原田左之助
| ランサー | |
|---|---|
| 真名 | 原田左之助 |
| 読み | はらだ さのすけ |
| 性別 | 男性 |
| 身長 | 187cm |
| 体重 | 78kg |
| 好きな物 | 酒、カレーライス |
| 苦手な物 | 善人 |
| 出典 | 史実 |
| 地域 | 日本 |
| 属性 | 秩序・中庸 |
| 副属性 | 人 |
| 一人称 | 俺 |
| 声優 | 斉藤壮馬 |
| デザイン | およ |
| レア度 | ☆4 |
| 初登場作品 | Fate/Grand Order |
概要 編集
- 略歴
- 『ぐだぐだ新選組・ジ・エンド』にて登場。
- 特異点で勝海舟と共にニュー新選組を組織しており、そこへやってきたカルデア一行と協力して皇都神剣組に対抗する事に。
- しかし、左之助自身は元々神剣組側に就いていた勝に協力しており、黒の剣士による襲撃時には勝共々カルデアを裏切る。
- その後、近藤らの元へやってきた主人公と河上彦斎を迎え撃つも敗北し、沖田たちを助けたいという主人公の言葉を聞いて、どうせならばと主人公側に就く。
- それからはカルデアの一行と共に戦い、最後には近藤や他の新選組隊士たちと共にマガツヒノカミと松永弾正に立ち向かっていった。
- 人物
- 赤髪の青年。
- 普段はあまり表情が変わらず、何を考えているのかは分かりづらい。
- 人当たりは悪くなく、仕事もしっかりこなすため、隊士たちからの信頼は厚い。
- ストレートな物言いをするが、何故かスッと心に響くため、嫌われないという得な性格。
- 生前から幕府の密偵として新選組に潜り込んでいたためか、隊士たちには情を抱きつつも、心なしか引け目を感じている様子。
- 能力
- 五節槍を用いて攻撃する。
- 流派は宝蔵院流とも種田流とも言われるが、詳細は不明。
- 剣にも長けている他、兵站に関わる仕事も任せられていたなど、隊内では重宝されていたとか。
ステータス 編集
| クラス | マスター | 筋力 | 耐久 | 敏捷 | 魔力 | 幸運 | 宝具 | クラス別能力 | 保有スキル | 備考 |
|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
| ランサー | 主人公 (Grand Order) | C | B | A | D | A | C | 対魔力：E | 壬生の赤狼：C 死損ね左之助：B+ 無頼の槍：C |
宝具 編集
- 死損ね一文字（しなずいちもんじ）
- ランク：C
種別：対人宝具
レンジ：1～5
最大捕捉：1人 - 切腹をしても死ななかったという逸話を宝具として昇華したもの。
- 発動するとどんな傷を受けても何故か死なず、傷を負っていないのではなく、何故か致命傷を外れてしまう。動乱の幕末を生き延び、大陸にまで渡った左之助の悪運の証。
- 自分が死なないのをいいことに、通常あり得ない槍捌きで暴れ回る。
- 弱点は腹の一文字をもう一度同じように斬られること。これで左之助の死損ねが解除される。
- 「生きるべきが死に、死ぬべきが生きる……。ホント、ままならねえな！！」
- 弾正によると「サイコロでひたすら1を引くような確率チート」との事で、圧倒的な演算能力をもつマガツヒノカミ相手には看破されてしまった。
- 『Grand Order』では「自身にガッツ状態を付与(1回・1ターン)&宝具威力をアップ(1ターン)<オーバーチャージで効果アップ>+敵単体に超強力な攻撃[Lv]&防御力をダウン(3ターン)&クリティカル発生率をダウン(3ターン)」という効果のBuster宝具。
真名：原田左之助 編集
- 幕末の京都を中心に活動した治安組織、新選組の十番隊隊長。槍の名手。
- 最古参のメンバーであり、伊予松山から脱藩した後、天然理心流の道場である試衛館に出入りするようになってから後の新選組隊士たちと行動するようになった。
