美綴 綾子
- 読み:みつづり あやこ
- 身長:162cm/体重:50kg
- スリーサイズ:B86/W58/H83
- イメージカラー:オレンジ
- 特技:武芸全般
- 好きなもの:テレビゲーム全般/苦手なもの:碁、将棋
- 天敵:藤村大河
- CV:水沢史絵
穂群原学園の生徒で衛宮士郎と遠坂凛の友人。弓道部の主将を務め、藤村大河や間桐桜とも親交がある。
クラスは2年A組(hollowでは3年)で、凛の他、氷室、蒔寺、三枝、沙条がクラスメイト。担任は葛木宗一郎。
- 略歴
- 凛ほどではないものの学園では文武両道の美人として有名人。その姐御肌な性格から運動部の面々には頼りにされており、凛ともども柳洞一成の天敵となっている。
武芸全般と相性が良く、今まで様々な武道を嗜んできていたが、唯一弓道には心得がなかった。そこで学園入学時にすすんで弓道部に籍を置き、今では当然のように主将にいるという凄い人。
氷室鐘と同じ蝉菜のマンションに住んでいる。家の広さは氷室の家の方が広いらしい。
- 人物
- 学園では面倒見の良い人物として慕われている反面、敵に回すと容赦呵責無いため「穂群原で敵に回してはいけない人物」のトップ3の一人として怖れられている。高い実力を持つ上に、リーダーとして相応しい性格であるという、正に主将としては理想的な存在。弓道部の主将というだけでなく、運動部の顔役のような存在になっている。
男前な口調ではあるが、中身は女の子女の子しており、ランサーに口説かれたときはまんざらでもなかった様子。
「美人は武道をしていなければならない」という独特の哲学をもっている。
- 能力
- 武芸全般が得意で、一番の得手は薙刀。
登場作品と役柄
- Fate/stay night
- 聖杯戦争には関わらない一般人。凛と士郎共通の友人として微妙な立場にあるが、三人が三人ともアレなので誰も気付いていない。
- Fate/hollow ataraxia
- 弓道部の主将は引退したが、大御所として文化祭や合宿の主導的人物となる。
- 氷室の天地 Fate/school life
- 準レギュラーキャラ。基本的に氷室鐘らのいじられ役。
人間関係
- 衛宮士郎
- 友人。弓では一方的にライバル視している。士郎が弓道部を退部した後も引き戻そうと勧誘を続けている。
- 遠坂凛
- 友人にしてライバル。凛が弓道場を眺めていたことが縁で知り合った。ある賭けをしている。
- 間桐桜
- 後輩。自身が3年に進級した後、主将の座を譲る。その後もそれとなく手助けし、アドバイスを与えている。
- 間桐慎二
- 弓道部の問題児として頭を痛めている。
- 藤村大河
- 顧問。困った顧問としてあしらっているが、剣道で「冬木の虎」の異名を馳せた人物として尊敬しており、基本的に頭が上がらない。
- 柳洞一成
- 何かと生徒会が運動部を冷遇する(ように見える)ため対立。しかし、人間的な悪感情はそれほど抱いて無い。綾子が師範代を勤める空手道場を、修練のために訪れる時もある。
- 美綴実典
- 弟。
- 氷室鐘
- 友人。よくいじられる。
- ライダー
- 苦手な人物。が、逆にライダーには好かれているため、困っている。
名台詞
Fate/stay night
- 「アンタとは、殺す殺さないの関係までいきそうだ」
- 凛に初対面で言った台詞。お前とはとことんまでやりあえる友人になる、というような主旨の発言なのだが、プロローグで言われると大変紛らわしい(と言うより、このシーンは意図的に誤解を誘う会話になっている)。
氷室の天地 Fate/school life
- 「やめてェマキジのHPは、もうゼロよっっ!?」
- 由紀香の無自覚な霊視に恐怖する。幽霊がダメなのは、何も蒔寺だけではない。
- 「あれ!? なんか最近あたしの扱いひどくね!?」
- 調理実習の時に蒔寺達に突っ込まれて。この頃から弄られ役が板に付いてきた。
- 「ってゆーか、今時あんな魔女とか! 実在してても、あの服装はしねぇわ!」
- 魔女のコスプレの話題になっての会話。何気ない台詞だったが、綾香にはグサッとくる言葉だった。
メモ
- キャラクターデザインは旧ライダーの流用。なお、その頃のライダーの真名は「ペルセウス」……つまり男性だったりする。
- 凝ったものではなく大量生産に適した料理(例えばお好み焼き等)が得意。作る量が多くなればなるほど味が良くなるらしい。逆は不明。
- ただ、家庭科の授業に大量のベーキングパウダーを持ち込んでおり、料理=大量生産と思い込んでいる節がある。
- 『hollow』の時点での弓道部内での力関係は
美綴>桜>大河>美綴>桜>大河>(以下略)
ようするに三すくみ。 - 「好きなもの:テレビゲーム全般」とあるように、家庭用ゲームを嗜む。氷室鐘とネット対戦型シミュレーションゲームをしたりするが、メインは一人用の乙女ゲー(あからさまな名前のゲームを予約で購入した事から、かなりの確率で腐女子であることが伺える)。でも世間的には格ゲーが好きとか誤魔化したりもする。
- 武道全般が得意、とあるが、その範囲は一般的なものであり、あまりにマニアックなものは知らない。
- 「美人は武道をしていなければならない」とはつまり、自分自身が美人である、という意味でもあったりする。……事実ですが。
- ロマンスグレーのおじさまなんかが趣味らしい(ランサーへの反応を見るに、そこだけ、というわけではないようだが)。
- 「英雄史大戦」では絵柄が美青年とダンディばかりのカードでデッキを組んでいる。
- 『stay night』でライダーに裏路地に追い込まれ、魔力補給のため血を吸われた。その時の記憶は失っているが、恐怖が深層に染み付いているため、以来ライダーは苦手。『hollow』では他に、ライダーが自分を性愛の対象として見ている事に無意識で気づいており、過去のトラウマも含めて苦手意識として発現している。一方のライダーは執拗に綾子を狙っており、あわよくば頂いてしまおうとしている。
- 『フェイト/タイガーころしあむ アッパー』限定版に付属するタロットカードのイラストでは、猿ぐつわと共に赤い糸(武器である鎖つき短剣が変化したもの)でライダーに縛り上げられ、しかも糸の先はライダーの左手小指に結ばれている。カード名は「恋人」。イラスト担当は「氷室の天地」の作者・磨伸映一郎。
- 前世占いによれば伝説の海の戦士で、拳が最強の武器――つまり、格闘家だったとのこと。要するにプリティーでキュアーなあのシリーズのキャラクターであり、中の人繋がりのネタ。