アイリスフィール〔天の衣〕
2018年10月12日 (金) 03:13時点における106.167.21.209 (トーク)による版 (台詞を原文に合わせて修正。また他で公開されている台詞はそちらへ誘導し、過度の引用は避けます。)
キャスター | |
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真名 | アイリスフィール・フォン・アインツベルン |
性別 | 女性 |
身長 | 158cm |
体重 | 52kg |
出典 | - |
地域 | - |
属性 | 混沌・善 |
一人称 | 私 |
二人称 | 貴方/○○[注 1] |
三人称 | 彼/彼女/あの人 |
声優 | 大原さやか |
デザイン |
縞うどん 武内崇(原案) |
設定作成 | 桜井光 |
レア度 | ☆4 |
初登場作品 | Fate/Grand Order |
概要
「魔術師」のサーヴァント。アイリスフィール・フォン・アインツベルンが聖杯の端末としてサーヴァント化したもの。
- 略歴
- 「Fate/Accel Zero Order」で大聖杯を壊した後、カルデアに召喚され、ACT-EXで改めて登場する。黒聖杯を壊されたことについては痛かったけど気にしないとのこと。寧ろ手ぬるいせいで壊し切れず、小聖杯が大雑把な欠片に分かれて活動を始めたとアンリマユとともに告げる。
- 終局特異点「冠位時間神殿 ソロモン」では冠位時間神殿に召喚され、エミヤ〔アサシン〕と共にⅩの座を統括する廃棄孔アンドロマリウスと交戦する。
- 人物
- 魔術礼装「天のドレス」を纏ったアイリスフィール。聖杯の端末。大聖杯に還った嬰児が分霊としてサーヴァント化した存在のため、本来英霊の座にはいない「仮初のサーヴァント」。
- ユスティーツァの姿をした黒聖杯と対をなす。アンリマユが言うところの黒い女の善人版。冬木の汚染された聖杯を顕す性質とは異なり、妻であり母である「アイリスフィール・フォン・アインツベルン」の側面が色濃く、親愛と慈愛に溢れている。誰に対しても分け隔てなく穏やかに接する淑やかな女性だが、好奇心は人一倍強い。
- 過去に聖杯戦争を経験したからか、マスターとサーヴァントのあるべき距離感を想定してそれを適切に維持する傾向にある。
- 「Fate/Accel Zero Order」で聖杯を破壊して行き場が無くなりカルデアに行くことになったアイリとは別人とACT-EXで述べている[出 1]。
- 能力
- 「シュトルヒリッター」を小鳥や剣の形で自在に操る他、聖杯の浄光で攻撃している。
- スキル「献身の覚悟」により防御・回復系の魔術・スキル・アイテムの使用効果に対してプラス補正がかかる。
- 大地母神に近くスキル「女神の神核」を持つが、本来の神霊とは無関係の為、そのランクは低い。
バリエーション
黒アイリ
「この世全ての悪」によって汚染された黒い聖杯。クラスは「復讐者」。
詳細は「黒聖杯」を参照。
四元素アイリ
カルデア陣営によって破壊されたはずの黒い聖杯の欠片。見た目は天の衣の色違いだが、性格がそれぞれ異なっている。
というのも、黒い聖杯を壊しきれなかったために、小聖杯は欠片として散らばり、活動を開始。アンリマユは大人しくするように注意を呼びかけたが、火のアイリのせいで反乱を起こしてしまい、問答無用で襲撃した。
火のアイリは一際過激で活発、おしゃまだが、わりと素のアイリに近い。水のアイリは冷たくも、クールで理知的だが、無自覚な伝奇脳。土のアイリは地味で大人しいが、わりと根に持ち、陰からこっそり復讐する。風のアイリはフリーダムで軽やかな口調と性格となっている[出 2]。戦闘中のボイスもそれぞれ専用のものが用意されている。
ステータス
クラス | マスター | 筋力 | 耐久 | 敏捷 | 魔力 | 幸運 | 宝具 | クラス別能力 | 保有スキル | 備考 |
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キャスター | 主人公 (Grand Order) | E | E | C | A+ | B | B | 陣地作成:B 女神の神核:C |
献身の覚悟:A 自然の嬰児:A 魔術医療:A |
宝具
- 白き聖杯よ、謳え (ソング・オブ・グレイル)
- ランク:B
種別:魔術宝具
レンジ:0~50
最大捕捉:20人 - 愛と母性が聖杯と結び付き、真摯にして清らかなる祈りを一時的に叶える宝具。
