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118 バイト追加 、 2018年9月1日 (土) 11:26
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| タイトル = セイバー
 
| タイトル = セイバー
 
| 真名 = 木下藤吉郎 >羽柴秀吉 >豊臣秀吉
 
| 真名 = 木下藤吉郎 >羽柴秀吉 >豊臣秀吉
| 読み = きのした とうきちろう >はしば ひでよし >とよとみ ひでよし
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| 読み = きのした とうきちろう >はしば ひでよし >とよとみのひでよし<ref group="出">『[[Fate/Grand Order]]』イベント「ぐだぐだ明治維新」「ユニバーサル鳥羽伏見の戦い【決着戦】」</ref>
 
| 外国語表記 =  
 
| 外国語表記 =  
 
| 初登場作品 =  
 
| 初登場作品 =  
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:その信長曰く、「天真爛漫にして計算ずく、情にはもろいが冷酷無比。裏表がとても大きいがキラキラと輝く」と、まさに日輪のような人間だったとか。その一方で、惚れた女性には頭が上がらないとのこと。また、大きな視点から物事を見る事もできたようで、信長が本能寺で死んだ後、「信長がいない世」ではなく「自分が治める世」を未来に見たことを[[明智光秀]]と比較して彼女からも評価されている。
 
:その信長曰く、「天真爛漫にして計算ずく、情にはもろいが冷酷無比。裏表がとても大きいがキラキラと輝く」と、まさに日輪のような人間だったとか。その一方で、惚れた女性には頭が上がらないとのこと。また、大きな視点から物事を見る事もできたようで、信長が本能寺で死んだ後、「信長がいない世」ではなく「自分が治める世」を未来に見たことを[[明智光秀]]と比較して彼女からも評価されている。
 
;能力
 
;能力
:「自分固有の剣を持たない」という非常に珍しいセイバー。<br>ステータスやスキルの傾向は正面から戦うよりもすばしっこく立ち回る持久戦型。<br>時間の経過ごとにステータスどころか宝具・真名まで変化していき、最盛期は大英雄クラスのステータスと反則ものの宝具を使用できる。<br>その代わり最高のステータスで戦える期間が限られている。
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:「自分固有の剣を持たない」という非常に珍しいセイバー。
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:ステータスやスキルの傾向は正面から戦うよりもすばしっこく立ち回る持久戦型。
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:時間の経過ごとにステータスどころか宝具・真名まで変化していき、最盛期は大英雄クラスのステータスと反則ものの宝具を使用できる。
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:その代わり最高のステータスで戦える期間が限られている。
 
:他の三英傑である[[織田信長|信長]]、家康とほぼ同格の強さを持ち、その相性は三すくみのような関係にあるらしい。
 
:他の三英傑である[[織田信長|信長]]、家康とほぼ同格の強さを持ち、その相性は三すくみのような関係にあるらしい。
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;[[森長可]]
 
;[[森長可]]
 
:織田信長亡き後の部下。
 
:織田信長亡き後の部下。
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;寧々
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:正室。茶々共々仲は良かった様だ。
    
;[[茶々]]
 
;[[茶々]]
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;[[明智光秀]]
 
;[[明智光秀]]
 
:織田信長に仕えた同僚。後に信長を裏切った彼を討った<ref group = "注">TYPE-MOON世界では生き延びて南光坊天海になったようであるが</ref>。
 
:織田信長に仕えた同僚。後に信長を裏切った彼を討った<ref group = "注">TYPE-MOON世界では生き延びて南光坊天海になったようであるが</ref>。
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;柴田勝家
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:「Fate/ぐだぐだオーダー第10回」にて<ref group="出">[https://www.fate-go.jp/gudao/gudao10.html Fate/ぐだぐだオーダー第10回]</ref>、柴田殿と言及する。
    
== 名台詞 ==
 
== 名台詞 ==
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== メモ ==
 
== メモ ==
*もとは経験値氏の同人誌に描かれていたサーヴァント。その後、単行本『コハエースこれくしょん』にその同人誌が収録され、合わせて新規にステータス表が掲載された。
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*もとは経験値氏の同人誌に描かれていたサーヴァント。単行本『コハエースこれくしょん』に再録され、合わせて新規にステータスが掲載された。
 
