ラニ=Ⅷ

2013年8月7日 (水) 01:04時点におけるPEN (トーク | 投稿記録)による版 (Key73041 (トーク) による版 1324 を取り消し)

ラニ=VIII

  • スペル:Lani 8th
  • 誕生日:1月1日/血液型:型
  • 身長:157cm/体重:45kg
  • スリーサイズ:B80/W58/H81
  • CV:真田アサミ

眼鏡と褐色の肌が特徴の少女。ムーンセルの聖杯戦争において、バーサーカー (EXTRA・赤)のマスターとなる。
通称「ラニ」。

略歴
蔵書の穴倉・アトラス院に所属する、錬金術師。師であるシアリム・エルトナムの指示によって聖杯戦争に参加。
予選時に主人公と邂逅。二回戦ではダン・ブラックモアに興味を持ち、星を見るため対戦相手である主人公に協力を要請し、結果的に主人公の助言者となる。三回戦では概念武装「ヴォーパルの剣」を練成し、主人公に協力する。
自身の第三回戦にて、遠坂凛と対戦し、敗北寸前まで追い詰められる。その時、主人公が選んだ行動により、彼女の運命は大きく分岐する。
月の裏側ではBBに操られ、第二階層の衛士(センチネル)として登場。敗れた後は生徒会会計として味方に復帰する。
自身の階層において、かなり突飛な真理に辿り着き、主人公に究極の選択を迫る。
人物
眼鏡と褐色の肌が特徴の少女。無表情で感情表現に乏しく、自らを「人形」「道具」と称する。また、占星術を嗜むことから、それに基づいた難しい言い回しで話すことも特徴。
その無表情さと言い回しの双方によって、非常にとっつき難い人間になってしまっている。
自ら語るように、他人や自身の感情というものを理解していない。師によって、その欠けた心を与えてくれる誰かを探すことも求められており、それゆえ主人公に興味を持つ。
人間性の欠落によって、使命のために自身が死ぬことをいとわない。また、羞恥心が欠落しているためか、下着全般を着けていない。
ラニルートの場合のみ、自分を助けてくれた主人公との関わりの中で、人間性が少しずつ増していく。
CCCでは衛士状態の時はいろいろとアレで、ある意味ものすごい名言も飛び出したが、生徒会に参加してからは基本的に冷静で無表情なラニ。ただし人間性は増しており、衛士時代の黒歴史を掘り起こされそうになって静かに怒ったり、桜や凛とガールズトークに花を咲かせたりと、普通の少女のような表情を見せる。
能力
錬金術によって練成されたホムンクルス。ただし、EXTRAの世界では既にマナが枯渇しているため、その製法は従来のものと大きく異なり、ラニは「自然の触覚」としてのホムンクルスではない。
様々な調整が施されており、その最たるものがオパールの心臓(炉心)である。
第五真説要素(エーテライト)によって作られた最後の平行変革機(パラダイマイザー)であり、凛に追い詰められた際、魔術回路の臨界収束による炉心融解を起こすことでムーンセルそのものを破壊しようとしたが、ランサーの攻撃によってその目論見は失敗に終わった。この心臓を失ってもなお、彼女は生存し続けている。
非常に優秀な霊子ハッカーであり、錬金術(高速思考、並列思考を含む)の心得もあるほか、占星術も扱う。
ちなみにEDからリアルの姿はアバターと殆ど同一と判明している。
人間を遥かに超える身体能力を誇ったかつてのホムンクルスと違ってその身体機能は脆弱で、生存能力は低い。その代わり演算・情報処理能力はムーンセルの管理AIに匹敵し、仮に彼女に心が無ければ、月の聖杯戦争において最強のマスターになれたとキャスター (CCC・青)は語る。

登場作品と役柄

Fate/EXTRA
聖杯戦争に参加するマスターにして、ヒロインの一人。
Fate/EXTRA CCC
前作に引き続き登場。彼女のPUNISH!の時の画像は色々とあぶない。

