遠坂凛

2015年4月3日 (金) 22:50時点における180.43.2.158 (トーク)による版

遠坂凛

  • 読み:とおさか りん
  • 誕生日:2月3日/血液型:O型
  • 身長:(第四次)124cm/(第五次)159cm
  • 体重:(第四次)29kg/(第五次)47kg
  • スリーサイズ:(第五次)B77/W57/H80
  • イメージカラー:(第四次)朱色/(第五次)赤
  • 特技:(第四次)ポジティブシンキング/(第五次)あらゆる事をそつなくこなし、ここ一番で失敗する
  • 好きなもの:(第四次)父のお褒め/(第五次)宝石磨き、士郎いじり
  • 苦手なもの:(第四次)父のお叱り/(第五次)電子機器全般、突発的なアクシデント
  • 天敵:言峰綺礼
  • CV:植田佳奈

遠坂の魔術師アーチャーを召喚し、聖杯戦争に挑む。穂群原学園では2年A組(hollowでは3年A組)。

略歴
冬木の管理者・遠坂の六代目継承者。
最優とされる「剣士」の英霊を召喚すべく準備してきたが、召喚の触媒が用意できず、父・時臣の遺した宝石で儀式を行う。結果、赤の弓兵を召喚。学園で起こったランサーとの戦闘に巻き込まれ口封じのために殺害された衛宮士郎を、自らの魔術で蘇生し助ける。その後、期せずしてセイバーを召喚した士郎と同盟を組み、聖杯戦争を戦う。
人物
容姿は黒髪・碧眼・スレンダーな体型。容姿端麗、文武両道、才色兼備の優等生……を演じている。無論、それを完璧に演じきれるだけの能力はあるが、凛の性格からしてみればそれは何重にも猫をかぶった状態であり、本来の彼女の性格を一言で示すならば、士郎が評した「あかいあくま」が最適。
競争相手がいるならば周回遅れにし、刃向かう輩は反抗心をつぶすまで痛めつける。「やるからには徹底的に」を信条としている。その反面、聖杯戦争冒頭で士郎を助けたり、その後もなあなあで士郎との同盟を最後まで続けるなど、完全に冷徹にはなりきれないお人好しな面も。
恋愛面に関しては割と乙女であり、興味がない人間からのアプローチはあっさり撥ね退けるが、気に入った相手に心から褒められると照れてしまい、調子を崩してしまう。ストレートな愛情表現となればなおさらで、とあるシーンでまったく予想外の方向から士郎に好意を示された時に真っ赤になって硬直してしまったことも。
能力
属性を二つ持てば優秀とされる魔術師にあって、五つの属性全てを兼ね備えた「五大元素使い(アベレージ・ワン)」と呼ばれる超一級の魔術師。
初等呪術「ガンド」を得意とする「ガンド撃ち」だが、物理的破壊力を持たないはずのガンドが高い魔力密度から拳銃弾並みの破壊力を持ったものになっている。物理的破壊力を持ったガンドを「フィンの一撃」と呼ぶが、凛のものはフィンのガトリングと呼ぶのが相応しいとか。
本来専門としている魔術はゼルレッチの「宝石魔術」。宝石の中で魔力を流転させ、本来保存できないはずの魔力をストックしておき、宝石に宿った念に乗せてそのまま魔力を解放することにより魔弾として戦闘に転用する。17年間休み無く織り上げた十の宝石が切り札。
大師父であるゼルレッチの魔法「平行世界の運営」へいたることを目標とし、研鑽を続けている。
また、兄弟子であった言峰綺礼より八極拳の手ほどきを受けており、近接戦闘もある程度はこなすことが可能。
非常に優秀な実力を持つのだが、遠坂家の遺伝的特質として、詰めが甘く肝心なところで凡ミスを犯すという欠点を持つ。
さらに重度の機械オンチで、携帯電話は確実に使えない。

やさぐれRIN

遠坂凛イロモノシリーズ。
stay nightのバッドエンド救済コーナー「タイガー道場」に登場した凛。
2頭身キャラで顔の表情がポンチ絵になっている他、火の付いた煙草を咥えている。この凛が出てきた時は大概、凛が死亡したバッドエンドで、士郎(プレイヤー)に対し愚痴を言ってくる。一度だけ、「飛頭蛮」状態(つまり、生首だけ)で登場した事もある。

カレイドルビー

遠坂凛イロモノシリーズ。
宝箱の中で発見した杖の魔力で「魔法少女」と化した凛。
この杖は大師父ゼルレッチの残した「カレイドステッキ」で、魔術礼装としては宝石剣よりも高度な代物。
だが、宿っている人工天然精霊「マジカルルビー(自称「ルビーちゃん」)」がハチャメチャな事態を引き起こしてくれるとんでもない代物でもある。
一時的に宿主(使用者)の意識をぶっ飛ばして精霊が掌握してしまうため、ポーズを決めてこっぱずかしいセリフを吐かされるなどなど、散々な目にあった。

諸葛凛

遠坂凛イロモノシリーズ。
あかいぐんし。
士郎のイメージに時折現れる軍師様。うろ覚え孫子の兵法で士郎に助言、敵も味方も罠に陥れる。
人をからかって遊ぶことに全知を費やす凛のイメージが投影されたものと思われる。
軍師扇は氷室鐘のお古。

「孫子曰く、戦いとは正を以て合い、奇を持て勝つ。
 なんつーか、これを倒そうと欲するならば必ずこれをしばらく強くするべし、みたいな?」

 実に、孫子が浮かばれない解釈である。凛本人はきちんと意味を把握しているんだろうか?この「正を以て合い、奇を以て勝つ」は「(事前準備をした上で)定石(正)の通りに会戦し、状況の変化に応じた戦術(奇)を用いることで敵に勝つ」といった意味。

巫女凛

遠坂凛イロモノシリーズ。
遠坂神社の巫女さん。
遠坂家の家計を支えるため、賽銭の回収や絵馬、御神籤の販売といった労働に勤しむ。タイガー道場と同じような空間らしい。ちなみに宮司はアーチャーが勤めている。

