ビーストVII | |
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真名 | Uオルガマリー |
性別 | (身体は)女性 |
地域 | 地球外 |
初登場作品 | Fate/Grand Order |
概要
- 略歴
- キリシュタリア・ヴォーダイムが異星の神を裏切り、彼の計画によって、巨神アトラスを空想樹内部に収納し起動することで、異星の神に対して 「空想樹内に既に神が入ってるので利用できない。」 形としつつ、本人以外の生命を神へする為の世界樹として権能する筈だった空想樹マゼラン。
- しかし、ベリル・ガットの策略により、空想樹が燃やされ 「空想樹の絶対性」 が失われ、更に千子村正の斬撃により、一刀両断された。その結果、空想樹の本来の目的である異星の神の降臨が可能となった。
- アトラスを排除し空想樹マゼランを取り込むことで、遂に降臨した異星の神。その作戦実行体はサーヴァントとして形作られており、そのクラスは、災害の獣たる七つの人類悪ビースト、その終局たるビーストVIIのものだった。
- とはいえ、マゼランは空想樹セイファートの延焼によってダメージを受けていたため、霊基そのものに支障は無いが権能の出力範囲が低下しており、「羽化前」の状態となっている。
- 大西洋異聞帯をとりこんで完全な状態へと成長しようと目論むが、寸前でキリシュタリアの大令呪によって阻止される。ダメージを受けたわけではないが、予期せぬ反撃に驚いて撤退した。
- その後は同じ過ちを繰り返さぬように地球人類についての記録を閲覧する。そして空想樹を焼きかねない光の槍を放ったブリテン異聞帯へと千子村正を、さらに強大な器を得るためORTが潜伏している南米異聞帯へとラスプーチンを派遣する。
- 人物
- (描写された場面を見る限りという前提で)端的に言ってしまえば、相当なポンコツ。
- 本人は「自分はオルガマリー・アニムスフィアなど知らない」と言っているが、自分から「地球国家元首U-オルガマリー」を名乗り、勲章を大量につけた趣味の悪い服装で堂々と出てくるなどオルガマリーの承認欲求などから影響を受けている様が明白に見て取れる。
- 選ぶ言葉のチョイスも妙に現実感があって異質性などまったく感じず、些細なことで表情がくるくる変わり困惑する様には良い意味でも悪い意味でも「神」としてのカリスマ性はない。
- 人間についても「自分に無条件にひれ伏す」と思っていたらしく、キリシュタリアから反撃を受けた際にはダメージが皆無であるにも関わらず驚愕から撤退してしまうなど想定外の事態にはかなり弱い模様。もっとも、それで「人間を学習しよう」と考えられるあたり、頭は悪くないようである。
- 能力
- 上記のように人格のポンコツさが目立つが、能力はそれに反比例するかのように強大。
- キリシュタリアが大令呪まで使用して魔術を放ったにも関わらず、ダメージは皆無というとんでもなさ。
- オリュンポスで計測された出力は「三等惑星級」ともはや天体レベルを叩き出している。[注 1]
- さらに「規格外なほどに強い」だけなら歴代のビースト達もそうであったが、彼らに対抗できたのは「カルデアが不確定要素として介入できたから」であり、最初からカルデアを認識しているためにカルデアの勝ち目は皆無というシャーロック・ホームズのお墨付きももらっており、現状の主人公一行にとってはあらゆる意味で最悪の相性である。
- 攻撃方法として巨大な重力圏を操り、異聞帯を飲み込むほどのブラックホールを発生する。他人の精神波を感じ取ることもできる。
登場作品と役柄
- Fate/Grand Order
- 大西洋異聞帯で登場。
人間関係
- 千子村正、グレゴリー・ラスプーチン、リンボ
- 使徒として召喚した三騎のサーヴァント達。
- 降臨後は用済みとなる予定だったが、段階を踏む必要が生じた為、存続を許可した。
- タマモヴィッチ・コヤンスカヤ
- 彼女については使徒ではなく、ビジネスパートナーのような関係であったとのこと。
- キリシュタリア・ヴォーダイム
- 空想樹と異聞帯を育てることを依頼した相手。
- だが、顕現したところに彼から攻撃を受け、想像を超えた事態に撤退することとなった。
- ORT
- 南米に眠る地球外から来たアルテミット・ワン。
- その肉体を新たな依り代とするべく画策している。
名台詞
- 『地球国家元首
U-オルガマリーである!」 - 地球を一つの国家として手中に収め、人類をひとり残らず管理する究極の支配者としての名乗り。
- 主人公も、マシュも、プレイヤーも、誰もが混乱に陥った。
メモ
話題まとめ
脚注
注釈
出典
- ↑ 週刊ファミ通 2020年8月13日号 奈須きのこ氏&武内崇氏インタビュー p136