人間関係

バーサーカー (EXTRA・赤)
召喚したサーヴァント。指示によるタイムラグをなくし完全に制御するため、ラニと意識を合わせているのでバーサーカー化している。実は真名を把握していない。
ランサー (CCC・赤)
「CCC」において契約したサーヴァント。ノリが悪いと言われていたが、彼女のプロデュース能力は高く評価されていた。
主人公 (EXTRA)
協力者、もしくは六回戦の対戦相手。彼または彼女に好意を抱いており、CCCで互いにすべてを解放した際、とても嬉しそうであった。
遠坂凛
三回戦の対戦相手にして、主人公を巡るライバル。サーヴァントの実力は全くの互角だったのが、彼女達の方が柔軟性に勝り、互いに信頼しあっていたため、僅かだが確実に押されていた。CCCでは良き戦友。
間桐桜
ムーンセルの上級AIとアトラス院製のホムンクルスは相性がいいのか、とても仲良し。彼女が主人公に好意を抱いていることにもいち早く気づいていた。
臥藤門司
「王子力ゼロの汚染物」。
ジナコ=カリギリ
「最強厨」という忌むべき名を付けた張本人。普段、理性的な彼女でもこれはかなり腹に据えかねたらしく、ジナコには結構態度が冷たい。
シアリム・エルトナム
製作者。師とも父とも呼ぶ。EXTRAでは男性かと思われていたが、かなりタイトなミニスカートを履いているらしく、女性だと思われる。というか違ったら嫌すぎる。また、月の聖杯が他の者の手に渡りそうになった場合や、手に入れても手に負えなかった場合は破壊するよう指示しており、その危険性を憂慮している。

名台詞

「破壊を前提にした接触だったのですが。……頑丈なんですね、ここ」
予選にて初登場した時の台詞。何やらムーンセルに仕掛けたようだが、不発に終わる。
「……。私は――。
 探さなければ……。師の言った者を」
一回戦にて。ラニは器を満たす中身を注いでくれる誰かを、心を、探している。
「ごきげんよう」
「こうして、人間らしく対話するのは初めてですね。
 私はラニ。あなたと同様、聖杯を手に入れる使命を負った者」
「あなたを照らす星を、見ていました。他のマスターたちも同様に詠んだのですが、あなただけが…霞に隠れた存在。
 では、改めて質問を。どうか答えてほしい。あなたは、何なのですか?」
二回戦にて。ラニは主人公に興味を抱く。
「警戒しないで下さい。私は、あなたの対戦者ではないのですから。
 見ていた、というのは正確ではありません。星が語るのです、あなたの事を。私は、ただそれを伝えただけ。
 我が師が言った者が誰なのか。私は新たに誕生れる鳥を探している。その為に、多くの星を詠むのです。
 あなたが、その鳥なのかは分かりませんが……」
占星術を嗜むラニ。その言い回しは独特なものが多い。
「明日が決戦なのですね。
 水辺で睦み会う二頭の一角獣。象牙の岸辺に踏み入り、王冠を頂くのは一体どちらか」
「…………どちらだとしても、事象に波紋を投げる程ではありません。アテンであろうとアモールであろうと」
「明日は決戦ですね。準備はいかがですか。
 私ですか? 私は勝つための機械――
 勝つべくして勝つ。それだけです」
それぞれ一回戦から三回戦の六日目、決戦日前日の台詞。
「……申し訳ありません、師よ。あなたにいただいた筐体からだと命を、お返しします。
 全高速思考、乗速、無制限。北天に舵をモード・オシリス
 任務継続を不可能と判断。入手が叶わぬ場合、月と共に自壊せよ――
 これより、最後の命令を実行します」
自爆モード。全ては師の命令のままに。
「昇華の雲は螺旋を描き、黄金の尾長鶏が暁を告げる。
 月が南天に昇るとき、不純物は取り除かれ、正しい終わりが始まります。
 さあ、準備はいいですか?」
主人公との決戦の直前。ついぞ人形は人形のまま……。
「コード・ゴッドフォース・クロウラー!」
「万物は融解し、魂の純度はクォリアの地平に降りる。トゥインクトゥラ・トリスメギストス……、主砲……放て!!」
宝具解放。「軍神五兵」。乾坤必中、必中無弓。
「……○○さんでは困難だと判断します。ですので……わ、私でよろしければ、お手伝いする選択も、ありますが」
「は、はい―――ののの、乗りかかった、船ですから。
 時間を作って、確実に、完璧なプランのもと、地上にある貴方の体を、見つけだしますので」
多少の戸惑いを残しながらも、主人公に協力を申し出るラニ。不本意な形で聖杯戦争から脱落した代わりに、ラニは人間らしさを手に入れてゆく。
「――え!?
 こ……このような症例、アトラスの大書庫にも記録されて――」
初めて感じた胸の熱さを、主人公によって「それは不治の病だ!」と脅かされた時の驚き。普段は冷静なラニが、珍しくもうろたえる。
「全自動脱衣式オープンロック。特許申請中です。」
正気を失ったラニが作り出した、脱ぐと開く人工宝具。これのせいで主人公はある意味究極の選択を迫られ、ラニはそのことを後々まで弄られる。亜種として全自動完食式オープンロックも後に登場する。
下着ぱんつ 履かせ ない」
EXTRAにおける「はいてない」担当、ラニ=VIIIが生み出した素晴らしき名言。衛士として深層心理が表象化している状態での台詞だが、下記のプロフィールを見るに通常時からこの様子である。
「正気で聞いているのですか?何度でも言います。下着ぱんつ 履かせ ない」
CCCのプロフィール欄の質問、「好きな下着の色は?」に対する解答。しかし、好きな色を尋ねられて「はかせない」というのはどういうことだろうか。
「人類全てを、私が脱がす。人々からあらゆる虚飾、あらゆる服飾を取り上げ、裸の王国を作るのです…!」
露出癖を拗らせまくった結果。主人公からは「のーぱんメサイアコンプレックス」と称された。
「聞いたことがあります」
眼鏡で博識というキャラの宿命か、アンソロジードラマCDでは解説役を務める。「何!知っているのか!?」の役どころは当然というべきか遠坂凛。