「『お賽銭』!なにはなくとも『お賽銭』よ!?
絵馬は全部で四十種類。気が向いたら集めて見て。というか是非に、がっつりと。我が家の家計を助けると思って!」

英霊トーサカ

遠坂凛イロモノシリーズ。英霊エミヤが誕生しなかった世界線で誕生した奇跡の英霊。その正体は、ついに来るとこまできちゃった凛。カプセルさーばんとのマスターの一人。
まったく減らない借金(本人曰く通帳に収まりきらないレベル。)に絶望して一緒に飲んでた世界と契約したという、英霊エミヤが聞いたら助走をつけジャンピングノリツッコミしそうな経緯で英霊となった。年利14.7%、破壊した聖杯1個につき3%返済という条件で次元を越えて聖杯の破壊を行っている。記憶もだいぶ摩耗してしまっているが、シロウの事はぼんやりながらも覚えていた。
シロウ編では最終的に自分自身を思い出した結果、開き直って借金を踏み倒した挙句、シロウと一緒に世界を乗っ取って英霊を有料で聖杯戦争に貸し出す英霊派遣会社「トーサカ英霊サービス」を立ち上げるという暴挙に出てしまう。
格好も性格ももうどこからつっこめばいいか分からないレベルになってしまったが、本人はやけくそを乗り越えたのかノリノリ。トッキーは吐血しているだろう。

新魔法少女りん

アスキー・メディアワークス及びLillianのゲーム『ティンクル☆くるせいだーす STARLIT BRAVE!!』にゲスト出演した時の物。
前述のカレイドルビーの衣装に酷似しているが、胸元が大きく開いているなど細部が微妙に異なる。
14歳の中学2年生「遠坂りん」という設定。
何者かによって砕かれたエイレイ界の至宝「宝石剣」の欠片を取り込んで刻印精霊せいばーと契約したことで「ジュエルトレーサー」という魔法少女となった。
欠片を探し、時には他のジュエルトレーサーと奪い合う「魔法少女ホウセキ戦争」なる戦いの最中に作中世界へとたどり着いたらしい。

遠坂凛(Fate/kaleid liner プリズマ☆イリヤ)

Fate/kaleid liner プリズマ☆イリヤ』に登場する凛。
聖杯戦争そのものが過去のものとなった平行世界のため、日本に留まらずにロンドンに留学していた。

略歴
魔術協会の総本山であるロンドン塔から特殊任務を命じられて来日した魔術師。日本人、かつ日本出身であるため、実際は来日というより帰国という方が正しい(ほぼ利用してはいないが、遠坂邸も冬木市にある)。
発端となったのは、ロンドン塔で同じく魔術を学ぶルヴィアゼリッタ・エーデルフェルトとトラブルを引き起こし、魔術協会にとんでもない損失を与えた角で捕縛されたことに遡る。本来であれば、最悪時計塔からの除籍という処罰もありえたところを、騒ぎの遠因が宝石翁の弟子になるための候補者争いであったため、両者の処罰はゼルレッチの仲介によって見送られる。その上、弟子としても誘われることに。
ただし、そのための条件として「クラスカード」と呼ばれるとんでもない能力を秘めたカードの全回収をルヴィアと共に任されてしまい、カレイドステッキと呼ばれる、人工精霊が宿った魔術礼装を貸し与えられて日本に派遣されるとことになった。
とりあえずさっさと任務をこなそうとするも、突如ルヴィアに襲撃され、応戦。その自分勝手さに辟易したカレイドステッキにマスター登録を解除され、任務続行がほぼ不可能となってしまう。なんとかステッキを見つけ出すも、既にステッキはイリヤスフィール・フォン・アインツベルンという少女をマスターとして登録しており、説得を諦めた凛はイリヤスフィールに協力を求めることになった。
のちクラスカード騒動が一応の解決を見た後、再び抜け駆けを画策したルヴィアとの戦闘の果てに宝石を使い尽くしてしまい、緊急の金策を擁した挙句に、それとは知らず冬木に新築されたエーデルフェルト邸のメイドとして働く羽目に陥る。
人物
基本的には『stay night』の凛と性格は同じ……なのだが、カレイドステッキやらルヴィアゼリッタやらとストレスを加速させる要因が身近にあるせいか、原作よりも荒っぽく、かつ感情的な表情が多い。アーネンエルベで『stay night』の凛と『プリズマ☆イリヤ』のイリヤが接した際には、イリヤに「こっちの凛さんの方が優しそう」と評されている。また、原作よりも策が甘かったり、そのせいでよく失敗したりとあまり見せ場がなく、ルヴィアと共にギャグ要員のような扱いを受けている。
また、原作より早期に時計塔に留学した為か「魔術師」としての側面が強く、ルヴィアとの魔術を用いた喧嘩に一般人を巻き込んでも平然としていたり、許可を得ずに学校を早退する等、冷淡な面が目立つ。
ただし魔術師として有能であることは共通しており、本来カレイドステッキによる物理保護などがなければ危険なカードの化身(黒化したサーヴァント)とイリヤ、美遊・エーデルフェルトの戦いに、ルヴィアと共にサポート及びアシストのために同行し、実戦に慣れていないイリヤや美遊のフォローを行うなどしており、イリヤや美遊からは「頼れるお姉さん」として見られている節もある。
士郎とは過去に色々あって意識しており、イリヤが士郎の義妹と知って戸惑ったことも。なお士郎とはお色気ハプニングも経験した仲らしい。
能力
主に描写されるのが魔法少女とサーヴァントという常人を超えた存在のバトルのため、魔術師とはいえ流石に人の域を超えるまではいっていない凛が最前線に立つことが基本的にないので、魔術師としての凛の実力を推し量れるシーンは少ない。
ただ、マジカルルビーの力で魔法少女化したイリヤスフィールを、まだ魔法少女になったばかりだったとはいえ一撃で昏倒させたり、ルヴィアと二人がかりとはいえサーヴァントを足止めすることもできたりと、戦闘経験や魔術の使い方ではイリヤ達を上回っている。
また、限定的にマジカルルビーと再契約した時は、セイバーを相手にとって、イリヤでは思いもつかず、また踏ん切りもつきにくい接近戦を挑んで、セイバーを怯ませるなどの活躍を見せ、イリヤを驚嘆させたこともある。

遠坂凛 (EXTRA)

  • 読み:とおさか りん
  • 誕生日:2月4日/血液型:O型
  • 身長:159cm/体重:48kg
  • スリーサイズ:B82/W57/H80
  • イメージカラー:朱色
  • 特技:ハッキング、サバイバル
  • 好きな物:お金、ライバル/嫌いな物:自己欺瞞、自己弁護
  • 天敵:ユリウス、レオ
  • CV:植田佳奈

