アヴェンジャー

2018年7月12日 (木) 01:56時点におけるイルステリア (トーク | 投稿記録)による版 (→‎概要)

概要

アヴェンジャー(Avenger)とは「復讐者」の英霊。「復讐者」の英霊。エクストラクラスの一つ。

巌窟王 エドモン・ダンテスによれば同じくエクストラクラスである「ルーラー」のクラスとアヴェンジャーは対極に位置する存在であるらしい。
クラススキルとして、「復讐者」と「忘却補正」と「自己回復(魔力)」を有する。
これまで登場したのは以下7人。

名前 登場作品
アンリマユ Fate/stay night
Fate/hollow ataraxia
Fate/Grand Order
アルケイデス Fate/strange Fake
巌窟王 エドモン・ダンテス Fate/Grand Order
ジャンヌ・ダルク〔オルタ〕 Fate/Grand Order
ゴルゴーン Fate/Grand Order
ヘシアン・ロボ Fate/Grand Order
アントニオ・サリエリ Fate/Grand Order

Fate/Grand Order』では、バーサーカーには弱点を突き突かれ、他の基本クラス六種に対しては互角、ルーラーに対しては弱点を突き耐性を持つ、ムーンキャンサーについては逆に弱点をつかれるという相性になっている。
バーサーカーとルーラー以外に対して弱点を突けないが、クラス補正で1.1倍のATKを得られる上、このクラスのサーヴァントは素のステータスもATK高めに調整されている事が多いため、弱点にこだわらなくても高い攻撃力を誇る。

メモ

  • このクラスに選ばれる基準は現状不明である。クラス名の訳である「復讐者」に倣えば復讐を行った、行おうとした存在に宛がわれると見るのが自然だが、元祖アヴェンジャーたるアンリマユは語られる限りは生前は悪として祭り上げられ虐待はされど、自分からは何もしていない。形無き島にやってくる英雄候補生を返り討ちにし続けたゴルゴーンや、群れの為に人間そのものよりも家畜を襲い続けたロボ、実際には誰も殺していないサリエリも同様である。
    • ただそれぞれの理由や動機などは明らかに復讐としての合理を逸したものであり、行き場のなくした憎悪や復讐心という精神的要因から選ばれるものではないかと思われる。故に決してそれが人の性フランスなどと憎むべき当事者に向けられているものではなく、そして非当事者すら巻き込んだ終わりなきもの(言うならばやられたけども憎いから倍で返す)となっている。
    • ジャンヌ・オルタが自身の霊器をアヴェンジャーとして確立するまでの経緯を考えると、「実際に復讐を行ったかどうか」よりも「復讐する権利がある、復讐を望んでいるに違いないと思われているか」が選ばれる理由になっている節がある。
  • 「avenge」という言葉は「他人の仇を討つ」場合や「正当性のある報復」などに用いられる。個人的な動機による復讐を指す「revenge」とは微妙にニュアンスを異にする。
    • どちらかというと私怨や個人的な復讐を行った者は「バーサーカー」や「アサシン」で召喚されている者が多い。
  • 両儀式によると、人間が人間に復讐する理由は、好きな相手に裏切られたがゆえの恨みであり、どうでもいい相手になら何をされても無視する、とのこと。
  • ウォッチャーの影法師である船長を名乗る老人は、サーヴァントとして召喚された場合このクラスとなる模様。
  • アヴェンジャーはクラスそのものが異質といっていいほど極めて特殊なクラスである。
  • ゴルゴーンの見立てによれば、ケツァル・コアトルも復讐者の素質があると言われている。
  • 『Fate/Grand Order』では、イベントや特定のシナリオ限定の登場であれば他にもアヴェンジャークラスで登場したサーヴァントはいる。
    • プリズマ☆イリヤコラボイベント中限定敵としてアヴェンジャークラスの女王メイヴが登場している。メタ的に考えると、彼女がライダーのままで登場すると特効キャラにキャスターが多いイベントで障害になりかねないという理由が考えられる。
    • 『デッドヒート・サマーレース』では、アヴェンジャークラスのブーディカが登場している。生前の逸話から、兼ねてよりアヴェンジャーの適性も持っていると言われていたが、その性質が前面に出た形になる。
    • 亜種並行世界Ⅲで登場した天草四郎時貞(剪定事象)は本家がルーラークラスであるのに対してアヴェンジャークラスが割り振られている。彼の境遇を考えれば至極妥当とも言えるが。
    • 『ぐだぐだ帝都聖杯奇譚』では茶々が「アヴェンジャー・淀」としてアヴェンジャークラスが割り振られている。発端は「自分がいない間にイベントが終わった」というだけだが、変貌した結果徳川と帝都に恨みを持つようになってしまった。

脚注

注釈


出典


リンク