セラ | |
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外国語表記 | Sella[出 1] |
性別 | 女性 |
身長 | 163cm |
体重 | 49kg |
スリーサイズ | B75/W58/H79 |
特技 | 魔術、家庭教師的教育 |
好きな物 | 摂理、気品、甘いもの(安物が好き) |
苦手な物 | ある種の怪異 |
天敵 | リズ |
声優 |
七緒はるひ アニメ・プリズマイリヤツヴァイより名義変更。旧名は寺田はるひ |
イメージカラー | 白(青) |
初登場作品 | Fate/stay night |
概要
イリヤスフィール・フォン・アインツベルンに仕えるメイド。
- 略歴
- アインツベルン製のホムンクルス。第五次聖杯戦争に際し、イリヤスフィールに魔術教育と身の回りの世話を施すために鋳造された。第五次聖杯戦争開幕前に日本に渡り、冬木市郊外のアインツベルン城でメイドとして暮らしている。「hollow」の時点で作られてから2年ほどだが、精神は大人。
- 人物
- 口うるさく慇懃無礼、という印象だが、それは士郎の視点から見た場合の話。アインツベルンを裏切った切嗣を憎み、またその息子の士郎を毛嫌いしているがゆえの態度である。また、ホムンクルスとしての誇りから人間をあまり好んではいない。本来は自然の触覚であるホムンクルスらしく、自然に対しては情の深い面も見せる。
- ケーキが好き。それも高級感のある一流の品ではなく、庶民的なゴテっとしたものを好む。
- 能力
- アインツベルン製とはいえ、リーゼリットのような特別な役割は与えられておらず、鋳造方法もアインツベルン特製ではなく普通(とはいえ、その雛形はリズと同じであり、姉妹機とも言える関係)。ただし能力は一級品で、普通の人間には決して及ばない数の魔術回路を有する。ただし暴力というものに耐性がない為、戦闘には不向き。
- 魔術も含めたイリヤの家庭教師役であり、アインツベルンの城の家事一切を取り仕切る。
- 自然があるかぎり寿命は尽きないが、些細な暴力に殺されてしまう儚い花。……いつかイリヤとリズが天衣を成してこの世界から消え去った後。彼女は誰も訪れない冬の城で、その寿命が尽きるまで、花に囲まれて空を見上げ続ける。
バリエーション
プリズマ☆イリヤ
- 一般人として生活しているために、人間嫌いな面はなく、切嗣を憎んでもいないために士郎にも厳しくはあるが家族として接しているなど、本編であったトゲトゲしさがほとんどなく、丸い性格になっている。体重を気にしてダイエットに勤しんだり、メイドとしてのアイデンティティを脅かされる、と士郎の家事スキルに戦々恐々としたりと人間的な面も多く、こちらでセラを好きになったファンもいる。
- ドラマCDで士郎が会話の弾みで「自分とセラはイリヤの両親」と言ったり、ダイエットで意識が朦朧とした際に全裸で士郎に倒れこんだりとまるでギャルゲヒロインのような絡みを士郎とすることがあり、「プリヤの士郎はセラルート攻略中」と言われることも。また、一期の特典アニメでは罰ゲームでセクシーにアレンジされたメイド服を着用させられ、帰ってきた士郎にリズが「ご飯かお風呂か、それともセラか」と新婚三択を突きつけた際に「ご飯で」と答えたのを受けて「この甲斐性なしー!」とキレているところから察するに、士郎を異性として意識はしている様子。
- しかし、お嬢様として本編のように大切に扱っているイリヤと比べ、ダイエットの原因が士郎の手料理を食べ過ぎたせいと判明した際に八つ当たり気味に顔面にフライパンを叩き込む、イリヤにでこちゅーをしているのを見て罵りながら掃除機を頭に叩き込むなど、士郎に対する攻撃は割と容赦がない。
- ちなみに胸が小さいことに関してもコンプレックスを抱いており、リズが巨乳であることを無意識に自慢した際には本気の拳を見舞った(受け止められたが)。というか、プリヤにおける姉妹ゲンカの理由の大半が胸ネタである。
使用スキル・必殺技
- トラぶる花札道中記
-
- 洗脳不思議銃(メイド・ドラグーン)
- リーゼリットとのチーム技。相手の上がりを無効にし、こいこいにする。
登場作品と役柄
- Fate/stay night
- アインツベルンのメイド。
- Fate/hollow ataraxia
- アインツベルンのメイド。イリヤの教育係として、士郎をイジメる。
- トラぶる花札道中記
- リーゼリットと共に「洋風建築」チームで参戦。
- Fate/kaleid liner プリズマ☆イリヤ
- Fate本編とは異なる並行世界の存在。年齢は10歳以上であることが確定している。アインツベルンのメイドだけども私服。
- ちびちゅき!