Fate/EXTRA』における凛。ランサー(EXTRA・青)のマスターとなる。

略歴
月の聖杯戦争に参加した凄腕の霊子ハッカーであり、西欧財閥に敵対しているレジスタンスの一人。その名は世界中に知れ渡っており、優勝候補と噂されていたほど。どこかぼんやりとしている主人公にきつい言葉を浴びせつつ、世話を焼いてくれるお人好し。三回戦にてラニ=VIIIと対戦し、その時に主人公が選んだ行動により、彼女の運命は大きく分岐していく。
凛とラニの決戦にて、凛を助けた場合はいわゆる凛ルートとなり、彼女の協力を得て主人公は勝ち進んでいく。ラニを助けた場合はいわゆるラニルートとなり、一時的な協力関係を結んだりもするが、最終的に第六回戦の対戦相手となる。
月の裏側ではBBに操られ、第一階層の衛士(センチネル)として登場。月の女王を名乗り、禁断のルール「遠坂マネーイズパワーシステム」で主人公を闇金融に手を出しかねないほどに追い込む。「女王ビーム!」
正気を取り戻した後は味方に復帰し、生徒会副会長に就任。以後オペレートと的確な状況判断で主人公を支え続けた。
なお、聖杯戦争に参加する前は、緩慢な滅びの下り坂を歩む現在の世界が我慢ならず、それを助長しているように見える西欧財閥と敵対し、主に中東を中心に活動していた。普段は単独で行動しているが、西欧財閥と敵対する他のレジスタンスに協力することもある。
レジスタンスにとっては英雄だが、世間的にはテロリストと呼ばれることもあり、国際指名手配を受けている。聖杯戦争への参加動機は、「聖杯を西欧財閥にわたさないため」。
聖杯にかける直接的な願望については語られていない(少なくとも、聖杯を使って滅びかけている世界を救いたい、とは語られていない)。
人物
冬木の凛ととてもよく似た性格で、自分にも他人にも厳しく冷徹であろうとするが、基本的には姉御肌でつい他人の世話を焼いてしまう人の好さも持っている。容姿も凛とほぼ同一。ただし、セラフで活動する凛の姿(アバター)は電脳世界用に用意された架空のものであり、現実の彼女の姿は金髪碧眼である。
元は国連組織の一員。アジア地域の医療活動に従事するNGO団体でボランティアとしてシステム管理技士のような仕事をしていた。また貧困にあえぐ国々を飛び回っていた。
後に若くしてレジスタンスに身を投じ、周囲を歴戦の勇者に囲まれてお姫様あつかいされていたため、恋愛経験はない(ランサーからは「男っ気がないのは嬢ちゃんのガードが硬いんじゃなく、オヤジどもの目が厳しいんだろうなあ」などと言われる)。レジスタンス組織とは共闘はしているが、活動自体は個人で行っている。
名門魔術家であった実家の遠坂家は1990年代に没落しており、凛自身も日本にはあまり縁がない。きちんとした学校にも通ったことがなく、「ハーウェイの打倒が終わったら、日本に住んでみたい」などともこぼしている。
実はあまり料理が得意ではないという、こちらは原作の凛とは違った弱点を持っており、主人公にお弁当を作ってくるシーンでは、手にたくさんの絆創膏を貼っていた。なお、好きな料理は原作の凛と同じく中華料理。
『CCC』でのSGを見る限り、「基本的に自分がリードを持ちたいが、たまには引っ張って欲しい」という恋愛願望を持っている様子。そういう意味では、基本的に自分がサポートなりなんなりで世話を焼くものの、たまにかっこいいところを見せられてドキリとさせられる主人公は理想の相手なのかもしれない。
……まあ、そもそも主人公が恋人ならという前提での願望である可能性もあるが。
彼女は冬木の凛とは違い機械に強く、コンピューターを自在に操るA級のハッカー。アーチャーからは、「まさにミッシングリンクだよ。歴史も、変われば変わるものだ」などと言われる。
能力
数多くのスキルを兼ね備えることから五大属性(アベレージ・ワン)と呼ばれる、凄腕の霊子ハッカー。特許を申請すれば一財産築けると豪語するほどの様々なプログラムを自作しており、実際、聖杯戦争では彼女に主人公がプログラムを作成してもらったこともある。
対戦相手になった場合、使ってくるのは主に状態異常とダメージを同時に与えてくるコードキャストであり、割とダメージも高い。フィールドは違えど、やはり遠坂凛は天才だった。

