間関係
Fate/Grand Order
- 両儀式〔アサシン〕
- 一人で心細かったためか、彼女がカルデアに居ることにほっとしている。
- 一度殺し合った関係ではあるものの、お互いその点はあまり気にしていない様子。
- 両儀式〔セイバー〕
- 普段の式よりも女性的かつ柔らかな口調が気に障った様子。
- どれほどかというと、「彼女に比べれば、普段の式とルームメイトになってもいい」レベル。
- メカエリチャン、メカエリチャンⅡ号機
- その目力と、ライトアップされた夜の橋が似合いそうな点において、密かにライバル視している模様。
- アビゲイル・ウィリアムズ
- 系統は違えど同じく生まれつき異能の力を持つ人間として、共感している。
- 紫式部〔ライダー〕
- 『サーヴァント・サマーキャンプ!』にて、ホラー映画を勧めまくって染めてしまったとのこと。
生前?
- 黒桐鮮花
- 同じ礼園女学院に通っていた生徒。一時期ルームメイトだったらしい。
- 調理実習で作ったものを上級生に献上する「しきたり」にかなり反発していたようで、嫌がらせに脂肪分の多いコロッケばかり作っていたのに付き合っていたら揚げ物ばかりうまくなってしまった、とのこと。
名台詞
Fate/Grand Order
戦闘
- 「
凶 れ……凶 れ……凶 れぇぇーーっ!」
「痛い……痛いです、先輩……みんな、壊れて――!」 - 魔眼発動。 封鎖されていた痛みは堰を切って螺旋を描く。
- ―――その崩落は泣き崩れる女のように。
マイルーム
- 「私、ライバルになるサーヴァントなんていないと思っていたんですが、一人だけどうしても無視できない方がいます。
鉄のような肌、鉄のような翼、鉄のような絶壁を持つサーヴァントなんですが……あの目力、とても気になります。
ライトアップされた夜の橋とか似合いそうですし。藤乃VSメカエリチャン……いいですよね、うん」 - マイルーム会話「メカエリチャン」「メカエリチャンⅡ号機」。
- 密かにライバル視していることが分かるが……どこかおかしい。
そして絶壁という発言がメカエリチャンの地雷を思いっきり踏んでいるのだが……
イベント
- 「……ちょっと……ねじっちゃいましょうね……。」
「慎重にねじった甲斐がありました。」 - 期間限定イベント「サーヴァント・サマーキャンプ! ~カルデア・スリラーナイト~」の最終シナリオ「幽霊少女との夏」にて。
- 疲れて眠る主人公を見ながら、内臓をねじった際の言葉。
- 寝てる間にとんでもないことをされていたことに、主人公は怖れを抱くも、ちゃんと疲労回復の効果は出ているらしい。
新手のマッサージ…?
- 「……。
……びっくり、しました。」
「もう。幽霊を驚かせるなんて、悪い人。」
「最後の最後で、減点です。ふふ。」 - 同上、「浅上さん」ではなく「お姉ちゃん」と呼んだ際の嬉しそうな反応。
- 礼儀や気配りなどの選択肢によって、浅上が減点方式で採点していたことが示唆されると同時に、一度も間違わず満点だった際に呼べるマスターへのご褒美。
- カルデアにいる浅上がバレンタインイベントで「お姉ちゃんチョコです」と言ってチョコを渡すので、そこからふと出た「お姉ちゃん」かもしれない。
- 「―――貴方の私を呼ぶ声、とても綺麗でしたよ。」
- 同上、別れの言葉。気づくと周りは暗い廃屋。
- 幽霊との素敵な一夏の思い出として、主人公は振り返ることなく、その場を後にした。
- 「こんな簡単な問題を間違えるようでは、一度死んでやり直すしかないのでは?」
「最悪の結末 に縁遠い貴方でも、失敗を繰り返せば、そこに至ることはありますから。」 - 同上、0点への第一歩。無数のバッドエンドと隣り合わせな型月主人公ながらその例外に等しいFGOの主人公[注 6]に対するメタ発言。そして警告。
- この警告を無視して、塩対応を取り続けると「0点です。」「わざとやってる」とプレイヤーの意図を見抜かれてしまう。
- いたいけな女子高生を弄んだ悪いマスターは、
幽明 の端堺 に連れて行かれしまい、ねじられてしまう―――そんな夏の怖ーい怪談話。
メモ
- 復刻イベントにて突如参戦が発表された為か、驚愕する声が多く聞かれた。
- 復刻イベントで新たに実装されたサーヴァントは、2017年度バレンタインにおける謎のヒロインX〔オルタ〕が一応前例としているものの、コラボイベントということもあってか、新たにサーヴァントが参戦すること等、恐らく誰も予測できなかったことだろう。
- 彼女がサーヴァントとして召喚された経緯について、人理焼却に際して抑止力およびアラヤ識に人理焼却を覆すための戦力の一つとして、彼女の異能を採用したことがマテリアルに示されている。
- 宝具において、橋が崩落するという原作を意識した演出が為されるが、再臨段階によって演出に雨の有無等、若干の違いが見られる。
- 当初は宝具演出でレインボーブリッジを壊そうとしていたが、保安局に問い合わせたところ許可が下りなかったとのこと。
ゴ○ラや怪獣はいいのになぜ美少女は駄目なんだ。[出 1]
- 当初は宝具演出でレインボーブリッジを壊そうとしていたが、保安局に問い合わせたところ許可が下りなかったとのこと。
- 再臨第一段階は礼園女学院の制服、再臨第二段階はTYPE-MOON作品のキャラクターが集う喫茶店「アーネンエルベ」の制服を思わせる衣装[注 7]、再臨第三段階は彼女も知りえない和装であるが、おそらくは浅神の家が栄えていた頃のものと推測される。
- 再臨やスキルの成長に、使用頻度が高く枯渇しやすい素材が大量に必要というプレイヤー泣かせのサーヴァント。中には第一部7章以降でないとドロップしない素材まで含まれている。
- ☆5サーヴァントには、そう大量に手に入る訳では無い素材をスキル1つにつき48~64個使うものがたまにあるが、基本的に1種類の素材だけである。しかし彼女の場合は3種類もの素材をそのくらい大量消費するため、育成の厳しさは(☆4なのに)全サーヴァントでトップと言われている。
- 彼女の歪曲の魔眼だが、宝具に落とし込んだ結果分類が「対界宝具」になっており、「相手を紙に描いてあるように見てその紙をねじる」というイメージであるため、世界のテクスチャごと相手をねじっている疑惑が持たれている。
- 視界に入っていれば大きさに関係なく効果対象になるという千里眼の特性とも合わさった結果、「空想樹の伐採に最適だから異聞帯に連れていきたかった」と言い出すプレイヤーが続出した。
脚注
注釈
出典
- ↑ 『AnimeJapan 2019 マフィア梶田が聞く!FGOクリエイターズトーク』より