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:主武装として、六本のナイフを腰に装備するほか、太股のポーチに黒い医療用ナイフ(スカルペス)などを収納している。<br>アサシンのクラス別能力として「気配遮断」を持つが、『攻撃態勢に移るとランクが低下する』という欠点が夜は確実に、昼は一定確率で無条件に先手を取ることができる[[スキル (サーヴァント)|スキル]]「霧夜の殺人」によって補われているため、完璧な奇襲を可能としている。<br>さらに、対戦終了の瞬間に目撃者と対戦相手の記憶・記録から彼女の能力、真名、外見的特徴などの情報が消失する特殊スキル「情報抹消」を持つ。このスキルは対戦が白昼堂々であっても、カメラなどの機械的な記録であっても効果は変わず、これに対抗するには現場に残された証拠から論理と分析によって正体を導かなければならない。これら三つのスキルが互いに長所を生かし合っているため彼女は非常に強力なアサシンとなっている。<br>元々人間ですらない真性の「魔」であるため身体能力は非常に高く、その動きは人間を超越している。また自分の幼い外見が相手の油断や戸惑いを誘うことを熟知しており、「暗殺者」としての技術を本能的に非常に高い水準で発揮している。<br>「外科手術」の技能も会得しており、自身は勿論マスターの治療を行うことができる。だがその出来はミミズが這ったような縫い方で、120年前の技術でもあるため見た目は保障されない。この能力の応用で、彼女は魔術の心得が無くとも[[令呪]]の転写を行うことが出来る。<br>「精神汚染」はマスターが悪の属性を持っていたり、彼女に残酷な仕打ちをしたりすることで段階を追って上昇していくが、その場合、ただでさえ破綻している彼女の精神は取り返しの付かない状態まで退廃していくことになる。<br>彼女を構成する怨霊が等しく持つ「胎内回帰願望」により、相手が宝具で正体を隠しても性別を看破することが可能で、純粋な「暗殺者」の宝具としては最早、反則とさえ呼べる最高性能の宝具を正確に運用することが出来る。
 
:主武装として、六本のナイフを腰に装備するほか、太股のポーチに黒い医療用ナイフ(スカルペス)などを収納している。<br>アサシンのクラス別能力として「気配遮断」を持つが、『攻撃態勢に移るとランクが低下する』という欠点が夜は確実に、昼は一定確率で無条件に先手を取ることができる[[スキル (サーヴァント)|スキル]]「霧夜の殺人」によって補われているため、完璧な奇襲を可能としている。<br>さらに、対戦終了の瞬間に目撃者と対戦相手の記憶・記録から彼女の能力、真名、外見的特徴などの情報が消失する特殊スキル「情報抹消」を持つ。このスキルは対戦が白昼堂々であっても、カメラなどの機械的な記録であっても効果は変わず、これに対抗するには現場に残された証拠から論理と分析によって正体を導かなければならない。これら三つのスキルが互いに長所を生かし合っているため彼女は非常に強力なアサシンとなっている。<br>元々人間ですらない真性の「魔」であるため身体能力は非常に高く、その動きは人間を超越している。また自分の幼い外見が相手の油断や戸惑いを誘うことを熟知しており、「暗殺者」としての技術を本能的に非常に高い水準で発揮している。<br>「外科手術」の技能も会得しており、自身は勿論マスターの治療を行うことができる。だがその出来はミミズが這ったような縫い方で、120年前の技術でもあるため見た目は保障されない。この能力の応用で、彼女は魔術の心得が無くとも[[令呪]]の転写を行うことが出来る。<br>「精神汚染」はマスターが悪の属性を持っていたり、彼女に残酷な仕打ちをしたりすることで段階を追って上昇していくが、その場合、ただでさえ破綻している彼女の精神は取り返しの付かない状態まで退廃していくことになる。<br>彼女を構成する怨霊が等しく持つ「胎内回帰願望」により、相手が宝具で正体を隠しても性別を看破することが可能で、純粋な「暗殺者」の宝具としては最早、反則とさえ呼べる最高性能の宝具を正確に運用することが出来る。
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=== [[宝具]] ===
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== [[宝具]] ==
 
;暗黒霧都(ザ・ミスト)
 