登場作品と役柄

Fate/stay night
メインヒロインの一人。
Fate/hollow ataraxia
ロンドンに留学中で、不在。冬木市に呼び戻すためには……
Fate/Zero
幼少時。母の実家に避難中だが、行方不明になったコトネを探しに冬木市にやってくる。原作とアニメで結末が異なる。
フェイト/タイガーころしあむ
居間にあった眼鏡をかけてみたら胸がまっ平らに! 呪いの眼鏡を何とかすべく、眼鏡の鬼となって街に出る。
フェイト/タイガーころしあむ アッパー
ある日突然、藤村邸に隕石が落ちる。現場に行くと、藤ねぇは行方不明。士郎に捜索を任せ、凛はとりあえず衛宮邸に戻るが……?
さらには魔法少女カレイドルビーでも参戦。愛と正義の執行者、魔法少女カレイドルビー。カレイドステッキに言われるまま、地球の危機を救うため、魔法少女因子を持つ美女を探しに地球に降臨!
Fate/unlimited codes
「優雅なる名門魔術師」。八極拳と宝石魔術を駆使する、リーチが短いものの小回りの利く中堅上位キャラクター。ストーリーモードは完全にギャグルートで、初っ端から父親がZeroでやった戦略を全否定、セイバーを素手でフルボッコして自分のサーヴァントにするわ、言峰には溜息までつくほど頭を抱えさせるわの大暴走である。
徒手空拳であるためリーチが短く、少女であるため体力が低いと言う問題点を抱えているものの、それ以外が軒並み高水準。キャラランクは「二強次点」とされる。
格ゲーとはいえ、バーサーカーを連環腿で延々とリフティングする様は非常にシュール。
氷室の天地 Fate/school life
本編でのメインキャラが冷遇される本作においては例外的に、2巻より準レギュラーとして定着。
Fate/kaleid liner プリズマ☆イリヤ
Fate本編とは異なる並行世界の存在。魔法の杖に見限られた先代カレイドルビー。
Fate/EXTRA
ムーンセルの聖杯戦争に参加するマスターの一人にして、ヒロインの一人。『stay night』の凛とは別人。
Fate/EXTRA CCC
前作に引き続き登場。何と月の女王を名乗り、主人公達の前に立ち塞がる。『stay night』の凛も登場する。
Fate/EXTRA CCC Fox Tail
こちらにも登場。幸運なことに衛士になる運命を免れた。
アーネンエルベの一日
調査がてら、桜、ライダーを伴って来店。綺礼殺害の濡れ衣を着せられ、店長を押し付けられる。
Fateゼロカフェ~Fate/Zero Cafeに集う英霊達~
「ゼロカフェ」の小さなお客様。士郎、桜、イリヤとの子供グループで一緒にいることが多い。
大好きなお父様と一緒にカフェに行きたいのに、なぜかしょっちゅう苦手な綺礼と同席する羽目になる。
ちびちゅき!
型月学園の特殊性により、『stay night』の凛と『EXTRA』の凛、それに『Zero』時代の凛が同じ学校にいるという、かなりカオスな状況に……。
きのこから、生徒会会計として「お金の流れを探知する能力」を与えられている。
カプセルさーばんと
主人公の一人で、難易度は「むずかしい」。自分の夢だけを叶えるために奮闘する少女。
小学生だが凄腕の魔術師。宝石魔術を使用するためかお金に目がない。カプさばを始めたのも公式大会が賞金制ということが大きな要因の一つ。
シロウとはパン銜えて学校に向かっている途中に曲がり角でぶつかって以来の付き合い。
また、ボスキャラとして「英霊トーサカ」も出演している。
ティンクル☆くるせいだーす STARLIT BRAVE!!
アスキー・メディアワークス&Lillian製作のADV。『ティンクル☆くるせいだーす GoGo!』の豪華版/豪華限定版付属の特典ゲーム。他社のアダルトゲームからのゲストキャラ「キャラクターサイド」の人物の一人として登場。原作とは異なり、14歳の「新魔法少女りん」という設定で、刻印精霊せいばーとコンビを組んでいる。
「魔法少女ホウセキ戦争」という戦いの最中、作中の舞台である流星町に迷い込んだ。元の世界に戻るため、主人公・咲良シンや他作品のキャラクターたちと共闘する。
ねんどろいどじぇねれ〜しょん
ねんどろいどキャラとして外部出演。攻撃担当の「あたっかー」。魔術繋がりで、ルイズ・ラ・ヴァリエール、霧雨魔理沙、フェイト・テスタロッサと組んでの専用合体技を持つ。

人間関係

冬木

衛宮士郎
聖杯戦争で同盟を結んだ相手で、魔術の弟子。
魔術師として知り合って以降は、彼をからかうことが楽しみの一つに。ルートによっては恋人になる。
アーチャー
召喚したサーヴァント。
間桐桜
養子に出された実の妹。協約により彼女と深く関わることは禁止されていた。
セイバー
同盟相手のサーヴァントで同居人。
ルートによっては凛のサーヴァントになる。割と馬が合っており、性格の相性は良いと思われる。
遠坂時臣
父。遠坂家の人間としての彼に憧れているが、実は聖杯戦争で凛の召喚を失敗させたのも彼(の悪戯)。
凛がそれを知らないのは時臣にとって幸いなのかどうなのか。
遠坂葵
母。第4次聖杯戦争で脳に障害を負った経緯が描かれたが、第5次聖杯戦争の時点で既に逝去している。
間桐慎二
惚れられている相手。しかし、凛本人は特になんとも思っておらず、歯牙にもかけていない。
言峰綺礼
兄弟子であり後見人。嫌っているが、その能力については認めている。凛に八極拳を教えたのも彼。
美綴綾子
親友であり好敵手。以前、彼女とある賭けをしている。
柳洞一成
犬猿の仲。互いに人間性や能力は認めているものの、ソリは合わない。
氷室鐘
友人。勘が鋭いので正体がバレるのではと警戒している。
蒔寺楓
友人。暴走する姿に呆れているが、不思議と馬が合う相手。
「氷室の天地」では詠鳥庵の高級和服に釣られてコンビを組んだ他、500円のクレープを奢った事もある。
三枝由紀香
友人。直感で正体を言い当てられたが、周囲からは天然と見なされた。
沙条綾香
クラスメート。彼女が魔術師である事を知っている他、土地問題で仲が良くない。
ルヴィアゼリッタ・エーデルフェルト
時計塔でのライバル。
嫌い合ってはいるが魔術の才能も考え方も似通っており、好きな異性のタイプも似ている。所謂同族嫌悪。
ロード・エルメロイII世
ロンドン編での後見人。ゲームを知らないと言っただけで「ファック!オマエは最悪の日本人だ!」と罵倒された。
キシュア・ゼルレッチ・シュバインオーグ
大師父。HFルートのトゥルーエンドでちょっとだけ絡みアリ。
コトネ
小学校時代の親友。原作では雨生龍之介キャスターに拉致されて悲惨な運命を辿ったらしいが、アニメ版では十数人の子供達と共に凛に救出される。
実は死にかけの際にカレイドステッキから契約を迫られて魔法少女にならないかと言われた、という話もあったりなかったり。
マジカルルビー
魔法の宝箱に封印した魔術礼装(に宿る精霊)。性格の相性は最悪。
イリヤスフィール・フォン・アインツベルン
聖杯戦争における敵の一人。
『プリズマ☆イリヤ』では、クラスカード回収任務のために半ば無理矢理な協力関係を築く。
森山奈菜巳
『プリズマ☆イリヤ』における士郎を巡る恋敵。
積極的な態度が癇に障るらしく、カエルの詰まった袋を投げつけたりガンドの流れ弾を当てたりと若干行き過ぎた行動が目立つ。

