アーネンエルベ
TYPE-MOON作品にしばしば登場する喫茶店。
「アーネンエルベ」とはドイツ語で「遺産」を意味する。しかし店名はドイツ語でも、店長はイタリア料理の達人。
とはいえ別にイタリア料理専門店というわけではなく、メニューはお茶と軽食の、普通の喫茶店である。様々なパイが美味しいらしい。また、氷室の天地では「頼まれれば、作れる物なら何でも作る」スタイルと言われている。
店は普通(?)だが、場所は特異。本来交わることがない、他の作品のキャラクター達が出会える場所。 また、作品毎に入り口・所在地は異なる。実はゼルレッチ翁が建造に関っている。別名は「魔法使いの匣」。
登場作品と役柄
- 月姫PLUS-DISC
- 外伝「幻視同盟」にて、瀬尾晶が遠野志貴(?)と未来視について相談する。
また、座談会「げっちゃ」の舞台となる。この座談会で「月姫と空の境界が接点を持てるのはここでだけ」と言われ、以後他作品同士の接点となるのはアーネンエルベ、という慣例になった。
- 歌月十夜
- 「幻視同盟」の縁で、瀬尾晶が遠野志貴との待ち合わせに利用。
- Fateシリーズ
- 本編中には登場せず。Fateキャラがアーネンエルベに関わるようになるのは、後出の「アーネンエルベの一日」から。その後も「氷室の天地」にてマキジが氷室や由紀香を連れて行ったり、凜と語らうシーンがある程度。
- アーネンエルベの一日
- 物語の舞台。お祭CDとして、既存作品全てをほぼ網羅して、様々なキャラクター達が出演。
- カーニバル・ファンタズム
- ミニコーナーの舞台として登場。店員も客もバケネコばかりなので、オーディオコメンタリーでは知得留先生に妖怪屋敷呼ばわりされている。また「ドキドキデート大作戦」では志貴と士郎がロクでもない計画を作成する場となっている。ラストでは全員集合してパーティーを開いている。
まほうつかいの箱
TYPE-MOONのモバイルコンテンツ。アーネンエルベが舞台という設定。
コンテンツは、スタッフ日記、コミック、ランキングなどがある。
登場人物
スタッフ
- 日比乃ひびき
- バイト店員。千鍵とは高校も一緒の友人同士。料理が得意。
- 桂木千鍵
- バイト店員。ひびきとは高校も一緒の友人同士。ツンデレと呼ばれるのが嫌い。
- ジョージ
- 店長。イタリア料理の達人。基本的には寡黙で、出番はあまりない。
- ランサー
- バイト店員。主にひびちかコンビが学校を終わって出店するまでの、昼間を担当。
- ネコアルク
- バイト店員?アーネンエルベの日常やカーニバル・ファンタズムで働いている姿を見ることができるが……。
主な客
- 須方スナオ
- ひびきと千鍵のクラスメイト。
- セイバー
- 常連客の腹ペコ王。特に、新メニューが出たり何らかのフェアがあると必ず来店するらしい。
- シエル
- カレーがあるなら何処へでも現れる。
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- ケータイさん
- 謎の携帯電話。電話が本体なのか、電話の向こうに誰かがいるのかすら分からない、正体不明。よく千鍵にちょっかいを出しては、ヒンジを折られる。