**ちなみに単行本への収録にあたり、改めて奈須きのこ氏に許可をもらったとのことで、一応は公認ではある模様。
 
**ちなみに単行本への収録にあたり、改めて奈須きのこ氏に許可をもらったとのことで、一応は公認ではある模様。
*帝都聖杯奇譚の用語集では「多分クラスはライダー」とのことだったが、セイバーに変わっている。
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*『帝都聖杯奇譚』の用語集では「多分クラスはライダー」とのことだったが、セイバーに変わっている。
*残っている逸話自体はそれほど特異なものでもないのに、サーヴァントとしては異常なほど変化球な性能を持っている。「栄華を誇りながら晩年に落ちぶれる」と言う逸話を持つ英雄は枚挙に暇がない(と言うか、Fate本編で何度か言われているように「幸せに死んだ英雄の方が少ない」)が、これほど特異な宝具で表現されているのは彼ぐらいなものだろう。魔人アーチャーもスキルによって能力値が大きく変化するため、この辺りは経験値氏の好みによるものと思われる。
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*残っている逸話自体はそれほど特異なものでもないのに、サーヴァントとしては異常なほど変化球な性能を持っている。「栄華を誇りながら晩年に落ちぶれる」と言う逸話を持つ英雄は枚挙に暇がない(と言うか、Fate本編で何度か言われているように「幸せに死んだ英雄の方が少ない」)が、これほど特異な宝具で表現されているのは彼ぐらいなものだろう。
 
*時間制限があるのに、気配察知や索敵の類のスキルがないため、逃げ回られると非常に厳しい。能力バレはもちろん致命的だし、「強力なサーヴァントなので出来れば後回しに」などと思われるだけでもかなり辛い。逆に優れた索敵能力がある相手にも、強化前にあっさり討ち取られる可能性がある。
 
*時間制限があるのに、気配察知や索敵の類のスキルがないため、逃げ回られると非常に厳しい。能力バレはもちろん致命的だし、「強力なサーヴァントなので出来れば後回しに」などと思われるだけでもかなり辛い。逆に優れた索敵能力がある相手にも、強化前にあっさり討ち取られる可能性がある。
 
**ただし、容易には逃げにも攻めにも回れないタイプのサーヴァントに対しては滅法強い。例えば、陣地作成を要とするキャスターにとっては、強化前に陣地を出て攻め倒すのは難しく、強化された場合は迎え撃てば超強大・逃げれば陣地放棄となるため、まさしく天敵である。この点は、生前城攻めを得意としていた彼らしい。
 
**ただし、容易には逃げにも攻めにも回れないタイプのサーヴァントに対しては滅法強い。例えば、陣地作成を要とするキャスターにとっては、強化前に陣地を出て攻め倒すのは難しく、強化された場合は迎え撃てば超強大・逃げれば陣地放棄となるため、まさしく天敵である。この点は、生前城攻めを得意としていた彼らしい。
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**一応死後に後陽成天皇から『豊国大明神』という神号が与えられており、現在は神として祀られているが、『日輪の子』は「秀吉の生涯そのものを象徴した宝具」であり、秀吉が神号を得たのはあくまで「死後」なので、理由としては関係ないかと思われる。
 
**一応死後に後陽成天皇から『豊国大明神』という神号が与えられており、現在は神として祀られているが、『日輪の子』は「秀吉の生涯そのものを象徴した宝具」であり、秀吉が神号を得たのはあくまで「死後」なので、理由としては関係ないかと思われる。
 
***また、家康も死後に『東照大権現』の神号を与えられ、神として祀られているのだがコハエースに登場した際は神性を持っていなかった(一応、影武者であり宝具を使って部下の力を得ないとスキルが一つも無いという理由もあるのだが)。この点から見ても、死後の経歴は神性スキルに影響しないと見るのが妥当と思われる。もっとも「死後神として祀られた」と言う経歴を持つ英霊もごまんといるので、彼に限った話ではなかったりもするのだが。
 
