差分

280行目: 280行目:  
***その後これを書いたきのこ当人は修正をせず、それどころか別の日の日記にもこの呼び名を使い、短縮形の「ぬ」表記も併せて登場した。こちらも公式呼称の一種であろうか。
 
***その後これを書いたきのこ当人は修正をせず、それどころか別の日の日記にもこの呼び名を使い、短縮形の「ぬ」表記も併せて登場した。こちらも公式呼称の一種であろうか。
 
*「オルタ」という呼称が公式で黒化したサーヴァントに使われたのは[[アルトリア・ペンドラゴン〔オルタ〕|セイバーオルタ]]以来の地味に久々過ぎるレアケースである。プリヤ側でわんさか登場する黒化英霊でも「オルタ」という呼称は未だ使われていない。
 
*「オルタ」という呼称が公式で黒化したサーヴァントに使われたのは[[アルトリア・ペンドラゴン〔オルタ〕|セイバーオルタ]]以来の地味に久々過ぎるレアケースである。プリヤ側でわんさか登場する黒化英霊でも「オルタ」という呼称は未だ使われていない。
**「オルタ」という呼称を冠するサーヴァント達は「聖杯の力を受け、本来なら在り得べからざる形に変転したサーヴァント」である点が共通している。おそらくはこれが「オルタ」と呼ばれる条件なのではと推測される。つまるところこのジャンヌは「オルタ」と名前についてはいるが、正規のジャンヌ本人が黒化したわけでも変質したわけでもないのでセイバーオルタやクー・フーリン・オルタとはまた異なる存在であるといえる。表現としては「ジャンヌ・ダルクのそっくりさん」が正しいだろう。人々の信仰を拠り代としているという点は、同じサーヴァントの中では、ナーサリーライムに近い。
+
**「オルタ」という呼称を冠するサーヴァント達は「聖杯の力を受け、本来なら在り得べからざる形に変転したサーヴァント」である点が共通している。おそらくはこれが「オルタ」と呼ばれる条件なのではと推測される。つまるところこのジャンヌは「オルタ」と名前についてはいるが、正規のジャンヌ本人が黒化したわけでも変質したわけでもないのでセイバーオルタやクー・フーリン・オルタとはまた異なる存在であるといえる。表現としては「ジャンヌ・ダルクのそっくりさん」が正しいだろう。
*元々この手のジャンヌは『Fate/Zero』の二次創作界隈でたびたび見受けられていた。冬木の汚染した聖杯でジルの暴走を止める為にルーラーを召喚したら彼女まで黒化していたというオチや、狂ったジルと楽しげにしている姿には普通のジャンヌでは精神的におかしいといった理由の為。
+
**サーヴァントにおいて人々の信仰を拠り代としているという点は、「自己改造」スキルが共通する[[ナーサリー・ライム]]に近い。
*そのキャラクター性から登場当初より召喚して使用することを望むプレイヤーも多かったものの、上記の経緯が経緯なので特別な理由が無い限りガチャからは出てこないと思われていた(歪んだ人類史の中でジルが創造した架空の存在なため、英霊の座に本体がいない)。しかし「ほぼ週間 サンタオルタさん」で再登場を果たし、そこで「霊基を上げてサーヴァントになる」と宣言。後に宣言通り「ダ・ヴィンチと七人の贋作英霊」においてアヴェンジャーのサーヴァントとして参戦した。
+
 
**キャラクターデザインを担当した武内氏によると、当初は単なる色変えキャラとして作られている。というのも、『Grand Order』制作当時は時間も精神的にもゆとりのない時期だったらしく、第一特異点で登場したジャンヌオルタはキービジュアルで描いたジャンヌのイラストを反転して流用した。
+
*元々この手の黒化ジャンヌは『Fate/Zero』の二次創作界隈でたびたび見受けられていた。冬木の汚染した聖杯でジルの暴走を止める為にルーラーを召喚したら彼女まで黒化していたというネタや、狂ったジルと楽しげにしている姿には普通のジャンヌでは精神的におかしいといった理由の為。
***後日、イベント配布サーヴァントとして実装する予定だったが、ファンの好評を受けて設定を練り直して、新たにデザインされたサーヴァントとして実装を果たした。
+
 
 +
*そのキャラクター性から登場当初より召喚して使用することを望むプレイヤーも多かったものの、上記の経緯が経緯なので特別な理由が無い限りガチャからは出てこないと思われていた(歪んだ人類史の中でジルが創造した架空の存在なため、英霊の座に本体がいない)。しかし「ほぼ週間 サンタオルタさん」で再登場を果たし、そこで「霊基を上げてサーヴァントになる」と宣言。後に宣言通り「ダ・ヴィンチと七人の贋作英霊」において、アヴェンジャークラスの期間限定サーヴァントとして参戦した。
 +
**キャラクターデザインを担当した武内氏によると、当初は単なる色変えキャラとして作られている。というのも、『Grand Order』制作当時は時間も精神的にもゆとりのない時期だったらしく、第一特異点で登場したジャンヌオルタはキービジュアルで描いたジャンヌのイラストを反転して流用したにすぎないためである。
 +
***後日、イベント配布サーヴァントとして実装する予定だったが、ファンの好評を受けて設定を練り直した結果、新デザインを持つイベントガチャ限定サーヴァントとして実装を果たした。
 
