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: [[混血]]の天敵として有名な[[両儀家]]の次期当主。両儀家は人為的に二重人格者を生み出す家系であり、持って生まれた多人格を認められ、多人格を持たなかった兄・[[両儀要|要]]を差し置いて両儀家の跡取りとなった。幼少時から剣術を修得している。
: [[混血]]の天敵として有名な[[両儀家]]の次期当主。両儀家は人為的に二重人格者を生み出す家系であり、持って生まれた多人格を認められ、多人格を持たなかった兄・[[両儀要|要]]を差し置いて両儀家の跡取りとなった。幼少時から剣術を修得している。
: 高校時代、[[黒桐幹也]]と親交を得るが、その気持ちを持て余し、精神的に不安定となる。結果、他にも様々な要因が重なって、式は自動車に轢かれ、長い昏睡状態に陥る。目覚めたのは、それから2年後だった。その時、彼女の眼はモノの死を見る「直死の魔眼」となっていた。
: 高校時代、[[黒桐幹也]]と親交を得るが、その気持ちを持て余し、精神的に不安定となる。結果、他にも様々な要因が重なって、式は自動車に轢かれ、長い昏睡状態に陥る。目覚めたのは、それから2年後だった。その時、彼女の眼はモノの死を見る「直死の魔眼」となっていた。
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: 昏睡から目覚めた後は生の実感がなく、人を殺す事で生の実感を得ようと躍起になり、結果、異能の者たちとの戦いに身を投じることとなる。起源は『虚無』。
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: 昏睡から目覚めた後は生の実感がなく、人を殺す事で生の実感を得ようと躍起になり、結果、異能の者たちとの戦いに身を投じることとなる。[[起源]]は『虚無』。
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; 人物
; 人物
: 男性口調の美人。冷めた性格で、万事がどうでもいいように振る舞うアンニュイ少女。ぶっきらぼうで薄情で容赦がないが、時折びっくりするほど少女らしい反応をする。幹也曰く、「動物に例えるのならウサギ」。
: 男性口調の美人。冷めた性格で、万事がどうでもいいように振る舞うアンニュイ少女。ぶっきらぼうで薄情で容赦がないが、時折びっくりするほど少女らしい反応をする。幹也曰く、「動物に例えるのならウサギ」。
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: 十六歳まで和服しか着てこなかったが、高校で出会った同級生のちょっとした台詞から皮のジャンパーを購入。以後、冬は着物の上に革ジャンを羽織る、という妙な服装になった。服装に拘っているように見えるが、実は本人は何も考えていない。とはいえ、執事の[[硯木秋隆]]が用意する着物は、オートクチュールの高級品である。式自身は好きなものを着るだけ、という考えで、その結果として「いつも着物」「履物は編み上げブーツかゲタ」「……気に食わないけど赤い革ジャン」という格好になっている。もっとも、肝心の幹也だけが式が赤い革ジャンを着続けている理由に気づいていなかったりする。
: 十六歳まで和服しか着てこなかったが、高校で出会った同級生のちょっとした台詞から皮のジャンパーを購入。以後、冬は着物の上に革ジャンを羽織る、という妙な服装になった。服装に拘っているように見えるが、実は本人は何も考えていない。とはいえ、執事の[[硯木秋隆]]が用意する着物は、オートクチュールの高級品である。式自身は好きなものを着るだけ、という考えで、その結果として「いつも着物」「履物は編み上げブーツかゲタ」「……気に食わないけど赤い革ジャン」という格好になっている。もっとも、肝心の幹也だけが式が赤い革ジャンを着続けている理由に気づいていなかったりする。
: [[黒桐鮮花]]からは恋敵としてライバル視されているが、当の式は特に意識しておらず、むしろ好意的。そもそも式の対人感情はなかなか動物的で、好き嫌いに関係なく、まず一緒にいていい人間と一緒にいたくない人間とに分ける。そして、一緒にいていい人間なら嫌いだろうと付き合っていくらしく、[[蒼崎橙子]]は嫌い、鮮花は好き、というカテゴリーらしい。
: [[黒桐鮮花]]からは恋敵としてライバル視されているが、当の式は特に意識しておらず、むしろ好意的。そもそも式の対人感情はなかなか動物的で、好き嫌いに関係なく、まず一緒にいていい人間と一緒にいたくない人間とに分ける。そして、一緒にいていい人間なら嫌いだろうと付き合っていくらしく、[[蒼崎橙子]]は嫌い、鮮花は好き、というカテゴリーらしい。
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; 能力
; 能力
: [[直死の魔眼]]の能力者。「 」に触れたことで事象の視覚化に特化しているため、概念、霊体や能力の死を視るのに向いている。[[遠野志貴]]のものと違い、点を視ることはないが、線を切るだけでその存在を殺すなど、線で点の代用をしてる様子も見受けられる。
: [[直死の魔眼]]の能力者。「 」に触れたことで事象の視覚化に特化しているため、概念、霊体や能力の死を視るのに向いている。[[遠野志貴]]のものと違い、点を視ることはないが、線を切るだけでその存在を殺すなど、線で点の代用をしてる様子も見受けられる。
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式の根底にあって「式」と「織」のベース(本質・原型)となっている、脳でなく肉体に宿った第三の人格。性別は女性。「式」と「織」を'''陰陽'''とするなら、'''両儀'''と位置付けられる、本人曰く本来なら「普通なら生まれる事も目覚める事もなかった」「生まれても意味がない。」という存在。
式の根底にあって「式」と「織」のベース(本質・原型)となっている、脳でなく肉体に宿った第三の人格。性別は女性。「式」と「織」を'''陰陽'''とするなら、'''両儀'''と位置付けられる、本人曰く本来なら「普通なら生まれる事も目覚める事もなかった」「生まれても意味がない。」という存在。
