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== 雨生 龍之介 ==
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{{登場人物概要
* 読み:うりゅう りゅうのすけ
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| 読み = うりゅう りゅうのすけ
* 誕生日:1月31日 / 血液型:B型
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| 外国語表記 =  
* 身長:174cm / 体重:65kg
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| 別名 =  
* イメージカラー:紫
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| 初登場作品 = [[Fate/Zero]]
* 特技:軽妙なトーク、証拠隠滅
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| 声優 = 石田彰
* 好きなもの:退屈 / 苦手なもの:家族愛
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| 演者 =
* 天敵:なし
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| 身長 = 174cm
* CV:石田彰
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| 体重 = 65kg
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| 年齢 =
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| 誕生日 = 1月31日
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| 血液型 = B型
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| スリーサイズ =
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| 異名 =
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| 愛称 =
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| 性別 = 男性
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| イメージカラー = 紫
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| 序列 =
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| 所属 =
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| 特技 = 軽妙なトーク、証拠隠滅
 +
| 好きな物 = 退屈
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| 苦手な物 = 家族愛
 +
| 天敵 = なし
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| デザイン = 武内崇
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}}
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== 概要 ==
 
[[聖杯戦争|第四次聖杯戦争]]にて[[ジル・ド・レェ|キャスター]]の[[サーヴァント]]のマスターとなった快楽殺人者。
 
[[聖杯戦争|第四次聖杯戦争]]にて[[ジル・ド・レェ|キャスター]]の[[サーヴァント]]のマスターとなった快楽殺人者。
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: 普段は話すことも億劫だと感じるほど無気力な人物。しかし趣味の分野では明朗快活で饒舌。他者の心の機微に敏く、細かいことにこだわらない大らかさで常に建設的な思考をするポジティブさを持つ。探究心と好奇心が旺盛で、精一杯人生を楽しむ。夜の街では人気者で、女性にもよくモテる。――ただしその趣味は、拷問と殺人。聖杯戦争中はほぼ後者の性格のまま。
 
: 普段は話すことも億劫だと感じるほど無気力な人物。しかし趣味の分野では明朗快活で饒舌。他者の心の機微に敏く、細かいことにこだわらない大らかさで常に建設的な思考をするポジティブさを持つ。探究心と好奇心が旺盛で、精一杯人生を楽しむ。夜の街では人気者で、女性にもよくモテる。――ただしその趣味は、拷問と殺人。聖杯戦争中はほぼ後者の性格のまま。
 
: 道徳や倫理観が破綻しているものの、これは幼少期に何か深刻なトラウマを負ったとかそういう理由はなく、どうしようもなく持って生まれたもの。(本人にとっては)幸いなことに、特に既存の道徳観念を植えつけられて思い悩むようなことはなく、自身の欲求に何の躊躇いも忌避も抱いてはいない。それどころか自分の所業を芸術と信じており、その芸術性や哲学性が世間に認められないことを不思議に思っているフシもある。
 
: 道徳や倫理観が破綻しているものの、これは幼少期に何か深刻なトラウマを負ったとかそういう理由はなく、どうしようもなく持って生まれたもの。(本人にとっては)幸いなことに、特に既存の道徳観念を植えつけられて思い悩むようなことはなく、自身の欲求に何の躊躇いも忌避も抱いてはいない。それどころか自分の所業を芸術と信じており、その芸術性や哲学性が世間に認められないことを不思議に思っているフシもある。
: 人を殺すときはその人の死を徹底的に堪能し尽くすために半日以上も死に至る過程を愉しむ場合もある。人殺しが趣味だがスプラッター映画は軽視している。彼にとって虚構の恐怖など軽薄すぎて、死の本質が微塵も感じられないから。
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: 人を殺すときはその人の死を徹底的に堪能し尽くすために半日以上も死に至る過程を愉しむ場合もある。人殺しが趣味だがスプラッター映画は軽視している。彼にとって虚構の恐怖など軽薄すぎて、死の本質が微塵も感じられないから。犠牲者の生皮を剝はいでランプシェードを作ろうとしたが、工作が苦手であるためか途中で挫折したようだ。
 
: 行き当たりばったりの快楽殺人者でありながら、天性の証拠隠滅と捜査撹乱を行うことができ、警察を撒くだけでなく、行なった殺人そのものが世間には認知されていないケースすらある。プロの暗殺者として活動していればひとかどの人物とも成り得たが、彼にとって殺人は趣味の芸術であるためそんな発想はついぞなかった。普段はフリーターだが被害者の金品にも全く興味を示さず、これが警察の捜査を逃れる一因にもなっている。
 