- アインツベルンのメイド。料理もできるが、イリヤの為以外ではしない。
人間関係
Fate/stay night
- イリヤスフィール・フォン・アインツベルン
- 主。若干過保護気味。
- リーゼリット
- 同僚、姉妹機。何かとイリヤに意見する上に不真面目な彼女に若干苛ついている。
- バーサーカー
- 主のサーヴァント。
- 衛宮士郎
- イリヤに近づく悪い虫。
- ユーブスタクハイト・フォン・アインツベルン
- 鋳造主。
- 間桐慎二
- 主人と同じ魔術師一族なため一応丁寧に接するが、「間桐のドラ息子」呼ばわりする等辛辣。
Fate/kaleid liner プリズマ☆イリヤ
- アイリスフィール・フォン・アインツベルン
- 主。奔放な振る舞いに若干振り回され気味。
- 衛宮切嗣
- 主の夫であり、旦那様と呼ぶ。こちらでは刺々しい態度はとっておらず、むしろアイリのフリーダムさに振り回される姿に同情している。
- イリヤスフィール・フォン・アインツベルン
- お嬢様。一般家庭なためか、本編よりは少し厳しめ。
- 衛宮士郎
- 切嗣が引き取ってきた養子。厳しく接しているが、アインツベルン、ひいてはイリヤの兄として相応しい振る舞いをしてほしいためであり、悪意は無い。料理の腕でポジションが脅かされ気味なのを気にしている。
- リーゼリット
- 同僚、こちらでは姉妹。
その他
- 三枝由紀香
- 『トラぶる花札道中記』にて、わるい由紀香に色々されて泣かされてしまったために目の敵にしている。
名台詞
Fate/hollow ataraxia
- 「もうどうして私がこんなことを……それもこれもあの怪力コンビが、ぱりぱりぱりと卵の殻のように皿を割るからです!」
- マウント深山の骨董店に皿を求めに来たものの、お嬢様の格に相応しい食器がないとヒスを起こした後に漏れた愚痴。そりゃまあ、平凡な商店街の小さな店に、そんな高価なものはございません。
- 正確にはライダーの回想の中の台詞であり、本人が本当にそういったかは不明だが、キャスターと一成の関係とは違い、ライダーとセラの間には特に確執はないので、あちらよりは信憑性は高いと思われる。
- つーか「あの怪力コンビ」という事は、バーサーカーにも皿を扱わせていたということで、そりゃ、あんたの人選ミスだろう、としか言いようがないのであるが……。
プリズマ☆イリヤ
- 「このロリコン&シスコーーン!!」
- 『ツヴァイ』にて。クロとの料理対決に勝利したイリヤにご褒美(おでこへのキス)をあげた士郎に対し、掃除機で頭部を殴打。
- 「この甲斐性なしー!」
- 第一期アニメBD/DVD特典アニメ『脱衣戦争』にて、罰ゲームで露出の激しいメイド服を着た自分からの新婚三択(聞いたのはリズだが)に対して「ご飯」と答えた士郎に対して。
- しかしその反応にキレるということは「セラで」と言って欲しかったのだろうか。まあもし本音では言いたくとも、流石に相手の妹と養母がいるところでは士郎も言えないだろうが。
- 「待ってください。それでは私と士郎がまるでふ、夫婦という……」
- 第一期アニメBD/DVD特典ドラマCD『アインツ家集合! 家族の団欒CD』にて。イリヤから母親についての作文を書くため、家事が全くできないアイリの代わりに母親役になってほしいと頼まれ、じゃ父親は誰という話になり、アイリから「士郎でいいんじゃないの」と言われた際の反応。顔を真っ赤にして動揺している。
メモ
- 士郎のことはかなり嫌っている。アインツベルンを裏切った切嗣の息子であり、イリヤに悪影響を与える存在だから。しかしイリヤもリズも士郎に好意を持っているため、実質孤軍奮闘状態。色々な意味でアインツベルンは泣いて良い。
- 監視目的で、衛宮邸の一室を無許可で占拠している。ちなみに士郎はリズに言われるまで気づかなかった。どんだけ広いんだよあの家。
- 『プリズマ☆イリヤ』では女性の登場人物の中で一番士郎に厳しいが、原作とは違って別段切嗣が問題行動を起こしたわけではないので、毛嫌いまではしていない。あくまでイリヤの兄としてふさわしい人になってもらいたいという意識から厳しく接しているだけであり、険悪なムードになることはほとんどない。
- なお、士郎が進んで家事を行ってしまう上にスキルも高いため、メイドとしてのアイデンティティが無くなるという焦燥感に駆られることもある。
- ドラマCD「アインツ家集合! 家族の団欒CD」では、アイリスフィールの意をくみ、自分の意志でアインツベルン家を離反したことを語っている。
脚注
注釈
出典
- ↑ Fate/complete material II Character material