アビゲイル・ウィリアムズ〔夏〕

フォーリナー
真名 アビゲイル・ウィリアムズ
外国語表記 Abigail Williams(Summer)
愛称 アビー
性別 女性
身長 152cm
体重 44kg
好きな物 血の滴る分厚いステーキ、ブランデーをかけたバニラアイス(第一再臨)
読書(第二再臨)
パンケーキなどの小麦粉を使ったお菓子(第三再臨)
苦手な物 吠える犬、目覚まし時計(第一再臨)
高齢の人たちの難しい話(第二再臨)
なし(第三再臨)
出典 史実
地域 北米、マサチューセッツ
属性 秩序・悪
副属性
一人称
二人称 あなた/貴方[注 1]
三人称 ○○様/○○さん/あの方/みなさん
声優 大和田仁美
デザイン 黒星紅白
設定作成 星空めてお
レア度 ☆5
初登場作品 Fate/Grand Order
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概要編集

降臨者」のサーヴァントアビゲイル・ウィリアムズが水着姿になったもの。

略歴
“セイレム魔女裁判”における中心人物。外宇宙の邪なる神―――“全にして一、一にして全なる者”との接続を果たし、フォーリナーとなった少女。
『サーヴァント・サマーキャンプ!』で主人公達の敵として登場。
黒幕とは協力関係にあるが、互いに利用しているだけであり、アビゲイルの目的はただ1つ―――主人公の心を救い、一緒にひそやかに過ごすこと。
他のサーヴァントは主人公の心の傷になるだけであり、私1人がいればよいと排除を目論み、圧倒的な力で多くのサーヴァントを抑え込むも、主人公の身を挺した説得により絆され味方となる。
方法はともかく、ただ1人の人物を救うためだけに動く黒幕の想いは共感する所があったため、主人公への手助けは必要最低限に留めて、その行く末を見届けた。
人物
基本は元のアビゲイルと同じだが、どの再臨でもややはっちゃけている。
寛容で大人びた第一再臨。しっかりもので真面目な第二再臨。天真爛漫で純粋な第三再臨。
それぞれ三姉妹で言う長女・次女・三女のような変化があり、性格や好み・苦手なものが変わるが、本質的な人格は同じである。
能力
異質な世界に通じる“門”を開き、異界のモノを召喚する本家アビゲイルの攻撃に加えて、使い魔である黒猫の“ノーシュ”と灰猫の“ルタール”と連携を取って戦い、眠りに特化したスキル・宝具などの精神攻撃を行う。
飛翔する蝶番を使役したり、ビーチボールや浮き輪といった水遊びで攻撃を行う事もある。

ステータス編集

クラス マスター 筋力 耐久 敏捷 魔力 幸運 宝具 クラス別能力 保有スキル 備考
フォーリナー 主人公 (Grand Order) C B B A B A 領域外の生命:EX
狂気:B+
神性:B+
薔薇の眠り:B
正気喪失:B+
導くもの:A
ミッドサマー・ナイツ:A
強化クエストクリアで「正気喪失」→「ミッドサマー・ナイツ」に変化

宝具編集

遥遠なりし幻夢郷(ドリームランズ)
ランク:A
種別:対人宝具
レンジ:1~6
最大捕捉:6人
対象を取り巻く世界をなめらかに変貌させる。
対象はその境界を意識せぬまま夢の世界へと誘われる。
日常の裏側に隠された世界の真なる姿、その圧倒的な解像度と質量を目の当たりにした者は戦意を喪失し、自我を保つことすら困難となる。
『Grand Order』では「敵全体の防御強化を解除&強力な攻撃[Lv]&防御力をダウン(3ターン)<オーバーチャージで効果アップ>」という効果のBuster宝具。