- 願望器としての機能ではなく、アイリの存在が宝具として昇華されたモノ。
- 自陣を回復し、バッドステータスを全解除する。持続ダメージの類も解除される。霊核の欠片でも残っていれば戦闘不能状態となったサーヴァントの復活も可能。
- 『Grand Order』では「味方全体のHPを回復&味方全体にガッツ状態を付与[注 2][注 3]」という効果のArts宝具。
- 黒聖杯及び四元素アイリも同様の宝具を持つが効果が異なり、天の衣の白き聖杯はHP回復+ガッツ付与、四元素アイリの聖杯はダメージ+それぞれ異なるバッドステータスとなっている。
- 四元素アイリのものはそれぞれバラバラの宝具名に「ソング・オブ・グレイル」のルビが振られており、内訳は『
てんしんアイリざんまい 』(火)、『青の聖杯よ、凍れ 』(水)、『錆の聖杯よ、嘆け 』(土)、『あいり・ざ・りっぱー 』(風)となっている。火・風のものについては使用時に「模倣宝具」「マネっこ宝具」と呼称しているが、見た目は一緒なので何を模倣しているのかは謎。 - 元々は四元素アイリそれぞれと3回ほど戦う中で宝具名が変化していき、3回目で『○き聖杯』となる予定だったが、制作の都合上ボツとなった。
- ボツ名称は『てんしんアイリざんまい』『ウィッカーレディ』『赤き聖杯よ、盛れ』(火)、『アイスベルク・タナトース』『ラヴィーネ・アバランチア』『青き聖杯よ、凍れ』(水)、『クラレント・ゴッド・フォース』『アロンダイト・ナイン・ライブズ』『錆の聖杯よ、嘆け』(土)、『あいり・ざ・りっぱー』『テスラ』『鈴の聖杯よ、響け』(風)となっている[出 2]。
真名:アイリスフィール〔天の衣〕
登場作品と役柄
Fateシリーズ
- Fate/Grand Order
- 「Fate/Accel Zero Order」イベント報酬。
人間関係
Fate/Grand Order
- 衛宮切嗣
- 別の可能性における最愛の人。
- バレンタインイベントでくれるチョコレートには何故かキリツグとあった。漢字が書けなかったのだろうか。
イスカンダルの益荒男同様、只の片言化現象かもしれない - エミヤ〔アサシン〕
- 守護者となった可能性の衛宮切嗣。アイリが守り続ける守護者とは彼のことだろうか。マイルームではその存在と良くない何かに囚われていることを察知している。
- 『Fate/Grand Order material Ⅲ』にある彼へのコメントは彼が最終再臨した時にも聞ける。
- イリヤスフィール・フォン・アインツベルン
- 別の可能性における最愛の娘。
- イリヤスフィール・フォン・アインツベルン (Grand Order)
- これまた別の可能性における最愛の娘。
- 『Fate/Grand Order material Ⅲ』によると、彼女を視認すれば表情が輝き即座に抱きしめる。この間実に0.5秒である。
- マイルームで彼女は間接的にアイリの声を聞いて母親かと反応したがお嬢様みたいな話し方だから聞き間違いかと考え直している。
- クロエ・フォン・アインツベルン (Grand Order)
- 『プリズマ☆イリヤ』でのイリヤの半身であり、もう一人の娘。
- マイルームでの彼女は、胸当てを付け忘れていることにツッコミを入れられていない状況に憤慨している。
- エミヤ
- 『Fate/Grand Order material Ⅲ』によると母性本能が疼く気がしている。バレンタインイベントでは料理の先生の一人に挙げ、エミヤくんと呼んでいた。
- エミヤ〔オルタ〕
- 『Fate/Grand Order Gutentag Omen』によるとエミヤ同様、彼の事も好きだとか。
- 言峰綺礼
- マイルームにて、嫌いなものとして遠回しに言及している。
- アルトリア・ペンドラゴン
- 第四次聖杯戦争が自らが代理マスターを務めたサーヴァント。『Fate/Grand Order material Ⅲ』で此処でも戦っていると発言した。
- ロード・エルメロイⅡ世
- 第四次聖杯戦争の参加者だが、外見年齢が高い。『Fate/Grand Order material Ⅲ』で大人になったことに思わず感嘆を漏らす。
当時19歳でイギリスでは成人済みだったのだが - アレキサンダー、子ギル
- 第四次聖杯戦争の参加者だが、外見年齢が低い。『Fate/Grand Order material Ⅲ』で可愛らしい見た目と真名が一致せず聞き返した。
