アーネンエルベ
2014年7月31日 (木) 19:24時点における126.16.33.244 (トーク)による版
アーネンエルベ
TYPE-MOON作品にしばしば登場する喫茶店。
「アーネンエルベ」とはドイツ語で「遺産」を意味する。しかし店名はドイツ語でも、店長のジョージはイタリア料理の達人。とはいえ別にイタリア料理専門店というわけではなく、メニューはお茶と軽食の、普通の喫茶店である。
『未来福音』、『月姫PLUS-DISC』の「幻視同盟」ではパイが美味しいと説明されている(もっとも、「幻視同盟」は『未来福音』のオマージュなので、描写に似通ったところがあるのは当然なのだが)。
厨房はジョージ店長がとりしきっているらしいが、日比乃ひびきと桂木千鍵が登場してからは、ひびきが料理担当として働いている描写が増える(千鍵は料理が下手)。『アーネンエルベの日常』ではセイバーオルタに要求されてひびきが様々なものを作り、『氷室の天地 Fate/school life』では蒔寺楓が初めて氷室鐘と三枝由紀香を伴って来店した際に「頼まれれば作れる物なら何でも作るスタイル」と蒔寺が説明し、かなり無茶な注文をされたが全てに対応している。
店は普通(?)だが、場所は特異。作品毎に入り口・所在地は異なる。本来交わることがない、他の作品のキャラクター達が出会える場所。
建造にはキシュア・ゼルレッチ・シュバインオーグが関っている。別名は「魔法使いの匣」。
登場作品と役柄
- 月姫PLUS-DISC
- 外伝「幻視同盟」にて、瀬尾晶が遠野志貴(?)と未来視について相談する。
- また、座談会「げっちゃ」の舞台となる。この座談会で「『月姫』と『空の境界』が接点を持てるのはここでだけ」と言われ、以後他作品同士の接点となるのはアーネンエルベ、という慣例になった。
- 歌月十夜
- 「幻視同盟」の縁で、瀬尾晶が遠野志貴との待ち合わせに利用。
- アーネンエルベの一日
- 物語の舞台。お祭りCDとして、既存作品全てをほぼ網羅して、様々なキャラクター達が出演。
- コミック版『アーネンエルベの日常』『アーネンエルベ狂想曲』でも引き続き登場する。
- まほうつかいの箱
- TYPE-MOONのモバイルコンテンツ。アーネンエルベが舞台という設定。
- オリジナルキャラクターとして日比乃ひびき、桂木千鍵、ケータイさんらが登場。
- 『スターリット・マーマレード』といったオリジナルドラマCDでの展開も行っている。
- カーニバル・ファンタズム
- ミニコーナーの舞台として登場。店員も客もバケネコばかりなので、オーディオコメンタリーでは知得留先生に妖怪屋敷呼ばわりされている。また「ドキドキデート大作戦」では遠野志貴と衛宮士郎がロクでもない計画を作成する場となっている。
- 作品のラストでは出演したキャラクターのみならず、他のTYPE-MOON作品のキャラクターも大勢集合して盛大なパーティーを開いている。
主要登場人物
作品によって関わりを持つキャラクターは非常に多岐に渡る。詳細は各作品のページを参照。 ここでは代表的な登場人物のみにとどめる。
スタッフ
- 日比乃ひびき
- バイト店員。千鍵とは高校も一緒の友人同士。料理が得意。
- 桂木千鍵
- バイト店員。ひびきとは高校も一緒の友人同士。ツンデレと呼ばれるのが嫌い。
- ジョージ
- 店長。イタリア料理の達人。基本的には寡黙で、出番はあまりない。
- ランサー
- バイト店員。主にひびちかコンビが学校を終わって出店するまでの、昼間を担当。
- ネコアルク
- バイト店員(?)。『アーネンエルベの日常』や『カーニバル・ファンタズム』で働いている姿を見ることができるが……。
主な客
- 須方スナオ
- ひびきと千鍵のクラスメイト。
- セイバー
- 常連客の腹ペコ王。特に、新メニューが出たり何らかのフェアがあると必ず来店するらしい。
- シエル
- カレーがあるなら何処へでも現れる。
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- ケータイさん
- 謎の携帯電話。電話が本体なのか、電話の向こうに誰かがいるのかすら分からない、正体不明。よく千鍵にちょっかいを出しては、ヒンジを折られる。