: 行き当たりばったりの快楽殺人者でありながら、天性の証拠隠滅と捜査撹乱を行うことができ、警察を撒くだけでなく、行なった殺人そのものが世間には認知されていないケースすらある。プロの暗殺者として活動していればひとかどの人物とも成り得たが、彼にとって殺人は趣味の芸術であるためそんな発想はついぞなかった。普段はフリーターだが被害者の金品にも全く興味を示さず、これが警察の捜査を逃れる一因にもなっている。
 
: 動物愛好家で、サファリパークとかTVの動物特番とか大好き。中でも特に豹が好きで、衣服として豹柄をあしらったものを身につけるか、あるいは豹に関係した小物(本物の豹の牙のペンダントなど)を持ち歩くようにしている。ただし残虐対象として愛でるのはヒト科ヒト目に限られる。肉食獣は好きで憧れもするが、生まれ変わりたいとまでは思わない。ヒトを狩る上で最も優秀なハンターとなるのは、同じヒトに他ならないから。
 
: 動物愛好家で、サファリパークとかTVの動物特番とか大好き。中でも特に豹が好きで、衣服として豹柄をあしらったものを身につけるか、あるいは豹に関係した小物(本物の豹の牙のペンダントなど)を持ち歩くようにしている。ただし残虐対象として愛でるのはヒト科ヒト目に限られる。肉食獣は好きで憧れもするが、生まれ変わりたいとまでは思わない。ヒトを狩る上で最も優秀なハンターとなるのは、同じヒトに他ならないから。
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== 登場作品と役柄 ==
 
== 登場作品と役柄 ==
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=== Fateシリーズ ===
 
; [[Fate/Zero]]
 
; [[Fate/Zero]]
 
: キャスターのマスターとして聖杯戦争に参加するが本人にその自覚はない。
 
: キャスターのマスターとして聖杯戦争に参加するが本人にその自覚はない。
 
: ただキャスターの殺人美学・哲学に心酔しているがために共に行動し、連続殺人犯として冬木の町を恐怖に陥れた。
 
: ただキャスターの殺人美学・哲学に心酔しているがために共に行動し、連続殺人犯として冬木の町を恐怖に陥れた。
; [[Fate/Zero|Fateゼロカフェ~Fate/Zero Cafeに集う英霊達~]]
+
; [[Fate/Grand Order]]
: 「ゼロカフェ」店員その2。明るくて人当たりもよく、仕事もできるピュアな好青年。ちょっと同居人が怪しかったり、切れ味のいい刃物や小さな子供が好きすぎたり、隙あらば謎の軟体動物を料理に混ぜようとしたりと胡乱なところはあるのだが……
+
: 直接の登場はないが、[[ファントム・オブ・ジ・オペラ]]のマテリアルにおいて(殺人における引き合いとして)彼の名前が記されている。
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:イベント『Fate/Accel Zero Order』では主人公がキャスターの工房に襲撃をかけた際、[[エミヤ〔アサシン〕]]に暗殺された。
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=== Fate関連作品 ===
 
; [[トラぶる花札道中記|とびたて! 超時空トラぶる花札大作戦]]
 
; [[トラぶる花札道中記|とびたて! 超時空トラぶる花札大作戦]]
 
: 最高のアートを作れる環境を求めて、本編以上に大暴走。目についた女性キャラに片っ端に声をかける(材料調達目的で)。
 
: 最高のアートを作れる環境を求めて、本編以上に大暴走。目についた女性キャラに片っ端に声をかける(材料調達目的で)。
 
: 出番が非常に多く、かなり優遇されている。だが花札勝負なのに、彼らに負けたチームはスプラッターな事に……。
 
: 出番が非常に多く、かなり優遇されている。だが花札勝負なのに、彼らに負けたチームはスプラッターな事に……。
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; [[Fate/ゼロカフェ~Fate/Zero Cafeに集う英霊達~]]
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: 「ゼロカフェ」店員その2。明るくて人当たりもよく、仕事もできるピュアな好青年。ちょっと同居人が怪しかったり、切れ味のいい刃物や小さな子供が好きすぎたり、隙あらば謎の軟体動物を料理に混ぜようとしたりと胡乱なところはあるのだが……
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=== その他 ===
 +
; [[TYPE-MOON エイプリルフール企画|戦車男]]
 +
: 「英霊の座」スレ住人。犯罪者2号。COOOOOOOOOOLなアート(モザイク必須)を制作している青年。同居人の[[ジル・ド・レェ|犯罪者1号]]と共に、[[イスカンダル|戦車男]]に対して法的にアウトな手段を唆しながら、その恋を応援している。
 
; [[ちびちゅき!]]
 