EXTRA

主人公
あくまで敵対するマスターとして接するが、結局何かと世話を焼いてしまう。ルートによって、ヒロインになったり、対戦相手になったり。
彼または彼女に好意を抱いており、CCCで見てる方が恥ずかしくなるような見事なツンデレを披露した。
ランサー(EXTRA・青)
「EXTRA」において召喚したサーヴァント。
軽口を叩かれ、頻繁に弄られながらも彼のことは信頼しており、絶妙なチームワークで月の聖杯戦争で活躍した。
レオナルド・ビスタリオ・ハーウェイ
「EXTRA」における最大の敵。ハーウェイを打倒するため、月の聖杯戦争に挑む。
『EXTRA』では終始険悪な雰囲気の元でしか接する機会が無かったが、『CCC』では頻繁にコントを繰り広げ、互いに相手のことを見直している。
もっとも、センチネルになっていた間のことを何度もネタにするため苦手な相手なのは変わらない。
ユリウス・ベルキスク・ハーウェイ
地上で因縁があったらしく、互いに強烈な敵意を抱いていた。
『CCC』では和解しており、面と向かって口にしないものの、彼の隠密行動スキルの高さを評価している。
ラニ=VIII
三回戦の対戦相手であり、主人公を巡るライバル。お弁当対決で火花を散らす。
『CCC』では最後まで共に戦った戦友。互いに相手の力量を称えあえる良き友人となった。
間桐シンジ
実力は認めているものの、頭は悪いと思っている。
『CCC』では彼の最後を「かっこよかったわよ」と評価し、称えた。
ランサー (CCC・赤)
『CCC』において契約したサーヴァント。
契約していた期間は短かったが、「自分好みの容姿」と気に入られていた。

ちびちゅき!

遠坂凛
『stay night』版と『EXTRA』版が初の共演。ある意味同一存在同士だが、「優雅さに欠ける」「貧相な体」と言い合うなど相性は悪い。

カプセルさーばんと

シロウ
道の曲がり角でぶつかって以来の付き合い。互いに向いている方向は違うが、それほど仲は悪くない。
英霊トーサカ
自分と同一存在であることに気づき、あまりのアレっぷりにドン引きした。

名台詞

Fate/stay night

「そんなのは心の贅肉よ」
口癖。無駄を嫌う合理的な考えを実践しようとしている……のだが、結局凛には甘さが残るのであった。
まあ、それも凛の魅力の一つです。
「うるさーい! いい、アンタはわたしのサーヴァント!
 なら、わたしの言い分には絶対服従ってもんでしょうーーー!?」
アーチャーの召喚直後、彼の不遜な態度に腹を立てて、いきなり令呪を使って無茶な命令を行使する。その後、アーチャーから「地獄に落ちろ」と言われてしまう。
なお、凛ルートのグッドエンドでも士郎、セイバーに対して似たような発言をしたが、その時は「うわあ、あたしとんでもない無茶を言ってる――!」と直後に自己嫌悪に襲われている。
「そんな酷い目に遭ったんだから、せめてその後は楽しくやらなきゃ嘘でしょう!?」
自分が冬木大火災で生き延びたことに罪悪感をもち、同じようなコトがあったら自分が彼らを救わなければならないという誓いを胸に抱いて行動する士郎の生き方を聞き、それでは一生懸命に生きているのに決して報われないと悟った凛は、彼を想ってその生き方を否定する。
「えへへ。キス、しちゃった」
「うん。じゃあ、そういうの抜きでしよ」
肉体的パスを繋げての魔力提供、つまりは性行為を行おうとした際、士郎に、凛が好きだから義務みたいな形でやりたくないと胸の内を吐露され、乙女回路が回っちゃったらしい凛がキスをして言い放ったセリフ。士郎にとっては致死量レベルの破壊力をもったセリフだった。
なお、「Realta Nua」は全年齢対象(CERO:Cだが)のために魔術刻印の譲渡の方法も違うため、キスはするが後半の性行為を示唆するセリフはない。
「―――笑い飛ばしてあげる。悪い夢はここで終わりよ、士郎」
凛ルートに入った後、凛を逃がすためにキャスターに捕まったBADにおける最後の言葉。聖杯戦争はキャスターの優勝に終わり、どこかに幽閉された士郎は既に人の形をしていなかったが、凛はその悪夢を終わらせるために戻ってきた。これが凛自ら手を下して士郎を殺した描写のある唯一のEND。
「……あーあ。士郎の事は言えないな、わたしも」
「ごめんね。こういう勝手な姉貴で。
 ……それと、ありがと。そのリボン、ずっと着けていてくれて、嬉しかった。」
HFルートにて、桜に絶命の一撃を打ち込めると思った瞬間に、自分にはそれが不可能であると敗北を悟った時の台詞。

Fate/hollow ataraxia

「きゅうぅ…………星……星が見えるスター……」
ルヴィアゼリッタとの初見喧嘩時、痛烈な一撃を決められて漏れた一言。この後不用意な発言をした士郎に星を見せるスター。
「な、なななに勘違いしてんのよ……!わた、わたしは別に士郎を気遣ったわけじゃなくて―――!」
もはやテンプレレベルなツンデレっぷり。でも会話に不自然さを感じさせないのがステキ。
「さあ、いくわよシェロ!
 コンパクトフルオープン! 鏡界回廊最大展開!
 Der Spiegelform wird fertig zum Transport――!」
「お待たせ! 魔法少女カレイドルビー、ここに誕生!
 ――どうシェロ? 初めての変身にしては上出来でしょう!?」
カレイドステッキによって『魔法少女カレイドルビー』に変身させられた時に言わされたこっぱずかしい決め台詞。
「―――ええ。その全部が好きなの。」
「だから、唐変木なところも、鈍感なところも、歯に衣着せられない不器用さも、
 子供みたいに理想主義者なところも、傷を省みないところも、全部。」
「素直になりなさいよね貴方も。今の台詞、逆にそこが好きで好きでしょうがないって聞こえたわよ?」
士郎に対して素直になった世界の凛による惚気。聞かされたこっちの世界の凛の脳を激しくシェイクすることになる。

