概要編集

言わずと知れた、日本国における首都。
江戸時代には「江戸」、大日本帝国時代には「帝都」と呼ばれた都市である。
徳川家康と以降の将軍家によって都市として整備されているが、その設計には南光坊天海が深く関わったとされている。

関連作品編集

Fate/Prototype
聖杯戦争の開催地。サーヴァント同士の激突によって壊滅することが示唆されている。
Fate/Prototype 蒼銀のフラグメンツ
上記の一つ前の聖杯戦争の開催地。建築途中の東京湾アクアラインや池袋のサンシャイン60が半壊する事態となった。
Fate/KOHA-ACE 帝都聖杯奇譚
突如終結した第三次聖杯戦争が再開された舞台として、1945年時点で帝都と呼ばれていた頃の東京が登場した。
帝都聖杯奇譚 Fate/type Redline
上記のものとほぼ同じ設定で、昭和20年8月の帝都東京が舞台となっている。本来なら東京大空襲をはじめとする本土への空爆が始まっている時期だが、アーチャーの尽力によりまだ帝都への空爆は成功していない。
作中では昭和18年に「直下型地震が起きた」とされているが、おそらくはアーチャーが本来召喚された第三次聖杯戦争の隠蔽による結果と思われる。首都機能はそのまま残っており戦争継続もできているため大惨事にはならなかったようである。
また、冒頭の2020年の世界では、1945年5月8日に帝都で原因不明の爆発が起きて帝都の中枢部が消し飛び、死者20万人を数える大惨事になったと述べられており[注 1]、巨大なクレーターに海水が流れ込んでできたと思しき入り江が存在している。上記のように昭和20年の世界とは既に歴史が食い違っているが原因は不明である。
氷室の天地 Fate/school life
第五回聖杯戦争が開催される一年前と翌年の穂群原学園の修学旅行先として登場した。
旅行先は浅草、千葉デスティニーランド[注 2]、お台場と東東京に集中している。
Fate/Grand Order
主人公 (Grand Order)の出身地で、彼がカルデアのマスターのスカウトを受けた地でもある。
ストーリーでは亜種特異点Ⅰ『悪性隔絶魔境 新宿』の舞台として、外部から隔絶された悪徳の街となった新宿が登場した。
奏章Ⅱ『不可逆廃棄孔 イド』ではさらに舞台の範囲が広がり、新宿以外にも東京駅やお台場といった2015年の東京の各地が登場する。
また、期間限定イベント『ぐだぐだ帝都聖杯奇譚』の舞台として、特異点化した皇紀2605年(西暦1945年)の帝都東京が、期間限定イベント『アキハバラ・エクスプロージョン!』の舞台として、その名の通り現代の秋葉原が登場した。
加えて、期間限定イベント『輝け!グレイルライブ!! ~鶴のアイドル恩返し~』の舞台は東京の上空に発生した空中都市である。
Fate/Requiem
物語の舞台として「臨海都市《秋葉原》」「懐想都市《新宿》」の名前が挙げられている他、渋谷や多摩が言及されている。
現代の東京では秋葉原は海からは距離があるが、世界規模の大戦争などの影響で海面上昇の結果秋葉原が海の近くになった。
なお、これらの「モザイク市」以外の東京は「冥府《東京》」と呼称される水没都市になってしまっているか、危険なドローンが徘徊する人が住めない場所になっている。
月姫 -A piece of blue glass moon-
舞台となっている町「総耶」が東京都内にある模様。
Fate/Samurai Remnant
「慶安四年の江戸」が物語の舞台となっている。
主人公の宮本伊織の家が浅草にあり、他にも「吉原」「御徒町」「上野」など江戸(東京)の地名が数多く登場している。

メモ編集

  • 冬木市スノーフィールド等、聖杯戦争の開催地のご多分に漏れず、『Fate/Prototype』シリーズでは上記のような悲惨な結果になっている。
  • 冬木市における聖杯戦争の第三次では、前哨戦として帝都で戦いが行われたとのこと。
  • 上記のように南光坊天海によって東京の前身である江戸が設計されたことになっているが、Fateシリーズでは天海=明智光秀説が採用されており、山崎の戦いで敗北した後に徳川家康に取り入ったとされているので、『ぐだぐだ帝都聖杯奇譚』の描写を考えると、東京そのものが織田信長を復活させる舞台として計画的に設計された可能性が非常に高い。
    • 『ぐだぐだ帝都聖杯奇譚』で楔が設置された場所も天海が設立に関わったとされている五色不動、徳川家ゆかりの芝公園、陸軍の魔導研究所がある永田町と大半が江戸時代から続く場所であることもこれを裏付けている。

話題まとめ編集

脚注編集

注釈編集

  1. 参考までに、関東大震災、東京大空襲、広島の原爆投下の直接の死者数がそれぞれ10万人程度である。
  2. 東京ディズニーランドのパロディと思われる。

出典編集


リンク編集