真名:アビゲイル・ウィリアムズ編集

マサチューセッツ州セイレム村に住んでいた、魔女裁判の中心人物となった少女───が水着姿となったもの。

登場作品と役柄編集

Fateシリーズ編集

Fate/Grand Order
期間限定イベント『サーヴァント・サマーキャンプ!』の開催に伴い、期間限定サーヴァントとして実装。

人間関係編集

Fate/Grand Order編集

主人公 (Grand Order)
マスター。
元のアビゲイル同様に感情移入しており、強引な手段を使ってでもその精神を守ろうとしている。
マシュ・キリエライト
サーヴァントの中でも彼女は(癪だけど)主人公同様に例外扱い。「今を生きる人間」扱いだからであろうか。
カルデアのサーヴァント達
『サーヴァント・サマー・キャンプ!』では、「死者でありながら生者(マスター)の心に傷を残す」と毛嫌いしていた。
イリヤスフィール・フォン・アインツベルン〔アーチャー〕
『サーヴァント・サマー・キャンプ!』で共演。
年長者ということで先輩風を吹かせまくっており、自分が気恥ずかしくなるほどに先輩呼びを強いていた。
徐福
『サーヴァント・サマー・キャンプ!』で共演。
主人公を守るために彼女に協力していたが、いろいろと残念な有様については塩対応を貫いていた。
殺生院キアラ〔ムーンキャンサー〕
『サーヴァント・サマー・キャンプ!』で共演。
一連の事件では脇役同士であり、性格的な相性もあまり良くない為何かといがみ合っていた。
謎のヒロインXX
深夜に食堂に忍び込むと、高確率で遭遇するとか。
その時の感情がくるくる変わる有様はとても楽しいとか。
ノーシュ、ルタール
一緒に連れている猫……のような何か。細い方がノーシュ、太い方がルタール。
彼らとは夢の世界で出会ったようで、使い魔としている。ただ、自身の知らない所でこっそり喧嘩もしているらしい。
元ネタはクトゥルフ神話における「サイクラノーシュ」と「ウルタール」であろうか。
なおルタールは夢の国を辿っていった結果、ネコアルクとマシュが戦っている場面に出くわした模様。
ガグ
第一再臨のExtra Attackにて、頭部のみ登場する異形生物。
その全体像は巨大で四本の手を持つ毛むくじゃらの化け物であり、手には刃物を持っている。
オジマンディアスニトクリス
ノーシュやルタールはオジマンディアスのお付きであるアウラードが気になっているようで、アビゲイル自身はメジェドが好きと語っている。
ソドムズビースト/ドラコー
『Fate/Grand Order Arcade』の期間限定イベント『ドリームジャーニー ~神秘と恐怖の幻夢郷~』にて、慰労会会場設営の特異点作り(!)のために聖杯をもらった相手。
曲亭馬琴葛飾北斎〔セイバー〕土岐村路スーパーバニヤン謎のアイドルX〔オルタ〕
『サーヴァント・サマー・フェスティバル2023!』で同人サークル「美少年」を組んでいた相手。
曲亭馬琴に関しては、彼女のところの犬たちは無闇に吠えないのであまり苦手ではない様子。とはいえ「ジル・ド・レェの海魔の方がマシ」として仲良くふれあいたいとはしていない。

名台詞編集

Fate/Grand Order編集

「黒猫とパンケーキ作る🎵ミャン!
 パンケーキに黒猫をのせる🎵ミャン!
 黒猫のパンケーキできあがり🎵ミャン!
 黒猫のパンケ~~キ🎵ミャン!ミャン!」
イベントのショップで歌っていた「黒猫のパンケーキ」の歌。あまりの可愛さに中毒者が続出する事態になった。[注 2]
「仕方ないわ。
 ピザとコーラと赤くて細長いグミはアメリカの華、褒むべき良心なのだもの。
 ……私もよく知らないのだけど。もぐもぐ……」
期間限定イベント『サーヴァント・サマーキャンプ!』にて、マーケットをゾンビに囲まれた状態で皆でピザを食べていた主人公一行に唐突に混ざって。
この時点でほぼ敵対関係であるにも関わらず、当然のようにピザを咀嚼してお代わりを要求する有様に一同は危うくスルーしかけるのだった。
「あなたたちは、マスターへの傷となって残り続ける―――」
「でも、この私が召喚されたよばれたのだからそうはさせない。」
「たとえ、他のサーヴァントが皆死んでも。いいえ。皆殺しにしてでも・・・・・・・・。」
「私は、マスターに永劫えいごうの安らぎをささげる。マスターの不安を殺し続けてみせる……!」
同上。敵対関係が明確となり、主人公一行に相対した状態でのカルデアのサーヴァントに対しての敵意とマスターへの想い。
カルデアのサーヴァントに悪気はなくとも、その存在そのものがマスターを傷つけると、彼/彼女を守るために、たった1人で敵対しようとするが、虞美人には「後輩を舐めるな」と一蹴されてしまった。
「ばか。」
「ばかばかばかばかばかばかばかばかばかばかばかばかばか
 ばかばかばかばかばかばかばかばかばかばかばーーーか!」
同上、戦闘終了後。アビゲイルなら絶対に助けてくれると、虞美人の自爆宝具でわざと吹き飛ばされるという、主人公の命がけの契約アプローチに、助けたアビゲイルも涙目になっていた。
マスターを助けたくて一人で頑張っていた矢先、死なれては元も子もないだけに、いつもの上品さはなく感情が爆発してしまった。
「ううぅ……マスターのグランドお馬鹿さん! 破廉恥! 恥知らず! つれなのふりや!」
同上。「自分の夢は自分で守る。だからアビゲイルが手伝ってくれると嬉しい」と主人公に口説かれて。
江戸時代の小唄[注 3]を持ち出し、主人公の天然の人(サーヴァント)たらし・隙の多さを責め立てる。

メモ編集

  • 通常のアビゲイルは再臨する毎に「いけない子」に近づいていくのに対し、こちらのアビゲイルは再臨する度に「いけない子」から遠ざかっていく。
    • 設定担当の星空めてお氏によると、これは武内崇氏がビジュアル面での提案を行いそれを採用したためとのこと。
      • なので第一再臨でむしろ常識を持たせ、逆に第三再臨では幼さと夏の陽気の下により深い狂気を忍ばせる、といった性格でまとめたらしい[出 1]

話題まとめ編集

脚注編集

注釈編集

  1. 第二再臨以降
  2. 元ネタはアニメ『アドベンチャー・タイム』の登場人物の一人・ジェイクが歌う“ベーコン パンケーキの歌”。
  3. 『つれなのふりや すげなのかおや あのようなひとが はたとおつる』。「つれない素振りや、すげないふりをしている人に限って、あっと驚くような恋をするものだ」という意味。江戸時代のフォーリナー仲間から聞いたのだろうか。

出典編集

リンク編集