- 甲州勝沼の戦いの後、永倉新八らと共に新選組を脱隊。靖兵隊を結成するものの、こちらも後に離脱。
- そして彰義隊に参加し、上野戦争で銃撃を受け亡くなったとされる。
- ぐだぐだにおける原田左之助は元伊予松山藩の忍びであり、幕府の密偵。
- 浪士組の発案者である清河八郎と、浪士組そのものを監視する目的で送り込まれたが、清河が暗殺されてしまい、そのまま流れで新選組に入隊した。
- また、上野戦争の後も生き延びており、なんやかんやあって大陸に流れ着き、そこで生涯を終えたという。
登場作品と役柄 編集
- Fate/Grand Order
- 期間限定イベント『幕末チャンバラ神話 ぐだぐだ新選組・ジ・エンド REVENGE OF MAKOTO』の開催に伴い、イベント報酬サーヴァントとして実装。
- 同時に、浅葱の羽織を着用する簡易霊衣「浅葱の羽織袴」が実装されている。
人間関係 編集
Fate/Grand Order 編集
- 勝海舟
- 『ぐだぐだ新選組・ジ・エンド』では、幕府側であった彼に筋を通そうと、彼が味方する神剣組側として行動していた。
- 河上彦斎
- 『ぐだぐだ新選組・ジ・エンド』にて戦ったサーヴァント。
- 戦闘後はアサシンなのに正面切って突っ込んできた事を指摘したが、彼女が気配遮断をできないと知って微妙な空気に。
- 松永弾正
- 『ぐだぐだ新選組・ジ・エンド』で敵対したサーヴァント。
- マガツヒノカミと一体化した彼女と戦うも、圧倒的な演算能力によって自身の宝具を破られ劣勢に陥ってしまった。
- 宝蔵院胤舜
- カルデアに本家宝蔵院流の使い手である彼がいると聞き、槍使いとして一手指南を賜りたいとの事で、マスターに口利きを頼んでいる。
- ヘラクレス
- 同じく不死身と語られる英雄だが、彼は流石に次元が違うとやや不安になった模様。
- 織田信長〔バーサーカー〕
- 彼女からはバンドに誘われているらしく、辟易している。
- なお、その正体は知らなかったようで、織田信長だと知ってやや困惑している。
生前 編集
- 近藤勇
- 新選組の局長。
- 『ぐだぐだ新選組・ジ・エンド』においては、彼に肩入れする勝に筋を通そうとしており、実質的に彼の部下という立ち位置であった。
- 物語終盤では彼の「誠の旗」によって奮い立ち、他の隊士たちと肩を並べている。
- カルデアでは色々言いたいことはあるかと思うが、よければまた使ってほしいと声を掛けている。
- 生前に密偵として近づいた事については、彼や土方には分かっていたのだろうとしており、その上で使ってくれていたようだと語っている。
- 土方歳三
- 新選組の副長。
- 『ぐだぐだ新選組・ジ・エンド』では神剣組による奇襲を手引きし、彼を無力化させた。
- カルデアでは生前の事を詫び、今回は最後まで付き合うとの姿勢を見せている。
- 沖田総司
- 新選組一番隊隊長。
- 彼女の調子を気にしている他、新選組の一番槍はやっぱり彼女だとして、殿は自分に任せてほしいと告げている。
- 永倉新八
- 新選組二番隊隊長。
- 他にはかしこまった態度の中、彼には「かしこまるな」と言われた事でタメ口で話しかけている。
- 向こうからも以前から気にされていたなど、気の置けない仲であった模様。
- しかし密偵である事はひた隠しにしており、『ぐだぐだ新選組・ジ・エンド』にてその事を彼に明かした際は激怒されていた。
- 斎藤一
- 新選組三番隊隊長。
- 彼が長生きした事について触れているが、向こうからは死んだと思われていた模様。
- 山南敬助
- 新選組の総長。
- その節はと前置こうとしたが今更と取り止め、互いに今回は気持ちよくやらせてもらおうとしている。
- 藤堂平助
- 新選組八番隊隊長。
- 『ぐだぐだ新選組・ジ・エンド』では当初、神剣組として仲間内の関係だった。
- カルデアではお互い裏切り者同士だとして、せいぜい恥をさらそうと声を掛けている。