氷室の天地 Fate/school life

「……勝てなかったときは、いろいろバラすわよ?」
蒔寺達と料理対決をした時に沙条綾香を脅したセリフ。綾香の正体を示唆している他、綾香とは以前からの知り合いだった事も匂わせている。
「…そりゃ一般人が中途半端にコレを受信したら…ねぇ…」
蒔寺家の蔵に渦巻く諸々の怨念を感じて。
「危険だ…『管理者』としては後日絶対問い詰めないと…」
一般人の前で魔術を平然と行使する綾香に頭を抱える。
「あのモジャ公!!一般人に売るな!」
魔力が無くなっているとはいえ、神父が宝石魔術のタネを蒔寺の家に売った事に心の中で毒づく。なお、その宝石は亡き父との思い出の品でもあった。
「あのねぇ!善意は善意でも『独』が付く善意はただの迷惑行為でしょう?
 話をしてみても『私はみんなを幸せにしたかっただけ』とか『とにかく全員をハッピーにしたかった』とか。
 ナゼカナ…。初めて聞く台詞なのに無尽蔵な怒りが込み上げてくるのは。」
『マキジ大作戦』より。生徒会費を無断でばら撒いていた犯人を「1週間ほど凹んでもらう程度」に制裁を加えた凛に対し、「本人としては善意でやったことだろ」と、やりすぎではないかという反応を示した蒔寺に。
この時点での凛は知る由もないが、そう遠くない未来、彼女はこの「無尽蔵な怒りが込み上げてくる」台詞を繰り返すに散々振り回されることとなる…。

カーニバルファンタズム

「うふふ、正々堂々頑張ります。応援してくださいね。」
「どんな汚い手を使ってでも勝つわよ。」
第9話にて。上の台詞をカメラ目線で言った直後、顔を影を隠して下の台詞を言ってのける。このブレなさこそ彼女の強さの根幹なのだろうか。第1話でも似たようなことをアーチャーに言っている。
「……電源を入れて録画ボタンを押すだけ……電源を入れて録画ボタンを押すだけ……電源を入れて録画ボタンを押すだけ……」
第4話より。士郎からブルーレイで録画を頼まれた凛。やり方を呪文のように反芻するが………なお、オープニングではブルーレイレコーダーの使い方が判らずにジタバタした挙げ句、魔術で粉砕しており、その様子をアーチャーがやれやれと見ているシーンがある。

Fate/EXTRA

「このエロサーヴァント!死にかけているのに」
漫画版で、保健室でのイベントを再現した場面で。赤セイバーに胸をムニムニされ、「なかなか可愛らしい」と言われた。女性サーヴァントが女性キャラにモロセクハラをした初の場面であった。

Fate/EXTRA CCC

「ぜっったいに勘違いしないでよね!
 私は貴方のことなんて、なんとも思ってないんだから!」
もはや狙ってるのではと疑うレベルのツンデレ台詞。主人公どころかレオやユリウスまでもが沈黙し、あのセイバーまでもが「これにはまいったと言わざるをえん」と気圧されてしまっていた。
「へ?なにこの空気?見逃してあげたの私の方よね?
 なんでアンタたちが憐れむような目をしてんの?」
「ここで見逃してあげるのは私の都合だから!決して、アンタのためじゃないんだからねっ!」
もう自分から明かしに来てるレベルのSG判明に主人公とサーヴァントどころか生徒会からも「やっちゃったな」的な視線や空気を向けられ、さしもの凛も素で困惑している。ある意味これも遠坂のうっかりスキルなのだろうか。
SGを摘出された後はボスらしく「やるな勇者よ」的な台詞を言ってきたが、最後の最後でまたもやツンデレ全開の台詞を言い放つ。もう秘密でもなんでもない。「教科書に載せたいレベルのテンプレ」「伝統芸能の域」とすら言われてしまった。
「遠坂マネーイズパワーシステム!よ!」
プレイヤーと主人公達を絶句させた悪魔のシステム。なお、一周目はともかく、二周目以降は普通に倒せる(レベル、行動パターンの開示)が、まったく課金せずに倒した場合「チート!チートしてんじゃない!?」と謂れのない叱責を浴びせられる。ちなみに、このシステム関連のイベントで人としてアレな行動を取ると、某騎士に鬼のような取立てをされる。
余談だが、ギルガメッシュはこのシステムを高く評価し、「才気溢れると言わざるを得ない」と言わしめた。
「アナタは家畜。みんなは備蓄。私は貯蓄。
 これでオッケー、オールオッケー。
 どう、完璧なマニフェストでしょう!惚れ惚れなさい。みーんな私がやってあげるから。
 だから――アナタは、ただ黙って言うことを聞いていればいいの。絶対に悪いようにはしないんだから!」
守銭奴根性丸出しの中でも、生来の面倒見の良さが見えるのが彼女の良い所。
「え? 馬鹿ね、王女より断然女王よ。
 だって、王女じゃ国の予算を好きに使えないじゃない」
主人公から「なぜ女王に拘るのか?」という疑問をぶつけられての返答。キャス狐曰く「新しいタイプの傾国の美女」。女の子らしさの欠片もない欲望丸出しなこの発言は「―――よし、倒そう。それが世のため人のため、ムーンセルのためと見た……!」とまで主人公に決意させる。
「なーんで胸に視線を感じるんですかァ?違うってサイズのコト言いたいんですかァ?」
「よーし、そこに正座、そして懺悔。
 あんまりセクハラしてると、皮剥いで三途の川に投げ捨てるわよ♡」
なんとなくキアラが苦手だ、と言ったら何故か胸元に主人公の視線を感じ、笑顔でキレる。確かにキアラよりは慎ましいが、むしろあちらが規格外なだけである。
「なに迷ってんのよ!助けたい相手も分かった、元凶も分かった!
 なら、あとは突っ走るだけでしょう!
 さっさと欲しいもの奪って、ハッピーエンド迎えなさーい!」
元凶と対峙するも、外へ弾かれ、サーヴァントとも離れ離れになり弱気になった主人公への命令。彼女らしい応援である。
「アーチャー、あれやって、あれ! あいあむざぼーんおぶまいそーど!」
隠しボスとして登場した、『stay night』と同じくアーチャーと組んだ凛の宝具発動時ボイス。無邪気にこう言う凛と正反対にアーチャーは言われた瞬間急激にやる気をなくしていたが、指示にはしっかり答えている。