; [[ちびちゅき!]]
 
: 総合芸術研究同好会所属。やはり、旦那と一緒に行動している。
 
: 総合芸術研究同好会所属。やはり、旦那と一緒に行動している。
; [[TYPE-MOON エイプリルフール企画|戦車男]]
  −
: 「英霊の座」スレ住人。犯罪者2号。COOOOOOOOOOLなアート(モザイク必須)を制作している青年。同居人の[[ジル・ド・レェ|犯罪者1号]]と共に、[[イスカンダル|戦車男]]に対して法的にアウトな手段を唆しながら、その恋を応援している。
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; [[Fate/Grand Order]]
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: 直接の登場はないが、[[ファントム・オブ・ジ・オペラ]]のマテリアルにおいて(殺人における引き合いとして)彼の名前が記されている。
      
== 人間関係 ==
 
== 人間関係 ==
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:当然怒りを買うが、こちらもキャスター陣営主人公のストーリーだったため、彼女がどうなったかというと……。
 
:当然怒りを買うが、こちらもキャスター陣営主人公のストーリーだったため、彼女がどうなったかというと……。
   −
;[[イリヤスフィール・フォン・アインツベルン|イリヤ]]、[[美遊・エーデルフェルト|美遊]]、[[クロエ・フォン・アインツベルン|クロ]]
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;[[イリヤスフィール・フォン・アインツベルン (プリズマ☆イリヤ)|イリヤ]]、[[美遊・エーデルフェルト|美遊]]、[[クロエ・フォン・アインツベルン|クロ]]
 
:偶然アート工房に来てくれた、最高クラスの素材。特に体の色が白黒になる、という不思議現象に襲われているクロに興味津々。
 
:偶然アート工房に来てくれた、最高クラスの素材。特に体の色が白黒になる、という不思議現象に襲われているクロに興味津々。
 
:旦那と共に早速アートにしようと襲い掛かるが、魔法少女に敵うはずもなく仲良く返り討ちにされる。
 
:旦那と共に早速アートにしようと襲い掛かるが、魔法少女に敵うはずもなく仲良く返り討ちにされる。
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== 名台詞 ==
 
== 名台詞 ==
 
===Fate/Zero===
 
===Fate/Zero===
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;「いや、いいんだけどさ。べつにオレが悪魔でも。でもそれって、もしオレ以外に本物の悪魔がいたりしたら、ちょっとばかり相手に失礼な話だよね。そこんとこ、スッキリしなくてさぁ。<br> 『チワッス、雨生龍之介は悪魔であります!』なんて名乗っちゃっていいもんかどうか。それ考えたらさ、もう確かめるしか他にないと思ったワケよ。本物の悪魔がいるのかどうか。<br> でもね。やっぱりホラ、万が一本当に悪魔とか出てきちゃったらさ、何の準備もなくて茶飲み話だけ、ってのもマヌケな話じゃん? だからね、坊や…もし悪魔サンがお出ましになったら、ひとつ殺されてみてくれない?」
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:猿轡とロープで縛り上げた小学生の男の子に問いかけて。この時、龍之介は小学生の姉と両親を殺害し、その血で召喚用の魔法陣を描いていてこれである。彼の異常性は幼い子供であろうとも、充分感じ取れた。
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;「えと、雨生龍之介っす。職業フリーター。趣味は人殺し全般。子供とか若い女とか好きです。最近は基本に戻って剃刀とかに凝ってます」
 
;「えと、雨生龍之介っす。職業フリーター。趣味は人殺し全般。子供とか若い女とか好きです。最近は基本に戻って剃刀とかに凝ってます」
 
:召喚したキャスターへの自己紹介。まるで何かの面接かお見合いのような今時の若者らしい挨拶。
 
:召喚したキャスターへの自己紹介。まるで何かの面接かお見合いのような今時の若者らしい挨拶。
88行目: 114行目:  
:キャスターの殺人手口を目の当たりにした際の台詞。この瞬間、史上最悪の殺人コンビが誕生した。
 
