ジャンヌ・ダルク〔オルタ〕 (バーサーカー)

2021年4月3日 (土) 13:41時点における広楽 (トーク | 投稿記録)による版
バーサーカー
真名 ジャンヌ・ダルク
外国語表記 Jeanne d'Arc
性別 女性
身長 159cm
体重 44kg
好きな物 漫画
苦手な物 イルカ女/クジラ女
出典 史実
地域 フランス
属性 混沌・夏
一人称
二人称 アンタ
三人称 アイツ
声優 坂本真綾
デザイン 武内崇
設定作成 東出祐一郎
レア度 ☆4
初登場作品 Fate/Grand Order
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概要

狂戦士」のサーヴァント。水着姿のジャンヌ・ダルク〔オルタ〕

略歴
ある日カルデアに落ちていた同人漫画を読み、内容に引き込まれるも結末に納得がいかず、漫画に開眼。
その後、ハワイでフォーリナーの反応が感知され、解決の為に主人公と共に飛行機でハワイへと向かう。
ハワイに到着すると霊基を変えて水着に着替え、バーサーカーに変貌する。そして目の前でハワイ諸島が合体し、「サバフェス」が開催されている特異点「ルルハワ」と化す。
そして自分が読んだ同人漫画を描いたと思い込んでいたジャンヌ・ダルクへの対抗のため、マスターたちと共にサバフェスへと参加した。
人物
アヴェンジャーとしての復讐要素が薄れ、バーサーカーとなって「狂っている」側面が漫画に向いていることで、他人への攻撃性が若干柔らかくなっている。
それとは別にやたらとドイツ語を多用したり、日本刀に無闇に長い名前をつけたりする面が目立つようになっている。書籍『マテリアルⅦ』によれば、実は宝具を放つときに右手でつかんでいるあの左腕には、袖で見えていないがしっかり包帯を巻いているとのこと。
能力
ルーラーやアヴェンジャーの時同様、黒い炎を操って戦う他、『荒覇吐七十二閃あらはばきななじゅうにせん』と『大黒毒竜万破ブラックマンバ』、ほか名称不明の合計三本の日本刀を使用して戦う。
また、アヴェンジャーとなった頃にレオナルド・ダ・ヴィンチの贋作をいくつも作成していたところから芸能関係の腕はさらに上がっているようで、上記の日本刀はなんと自作。また、ジャンヌへの対抗意識から描き始めた漫画もルルハワでのループがあったとはいえオリジナル創作でサバフェス一位を取れるレベルまで上達した。2019年夏イベント『水着剣豪七色勝負!』でも同人誌活動をしている様子がうかがえる。

ステータス

クラス マスター 筋力 耐久 敏捷 魔力 幸運 宝具 クラス別能力 保有スキル 備考
バーサーカー 主人公 (Grand Order) B D A B D EX 狂化:EX シュバルツバルト・ファルケ:B
失墜の魔女:A+
ムール・ウ・テュ・ドワ:EX

宝具

焼却天理・鏖殺竜(フェルカーモルト・フォイアドラッヘ)
ランク:A+
種別:対軍宝具
レンジ:1~5
最大捕捉:50人
ジャンヌ・ダルクに対抗するため、海といえば山。水といえば火という発想で生み出されたもの。
かつての竜の魔女としての力で黒竜らしきものを召喚して、災厄を撒き散らす。
ドイツ語である理由はもはや語るまでもない。
『Grand Order』では「敵単体に超強力な攻撃&敵単体にやけど状態を付与[注 1][注 2]」という効果のBuster宝具。

