ライダー[注 1] | |
---|---|
真名 |
武田晴信 武田信玄[注 2] |
読み |
たけだ はるのぶ たけだ しんげん |
外国語表記 | Takeda Harunobu(第一、第二再臨) |
異名 | 甲斐の虎 |
性別 | 男性 |
身長 | 185cm |
体重 | 85kg |
好きな物 |
車、湯治(第一、第二再臨) 陣中食(第三再臨) |
苦手な物 |
青虫(第一、第二再臨) 嫌な事は先にやれば良い(第三再臨) |
天敵 | 越後の龍 |
出典 | 史実 |
地域 | 日本 |
属性 | 秩序・悪 |
副属性 | 人 |
一人称 |
俺(第一、第二再臨) 我(第三再臨) |
二人称 |
アイツ/コイツ(第一、第二再臨) 其方(第三再臨) |
三人称 |
○○(呼び捨て)(第一、第二再臨) ○○殿/○○(呼び捨て)(第三再臨) |
声優 | 梅原裕一郎 |
デザイン |
経験値(太閤伝) toi8(FGO) |
レア度 | ☆5 |
初登場作品 | ぐだぐだ太閤伝ZIPANG |
概要編集
- 略歴
- 『ぐだぐだ太閤伝ZIPANG』にて、武田家の当主として生身の人間としてシルエットで登場。
- 以降もたびたび登場し、長尾景虎が伊勢新九郎を倒したものの重傷状態になったため好機と見て織田家へと侵攻。
- 三方ヶ原で織田軍と衝突するも敗北してしまうが、実はどこかの時点で信玄本人は死亡しており息子の勝頼が信玄として振る舞っていたことが明かされる。
- そして勝頼が自身の命を捧げたことで改めてサーヴァントとして召喚され、奇襲気味に織田家本陣を攻撃して信長を圧倒するも、「英霊の力」を自身に宿した信長の「第六天魔王波旬」の前に敗北し、「聖杯の乱」の真実の姿を示唆しながら消滅した。
- 『Fate/Grand Order』の期間限定イベント「激走!川中島24時 ぐだぐだ超五稜郭 殺しのサインはM51」では元服時の名にあたる武田晴信の姿で登場する。当初は今川と組んでいたが、主人公たちを見つけるとその場で今川を裏切りカルデアと同盟を組む。
- 人物
- 武田家そのものを象徴するかのような大人物。武田というものに強い誇りを抱いている。また、赤色は武田を象徴する色として非常に好んでいる。
- 自身が死んだ後の事にも気を回し、サーヴァントとして召喚されることも見越していた用意周到な面も見せている。宿敵に比べれば幾分か常識的だが、戦国の世を生き抜いただけあって必要ならばその場での約定破りも他者と手を組むことも辞さない。
- 現界に対しては本人なりに楽しんでおり、特に車を気に入って自身の騎乗していた馬を赤いスポーツカーに変えるという荒技まで行っている。
- 『Fate/Grand Order』では第一再臨では赤いコートにスーツ姿から、第二再臨では武士らしい見た目に変わる。第三再臨では重厚な赤鎧を身につけているが、これは「一派的な武田に対するイメージ」によってアレンジを加えたものであり、機械仕掛けになっている。
- 能力
- 武器にもなる軍配を片手に「武田家の神将」の象徴として生前の「武田信玄」を遥かに超えた力を振るう。
- 素手での体術や刀による剣術以外にも、後述の宝具であり彼の代名詞とも言える「風林火山」に関わる力を使える。炎や風を自身や武器に纏って攻撃したり、大地から魔力を放出させたり、一瞬にして周囲を林に変えることが可能。第三再臨では鎧からレーザーのようなものも出している。
- 沖田総司の不意打ちを受け止め、さらなる攻撃も「疾き事風の如く」と瞬間移動同然に回避し、信長に対しても炎で瀕死に追い込み[注 3]、沖田、豊臣秀吉、柴田勝家の猛攻も平然といなすなど、まさに鬼神の如き強さである。
- さらには「動かざるコト山の如し」で空中に巨岩を召喚する能力も見せている。
ステータス編集
クラス | マスター | 筋力 | 耐久 | 敏捷 | 魔力 | 幸運 | 宝具 | クラス別能力 | 保有スキル | 備考 |
---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
武田勝頼 | ? | ? | ? | ? | ? | ? | ||||