:キャスターの殺人手口を目の当たりにした際の台詞。この瞬間、史上最悪の殺人コンビが誕生した。
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;「精魂込めて俺達が仕上げてきたアートが……酷すぎる! こんな、こ、これが人間のやることかよォッ!!」
+
;「精魂込めて俺達が仕上げてきたアートが……酷すぎる! こんな、こ、これが人間のやることかよォッ!!」
 
:せっかくの創りあげた芸術品が、留守にした工房ごと破壊され、涙を流して慟哭する龍之介。
 
:せっかくの創りあげた芸術品が、留守にした工房ごと破壊され、涙を流して慟哭する龍之介。
 
:ただし、彼の言う「アート」とは、人間を材料にした●●とか■■とかのことである。なので、読者や視聴者から「お前が言うな」と総ツッコミを受けたことは言うまでもない。
 
:ただし、彼の言う「アート」とは、人間を材料にした●●とか■■とかのことである。なので、読者や視聴者から「お前が言うな」と総ツッコミを受けたことは言うまでもない。
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:なお、『Fate/Zero』のシナリオライターの他の作品で彼の作風を知っている者からは、'''「それって邪神ウロブチだろ」'''とツッコまれている。
 
:なお、『Fate/Zero』のシナリオライターの他の作品で彼の作風を知っている者からは、'''「それって邪神ウロブチだろ」'''とツッコまれている。
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;「やっちまェ青髭の旦那! ブッ潰せ! ブッ殺せ! ココは神様のオモチャ箱だぁ!!」
+
;「やっちまェ青髭の旦那! ブッ潰せ! ブッ殺せ! ココは神様のオモチャ箱だぁ!!」
 
:キャスターの大海魔を目にしてテンションの上がった龍之介のセリフ。
 
:キャスターの大海魔を目にしてテンションの上がった龍之介のセリフ。
 
:彼独特の解釈からすれば、今から海魔に人が嬲り殺され、食い殺されるのもまた神の遊戯に過ぎない。
 
:彼独特の解釈からすれば、今から海魔に人が嬲り殺され、食い殺されるのもまた神の遊戯に過ぎない。
115行目: 141行目:     
;「あ、材料だ」
 
;「あ、材料だ」
:[[Fate/kaleid liner プリズマ☆イリヤ]]陣営シナリオ。少女たちと出会っての第一声がこれである。
+
:[[Fate/kaleid liner プリズマ☆イリヤ]]』陣営シナリオ。少女たちと出会っての第一声がこれである。
    
;「飛び切りのレアモン、中まで白黒なのか楽しみっスねぇー……!」
 
;「飛び切りのレアモン、中まで白黒なのか楽しみっスねぇー……!」
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*趣味・嗜好が合致した為にキャスターとの相性は抜群で、第四次聖杯戦争においてマスターとサーヴァントとの絆が最も固かったチームであったのは実に皮肉である。
 
*趣味・嗜好が合致した為にキャスターとの相性は抜群で、第四次聖杯戦争においてマスターとサーヴァントとの絆が最も固かったチームであったのは実に皮肉である。
 
**ただ、一見似たもの同士ではあるものの実は噛み合っていないと奈須氏は語っており、「仲が良かったのは期間が短かったためにお互いの齟齬に気付かなかったこと」と、「その齟齬が偶然回りまわっていい方向に働いたため」らしい。運が悪ければ召喚直後に殺されていたとか。
 
**ただ、一見似たもの同士ではあるものの実は噛み合っていないと奈須氏は語っており、「仲が良かったのは期間が短かったためにお互いの齟齬に気付かなかったこと」と、「その齟齬が偶然回りまわっていい方向に働いたため」らしい。運が悪ければ召喚直後に殺されていたとか。
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**本編でも、「質より量」で大量殺人をしようとするキャスターに「量より質」が信条の龍之介が難色を示すなど、二人の違いが描かれたシーンがいくつかある。
 
*キャスターと意思疎通が出来ているように見える為、「龍之介もAランク相当の『精神汚染』[[スキル (サーヴァント)|スキル]]持ちでは?」と言われることがある。ただし前述のように「実は噛み合っていない」という発言もあり、正式にこのスキルについて言及されたこともないので、憶測の域を出ない。
 
*キャスターと意思疎通が出来ているように見える為、「龍之介もAランク相当の『精神汚染』[[スキル (サーヴァント)|スキル]]持ちでは?」と言われることがある。ただし前述のように「実は噛み合っていない」という発言もあり、正式にこのスキルについて言及されたこともないので、憶測の域を出ない。
 