真名:ジャンヌ・ダルク〔オルタ〕‎

ジャンヌ・ダルクのオルタナティブ……として創造された贋作……が水着になったもの。

登場作品と役柄

Fateシリーズ

Fate/Grand Order
期間限定イベント『サーヴァント・サマー・フェスティバル!』開始とともに実装。ストーリー中で入手可能。

人間関係

Fate/Grand Order

ジャンヌ・ダルク〔アーチャー〕
意識しているのは相変わらずだが、彼女が描いた漫画(と思い込んでいる)が元で強く対抗意識を持っている。
主人公 (Grand Order)
アシスタントであり同人活動の右腕的存在。自分と一緒にいること、ついていくことを当たり前だと考えている。
しかし半ば強引に巻き込んだことを少しだけ後ろめたく思っている。少しだけ。
ロビンフッドマシュ・キリエライト牛若丸茨木童子
サークル『ゲシュペンスト・ケッツァー』の仲間達。ロビンフッドがマネジメントを務めており、茨木童子は途中参加。
刑部姫
同人活動における先輩。素人だからこそ「情熱」だけは持ち続けるようアドバイスをくれた。最後はジャンヌの本を手伝ってくれるようになる。
『FGOマテリアルⅦ』によると、生前の因縁もないこともあり、ジャンヌ・オルタは時々部屋に遊びに行って本を読ませてもらっているとのこと。
葛飾北斎
名高い絵師。『ゲシュペンスト・ケッツァー』に助けられた恩もあり、卓越した技術で手助けをしてくれるようになる。
エドワード・ティーチ
経験もなく残り1週間で参加すると言ったジャンヌ・オルタに怒りを露わにしたが、本気だと分かるとホテルや刑部姫の紹介など、手助けをしてくれるようになる。
本の作成について直接手助けすることはないが、完成した本について愛のある評価と共に購入してくれるようになる。
BB
黒幕。最初からその思惑に裏を感じながらも、彼女の依頼に乗り同人活動を始めた。結果的にはジャンヌ・オルタにとって素晴らしい思い出が築き上げられたのである。
女王メイヴ〔セイバー〕
サバフェス最大の敵。『ゲシュペンスト・ケッツァー』が上回らない限り、彼女の優勝は揺らがない。まともに戦っては勝てない強敵である。
謎のヒロインXX
サークル活動を度々妨害してくる敵。ただ、ロボ的なアクションは漫画の資料になるとも考えている。
イシュタル
同じ属性(ツンデレ)の為か、かなり苦手意識がある模様。
アルトリア・ペンドラゴン〔オルタ〕 (ライダー)
元々アルトリア・オルタとは仲が悪いが、相手がメイドであるためかやたらと高圧的に絡んでいる。
謎のアルターエゴ・Λ
期間限定イベント『水着剣豪七色勝負』「第五カジノ「アーツマザー対パワーシスター」」にて、Λから「お互い一方的に刺す方が好み」な相性最悪の相手として挑まれ戦いになる。実際、「マスターに対して素っ気ない態度をとりつつ好意がある」「悪態の効かないジャンヌ・ダルク〔アーチャー〕が苦手」など共通項は多め。
アタランテ〔オルタ〕
期間限定イベント『水着剣豪七色勝負』にて、カジノで一文無しになった者同士意気投合していた。オリジナル同士はあんなに仲が悪いのに。アタランテ・オルタは『FGOマテリアルⅦ』にて、遺恨のあるオリジナルとは違って自分と気が合うしゲームも同じくらい弱いことを不思議がっていた。
ジーク
『FGOマテリアルⅦ』にて、「ジークがファヴニールに変身できるということは、実質自分の手下かも」と考えていた。

名台詞

戦闘

「刻限ね。サバトの始まりよ! カラスが歌い、歌い……、黒猫がニャンと鳴くわ!」
開始時の台詞。中二病っぽくカッコつけようとしているが、どうにも締まらない。
「塵芥と化せ!」
エクストラアタック時。ターゲットを蹴り上げ、意識朦朧にさせたところへ黒い光弾をブチ込む。
相手が人型ならば、蹴りは股間にヒット。男性にとってはたまらなく痛い「金的」攻撃…に見えるのだが、ジャンヌのハイヒールは性別・種族・形態を問わず相手をクラクラさせる強烈なキックを放つ。もちろんエネミーが姉を名乗る不審者でも、自分自身でも同効果。