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「 」の一部であるため、その気にさえなれば彼女の思い描いた新しい世界で古い世界を握りつぶし、世界を思うがままに変えられる能力を持っているとあるが、[[アーネンエルベの一日]]でそれほど便利なものじゃないと本人から明言されるあたり何でも出来る能力ではないのが分かる。ちなみに式や織の殺人衝動は彼女から流れ込んだものである。が、彼女はその能力故に「命の大切さ」を無意識の中で知っている。このため衝動はあっても無差別殺戮を行なうことはない。また、「式」も「織」も『両儀式』の存在を知らない。…が、『MBAA』のvs志貴戦の対話、『EXTRA』のvs[[玉藻の前|キャスター]]戦などにてたまに表に出てくる時もある。
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「 」の一部であるため、その気にさえなれば彼女の思い描いた新しい世界で古い世界を握りつぶし、世界を思うがままに変えられる能力を持っているとあるが、[[ALL AROUND TYPE-MOON|アーネンエルベの一日]]でそれほど便利なものじゃないと本人から明言されるあたり何でも出来る能力ではないのが分かる。ちなみに式や織の殺人衝動は彼女から流れ込んだものである。が、彼女はその能力故に「命の大切さ」を無意識の中で知っている。このため衝動はあっても無差別殺戮を行なうことはない。また、「式」も「織」も『両儀式』の存在を知らない。…が、『MBAA』のVS志貴戦の対話、『EXTRA』のVS[[玉藻の前|キャスター]]戦などにてたまに表に出てくる時もある。
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「ぶっちゃけ神様」とは「[[ALL AROUND TYPE-MOON|アーネンエルベの一日]]」での[[アルトリア・ペンドラゴン|セイバー]]の台詞だが、式本人は「そんな頭の悪い比喩するな」と返している。『EXTRA』では[[無銘|アーチャー]]に「阿摩羅の体現」と呼ばれ、式もそれを認めている。
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「ぶっちゃけ神様」とは「アーネンエルベの一日」での[[アルトリア・ペンドラゴン|セイバー]]の台詞だが、式本人は「そんな頭の悪い比喩するな」と返している。『EXTRA』では[[無銘|アーチャー]]に「阿摩羅の体現」と呼ばれ、式もそれを認めている。
== バリエーション ==
== バリエーション ==
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===その他===
===その他===
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; [[TYPE-MOON エイプリルフール企画|路地裏さつき ヒロイン十二宮編]]
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; [[路地裏さつき ヒロイン十二宮編]]
: 第四宮「首斬場」を守護する兎のゴールドヒロイン、人呼んで「首切りバニー両儀式」。
: 第四宮「首斬場」を守護する兎のゴールドヒロイン、人呼んで「首切りバニー両儀式」。
: かなり可愛らしい格好をしているが、映画の宣伝でサービスしてくれたらしい。
: かなり可愛らしい格好をしているが、映画の宣伝でサービスしてくれたらしい。
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*PS2版『MBAA』に参戦したのは劇場版の人気を受けてのもので、専用ステージでは劇場版のバトルシーンで使われたBGMが採用されている。シナリオも別格で、オシリスの砂が登場しながら唯一ラスボスになっておらず、それどころか「ハズレだ、あれは」と評して雑魚扱いになっている。
*PS2版『MBAA』に参戦したのは劇場版の人気を受けてのもので、専用ステージでは劇場版のバトルシーンで使われたBGMが採用されている。シナリオも別格で、オシリスの砂が登場しながら唯一ラスボスになっておらず、それどころか「ハズレだ、あれは」と評して雑魚扱いになっている。
*作中でウサギに喩えられたが、同時に某有名3DダンジョンRPGに登場する「首を刎ねて一撃死させてくるウサギ」にも言及されている。
*作中でウサギに喩えられたが、同時に某有名3DダンジョンRPGに登場する「首を刎ねて一撃死させてくるウサギ」にも言及されている。
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**そのせいか、2013年のエイプリルフール企画『路地裏さつき』では「首きりバニー・両儀式」となってブロンズヒロイン達の前に立ちはだかった。当然皆まとめて首チョンパされたが、峰打ちなので平気だった。
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**そのせいか、2013年のエイプリルフール企画『路地裏さつき ヒロイン十二宮編』では「首きりバニー・両儀式」となってブロンズヒロイン達の前に立ちはだかった。当然皆まとめて首チョンパされたが、峰打ちなので平気だった。
*旦那の影響か眼鏡系男子には並々ならぬ興味もとい殺意を持つシーンが多い。[[遠野志貴]](色男と発言)[[ヘンリー・ジキル&ハイド]](特に悪のハイドよりジキルの方が好み)[[玄霧皐月]]といった作品の垣根すら違うメガネ男子の面々には全員殺し合いにまで発展している。旦那も含め彼ら全員の特徴として優男というのもポイントか。
*旦那の影響か眼鏡系男子には並々ならぬ興味もとい殺意を持つシーンが多い。[[遠野志貴]](色男と発言)[[ヘンリー・ジキル&ハイド]](特に悪のハイドよりジキルの方が好み)[[玄霧皐月]]といった作品の垣根すら違うメガネ男子の面々には全員殺し合いにまで発展している。旦那も含め彼ら全員の特徴として優男というのもポイントか。
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*「春と月と空と」という武内崇が2012年に出した同人誌によると胸の大きさは「微」とのこと。
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*「春と月と空と」という武内崇氏が2012年に出した同人誌によると、胸の大きさは「微」とのこと。
== 話題まとめ ==
== 話題まとめ ==