ルヴィアゼリッタ・エーデルフェルト
ルヴィアゼリッタ・エーデルフェルト
- スペル:Luviagelita Edelfelt
- 誕生日:月日/血液型:型
- 身長:160cm/体重:49kg
- スリーサイズ:B/W/H
- CV:伊藤静(Fate/unlimited codes・他)/田村ゆかり(Fate/stay night [Realta Nua])
北欧フィンランドの魔術師にして名門貴族のお嬢様。遠坂凛の時計塔でのライバル。
- 略歴
- エーデルフェルト家現当主。時計塔で今期の主席候補生。
- 人物
- 物腰優雅で白鳥の美貌、気品溢れる言葉遣いの非の打ちどころ無いお嬢様……の猫っかぶりの下に負けず嫌いで潔癖症の本性を隠している。凛が時計塔に留学して以来は化けの皮が剥げ、鉱石学科の災厄の片割れとして畏怖されている。
『プリズマ☆イリヤ』では美遊・エーデルフェルトに対し慈愛に満ちた態度で接しているなど、根が決して悪人ではない描写がされている。が、凛に対して大人げなく張り合ったりする点は変わっていない。
- 能力
- フィンの名家出身らしく、ガンド撃ちが得意。凛と同じく宝石魔術の使い手だが、名門貴族のご令嬢である彼女はお金に困っていないのでケチったりしない。
格闘技好きが過ぎて自身もレスリングを嗜む……というレベルを超えている使い手。得意技はバックドロップで、凛を一撃でK.O.した。
カレイドサファイア
ルヴィアのイロモノコス。『プリズマ☆イリヤ』において、魔法のステッキ・マジカルサファイアの力で「魔法少女」化したルヴィア。
配色こそ青になっているが、猫耳がついているなど基本的なデザインは凛のカレイドルビーのものと同系統。しかしこちらは胸がやや強調されているのが大きな特徴。
登場作品と役柄
- Fate/stay night
- 凛の回想でちょっとだけ登場。
- Fate/hollow ataraxia
- 凛の留学中の思い出話、ミミック遠坂の異世界通話など断片的に語られるのみ。
- Fate/unlimited codes
- 「淑女のフォークリフト」。レスリング技と宝石魔術で戦う。3人目の隠しキャラクターとして、ちゃっかりアーケード進出。凛と同じく完全にギャグストーリー。バーサーカーをプロレスラーと勘違いするわ、311kgあるのに投げ飛ばすわ、挙句のはてに聖杯そっちのけで凛と決闘してしまう。
- Fate/kaleid liner プリズマ☆イリヤ
- Fate本編とは異なる並行世界の存在。魔法の杖に見限られた先代カレイドサファイア。
まあ、任務そっちのけで私闘に明け暮れた彼女に非はあるわけで。 - アーネンエルベ狂想曲
- マジカルルビーと契約(?)して、「魔法淑女・カレイドエーデルワイス」となる。ちなみに、コスチュームのデザインはカレイドサファイアと同じである。
人間関係
- 遠坂凛
- 好敵手。基本的に似た者同士で同族嫌悪。士郎も留学した場合、恋敵になってさらにややこしくなる。ちなみに、アーチャーによれば後に「互いに背中を預け合う仲」になるらしい。
- 衛宮士郎
- 士郎が凛と共に留学した場合、彼のバイト先で雇用主と執事の関係になるらしい。士郎ではなく「シェロ」と呼ぶ。
- アーチャー
- 正体が士郎である事に直感で気付いているらしく、彼の事も「シェロ」と呼ぶ。
- バーサーカー
- 『unlimited codes』で対峙した際、(プロレス的な意味で)高く評価していると述べる。しかも勝利時には「投げ飛ばすのには骨が折れた」と発言する。
- イリヤスフィール・フォン・アインツベルン
- 『プリズマ☆イリヤ』では、当初は凛の後任として美遊を張り合わせる。後に協力者として認めてからは、過度の干渉はしなくなる。ただし、士郎の妹(ひいては未来の妹)として可愛がろうと?している。
『unlimited codes』では対峙した際、イリヤから「凛の同類」と物凄くうざがられるが、ルヴィアの「勝者」に対する理論には思わずイリヤも「カッコいいかも……」と言っている。 - 美遊・エーデルフェルト
- 『プリズマ☆イリヤ』限定。魔法少女の後継であると同時に、使用人。身寄りのない彼女にエーデルフェルトの戸籍を与えた。
- マジカルサファイア
- 『プリズマ☆イリヤ』限定。魔法少女契約をしていたが、ルヴィアの振る舞いがあまりにアレだったため見限られた。
- オーギュスト
- 『プリズマ☆イリヤ』限定。初老の使用人。ルヴィアの身の回りの世話から戦闘までこなす万能執事。
名台詞
- 「ごきげんようシェロ 家が向かいだなんてこれも運命
今日からは是非もなく私(ワタクシ)と一緒の車で…… ……あら?」 - プリズマイリヤツヴァイより。士郎と登校しようと迎えにきて。
お嬢様故に自家用車通学。……はともかく、士郎は朝練のため既に出発した後で、出てきたイリヤの前で盛大にスベった。 - 「今日から私を「お姉さま」と呼んでもよくてよ!