マイルーム

「聖杯ねぇ……。穏やかな夢を見たいわね。それくらいよ。あとは、漫画が上手くなればそれでいいわ」
マイルーム会話「聖杯について」。元アヴェンジャーのバーサーカーとは思えないような温厚な発言である。ぶっちゃけ、お姉ちゃんの方がぶっ飛んでる。
「生まれた日か。なら私もあんたと同じ日に生まれたことにするわ。それならプレゼントは不要でしょう? 私と同じ日に生まれたんだから光栄に思いなさい」
マイルーム会話「誕生日について」。オリジナルの誕生日、ジルから聖杯によって作られた日、アヴェンジャーとしてサーヴァントに昇華された日。
特殊な英霊だけに定義によって様々な見方があるが、ジャンヌはそのどれもが違う―――というより興味がないようでこだわりがない。
捻くれた解釈をすると、プレゼントが面倒くさいという見方もできるが、ジャンヌ[オルタ] 百面相缶バッジでも「あんたに召喚された日が誕生日みたいなもの」と言っており、純粋に自分の特別な日をマスターに重ねていることがわかる。
「サーヴァント・バーサーカー、召喚に応じ参上……
 って、何よその顔。私が水着でいるのがおかしいとでも? 夏なんだから、水着でプールは定番じゃない。
 ……でも、原稿の締め切りが近いから遊ぶのは後よ。アンタも手伝いなさい? いいわね?」
『Fate/Grand Order Arcade』での召喚セリフ。
あちらではルルハワでのサバフェスイベントが開催されておらず、代わりに『夏だ! 水着だ! カルデア・バトル・サマーリーグ』というバトルイベントが開催されているため、それに合わせる形でセリフが調整されたものと思われる。

イベント

「ええ。だって響きが無闇にカッコイイんだもの。」
『サーヴァント・サマー・フェスティバル!』にて。サークル名がドイツ語なのを主人公にツッコまれて。
まあ、それは同意せざるを得ないのだが、(一応)フランス人としてその発言はどうなのだろうか……。
もっとも彼女は「復讐を考えたジャンヌ」なので、フランスも祖国である前に復讐対象という認識なのかもしれないが。
「……借りていくからにはちゃんと返しなさい。」
「それ、私のアシなんだから。」
同上。ロビンフッドからマスターを借りると言われて。
これ以外にも刑部姫が仮眠中のマスターを起こす際に「私が起こす」と言ったり等、刑部姫から「独占欲が強い」と言われる。「うっさい」としか言わないので自覚はある模様。
エスパー!?
同上。輪廻という単語を耳にして『輪廻りんねと書いてメビウスというルビを振りたい』と主人公に心を読まれて。
「……何よその『どっちを言っても嫌味を言ってきたんだろうなー』みたいな表情は。」
「そうよ、その通りよ!」
同上。マスターとのホテルでのやり取り。海に誘った際に、マスターの返事が「はいはい」なら「光栄ですくらい言えないの?」と返し。
「光栄です」なら「歯の浮くような台詞」と冷たく返す。ツンデレのツンのお手本。
「悪いけど、コイツうちの主戦力なの。億を積まれても譲らないわよ。」
同上。主人公を引き抜かれまいとする、メイヴ親衛隊に対する牽制。この得意げな台詞にメイヴ親衛隊は驚いた。いまどきなんという分かりやすいツンデレであるか、と……。
「だから誰が姉よ誰が。血は繋がってないでしょ!?」
同上。お姉ちゃんをアピールするオリジナルに対しての反射的な否定。主人公も指摘するが繋がっていないとおかしい。
「マスター、一つ理解したわ。……口開いたイルカを正面から見ると超怖い。」
同上。オリジナルが連れているイルカ『リース』について。リリィも「口開くと怖っ!」と同じ意見を口にしている。
また2019年と2020年の夏イベの際、浮く上に人間語を喋るサメとも接点を持つのだが「普段のイルカの方が怖くない?」とサメよりもイルカのリースの方に脅威を感じている。
「この『荒覇吐七十二閃あらはばきななじゅうにせん』と『大黒毒竜万破ブラックマンバ』に何か文句でもあるってえの!?」
同上。ヒロインXXから日本刀にケチをつけられて。
初めて明かされた名前だったが、牛若丸の刀の名が『薄緑うすみどり』であると聞き、「……短めの名前の方がよかったか……」と少し後悔している。
なおヒロインXXは、名前よりも「一本ではインパクトが弱いから二本持つ浅はかさが気に入らない」とのこと。経験者は語るといったところか。
『私は、あの女になぜか自分の想像を語りだした。
 彼女は『面白い』と言って笑った。
 だけど、物足りない。
 それで気づいた。
 ああ、私の想像を語り合い、喜び合う人間が、もっと近くにいるんじゃないかと。』
同上。最後の物語を完成させる前の独白。
ジャンヌを超えることだけを見据えていた彼女が気づいた大切なモノ。
「デロッデロに吐いてやったわ!」
同上。エリクサーを飲んだことによる嘔吐について。恥じらいもない堂々とした、ヒロインにあるまじき行為。しかも空から他人に浴びせる始末である。
同じ部屋で過ごす主人公の前で恥じらう必要はないとのことだが、平然と流されると機嫌を損ねてしまった。乙女心は難しい。
なお、直後にボーイ被害者が乗り込んできたが、責任は主人公に押し付けた。
「宝具っていつものアレじゃないの?
 ロケットパンチラケーテン・ファウストだっけ?」
「へえ、アッパーカットオーバーラー・シュニットなんだ。」
「そうね、私がアンタの宝具を名付けるなら―――
 エンコミウム・モリエ、という感じかしら。」
同上。「茨木の夏、ハワイの夏」にて。茨木童子〔ランサー〕の宝具の読みの名付け親だったと判明する。
ちなみに「エンコミウム・モリエ」とは「愚神礼讃」のこと。エラスムスが著した本のタイトルで、堕落した王侯貴族や教会を厳しく風刺・批判している内容。
「くっ!? 封印されし私の右目が疼く……!
 離れなさい! 私の秘められた力が暴走して戦国の世を漆黒の闇に落とすことも不可能ではないわ!」
「うっさいわね! 締め切り直前にこんなところに召喚されて私も困ってんのよ!」
『ぐだぐだファイナルまじん戦線2019』「ジャンヌで伊達オルタなにくいあいつ」にて。中二病全開で現れ、主人公からツッコミを受ける。ルルハワ以降も同人漫画を続けている様子。バトルではで挑んでくる。
ちなみにこのイベントの直後に『サバフェス』の復刻イベントがあった。
「独眼竜で三刀流とか我ながら伊達者過ぎて辛いわー。」
「属性詰め込みすぎでしょ!」
同上。伊達政宗のポジションを当てられたことに喜ぶが、「軍神で越後の龍で八本の刀剣類を所持する毘沙門天の化身」というキャラの長尾景虎の話を聞いてツッコミを入れる。お前が言うな。

