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:迷いながらもそれ相応に淡々と進んでいた人生が妻の自殺の辺りで大きく変動する辺り、言峰の妻への複雑な想いが見て取れる。
 
:迷いながらもそれ相応に淡々と進んでいた人生が妻の自殺の辺りで大きく変動する辺り、言峰の妻への複雑な想いが見て取れる。
 
::これらを『Zero』て言峰の内面の経歴を辿るなら――
 
::これらを『Zero』て言峰の内面の経歴を辿るなら――
::1.『Zero』この妻の病死の際に懐いた感情を当時の言峰は直視できず、受け止められなかった。妻に関する記憶を「妻も自分の人格の虛無を理解していなかった」ことにする、妻にも感じてしまっていた「他者の苦しみの悦び」とする自身の性質を気持さていないことになってる。
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::1.『Zero』この妻の病死の際に懐いた感情を当時の言峰は直視できず、受け止められなかった。妻に関する記憶を「妻も自分の人格の虚無を理解していなかった」ことにする、妻にも感じてしまっていた「他者の苦しみの悦び」とする自身の性質を気持さていないことになってる。
::2. その少し後に令呪が現れたことで『Zero』における「人並みの幸福実感」を得られないか試行錯誤しつつも父の要請に従っての第四次聖杯戦争と、その経歴から空虚な徒労を繰り返した果てに答えを得たと予想した衛宮切嗣ならば、自分が抱き続ける「なぜ」という疑問への答えを出せるのではないかと期待する。
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::2. その少し後に令呪が現れたことで『Zero』における「そんな理想も悲願も持ちあわせていないな自身にも美しいと思える」を得られないか試行錯誤しつつも父の要請に従っての第四次聖杯戦争と、その経歴から空虚な徒労を繰り返した果てに答えを得たと予想した衛宮切嗣ならば、自分が抱き続ける「なぜ」という疑問への答えを出せるのではないかと期待する。
 
::3. その中で英雄王ギルガメッシュと出会い、彼から自分が他人の不幸を愉悦としていることを指摘され、そしてその悦を自ら進んで行うことを教唆されたことで、目を背け気持さていないた己の悪性と、改めようとするだけだったかつてとは違った形で再び対峙することになる。
 
::3. その中で英雄王ギルガメッシュと出会い、彼から自分が他人の不幸を愉悦としていることを指摘され、そしてその悦を自ら進んで行うことを教唆されたことで、目を背け気持さていないた己の悪性と、改めようとするだけだったかつてとは違った形で再び対峙することになる。
 
::4. 自分から意欲的に人の不幸を作り味わうというこれまでの人生で始めての経験と満足感、衛宮切嗣が自分が求めていた人並みの幸せを無価値とする男だったことへの憎悪、冬木大火災の地獄絵図の光景を見たことで感じた至上の幸福感を味わうことで開花、単に「他者の苦しみ」だけにしか幸福感を得られないというだけでなく、それを至福と感じる自分の本性を完全に自覚し、『stay night』のような悟りと余裕を得ると共に何故自分のような存在が生まれたかという過程への問いも明確化するだか。『stay night』の冬木大火災には言峰が「切嗣とセイバーを分断するため、戦いの邪魔となる住民が消えれば都合がいい」という考えを何気なく願ったところ、住民を消すために冬木大火災が発生したのである、実際『stay night』の十年前は聖杯が壊される前から既に冬木市中は火に包まれていた。『Zero』においては、この冬木大火災が引き起こした原因が違っており、衛宮切嗣が令呪によってセイバーに聖杯を破壊させたことでこの世すべての悪があふれ出したことが原因。
 
::4. 自分から意欲的に人の不幸を作り味わうというこれまでの人生で始めての経験と満足感、衛宮切嗣が自分が求めていた人並みの幸せを無価値とする男だったことへの憎悪、冬木大火災の地獄絵図の光景を見たことで感じた至上の幸福感を味わうことで開花、単に「他者の苦しみ」だけにしか幸福感を得られないというだけでなく、それを至福と感じる自分の本性を完全に自覚し、『stay night』のような悟りと余裕を得ると共に何故自分のような存在が生まれたかという過程への問いも明確化するだか。『stay night』の冬木大火災には言峰が「切嗣とセイバーを分断するため、戦いの邪魔となる住民が消えれば都合がいい」という考えを何気なく願ったところ、住民を消すために冬木大火災が発生したのである、実際『stay night』の十年前は聖杯が壊される前から既に冬木市中は火に包まれていた。『Zero』においては、この冬木大火災が引き起こした原因が違っており、衛宮切嗣が令呪によってセイバーに聖杯を破壊させたことでこの世すべての悪があふれ出したことが原因。
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