フェイト/タイガーころしあむ

「フフフ……この遠坂凛、あえて眼鏡の鬼になりましょう!」
自分ルート。ライダーの眼鏡をかけたら胸が真っ平になってしまった。
眼鏡にかけられている魔術を解呪可能にするために、別の眼鏡に魔力を分散化させて魔力を少しでも持っている連中にかけさせていく事に決めた。
「違うわ!……あいつ、わたしの過去の失敗談や写真をみんなにバラすって脅して……
 あんのクソ神父ー!!こっちはそん時小学生だっつーの!!」
ランサールート。知られたら冬木市にいられないと、仕方なく言峰に協力していた。
「ばっっ、バーサーカーがアーチャーみたいなしゃべり方になってるゥ!?」
バーサーカールート。言語能力が戻ったバーサーカーの発言を聞いての一言。
実物は実際に聞いたほうが早いが、あんなしゃべり方だと認識されていたアーチャーがなんとも気の毒である。
「プッ!アハハハハハハ!!ちょっと何やってるのよあれ!!
 セイバーならわかるけどあれ…あれは!!あれはないわー!!」
キャスタールート。確かに制服着るには年齢的にあれだけど笑いすぎ。もう少し憚ってあげるべき。
「でもね…やるからには確実に息の根止めるわよ。そうしないと後々面倒だからね。」
「フッフッフッフ お主も悪よのう。」
カレンルート。言峰から教会を取り戻すことを仕方なく手伝うことになったが、やるからには徹底的にするとカレンと意気投合する。

Fate/kaleid liner プリズマ☆イリヤ

「いい?これからあなたは魔法少女になって、クラスカードを集めるのよ」
アニメ版第1話でイリヤと強制契約した時の台詞。このシーンはそのまんま「stay night」における士郎とセイバーの契約シーンのオマージュとなっている。
「お前が着させてるんだろーがーッ!!」
セイバーオルタ戦に再び魔法少女になったが「いい年こいて恥ずかしい恰好」と言うルビーを地面に叩きつけながらの発言。
「あんたたち何やってたのよ!早く助けなさいよね!」
『ツヴァイ』アニメ版第一話にて。底なし沼に引っかかって死にかけ、イリヤ達に助けられての第一声。
総計30秒以上変身シーンに費やされたら怒るのも無理はないが、自分のポカを助けてもらっての返事としてはいかがなものか。
「宝石が 一個もねえ」
『番外編3』より。まさに宝石魔術師としての死活問題に晒された瞬間。100%ルヴィアのせい。
「天職だわ……」
『番外編3』より。高額の求人広告を見て瞳が¥マークになっている。ちなみに募集内容は「ハウスメイド募集、時給一万円。屋敷内の清掃全般。応募資格16~20歳(学生可)なお黒髪ロング、身長159cm、B77W57H80、ツリ目で赤い服が似合う女性は時給五千円アップ」という、誰がどう見てもツッコミを入れたくなるもの。こうして凛は獣の咢の中に自らの首を進んで突き出す事となってしまう。
「やってられっかー!!!」
『番外編3』お金(宝石購入および魔術研究費)を得るため、ルヴィアからの嫌がらせにも耐え頑張っていたが、ついに限度を超えルヴィアの頭を壺で殴打し、イリヤの部屋にガラスを割って入ってきた。
「柳洞くんにも言ったけど、必要な点数はとってるし義務は果たしてるつもりよ」
「それに…はっきり言ってこの留学は私にとっては無駄でしかないの」
「わたしには目指すべき地平がある 穂群原学園は必要のない寄り道に過ぎないわ」
「ドライ」3巻のおまけ漫画にて、学校を無許可で早退したことを士郎に咎められて。ここでの「留学」は、時計塔から日本への留学を指す。
本編での猫かぶりを含めた言動を知っている身からすると想像もつかない傲慢さ、冷徹さである。ゼルレッチが精神修養で日本に留学させたのもあながち的外れではなかったのかもしれない。
「そっか」
「それなら仕方ないわね!」
上記の続き。予想通りの合理性の欠片もない不格好で不可解な、けど強くあたたかい言葉を士郎から伝えられ嬉しそうに笑う。そして再び学校に行くことを決めた。

カプセルさーばんと

「これは、誰かに見られる前に」
“―――なかったことにするしかない!!”
英霊トーサカに引いてこの可能性ごと消そうと戦うことに。
「なんと!!そこに気付くとは、やはり昔の私も天才か」
英霊トーサカの台詞。過払いしてるから結構お金返ってくると昔の自分に言われてこの反応。むしろ昔の方がしっかりしてて天才なのではないだろうか。
「どうしてこうなった!!!!!!」
トーサカが調子に乗ってまた借金してしまった上に、自身も英霊小学生『リン』として契約することに。トーサカが奢ってあげると言っていたのに何があったのか。

