栄謡栄歌劇場 ムーンライトエピタフ

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栄謡栄歌劇場 ムーンライトエピタフ
シナリオ担当 田中天

概要

『輝け! グレイルライブ!! ~鶴のアイドル恩返し~』にて発生した特異点。
東京上空に現出した空中都市であり、内部には東京をモチーフにしたと思われる施設が詰め込まれている。

ミス・クレーンによって運営されており、内部では多数のアイドルがアイドル活動を繰り広げている。
中央のドームでは「グレイルライブ」と呼称されるアイドルイベントが開催されることになっており、多くのアイドルが出場を目指している。

特異点内では「アイドル」に関連する事象に非常に強い力が与えられている。このため、一般人のアイドルがサーヴァント並みの力を持つようになり、逆にサーヴァントであってもアイドルでない場合には十全な力を発揮できない。
「アイドル活動の中で負った怪我」であるのなら、サーヴァントなら簡単に治るレベルのものであっても呪いの槍の傷並みに治癒が遅くなってしまう。

グレイルライブは上記のミス・クレーンの「本質体」が主催しており、アイドル達が切磋琢磨する中で放出されるアイドリウムを聖杯に満たし、グレイルライブの終了をもって聖杯として完成させることで特異点全体をリセットし、再度グレイルライブの開催を告知する、という展開を繰り返している。
これはミス・クレーンがかつてのマスターの記憶が失われる事をよしとせず、彼女への「恩返し」として彼女がデザインした衣装を着たアイドルが輝き続ける、という事象を永遠に続ける事を目的としたためである。
そのためにアイドルに衣装を与えてプロデュースする存在として「端末体」が新しく作られていて、主人公らが出会ったのもこちら。

最後には「端末体」が「本質体」の聖杯のコントロールを妨害したことにより目論見が崩れ、特異点が崩壊しかかる。
記憶の全てが失われるミス・クレーンに何かできないかと考えた主人公らにより、聖杯の力で「今ひと時の夢」として全てのアイドル達による合同フェスが開催され、「次へとつながる希望」を知ったミス・クレーンが満足して飛び立ち、特異点も完全に崩壊した。

アイドル達と関係者

ミス・クレーン
主人公らが出会った神秘的な女性。
一行のアイドルプロデューサーとして手助けをしてくれることになる。
謎のアイドルX〔オルタ〕
主人公らが出会った顔馴染み。通称えっちゃん。
ミス・クレーンと出会ってアイドルとなり、数奇な運命に巻き込まれてゆく。
少女A
主人公らが最初に出会ったストリートアイドル。
後に意外な形で登場することになる。
音怨
ゴースト達で構成された絶望系アイドルグループ。
人格は割とまともで、コアなファンもそこそこいる模様。
∞QUEEN
女王メイヴタマモキャットのアイドルデュオ。通称「ムゲジョ」。
えっちゃんとグレイルライブへの参加権を賭けて戦った。
AxXxS
上記の∞QUEENが敗北解散した後、えっちゃんが加わり発展的に再結成されたアイドルグループ。
後にマシュ・キリエライトもメンバーとして加わった。
聖マハトマ歌劇團
エレナ・ブラヴァツキージャンヌ・ダルクアルテラ牛若丸のアイドルグループ。通称「マハ劇」。
各人のキャラクター性を強烈に押し出し、エレナ姫と三騎士という形でオペラや演劇に見立てたライブが特徴的。
設定資料集がアイドルグッズになるレベルであり、姫や騎士同士のカップリングで派閥ができるほど[注 1]
夢去りぬ乙女
ニトクリスハサン・サッバーハ〔静謐のハサン〕のアイドルデュオ。
「失われてしまうもの」への寂寥感を主体にしており、その演出力は昼を夜へと変えてしまうほど。
ヴィルトゥオーサ
ネロ・クラウディウス酒呑童子エウリュアレ (Grand Order)のアイドルグループ。
グループ全体で統一されたテーマを持たず三者三様の主義主張を個別に展開しており、纏まりこそないものの圧倒的な力で君臨する王者。
エリザベート=バートリー
アイドルの一人。特異点の補正ゆえか、上記のネロ同様、歌唱力はまともなレベルになっている。
織田信長〔バーサーカー〕
アイドル達の合宿所の管理人。本人はアイドルではないが、多くのアイドルを見てきた為に一家言ある。

用語

メモ

脚注

注釈

  1. AxXxSも解釈違いの喧嘩から危うく解散しかかった。

出典


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