- グレゴリー・ラスプーチン
- 『Fate/Grand Order material Ⅲ』で見た目のせいか、彼女らしくない発言をした。
- アンリマユ
- イベント「Fate/Accel Zero Order」のACT-EXで共に登場。汚染の元凶なので、雑に扱っている。
義理の息子の姿には見えなかったんだろうか - マルタ、ナイチンゲール
- イベント「ネロ祭再び」で医療班として共演。ナイチンゲールの話の聞かなさに振り回される。
- ブーディカ、タマモキャット、両儀式、源頼光
- バレンタインイベントで料理の先生として名を挙げた。彼女たちとエミヤのおかげで料理の腕が上達した。
- ジャガーマン
- エミヤ〔アサシン〕の幕間にて、彼女からアイリ師匠と呼ばれる。
名台詞
Fate/Grand Order
アイリスフィール〔天の衣〕
戦闘
- 「喧嘩は両成敗よね」
- スキル使用時。『Fate/kaleid liner プリズマ☆イリヤ』でのあの台詞を思わせる。
マイルーム
- 「好きなもの? 私はたくさんのものが好きだけれど……一つ思うなら、そうね……あの子と、あの人を」
「おかしな話ね。私は聖杯の力で、聖杯の端末の一つとして、仮初めに現界しているのに
聖杯よりも、大切に思うことがあるの。あの子と……あの人」 - マイルーム会話「好きなもの」「絆Lv4」。彼女はなにより家族を大切に想い愛してる。
- 「嫌いなもの? ……一般論だけど、有り得ないほど辛いものが好きで、表情のない、太極拳を使う神父って、ダメだと思うの」
- マイルーム会話「嫌いなもの」。別の可能性ではどこぞの外道神父に酷い目にあったので無理もない。
あとアイリさん、言峰が使ってるのは太極拳じゃなくて八極拳です。
- 「有り得ないかたちでの現界……私がキャスターのサーヴァントになって。理由はいくつか思い当たるわ、でも……あまり考える気にはなれなくて……。あなたはどうかしら」
- マイルーム会話「絆Lv3」。いつになったら理由は分かるのだろうか。
本編
- 「貴方が遠い世界の異聞―――有り得ない世界の、有り得ない可能性の欠片だとしても。
信じた道を走り抜けて消えてしまった、名前さえ棄てた人物の最後の記録であったとしても。
私は貴方の戦いが正しいものだったと肯定します。たとえその結末が、私 の否定であったとしても。」 - 『冠位時間神殿 ソロモン』にて、エミヤ〔アサシン〕への言葉。彼が人理からこぼれ落ちた一人の男であることを示唆しているが…
イベント
- 「っ……!
こ、これはアインツベルンの正装というか、
魔術儀式用のドレスだから!
恥ずかしいとかそういうのは言わない約束っ!」 - イベント「Fate/Accel Zero Order」のACT-EXにて。内心恥ずかしい格好と思っていた。概念礼装「ハロウィン・プリンセス」も露出度では負けていないがどう思っているやら……。
その他
- 「あの子には何だってプレゼントしたいわ。綺麗なもの、可愛いもの、素敵なものはぜんぶ集めて残してあげたいわ。
でもね。ドレスのカタチをした呪いは―――残したくないの。」 - 絆礼装「天の衣」のフレーバーテキストの一部。天の衣はアインツベルンの大願を叶えるべきホムンクルスである娘のもの。
だが娘の幸福を願う彼女にとっては継がせたくない枷だ。
- 「え? とりあえずまず死んでくださる?」
- 『Fate/Grand Order material Ⅲ』でのラスプーチンに関するコメント。
- 慈愛に満ち、分け隔てなく接する彼女にしては珍しく、かなり辛辣な物言いである。
- 彼女にそう言わしめたラスプーチンが何者なのか長らく物議を醸したが、後に件の外道神父の死体を依り代とした疑似サーヴァントであることが明かされた。
四元素アイリ
四元素アイリのボイスのテキストは制作の都合上、没となってしまった分も含め、竹箒日記で公開されている[出 2]。
- 「私はアイリスフィールの中では一番の小物、と言いながら風のアイリちゃんは消えるのであった、続く」
- 風のアイリの撃破時台詞。エドワード・ティーチの撃破時台詞のようなノリで消えていく。
メモ
- キャラクターデザイン担当の縞うどん氏によると、当初配布を想定していなかったので通常のサーヴァントと同じ様に3段階のデザインを用意していた。
後に仕様変更となったので武内氏に良いとこ取りしたデザインラフを作ってもらい今のデザインになったとの事[出 3]。