メモ

  • 絶好調は午前2時。
  • 魔術回路はメイン四十、サブがそれぞれ三十。魔力容量の半分程度なら一日ちょいで回復する。
  • 「そこに戦いがあるから戦う」という、どこぞの登山家ばりの理由で聖杯戦争に参加している。
  • 桜より精神的に自立しているが、実は精神耐性は桜の方が上。桜が間桐で受けた拷問に凛は耐えられないらしく、とあるBADENDで桜の影に陵辱され続けた結果、桜の言い様からして凛は精神崩壊に近い状態に陥っている。
    • そのような極限状態でなくとも、頭に血が上りやすい凛と我慢強い桜のどちらが精神耐性が高いかといえば、どう考えても桜ではあるが。
  • 重度の機械オンチ。日用品全てが駄目というほどではないが、それでも結構な割合で使いこなせない品があり、携帯電話は確実に使えない(『hollow』にて)
    • ……はずなのだが、『Fate/kaleid liner プリズマ☆イリヤ』での凛は、携帯電話を使用しているシーンが存在する。
      これに関して、同番組のwebラジオでは、「既に通話状態だったルヴィアの携帯電話を凛が奪った説」が可能性として取り上げられている。
    • まほうつかいの箱』ドラマCD「赤いケータイさん」ではアーチャーを「大師父お手製のケータイ電話」に封じ込めた。アーチャーの悪態を聞きたくないがために電源を切ろうとしたものの、操作方法が分からずキレてブン投げ、アーネンエルベまで追いかけていくはめに。
    • 2010年のTYPE-MOON エイプリルフール企画では、アカウントの取得をアーチャーにやってもらって、Twitterにチャレンジしている。しかし内容を全世界に公開するシステムだと理解できておらず、私的な日記の内容を転載してしまい、悲惨な末路を迎える。エイプリルフール企画なのでもちろん起こった出来事は「嘘」である。
    • なお、その後のスピンオフストーリーなどはともかくとして、設定されている第五次聖杯戦争当時(西暦2000年ごろ)であれば、作品中でほぼ描写が存在しないことからもわかるように、携帯電話の普及率は現在ほどに高いものではない。さすがに特別で珍しい品というほどのことはないが、持っていないと奇異の目で見られるというほどに浸透し切ってもいない。凛にとって携帯電話が使えないというのは、この当時であればそれほど切実な弱点ではない。
  • 幼少期、時臣の魔術刻印を移植する際、拒否反応からくる激痛を抑えるため、とんでもなくまずい薬を服用している。これは痛みを和らげるというより刻印がなじみやすくなるよう体を作り変えるようなもので、副作用として体臭が変化した。以降、体臭を誤魔化すために香水を細かく使い分けたり、特注のシャンプーを使用したりしている。
  • 細かい作業の時には眼鏡をかけることがある。作者が重度の眼鏡っ娘好きである『氷室の天地』では当然ながらというべきか着用率が高い。
  • 本人の言葉によれば、純粋な日本人ではなくクォーター。両親の時臣か葵のどちらかがハーフということになる。
    • 「とびたて!超時空トラぶる花札大作戦」にて時臣が「遠縁のエーデルフェルト」と発言しているので、おそらくは時臣だろう。
  • 才色兼備の一端として、料理もそつなくこなす。特に中華を得手とする。
    コンプエース2010年2月号付録ドラマCD「イートイン・泰山」(現在はアンソロジードラマCDvol.1に収録)では、凛の中華料理のスキルは綺礼に習ったものではなく時臣を喜ばせるために自ら習得したものとなっているが、このアンソロジードラマCDの内容は(他のドラマCDとまとめて)公式の設定ではないと明言されているため、真相は闇の中である。
  • 凛の特性はようするに「何でもできる」ことなのだが、それは逆に、あちこちに半端に手を出してしまい、かえって大した成果に結びつかない、という器用貧乏に陥る危険性も持っているとのこと。
  • 公式にも無尽蔵なお金持ちであるギルガメッシュとは大変相性がいいとされる。彼の「油断・慢心」スキル(?)も凛の「うっかり」に通じるものがあるような。
    • 『Fate/Zero』の著者・虚淵玄氏も、ギルガメッシュを時臣のサーヴァントに決定した要因に、「お金持ち」だけでなく「慢心」「うっかり」を理由の一つとしてあげている。
    • 『Fate/unlimited codes』で対峙した際、凛「何か…お金のニオイがする。」 ギル「ん?やらんぞ。」というやりとりがある。
  • 高価な宝石を多数使い捨てるという魔術の性質上、遠坂の当主は代々「如何に自分の魔術の研究を早く終わらせ、魔術刻印の継承者の為に財産を増やしておくか」を考慮する宿命を負わされている。なお、遠坂家に限らず宝石魔術を使う魔術師の家は同じ宿命を背負っていると思われる。
    • 本来、凛には父・時臣の残した莫大な遺産があったはずなのだが、時臣の死後、凛が成人するまでの僅かな期間に、あたら失われてしまっている。原因は、後見人として財産管理をするはずだった綺礼が、まるっきりずさん(但しこれは愉悦的な理由ではなく、単純に彼に財産管理の能力が無かっただけ)であったため。
      凛は色々な意味で綺礼をぶっとばしてよい。
    • 凛はケチでお金にうるさいが、実際のところ、本当に貧乏で困窮しているわけではない。綺礼によって目減りしているが遺産そのものはかなりな物であり、他にも時臣が魔術協会に登録している魔術式の特許料など、働かずとも常に一定以上の収入はある。ただ、宝石魔術は金がかかるので、貧乏なだけである。
    • 切り札の宝石のお値段は総額一千万以上。そりゃ貧乏性にもなる。
      魔力・因縁が絡んでるほうが魔力をため込みやすくていいということで、新品よりも中古品の方が宝石魔術に向いている。
    • 「Fate/complete material III」によれば、遠坂家の財政事情は「何もしなくても年収●千万は堅い」。宝石の1粒あたりのお値段は「戦闘で使用する宝石限定で、平均でいうなら50万円ほど」とのこと。宝石は専用の入手ルートがあり、そこのバイヤーの娘さんと仲良しになれば安くなるかも、と日々頭を悩ませているとか。
    • 『プリズマ☆イリヤ』では宝石を消費しすぎて枯渇させてしまい、宝石代を稼ぐため宿敵であるルヴィアの家でメイドとして働くという屈辱的な環境に追い込まれている。
  • スカートはいわゆる「絶対領域」。何があってもその下は見えません。実は『Unlimited Blade Works』ルートのとあるシーンでは線画段階では見えていた……が結局下草を伸ばして隠すことに。ちなみに『プリズマ☆イリヤ』ではうまく機能していないのか、結構頻繁に見える。
  • まほうつかいの箱」の投票企画“ALL RANKING TYPE-MOON”の第1回マイBESTキャラ投票で3位入賞。2位のセイバーとは100票ちょっとの差だったが、大健闘に変わりないだろう。
  • 『Fate/EXTRA』のプロデューサー新納氏曰く「ランサーも凛も詰め将棋をするタイプなので、喧嘩も多いけど息が合うんじゃないかなあと思っていた」とのこと。実際、『EXTRA』で主従として共闘する二人の相性は良い。ちなみにこれは『stay night』凛ルートの展開にかけている向きもあり、『stay night』を知っている人なら「成る程」と思わせる組み合わせといえる。
  • 女主人公やセイバー (EXTRA・赤)への態度を見ていると、どうもEXTRA世界の凛はソッチの気もあるらしい。
    • 尤も、「stay night」の凛も(理由はあるが)セイバーに手を出そうとした前科がある。
  • 『EXTRA』で登場する凛は平行世界の同一人物ではなく同姓同名の別人であり、時臣が外国で浮気した時に出来た子供の子孫との事。葵さんこっちです。
  • CCCの隠しボスとしてアーチャーとコンビを組んだ凛と戦うことができるが、微妙に服装が違う、というか原作の凛の服装になっている。本来とは違うスキルも原作準拠の名前に変更されており、原作ファンのためのサービスと思われる。
    • 見比べてみると分かるのだが、ご丁寧にも胸の大きさの違いまでしっかり再現されている。

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