*「復讐を考えた=途中で折れた」IFの存在として復活したためか、「復讐を考えなかった=最後まで折れなかった」本家と比べてメンタル面が一般人に近く、全体的に俗っぽい言動が目立つ。とはいえ本家ジャンヌも本気で怒った際は彼女並みの暴れっぷりを見せており、表れ方が異なっているだけで「高潔な聖女」という仮面を外した素顔は案外こんな感じなのかもしれない。
 
*「復讐を考えた=途中で折れた」IFの存在として復活したためか、「復讐を考えなかった=最後まで折れなかった」本家と比べてメンタル面が一般人に近く、全体的に俗っぽい言動が目立つ。とはいえ本家ジャンヌも本気で怒った際は彼女並みの暴れっぷりを見せており、表れ方が異なっているだけで「高潔な聖女」という仮面を外した素顔は案外こんな感じなのかもしれない。
 
*彼女が「竜の魔女」のスキルを持っている理由として『Grand Order』のマテリアルでは[[マルタ]]や[[ゲオルギウス]]らの「[[竜種]]を退散させたという逸話を持つ聖人からの反転現象」と推測されている。なお、元となった白い方のジャンヌは『Apocrypha』の方で[[ジーク|ある竜種]]と縁を結んでいたりする。
 
*彼女が「竜の魔女」のスキルを持っている理由として『Grand Order』のマテリアルでは[[マルタ]]や[[ゲオルギウス]]らの「[[竜種]]を退散させたという逸話を持つ聖人からの反転現象」と推測されている。なお、元となった白い方のジャンヌは『Apocrypha』の方で[[ジーク|ある竜種]]と縁を結んでいたりする。
 
*「オルタの系譜」で登場した時は自分が偽物であることに気づいており、自分がいることを不快と評し、こんなことをするセイバーオルタを悪趣味だと言っていた。
 
*「オルタの系譜」で登場した時は自分が偽物であることに気づいており、自分がいることを不快と評し、こんなことをするセイバーオルタを悪趣味だと言っていた。
 +
 
*「ダヴィンチと七人の贋作英霊」で召喚した英霊の面々に与えた役回りは「[[アレキサンダー|同居中のお姉ちゃん大好きな優秀な義弟]]」「[[ヘクトール|海外から帰国したちょっとフランクな血が繋がっているようないないような、フリーダムなオジサン]]」「[[ジークフリート|クラスで偶然隣の席になった気さくなアイドル]]」「[[アルジュナ|ドSだけどいざというときにはちょっとデレてくれる理系の先輩]]」「[[アーラシュ|隣に住む年上の文系幼馴染み]]」「[[ジル・ド・レェ|子供の頃は大好きだったけど中高生からの反抗期でなんかうざがられるようになった悲しみの父親]]」「[[ブリュンヒルデ|<strike>変態セクハラテケテケ女 </strike>ひとりぐらい同性でフランクな友達]]」…なんというか、実に、乙女ゲー的ラインナップである。
 
*「ダヴィンチと七人の贋作英霊」で召喚した英霊の面々に与えた役回りは「[[アレキサンダー|同居中のお姉ちゃん大好きな優秀な義弟]]」「[[ヘクトール|海外から帰国したちょっとフランクな血が繋がっているようないないような、フリーダムなオジサン]]」「[[ジークフリート|クラスで偶然隣の席になった気さくなアイドル]]」「[[アルジュナ|ドSだけどいざというときにはちょっとデレてくれる理系の先輩]]」「[[アーラシュ|隣に住む年上の文系幼馴染み]]」「[[ジル・ド・レェ|子供の頃は大好きだったけど中高生からの反抗期でなんかうざがられるようになった悲しみの父親]]」「[[ブリュンヒルデ|<strike>変態セクハラテケテケ女 </strike>ひとりぐらい同性でフランクな友達]]」…なんというか、実に、乙女ゲー的ラインナップである。
 
**なお、現在の彼女は黒歴史らしく、「絶対に思い出さないように」と強く釘を刺したそうな。
 
**なお、現在の彼女は黒歴史らしく、「絶対に思い出さないように」と強く釘を刺したそうな。
 +
 
*『亜種特異点Ⅰ』において、セイバーオルタに対抗して'''その辺のブティックからかっぱらってきた'''現代風衣装と、露出度の高い艶めかしいドレス姿を披露している。なお、現代風衣装に関しては完全に新規のイラストであり、更にドレス姿に関しても霊基再臨第三段階がベースとなっている(第三段階のイラストから鎧パーツを外した状態)とはいえ若干アレンジは加わっており、既存絵を特に改変もなく起用したセイバーオルタと比べると若干優遇されている。<del>やったねオルタちゃん!</del>
 
*『亜種特異点Ⅰ』において、セイバーオルタに対抗して'''その辺のブティックからかっぱらってきた'''現代風衣装と、露出度の高い艶めかしいドレス姿を披露している。なお、現代風衣装に関しては完全に新規のイラストであり、更にドレス姿に関しても霊基再臨第三段階がベースとなっている(第三段階のイラストから鎧パーツを外した状態)とはいえ若干アレンジは加わっており、既存絵を特に改変もなく起用したセイバーオルタと比べると若干優遇されている。<del>やったねオルタちゃん!</del>
  
匿名利用者