マルタ〔ルーラー〕

2019年8月9日 (金) 18:18時点におけるよっちゃんイカ (トーク | 投稿記録)による版 (→‎宝具)
ルーラー
真名 マルタ
性別 女性
身長 161cm
体重 49kg
出典 史実、新約聖書
地域 欧州
属性 秩序・善
一人称
二人称 貴方/アンタ(時折)
三人称 彼/彼女/アイツ(時折)/奴(時折)
声優 早見沙織
デザイン 坂本みねぢ
設定作成 桜井光
レア度 ☆4
初登場作品 Fate/Grand Order
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概要

裁定者」のサーヴァント。期間限定イベント『カルデアサマーメモリー』にて登場した水着姿のマルタ
『ホーリー・サンバ・ナイト』においても、一度だけこの姿でリングイン。負傷したケツァル・コアトルの代理として、新ケツァルマスクを名乗って戦うことになった。
略歴
レイシフトのトラブルで無人島に流れ着いた際、スカサハによって過ごしやすい姿に霊基を調整された姿。
人物
聖杖を持つ前の「あの頃」の気配がちらちら。ライダーでの現界に比べると我慢が利かなくなっており、頻度がやや高くなっている。
姿を変えようと、普段では見られない攻撃性を発揮しようと、多少言葉に変化があっても、世界と人を救わんとする完璧な聖女に他ならない。
主婦の守護聖人として一方通行な愛を向けるアルテミスに対して、若干ばかり侵略行為と断じている。
能力
水着姿で現界するにあたり聖衣と聖杖を失ったため、徒手空拳で戦う。
ヤコブ、モーセ、そしてマルタへと脈々と受け継がれてきた、極まれば大天使にさえ勝利するヤコブの手足という古き格闘法を使い戦う。
有した手札の内訳は、そうした聖女としての48の拳法技と、町娘時代の名残を残す52の喧嘩殺法。当然と言えば当然なのだが、上記イベントでもプロレス技を使う気配は見られず、油断していた対戦相手を驚愕させていた。
船上で漂流し、ローヌのほとりでタラスクを制したマルタは水に縁深く、水着になったことでその性質が強化されたことによる水辺の聖女スキルにより、水辺を認識した時、マルタの攻撃力は上昇する。
また、聖女らしく聖水を用いて毒に侵された大地を浄化することも出来る。
霊基再臨三段階目でライダー時でも装備された籠手「ホーリーナックル」が実体化する。本人曰く外せないらしい。

ステータス

クラス マスター 筋力 耐久 敏捷 魔力 幸運 宝具 クラス別能力 保有スキル 備考
ルーラー 主人公 (Grand Order) B+ B B A A+ A 対魔力:EX 水辺の聖女:B+
天性の肉体(海):A
ヤコブの手足:B
真名看破:C
神明裁決:A

宝具

荒れ狂う哀しき竜よ(タラスク)
ランク:A
種別:対人宝具/対竜宝具
レンジ:1~50
最大捕捉:1人
鉄拳聖裁。そういう使い方はして欲しくないなあ、というタラスクの願いが形となったかのような恐るべき対人宝具。
飛来したタラスクを対象にぶつけつつ、拳の連打によって更なるダメージを与える。
まるでタラスクを殴り付けているように見えるが、マルタが振るうの拳は一種の「徹し」「寸剄」如き打撃法であるため、タラスクにはダメージはなく、タラスクの下になっている対象にすべてのダメージが届くようになっている……らしい。タラスク曰く、結構痛いらしいが。
ビジュアル的には、召喚されたタラスクは高速回転しながら敵の上にのしかかり、そこへ更にマルタがタラスクの上から拳を乱打し、タラスクごと相手を木端微塵に爆砕する。……どう見ても荒れ狂っているのは彼女自身である。
『Fate/Grand Order』での効果は、1ターンの間防御力を低下させ、敵単体に大ダメージを与える。ルーラー故に弱点を突けない代わりに、防御ダウンは宝具ダメージの前に入るため、結果として額面よりも大きなダメージを与える事ができる。
竹箒日記で奈須きのこ曰く「タラスクが相手に乗っかってその上にマルタが乗っかってトドメに鉄拳聖裁って入る。相手は死ぬ」とあり[出 1]、その言葉通りタラスクごと相手を爆砕する瞬間、画面に「鉄 拳 聖 裁」の文字が表示されるカットインのような演出が入る。
これのせいで、タラスクは玉藻の前〔ランサー〕から「タラスクさんは頑張って生きて下さいね」と同情を貰っている。
強化後はランクがA+に上昇。

真名:マルタ

マルタ。悪竜タラスクを鎮めた、一世紀の聖女……が水着姿になったもの。

関連

ヤコブ絶命拳
「ヤコブの手足」に由来する格闘術のうち数少ない構えを必要とする逆正拳突き。

登場作品と役柄

Fateシリーズ

Fate/Grand Order
『カルデアサマーメモリー 2016』の開催に伴い期間限定でガチャに追加。イベントガチャ限定サーヴァントであり、恒常的な入手手段は現状ない。
バーサーカー以外では希少なBaster三枚+宝具もBasterというカード構成に加え、広範囲の相手に特攻を取れるスキル「ヤコブの手足」が強力な攻撃型サーヴァント。
スキル構成、クラス、ステータスと、ほぼ全てにおいて高水準でまとまっており、ライダー時よりも強いとの評が多い。
やはり杖がいけなかったか………