- 生前の油小路では彼に逃げるように勧めていた[注 1]。
- 清河八郎
- 後に新選組となる浪士隊の立役者であり、自身の監視していた対象。
- 彼は裏で浪士隊を幕府に対する兵力にしようとしていた上、幕府の上層部も彼の口車に乗せられてしまったため、密偵として浪士隊も含めその動向を監視していた。
- 後に彼は暗殺されたものの、原田自身は浪士隊へと加入し、そのまま在籍し続けた。
- 芹沢鴨
- 新選組の局長。
- 土方、沖田、山南と共に彼を暗殺した。
- 『ぐだぐだ邪馬台国2020』における芹沢暗殺の回想では、山南の口から裏手を抑えていたと語られている。
- 岡田以蔵
- 土佐藩の藩士。
- 『ぐだぐだ新選組・ジ・エンド』では互いに顔見知りのような反応をしていたが、以蔵の方は原田の名前を思い出していないようで、深く関わった訳ではない様子。
名台詞 編集
メモ 編集
- 左之助の代名詞とも言える「死損ね」の逸話は、若党時代に上官との口論で「腹の切り方も知らぬ」と罵られたことに激怒し、実際に腹を斬って見せたものの、奇跡的に命を取り留めたことに由来する。この時に腹部に残った真一文字の刀傷は、後に彼が酔うと自慢する「金物の味を知る者の証」となったという。
- 九条ケント氏によると、オファーの際に役者側から作品側へ仁義は通してもらっているとの事[出 1]。
- 恐らくは2023年のTVアニメ『るろうに剣心 -明治剣客浪漫譚-』にて、斉藤氏が河上彦斎をモデルとする緋村剣心を演じた関連かと思われる。
- なお『るろうに剣心』の登場人物では、名前や「大陸に渡って馬賊になった」という噂から、元赤報隊メンバーの「相楽左之助」のモデルになっていると言われている。
- 恐らくは2023年のTVアニメ『るろうに剣心 -明治剣客浪漫譚-』にて、斉藤氏が河上彦斎をモデルとする緋村剣心を演じた関連かと思われる。
- 実装以前から永倉新八のマイルーム会話で、「大陸に渡って馬賊になった」という噂が語られてはいたが、どうも本当に大陸へと渡っていたらしい。
- 馬賊伝説自体は実在するものの、やはりと言うべきか信憑性に乏しい与太話である。また、日清・日露戦争の際には原田左之助と名乗る老軍人がいたとされる。
- ぐだぐだ世界においては冷静沈着な性格の原田だが、新選組に屯所として家を貸した八木為三郎によると、史実の原田は有事の際に「斬れ、斬れ」と言う強硬な性格であったとの事。
- 坂本龍馬が暗殺された近江屋事件においては、彼を犯人とする説が語られていた。
- その根拠とされるのは「犯人は『こなくそ』という中国・四国地方の方言を使っていた（原田は伊予弁を喋っていた）」「現場に落ちていた刀の鞘が原田の物とされた」といった証言によるものだが、前者に関しては「中岡が襲撃時に聞いた、と言っていた」という又聞きの証言のみで、鞘に関しては後年別の人物のものであると証言が翻っており、どちらも信憑性には乏しい。
- なお、明治になってから京都見廻組の今井信郎と渡辺篤がこの事件について自供しており、現在では見廻組犯行説が最も有力視されている。ただ、これについても「売名行為のための偽証である」と言う意見はあり、確定はしていない。
- ぐだぐだにおいては、龍馬との関係性は不明。
- 『ぐだぐだ龍馬危機一髪！』では、斎藤から自身と原田の犯人説について「あの時うちはそれどころじゃなかった」[注 2]と語られているため、こちらでも近江屋事件には関わっていないと思われる。
- その根拠とされるのは「犯人は『こなくそ』という中国・四国地方の方言を使っていた（原田は伊予弁を喋っていた）」「現場に落ちていた刀の鞘が原田の物とされた」といった証言によるものだが、前者に関しては「中岡が襲撃時に聞いた、と言っていた」という又聞きの証言のみで、鞘に関しては後年別の人物のものであると証言が翻っており、どちらも信憑性には乏しい。