;暗黒霧都(ザ・ミスト)
 
:由来:産業革命の後の1850年代、ロンドンを襲った膨大な煤煙によって引き起こされた硫酸の霧による大災害。<br>霧の結界を張る結界宝具。骨董品のようなランタンから発生させるのだが、発生させたスモッグ自体も宝具である。このスモッグには指向性があり、霧の中にいる誰に効果を与え、誰に効果を与えないかは使用者が選択できる。<br>強酸性のスモッグであり、呼吸するだけで肺を焼き、目を開くだけで眼球を爛れさせる。魔術師ならばダメージを受け続け、一般人ならば数分以内に死亡する。英霊ならばダメージを受けないが、敏捷がワンランク低下する。<br>霧によって方向感覚が失われる上に強力な幻惑効果があるため、脱出にはBランク以上の直感、あるいは何らかの魔術行使が必要になる。
 
:由来:産業革命の後の1850年代、ロンドンを襲った膨大な煤煙によって引き起こされた硫酸の霧による大災害。<br>霧の結界を張る結界宝具。骨董品のようなランタンから発生させるのだが、発生させたスモッグ自体も宝具である。このスモッグには指向性があり、霧の中にいる誰に効果を与え、誰に効果を与えないかは使用者が選択できる。<br>強酸性のスモッグであり、呼吸するだけで肺を焼き、目を開くだけで眼球を爛れさせる。魔術師ならばダメージを受け続け、一般人ならば数分以内に死亡する。英霊ならばダメージを受けないが、敏捷がワンランク低下する。<br>霧によって方向感覚が失われる上に強力な幻惑効果があるため、脱出にはBランク以上の直感、あるいは何らかの魔術行使が必要になる。
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== 名台詞 ==
 
== 名台詞 ==
;――生きたいよね?<br> ――生きたい。<br> ―――うん、分かったよ。契約しよう、<RUBY><RB>おかあさん</RB><RT>マスター</RT></RUBY>。
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;――生きたいよね?<br> ――生きたい。<br> ―――うん、分かったよ。契約しよう、<RUBY><RB>おかあさん</RB><RT>マスター</RT></RUBY>。
 
:生きているという実感が霧のように薄い玲霞。生きていた、と言えるかどうかすら定かではないジャック。<br>二人は運命的な出会いを果たす。
 
:生きているという実感が霧のように薄い玲霞。生きていた、と言えるかどうかすら定かではないジャック。<br>二人は運命的な出会いを果たす。
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== メモ ==
 
== メモ ==
 
*キャラクターデザイン原案は真田茸人。設定制作を担当したのは東出祐一郎氏。
 
*キャラクターデザイン原案は真田茸人。設定制作を担当したのは東出祐一郎氏。
*[[Fate/strange fake]]にも同じ真名のサーヴァント「バーサーカー」が登場するが、全く別の存在。Fakeのジャックは「狂気の象徴」、Apocryphaのジャックは「数万以上の見捨てられた子供たちの怨念」である。
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*[[Fate/strange fake]]にも同じ真名のサーヴァント「バーサーカー」が登場するが、全く別の存在。『fake』のジャックは「狂気の象徴」、『Apocrypha』のジャックは「数万以上の見捨てられた子供たちの怨念」である。
 
*バーサーカーとしての適正も持っており、そのクラスで召喚された場合、常に宝具で身を隠しながら、魔力があるものを片っ端に解体して食らう「霧の怪物」となる。
 
*バーサーカーとしての適正も持っており、そのクラスで召喚された場合、常に宝具で身を隠しながら、魔力があるものを片っ端に解体して食らう「霧の怪物」となる。
 
*サーヴァントが自らの意思で令呪で自害を命じられる前にマスターから令呪を奪い殺害するという行為は、シリーズを通しても前代未聞。
 
*サーヴァントが自らの意思で令呪で自害を命じられる前にマスターから令呪を奪い殺害するという行為は、シリーズを通しても前代未聞。
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| 筋力  || 耐久  || 敏捷  || 魔力  || 幸運  || 宝具  || 備考
 
| 筋力  || 耐久  || 敏捷  || 魔力  || 幸運  || 宝具  || 備考
 
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