概要
高次元の生命である神霊や、霊基が作りづらいまたは霊基数値が足りない英霊を人の器に入れることによって無理やり召喚したもの。
既存の肉体を使用しているため霊体化できないうえ、通常のサーヴァントと違って肉体の生理活動の維持にある程度労力を割く必要があり(食事や睡眠など)、人間の肉体を依り代にしているため、ダメージによる消滅が死に直結する。
依り代には、基本的には聖杯と縁がある者が選ばれる。
神霊の場合、相性がいい人間を依り代に、神の力のほんの一端のみを降ろし、半ば強引にサーヴァントとして顕現するという原則が存在する。
人格は依り代のものと英霊のものが二重人格のように存在している。基本は英霊の人格が体の主導権を得ているものの、英霊の人格が主導権を譲渡・放棄した場合は依り代の人格が主導権を得る。
神霊と人間の疑似サーヴァントの場合、神霊の方が霊子が多いため、メインのパーソナリティは神霊となる事が多い。また英霊が気に入った相手であれば、別の人物に移り依り代とすることが可能。
一方で、英霊と依り代の力が混ざり合い、本来のサーヴァントとは異なる力を発揮する事もある。
なお、疑似サーヴァントはグランドオーダー中のみの特例として召喚されている。
名前 | クラス | 依り代 | 登場作品 |
諸葛孔明〔エルメロイⅡ世〕 | キャスター | ロード・エルメロイⅡ世 (ウェイバー・ベルベット) |
Fate/Grand Order |
両儀式 | アサシン | 両儀式 | Fate/Grand Order |
両儀式 | セイバー | Fate/Grand Order | |
イシュタル | アーチャー | 遠坂凛 | Fate/Grand Order |
イシュタル | ライダー | Fate/Grand Order | |
エレシュキガル | ランサー | Fate/Grand Order | |
ジャガーマン | ランサー | 藤村大河 | Fate/Grand Order |
パールヴァティー | ランサー | 間桐桜 | Fate/Grand Order |
千子村正 | セイバー | 衛宮士郎 | Fate/Grand Order |
浅上藤乃 | アーチャー | 浅上藤乃 | Fate/Grand Order |
グレゴリー・ラスプーチン | 言峰綺礼 | Fate/Grand Order | |
石川啄木 | アサシン | 蒔寺楓 | Fate/Grand Order × 氷室の天地 ~7人の最強偉人篇~ |
アメリア・ジェンクス・ブルーマー | キャスター | 氷室鐘 | Fate/Grand Order × 氷室の天地 ~7人の最強偉人篇~ |
フリードリヒ・ニーチェ | 不明 | 三枝由紀香 | Fate/Grand Order × 氷室の天地 ~7人の最強偉人篇~ |
言及作品
メモ
- 上記のもの以外でも、ドラマCD『The Blue Bird』にて、臥藤門司が疑似サーヴァントとしてカルデアに召喚されたが、含まれる英霊は不明である。
- ジャガーマンの依り代の選考基準は聖杯に縁ある人間の中で最も野生の力、そして野生の宿命を帯びた者が選ばれる。
- イシュタルは女神側が遠坂凛を核にしているが、パールヴァティーは間桐桜が女神を核にしている。
- 千子村正は霊基数値が足りない幻霊だが、彼の召喚を必要とされたために衛宮士郎を依り代とした疑似サーヴァントとして召喚されている。
- 『Fate/Grand Order × 氷室の天地 ~7人の最強偉人篇~』では、どこかから実在する人物を連れてくる訳ではなく依り代にする肉体も召喚時に構成される為、どこかにいる依り代本人にはまったく影響は無いとされているが、ギャグ作品なので、何処まで真に受けていいのか不明。
話題まとめ
脚注
注釈
出典