人間関係

Fate/Grand Order

主人公 (Grand Order)
マスター。この霊基状態だと、舎弟に見えてしまうとか。
アルテミス
主婦の守護聖人として、あまりの一方通行カップルぶりにいろいろ思う所があったらしく、オリオンのキャラクエでは鉄拳聖裁しようとする。
ベオウルフ
2017年のサマーイベントにて、あまりの鉄拳ぶりから、筋金入りのバトルマニアのベオウルフもマルタの気配で血沸き肉躍らせて興奮する。
マルタは「聖女です」と否定するも、勝手に「凄女」と聞き間違えてさらに興奮。結局はマルタが折れて殴り合いに応じた(そしてベオウルフをノシてしまった)。
ケツァル・コアトル
彼女の幕間の物語にて、一番目の対戦相手として登場。
ルチャとヤコブ神拳の対決となったが、「相手の技は避けずに受ける」というルチャの本質を知らなかったために敗北を喫した。
モードレッド〔ライダー〕
期間限定イベント『鬼楽百重塔』にて、温泉で泳ぐどころかサーフィンし始める彼女に激怒し、礼儀を叩き込んだ。

生前

モーセ
彼女より前の時代、出エジプト記に登場する偉人。ルーラークラスの際の戦闘開始時に彼に許しを請うことがある。
極まれば大天使にさえ勝利することもできる古き格闘法を受け継いでいる。
ヤコブ
彼女より前の時代、創世記に登場する偉人。モーセ同様、ルーラークラスの際の戦闘開始時に言及される。
極まれば大天使にさえ勝利することもできる古き格闘法を受け継いでいる。
タラスク
生前、説法(物理)して調伏した悪竜。
村人の手によって命を奪われた後は守護霊として生涯共に連れ歩いた。
マリア
妹。さすがに拳を振るう姿は見せられないと恥じ入っている。

名台詞

Fate/Grand Order

「ヤコブ様、モーセ様。お許しください……マルタ、拳を解禁します」
戦闘開始時の台詞。マテリアル曰く、聖衣と聖杖を失ったため、素手で争いを止める他になく、仕方のない事だとか。
「重くいくのね」
「鋭くいくのね」
「激しくいくのね」
コマンドカード選択時の台詞。水着姿で現界した彼女の戦闘スタイルは完全なステゴロ上等であり、コマンドカードも典型的なバーサーカーと同様のBuster3枚タイプである。
「愛を知らない哀しき竜、ここに───星のように! タラスク!
 ……せいっ!逃げ場はないわ! 鉄・拳・聖・裁!」
宝具使用。敵もろともタラスクを粉々にする拳舞、今ここに。
「こうなったらある程度までは開き直る!
 ちょっとばかしあの頃の感じが出ちゃってるけど、私は私。貴方がいいって言うなら、とことんまでやってやりますからね!
 そこんトコ、ヨ・ロ・シ・ク、よ!」
マイルーム会話「絆Lv5」。

メモ

  • 「水辺の聖女」スキルの影響で水辺判定される地形ではステータスが上昇するが、期間限定イベント『深海電脳楽土 SE.RA.PH』では戦場が全て電脳世界SE.RA.PHになり「電子の海」という解釈か、或いは舞台が海底に潜行中であるためか水辺判定されている。
    • このためパーティに入れるユーザーが多くなったが、同イベントで登場するメルトリリスパッションリップと並べると髪の色と声優のせいかあまり違和感が無い。このため「愛憎のアルターエゴ」「快楽のアルターエゴ」と並べて「暴力のアルターエゴ」等と呼ばれてしまうハメになった。そして「殴ルーラー」とも。
    • なお、同イベントで強力なボスとして登場したBB(ムーンキャンサー)に対しては、有利クラスである上妨害を通さずにボスを速攻できるスキルの相性がよく、奈須きのこ氏を含めた数多のマスターの下BBは鉄拳聖裁の餌食になったとか。他にもボスとして登場したメルトリリス、パッションリップ、鈴鹿御前タマモキャットなど神性持ちが多く、尽くヤコブ神拳の前に沈んだ。
      • 他方のライダー版はBBスロットの不利効果を容易に解除できるためこちらも重用された。
      • その後の『サバ★フェス』でもBB (水着)が登場するが、こちらは神性持ちムーンキャンサーだったため以下略。BB絶対殺すウーマン。
  • 非常に珍しいことに、水着が全く関係ないイベント『ホーリー・サンバ・ナイト』でも、ピックアップガチャが用意されている。
  • 現在マルタ〔ルーラー〕以外の☆4ルーラーとしては、『ホーリー・サンバ・ナイト』で実装された踊ルーラーケツァル・コアトル〔サンバ/サンタ〕、『レディ・ライネスの事件簿』で実装された投げルーラーアストライアがいるが、いずれも格闘技が得意という共通点がある。

話題まとめ

関連商品

脚注

注釈


出典

リンク