ライダー | 主人公 (Grand Order) | B+ | B+ | C | C+ | C | B | 騎乗:A 対魔力:D 陣地作成(武田):C |
甲斐の虎:A 赤き焔:A 楯無:B |
宝具編集
- 風林火山(ふうりんかざん)
- ランク:B
種別:対軍宝具
レンジ:1~100
最大捕捉:500人 - 軍旗にも使われた兵略。
- 四つの属性の異なる魔力を操り、己の軍略として繰り出す事ができる。
- ひとたび軍配を振るえば、文字通り戦場に嵐の如き風が吹きすさび、相手に気取られる事なく陣を敷き、炎に包まれた騎馬軍団の突撃、とどめの移山の法にて敵軍を粉砕する。一つでも凄まじい力であるが、続けざまに放たれるその威力は推して知るべしである。
- またこれだけでも十二分だが、その上さらに最大開放を行えば、なんと武田二十四将を召喚し在りし日の武田軍を展開する事も可能となる。だが、こちらは使用後に信玄の霊基を著しく損ない、場合によっては消滅を伴うためかなりの諸刃の剣。並のマスターでは耐えられない魔力消費も伴うため、よほどの事がなければ使用する事はない。
- 『Grand Order』では「敵全体のQuick攻撃耐性をダウン(1ターン)<オーバーチャージで効果アップ>&Arts攻撃耐性をダウン(1ターン)<オーバーチャージで効果アップ>&Buster攻撃耐性をダウン(1ターン)<オーバーチャージで効果アップ>&宝具封印状態を付与(1ターン)&強力な攻撃[Lv]」という効果のBuster宝具。
真名:武田信玄編集
- 本名、武田晴信。「信玄」は出家した際に名乗った法名である。
- 父である武田信虎の後を継ぎ、豊かではなかった甲斐の国を有力大名にまで育て上げた傑物。
- 越後の長尾景虎とは川中島を巡って幾度にもわたる合戦を繰り広げた逸話でも知られている。
- 天下統一のために京を目指すも途中で病に倒れ「自分の死は三年は隠せ」「瀬田に武田の旗を掲げよ」などの遺言を残して亡くなったと伝えられている。
関連用語編集
- 約定破り
- 『ぐだぐだ超五稜郭』でしばしば言及された晴信の悪事。
- 物語中では終始一貫した立場であったが史実では今川氏真を始めとして好機と見るやそれまでの同盟を反故にして攻撃を仕掛ける事も多く「武田晴信は約定破りの常習犯」扱いである。晴信没後に武田勝頼の代で武田が滅亡したのもこの時の負債のツケを取らされたという説もある。
- バレンタインイベントで晴信本人が語ったところによると甲斐の国は農地が少ないため貧しく、生き残るために手段を選んでいられなかったためにろくでもない手段であろうとやらざるを得なかった、とのこと。
登場作品と役柄編集
Fateシリーズ編集
- ぐだぐだ太閤伝ZIPANG
- 武田家の当主としてシルエットで登場。
- 物語中のどこかの段階で落命し、以降は息子の勝頼が影武者として振る舞っていたが、彼と入れ替わる形でサーヴァントとして召喚された。
- Fate/Grand Order
- 『激走!川中島24時 ぐだぐだ超五稜郭 殺しのサインはM51』の開催に伴い期間限定サーヴァントとして実装。
人間関係編集
ぐだぐだ太閤伝ZIPANG編集
- 武田勝頼
- 息子。自分の後の武田家を託した。
- 物語中ではいつからかは不明だが彼が「武田信玄」を名乗って影武者として行動しており、彼の命を触媒としてサーヴァント召喚された。
- 長尾景虎
- 上杉家の現当主。
- 生前には川中島を巡って幾度となく対決したライバル関係であり、彼女にとっては人間性が育まれるきっかけとなった存在。
- それまで「俺に勝てる人間はいない」と若干慢心していたところに現れた怪物じみた女性であり、今際の際まで「あいつを一発ぶん殴ってやりたかった」と心残りになるほどの複雑な感情を向けている。
- 今川義元
- 今川家の当主。
- 生前には北条氏康と共に関東方面を巡って対立していたライバル関係。
- 物語中では彼が英霊の力を宿していた事を知っていた模様。
- 織田信長
- 織田家の当主。
- 自分が生きている間から因縁があり、三方ヶ原の決戦ではサーヴァントとして召喚されて彼女と対決した。