*苦手なものに「家族愛」とあるが、作中において彼の家族に関する描写は少なく、また別段嫌がっていた印象は無く弱点としての素質に欠けていた。それを考慮すれば個人の性格・精神上の耐性は全マスターの中で最高ランクだったといえる。
 
*苦手なものに「家族愛」とあるが、作中において彼の家族に関する描写は少なく、また別段嫌がっていた印象は無く弱点としての素質に欠けていた。それを考慮すれば個人の性格・精神上の耐性は全マスターの中で最高ランクだったといえる。
 
*龍之介の発見した古書には「慶応九年」と記され、「今から百年以上も昔、幕末期に記されたことになる」と説明されている。よって先祖が参加した聖杯戦争は第二次(1860年頃開催)と推察される。(第三次は太平洋戦争の直前、第一次はそもそも御三家だけの儀式で外来の魔術師は参加していない)
 
*龍之介の発見した古書には「慶応九年」と記され、「今から百年以上も昔、幕末期に記されたことになる」と説明されている。よって先祖が参加した聖杯戦争は第二次(1860年頃開催)と推察される。(第三次は太平洋戦争の直前、第一次はそもそも御三家だけの儀式で外来の魔術師は参加していない)
**ただし、史実において「慶応」は4年まで(西暦1865~1868)で、「明治」に改元される。おそらく手記を書いた人物に何らかの意図があったのだろうが、作品中では触れられていない。
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**ただし、史実において「慶応」は4年まで(西暦1865~1868)で、「明治」に改元される。おそらく手記を書いた人物に何らかの意図があったのだろうが、作品中では触れられていない。なお、漫画版では'''慶応二年'''となっている。
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*龍之介は犠牲者の肉体(人体部位)を使って“芸術作品”等を作っているが、同じように死体を解体しそれを材料に家具等を作っていた「エド・ゲイン(ギーン)」なる、アメリカで猟奇事件を起こした実在の犯罪者がいた。尤も、動機やその他の背景は全く異なっているが……。
    
== 話題まとめ ==
 
== 話題まとめ ==
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: 原作は文章のみなので読者は想像するしかなかったが、その後ドラマCD→漫画版の順で残虐な描写がエスカレートしていった。特に漫画版では犠牲者の無惨な遺体が2ページ見開きで描かれるなど、凄惨を極めた内容となっている。
 
: 原作は文章のみなので読者は想像するしかなかったが、その後ドラマCD→漫画版の順で残虐な描写がエスカレートしていった。特に漫画版では犠牲者の無惨な遺体が2ページ見開きで描かれるなど、凄惨を極めた内容となっている。
 
: そしてアニメ版は(流血シーン等はあるが)原作よりはるかに抑えられた内容であり(とりわけある人物の行動が原作と異なっており、その結果本来犠牲となるべき人間達が救われたりもした)、そのせいか、アニメ版を入口とした一部のファンにはさほど異常性を認識されず、時に「龍ちゃん」の愛称で親しまれてすらいる。
 
: そしてアニメ版は(流血シーン等はあるが)原作よりはるかに抑えられた内容であり(とりわけある人物の行動が原作と異なっており、その結果本来犠牲となるべき人間達が救われたりもした)、そのせいか、アニメ版を入口とした一部のファンにはさほど異常性を認識されず、時に「龍ちゃん」の愛称で親しまれてすらいる。
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;令呪について
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:原作の文中では、彼の令呪は「三匹の蛇が絡み合ったような」デザインと描写されているが、イラストで見る限りは「蛇」にも「絡み合っている」ようにも見えない。これについて、公式ではなにも発表がないので詳細は不明だが、令呪のデザインは全てのメディアで共通なので、恐らく虚淵氏とTYPE-MOON側との連携の齟齬と思われる。
    
== 関連商品 ==
 
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== 脚注 ==
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===注釈===
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<references group="注"/>
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===出典===
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<references group="出"/>
    
== リンク ==
 
== リンク ==
147行目: 184行目:     
[[Category:登場人物あ行]]
 
[[Category:登場人物あ行]]
 +
[[category:マスター]]
 
[[category:Fate/Zero]]
 
[[category:Fate/Zero]]
 +
[[Category:Fate/ゼロカフェ~Fate/Zero Cafeに集う英霊達~]]
 +
[[category:トラぶる花札道中記]]
 +
[[Category:ちびちゅき!]]
 +
[[Category:コハエース]]
 +
[[Category:TYPE-MOON エイプリルフール企画]]
 +
[[Category:Fate/Ace Royal]]
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