***また、家康も死後に『東照大権現』の神号を与えられ、神として祀られているのだがコハエースに登場した際は神性を持っていなかった(一応、影武者であり宝具を使って部下の力を得ないとスキルが一つも無いという理由もあるのだが)。この点から見ても、死後の経歴は神性スキルに影響しないと見るのが妥当と思われる。もっとも「死後神として祀られた」と言う経歴を持つ英霊もごまんといるので、彼に限った話ではなかったりもするのだが。
*時間の経過で真名が「羽柴秀吉」から「豊臣秀吉」に変化するが、これも厳密に言えば誤りである。この時代の人間は、普段から名乗る一般的な「苗字」と、一族の始祖が天皇から賜り公的な文章に記載する「本姓」の2つを持っており、羽柴は彼が名乗り続けた苗字、豊臣は関白になる時に天皇から賜った本姓。つまり、改めたのではなく全く別の物。彼の氏名は一生涯に渡り「羽柴秀吉」のままであり、そこに「豊臣秀吉」と言う名が'''追加された'''訳である。ついでに、正しい読みは「とよとみ'''の'''ひでよし」。
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*時間の経過で真名が「羽柴秀吉」から「豊臣秀吉」に変化するが、これも厳密に言えば誤りである。この時代の人間は、普段から名乗る一般的な「苗字」と、一族の始祖が天皇から賜り公的な文章に記載する「本姓」の2つを持っており、羽柴は彼が名乗り続けた苗字、豊臣は関白になる時に天皇から賜った本姓。つまり、改めたのではなく全く別の物。彼の氏名は一生涯に渡り「羽柴秀吉」のままであり、そこに「豊臣秀吉」と言う名が'''追加された'''訳である。
 
**ちなみに織田信長の本姓は平、徳川家康の本姓は源であるため、「豊臣秀吉」と言う呼び名は平信長、源家康と呼ぶようなもの。間違いではないし、実際公的文章にはそのような記載もあるが、現代の感覚で言えば違和感がある事が分かるだろう。
 
**ちなみに織田信長の本姓は平、徳川家康の本姓は源であるため、「豊臣秀吉」と言う呼び名は平信長、源家康と呼ぶようなもの。間違いではないし、実際公的文章にはそのような記載もあるが、現代の感覚で言えば違和感がある事が分かるだろう。
**とはいえ、苗字と本姓と言う制度の理解の難しさもあり、改姓したと言う誤解はすでに一般に定着しているので、Fateでこの真名を採用するのも悪いとは言えないだろう。ちなみに「誤解がそのまま一般に定着し、真名に採用された例」は、他に[[アルトリア・ペンドラゴン]](ペンドラゴンは姓ではなく父ウーサーの称号)がある。<del>そもそも、経験値氏作のサーヴァントが実話や逸話から反映せず、殆ど一般的なイメージからの創作になってしまっているのは今に始まった話でもないし。</del>
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**とはいえ、苗字と本姓と言う制度の理解の難しさもあり、改姓したと言う誤解はすでに一般に定着しているので、Fateでこの真名を採用するのも悪いとは言えないだろう。ちなみに「誤解がそのまま一般に定着し、真名に採用された例」は、他に[[アルトリア・ペンドラゴン]](ペンドラゴンは姓ではなく父ウーサーの称号)がある。<del>そもそも、経験値氏作のサーヴァントが実話や逸話からではなく一般的なイメージからの創作になるのは今に始まった話でもないし。</del>
 
*宝具『刀狩り』も能力は一見優れて見えるが、由来になった「刀狩令」に比べレンジ数も最大捕捉数も低い為、状況や相手次第によらなければ不便な宝具でもある。
 
*宝具『刀狩り』も能力は一見優れて見えるが、由来になった「刀狩令」に比べレンジ数も最大捕捉数も低い為、状況や相手次第によらなければ不便な宝具でもある。
 
**そもそも英霊から武器を奪取するということ自体難儀な話で、それが最も武装宝具を出す機会が多い実戦中なら尚更な事であり、同じ武器奪取系宝具『騎士は徒手にて死せず』を持つ[[ランスロット]]でさえそういった活用法は難しいと言われることもある。
 
**そもそも英霊から武器を奪取するということ自体難儀な話で、それが最も武装宝具を出す機会が多い実戦中なら尚更な事であり、同じ武器奪取系宝具『騎士は徒手にて死せず』を持つ[[ランスロット]]でさえそういった活用法は難しいと言われることもある。
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