- 『Fate/Grand Order』では自分の亡き後に武田を滅ぼしたことについては特に恨んではいないが、生前の「第六天魔王」の名乗りには呆れていた[注 4]他、水着のセンスには完全にドン引きしている。
Fate/Grand Order編集
- 雑賀孫市
- 『ぐだぐだ超五稜郭』で敵対していた相手。
- 今魔川に雇われていた彼に致命傷を負わせるものの、その後にやってくる「次の雑賀」に渡してほしいと銃を預けられていた。
- 雑賀孫一
- 『ぐだぐだ超五稜郭』で現れた「次の雑賀」。
- 裏切られて後ろから撃たれた後に戻ってきた際には、今後どうするのかについて厳しいながらも真摯な目線を向けていた。
- ネロ・クラウディウス
- 赤にこだわりがある点でリスペクトしている。
- 織田信勝
- 最初は土筆のようだと馬鹿にしていたが「献身的な弟」というのに思うところがあったのか最終的には撤回した。
- 森長可
- 自分の死後に武田攻めで大暴れしていた点について下記の父親を思い出していた。
- イスカンダル
- ネロ同様に赤にこだわりがある点と戦車乗りな点とで気に入り、一緒に酒を飲みたがっていた。
- トラロック
- 「人は石垣、人は堀」と生前には言っていたが、都市が意思を持ち巨人に変形する様には感嘆していた。
- 諸葛孔明〔エルメロイⅡ世〕
- 孫子について軍略を語り合いたがっているが、戦略ゲームを勧められた事については困惑気味。
- 赤兎馬
- 名馬であることは直感的に理解しているが、自分を呂布と自称している事については終始理解不能。
- 清少納言
- 平安時代の文化人としてリスペクトしてはいるが現状のJKな有様にはドン引きしている。
- 土方歳三
- 「甲陽鎮撫隊」として甲斐に縁があった新選組副長。
- 戦国時代に生まれていれば一角の武将であったのにと惜しんでいる。
生前編集
- 武田信虎
- 父親。
- 不仲であり、弟に家督を継がせようとしていたのを察知して今川家に預ける形で放逐した。
- 武田信繁
- 弟。
- 父親とは対照的に仲が良く、父親の放逐後も当主となった晴信を支え続けた。
- 望月盛時
- 当初は敵対していたが、後に自身の配下となった信濃の武将。
- 配下となった後は共に長尾景虎と対立していた。
- 望月千代女
- 配下のくノ一で、盛時の妻。
- 生前に彼女を信濃巫女の長に任じた。
- 徳川家康
- 三方ヶ原の戦いで散々に打ち破り、敗死寸前まで追い込んだ。
- 森可成
- 織田家に仕えていた武将の一人。
- 上記の長可の父で、武田家とも数度戦っており、その強さには一目置いていた。
名台詞編集
ぐだぐだ太閤伝ZIPANG編集
- 部下「長尾景虎 敗走にございます」
- 信玄「早雲公の再来 やはりまことであったか」「あの戦狂いもこれでおいそれとは動けまい ようやく武田も聖杯取りに集中でき――」
- 部下「長尾景虎 信濃に出陣!!」
- 信玄「なんで? どーしてそういうコトするのあの女」
- 伊勢新九郎と戦いナレ敗走した景虎さんであったが、楽しい敗け戦にルンルンしながらそのまま信濃へ侵攻。まさに川中島。
- 部下「上野国沼田にて 北条早雲 敗北とのしらせ!!」
- 信玄「あの早雲公が……」「しかし景虎もタダではすむまいて」
- 部下「全身やけどで今年は動けません 春にはまた行くのでまっててね との書状が」
- 信玄「早雲公 ちゃんと焼き殺して!!」
- 伊勢新九郎との再戦で宝具「劫焔五色火牛」の真名解放を受け、倒しはしたものの深手を負った景虎さん。でも律儀に果たし状を書く程度の余力はあるもよう。やはり川中島。
- なお次回の第7話以降の展開からすると、もしかしたらこの時点で既に息子の勝頼が影武者を務めていた可能性はある。
メモ編集
- 『ぐだぐだ太閤伝ZIPANG』で息子の勝頼が信玄を名乗って影武者を務めていた理由は上記の「三年は隠せ」を守り、信玄が生きているように見せかけるためと思われる。
- 『Fate/Grand Order』での第二再臨までの姿では真っ赤なフェラーリに乗っている。武田の赤に甲州名物の(跳ね)馬のイメージであろうか。
- なお、このフェラーリは愛馬の黒雲が変形した姿とのこと。
話題まとめ編集
脚注編集
注釈編集
出典編集