メモ

  • 上記のようにドイツ語がやたらと出てくるが、辞書を持ち出しているあたり単なるカッコつけで、本人もよくわかっていないようである。要するに中二病:EX
    • 余談ではあるが、ジャンヌの出身地であるドンレミ村はフランス内でもドイツとの国境に近いアルザス・ロレーヌ地方にある(どころかアルザス・ロレーヌ地方は近代ではたびたびドイツ領になっている)ため、ドイツ語を理解できる事はそれほど不思議ではない。
  • フォーリナーをフィーチャーしたイベントにわざわざ不利クラスで参戦、というどポンコツ振り全開の衝撃のデビューに大多数のマスターが困惑する事態となったが、逆に言えばそれ以外のクラスには攻撃優位性を持ち、また攻撃/BusterバフやNPチャージ、火傷効果付与、回避などのスキルも相まって短期決戦における高性能アタッカーとして評価を覆すのに然程時間は掛からなかった。
    • その実力を遺憾なく発揮した一例が『Apocrypha/Inheritance of Glory』復刻版のレイド戦。レベルを最大に持って行った状態を前提にすると、最大解放礼装で攻撃200%UP、孔明スカディで半分のNPを供給、残りNPと各種バフを自身とマーリン陳宮、更に魔術礼装スキルもフル活用…というルーティーンを組んだ場合、ヘブンズフィール・ミミクリーはクラスに関わらず一撃粉砕、再現体込みの場合でもカード運次第では1ターンクリア可能という不在をいい事に大暴れっ振りを見せてくれる、

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脚注

注釈

  1. 3ターン
  2. オーバーチャージで効果UP

出典


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