メモ

  • 炉心に使用されている「エーテライト」は、シオン・エルトナム・アトラシアの持っている擬似神経繊維ではなく、「第五真説要素」。
    第五架空要素(エーテル)を自壊させる作用があり、他にアトラスの七大兵器のひとつ、黒い銃身にも使用されている。
  • 自分のサーヴァントの真名を把握しようともせずに戦っていた。それなのに宝具の名前は知っているというのもおかしな話であり、バーサーカーの『軍神五兵』に付けられた「ゴッドフォース」という名は、彼女が勝手に付けた名称であると思われる。
    実際、彼と同じ中華の英霊であるアサシン (EXTRA)の宝具には不自然な名は付けられていない。
  • EXTRAにおける「眼鏡」「はいてない」担当。はいてないのは漫画版曰く「合理的でないから」。
    • Fateシリーズの女性キャラでは「はいてない」キャラは他に2存在するが、いずれも「はいてない」のはスカートの方。むしろの方に彼女と同じモノを「はいてない」のがいる。何かがおかしい。
    • EXTRAの続編であるCCCでは「はいてない」にさらなる磨きがかかり、「はかせない」の域にまで到達する。
  • 彼女の前で衛士になっていた間のことを突っ込むのはタブーであり、不用意な発言をした主人公に対し、凛と「放課後処刑同盟」という名のコンビを組んで報復しそうになった。ちなみにこのコンビ名は某路地裏を彷彿させてしまうため、凛は「セーラー服反逆倶楽部」という代案を出した。どっちもどっちな気がするが………
    • 迷宮内で全自動脱衣式オープンロックについて触れられ、思わず主人公のライフラインを断ち切ろうとする場面も。衛士の時の言動は凛と同様にかなりのトラウマになっている模様。
  • セラフに来て初めてカレーパンを食べ、気に入ったらしい。
  • シオンに次ぐエジプトニーソでもある。
  • 彼女の外見がインド風なのは、彼女の製作者がインドに対して何かしらの思い入れがあったためと説明されている。

話題まとめ

商品情報

リンク