二十八人の怪物
概要編集
『Fate/strange Fake』に登場する組織。読みは「クラン・カラティン」。
魔術師であり、スノーフィールド市の警察所長であるオーランド・リーヴに率いられた魔術集団。
三十人弱のメンバーから構成されており、全員魔術師としてのオーランドの弟子であり、警察官としての部下。
「偽りの聖杯戦争」の為に各地の警察から十年以上かけて引き抜いて集められたメンバーである。
所在地の把握や入れ替わりを防ぐ為か、メンバーの体にはICチップが埋め込まれている。
組織の目的は、「偽りの聖杯戦争」に参戦し、「人間の力で英雄を打倒する」こと。
そのために戦闘能力は無いが宝具を生み出す能力を持ったキャスターに宝具を作らせ、メンバーが使用する事で戦闘を行ってゆく。
人物編集
メンバー編集
- オーランド・リーヴ
- チームリーダー。メンバーの警察としての上司および魔術の師も兼ねている。日本刀の宝具を使用する。
- ヴェラ・レヴィット
- オーランドの秘書的な立ち位置の女性。当たった傷から魔力が漏れ出るようになる拳銃の宝具を使用する。
- 彼女の一族自体が「偽りの聖杯戦争」の補佐的な役割であり、チームでも副官ポジションに就いている。
- ジョン・ウィンガード
- オールバックの青年。ダガーの宝具を使用する。
- ダガーを右腕ごと破壊されてしまった後はキャスターから義手の宝具を新たに提供された。
- お下げ髪の女性
- ランスの宝具を使用する女性。
- 後にランスを破壊されてしまったため、ジョンと共にキャスターに新たな宝具を受け取りに行った。
- 黒髪の女性
- 当たった箇所が爆発する弓矢の宝具を使用する。
- 金髪の女性
- 矢が三本に分裂して曲射される弓矢の宝具を使用する。
- 黒人の男性
- 長刀のような宝具を使用する。
- 坊主頭の大男
- 濃密な魔力を纏って突撃する大盾の宝具を使用する。
- 黒髪眼鏡の小柄な男性
- 長槍の宝具を使用する。
- 何故かプロテインに異様な拘りがある。自身の身長を気にしているのだろうか。
- アニー・キュアロン、ドン・ホーキンズ、チャドウィック・李、ユキ・カポーティ、アデリナ・エイゼンシュテイン、ソフィア・ヴァレンタイン、エディ・ブランド
- 名前を挙げられたチームのメンバー達。上記の登場人物との重複は不明。
その他編集
- キャスター
- オーランドのサーヴァント。メンバーが使用する宝具の提供主。
関連組織編集
- スクラディオ・ファミリー
- 警察とマフィアという立場から対立しているが、ウォッチャーの見立てではクラン・カラティンのメンバー内にファミリーに通じている者がいると目されていた。
- 実際には裏切者がいたわけではなく、ファミリーのバズディロット・コーデリオンの支配魔術によって仕立てられた無自覚のスパイが存在していただけであった。
言及作品編集
メモ編集
- 組織の名前の由来は、女王メイヴが生み出した最高傑作の怪物。その名前の通り、二十八人の兄弟が融合して一つの肉体を構成している。
- クー・フーリンが浅瀬の決闘で戦った相手であり、hollowではクー・フーリンが強敵の1人としてあげている。
脚注編集
注釈編集
出典編集