むしろ呼びなさいイリヤスフィール!」 - 『プリズマ☆イリヤ ツヴァイ』より。士郎がイリヤの(義)兄と判明した翌朝のセリフ。
過去が不明瞭な美遊をフォロー……していたはずが、士郎との未来予想妄想が暴走、結婚前提の独り語りを進め、勢い余ってポーズをとった。当のイリヤは無視してモノローグを入れている。 - 「いいこと? 戦いの結果というのは強い弱いで計るものではありません。
どちらがよりベストを尽くしたか。 どちらがより自分の限界に挑んだか。
自らの闘争本能、自らの誇りを貫き通した者こそが勝者と呼ばれるのです!」 - 『unlimited codes』のバーサーカー戦前会話。イリヤをして「ちょっとカッコイイ……かも……」と言わしめた誇り高い信念である。
――直後、「んー、まあ。それとは別に、完璧なノックアウトを奪った方が、文句なしの勝者ではありますが」と続くのだが。
メモ
- エーデルフェルト家の当主は代々双子で「天秤」の二つ名で知られている。
――となれば、彼女にも姉か妹がいるはずだが、今のところそれらしき人物は登場していない。 - エーデルフェルト家は世界中の争いに好き好んで介入し、美味しいところを掻っ攫っていくことから「地上で最も優美なハイエナ」ともいわれている(本人は「ハンター」と訂正している)。
- ルヴィアが纏っているドレスは戦闘時に破かぬよう、袖が着脱できるようになっている。
「最初からノースリーブ」とか「そもそも破れるようなことをしない」とかいう選択肢はないらしい。 - 「ランカシャースタイル」「キャッチ・アズ・キャッチ・キャン」と作中で評されているが、ランカシャースタイルは関節技を重視する古典レスリングであり、打撃と投げ技を主体とするルヴィアのプロレススタイルはストロングスタイルである。
- 『unlimited codes』でのキャッチコピーである「淑女のフォークリフト」はルヴィア自身が名乗っている他、技の名称にもなっている。
- 日本語の文法上は「フォークリフトの淑女」だが、そのことについて突っ込んだ凛に対しては「プロレスの何たるかを分かっていない」と批判している。
- 格闘技を習っているのは「淑女の嗜み」とのことで、この点は美綴綾子の「美人は武術をしなければならない」という哲学と似ている。
- 凛とは「血のつながらない双子」と称される程内面は瓜二つであるが、恋愛に対する対応は大きく異なる。凛がいわゆるツンデレ的な反応を示す一方、ルヴィアの方は非常にストレートかつ積極的。
- 3サイズは不明だが、立ち絵からライダーやリズあたりと同格と思われる。
- 『unlimited codes』でルヴィアを演じた伊藤静はかつてアニメ版月姫で遠野秋葉を演じていた。ちなみに凛の方は凛の方でかつて中の人が琥珀を演じており、微妙に因縁が感じられるような、別にそうでもないような。
- 第三次聖杯戦争に参戦した先祖が戦死した事で日本を嫌っている。この先祖も双子の姉妹で、妹の方が死亡、姉は生還した。凛の言葉によれば、仲間割れによる自滅で早期に敗退したらしい。召喚したサーヴァントは「剣士」のクラスであった。
- なお『hollow』では、その双子の容姿は遠坂凛と間桐桜に、サーヴァントの容姿はセイバーに瓜二つで描かれているが、『hollow』における「夜の聖杯戦争」は「アヴェンジャーが現在(第五次)の人物達を役者に見立てて利用し引き起こしている第三次聖杯戦争の再演」であるため、彼女たちの容姿がそのまま第三次聖杯戦争のエーデルフェルト姉妹とサーヴァントの容姿という事ではない。
- ところで、「剣士」のクラスは過去全ての聖杯戦争で最後まで勝ち残った、と言われているが凛の話に加え、「夜の聖杯戦争」でセイバーが演者として選ばれている点から彼女たちのクラスが「剣士」であった事もかなり確度の高い情報と言える。第三次聖杯戦争の内容がほとんど語られていない以上この矛盾についての正確な回答は不可能だが、「セイバーが途中でマスターを変えたのでは?」等の推論は成り立つだろう。
- ところで、「プリズマ☆イリヤ」においてはエーデルフェルト姉妹が聖杯戦争に参加したような描写はない(少なくとも、ルヴィアがそれを知っている素振りは見せてない)。だとすると何が原因で凛と不倶戴天の敵となったのか、気になる所である。
- 一説には、凛がクォーターなのはエーデルフェルトの血が混じっているからという説もある。
- 少なくとも、超時空トラぶる花札大作戦での遠坂時臣の発言で遠坂とエーデルフェルトが遠縁であることが明らかになっている。
- 聖杯戦争のマスターとして参戦してはいないが、『unlimited codes』では彼女の令呪を確認することができる。
大まかな形状は「フルール・ド・リス(百合紋)」と呼ばれるものに似ているが、細部に微妙な違いが見られる。