パッションリップ〔セイバー〕

セイバー
真名 パッションリップ
性別 女性
身長 156cm
体重 1t
好きな物 壊すこと
苦手な物 自分の弱音
出典 Fate/EXTRA CCC
地域 SE.RA.PH
属性 秩序・中庸
副属性
声優 小倉唯
デザイン ワダアルコ
レア度 ☆5
初登場作品 Fate/Grand Order
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概要 編集

剣士サーヴァント水着サーヴァントとなったパッションリップ

略歴
『カルデア・U-サマーアイランド』にて登場。
【第二】エリアで城を構え、どちらが悪役令嬢をやるかでクリームヒルト〔ライダー〕と争っていた。
人物
精神的に成長しており、今回はとにかく活発に、自発的に行動しようと勇気を奮い立たせている。
内向的で、一途かつ思い込みの激しい気質は変わっていないが、自分と周囲を見比べて「できるだけ誰も傷つかない」事を願い行動できるようになった。
器用でない自分に落ち込みつつも、それを他人のせいにせず努力する頑張り屋。
また、精神的に成長した事で、会話慣れしていない事と被害妄想気味なために『自分の状況説明、自分がしたい事』だけを口にしていたのが、自分の気持ちをきちんと相手に語り、相手の気持ちを慮るようにもなっている。
ただ、理由をつけて仕事をさぼってしまうものぐさな所は変わっておらず、そこは本人も意識して直そうとしている。
加えて、相手の悪いところ、弱いところを素直に指摘してしまう癖もそのままである。
能力
巨大な爪を用いての攻撃は変わらないが、水着になるにあたってメルトリリスから学習した動きに、独自のアレンジを加えた身のこなしを見せる。つまりは新体操の動きを取り入れた攻撃も行う。
第三再臨では、『人魚姫』や『親指姫』、『白雪姫』といった童話をモチーフにしていると思しい攻撃を行うように。
第一再臨の手には対衝撃クッションが付いており、危険性は緩和されている。
「ブレスト・バレー」はこの霊基になるにあたり封印され、トラッシュボックスの機能は「ダメージ吸収」に特化された上で胸に提げたポーチに移っている。
また、今回はパールヴァティーの神話エッセンスをメインに据えている。

ステータス 編集

クラス マスター 筋力 耐久 敏捷 魔力 幸運 宝具 クラス別能力 保有スキル 備考
セイバー 主人公 (Grand Order) A B C C C B 対魔力:B
単独行動:C
気配遮断:C
女神の神核:C
ハイ・サーヴァント:A
ジムナス・バレエ:D
ブレスト・ポーチ:A
トラッシュ&クラッシュ:B
プリンセス・オーダー:EX

宝具 編集

愛が受難を招くとも(パールヴァティー・グランシア)
ランク:B
種別:対人宝具
レンジ:0~20
最大捕捉:1人
愛はひとりでいる時にはない苦難・苦痛を呼び込む。
それを受け入れた上で恋人を守ろうとする、女神パールヴァティーの誓約。
以前は『とにかく目の前にいる敵全員をパンチする』拡散型の宝具だったが、今回は『意中の標的をしっかり見つめて』からの一点集中宝具となった。
本来、『トラッシュ&クラッシュ』は電脳空間でのみ成立するスキルである。
そのため通常空間では出力・効率は低下する。
それを克服するためにパッションリップは宝具発動時に放出させる魔力で一時的に『固有電脳空間メイポップ』を形成し、電脳空間と同じ圧縮技法を可能とした。
この空間において、相手を包み込むトラッシュ&クラッシュはチューリップの花のカタチになるという。
最大の効果で発揮する視界にいる敵をトラッシュ&クラッシュで拘束し、全力攻撃を叩き込むだけの単純な宝具だが、その破壊力はキングプロテアさえ上回る。
『Grand Order』では「自身のBusterカード性能をアップ(1ターン)<オーバーチャージで効果アップ>+敵単体の強化状態を解除&超強力な〔超巨大〕特攻攻撃[Lv]&中確率で即死効果」という効果のBuster宝具。

真名:パッションリップ 編集

BBから作られた愛憎のアルターエゴ……が水着となった姿。

登場作品と役柄 編集

Fateシリーズ 編集

Fate/Grand Order
期間限定イベント『カルデア・U-サマーアイランド ~大統領は夏の夢を見るか?~』の開催に伴い、期間限定サーヴァントとして実装。

人間関係 編集

Fate/Grand Order 編集

主人公 (Grand Order)
マスター。
淡い恋心を抱いており、『カルデア・U-サマーアイランド』で自身が悪役令嬢役を務める場合は、彼/彼女が王子様役となる。
クリームヒルト〔ライダー〕
『カルデア・U-サマーアイランド』にて、悪役令嬢役を巡り対立していたサーヴァント。
互いに悪役令嬢役を譲らなかったため、配下であるサメ騎士やサメ兵士たちによる戦争が巻き起こっていた。
当初はメルトリリスと似たタイプだと思っていたようだが、上記したイベントでの交流を経てメルトとは全く違うとし、「とても真面目で真っ直ぐな、素敵な方」と評している。
一方、彼女が素直に好きと言えない部分については、「身も心も、根っからの悪役令嬢」だとしており、『カルデア・U-サマーアイランド』でも彼女とは絶対に相性が悪いとしている。
ロビンフッド
月の裏側で縁があったサーヴァント。
『カルデア・U-サマーアイランド』では自身の執事役を務めていたが、互いにぞんざいな扱いであった。
マイルームでは彼が水着を着ている事に対して、森の狩人なのが数少ない長所だとした上で「森から出たらチャラいだけのハンサム」と称し、戻って配役を考え直すよう言っている。
クー・フーリン〔キャスター〕
『カルデア・U-サマーアイランド』にて、主人公に同行していたサーヴァント。
主人公が自身の居城に遊びに来た際、帰ってほしいと邪険に扱っていた。
加えて「ケルトの人は暴力前提だからお城のカラーに合わない」、「何だか胡散臭い邪悪な魔法使いみたい」とも感じていた様子。
イアソン
『カルデア・U-サマーアイランド』における、悪役令嬢との婚約を破棄する王子役。
彼の事は残念と認識していたらしく、辛辣な物言いをしてツッコまれていた。
カーマ〔アヴェンジャー〕
『カルデア・U-サマーアイランド』にて、主人公の仲間となっていたサーヴァント。
カルデア一行の拠点へ招かれた際、主人公とイチャつこうとした彼女をうっかり突き飛ばしてしまい、また自身も主人公と話したかったため、彼女とは険悪な雰囲気になっていた。
なお、当初の認識としては「たまたまそこにいただけの、お母さまに似たモブサーヴァント」であった模様。
BB
主。
相変わらず嫌っており、彼女に対するカルデアの対応は甘いとしている。
また、彼女がまだ新たな霊基で出てくるようならサクラファイブで一丸となり懲らしめるとも語っている。
メルトリリス
同じサクラファイブの一人。
彼女には対抗意識を燃やしており、サクラファイブの代表みたいな顔はさせないと息巻いている。
自身の新体操の動きは元々彼女から学習したものであり、宝具も彼女の影響を受けた夢と希望と憧れが元となっている。
また、第二再臨のセイントグラフでは背景に水着霊基の彼女が映っている。
キングプロテア
同じサクラファイブの一人。
彼女が主人公と普通に話せている事に驚き、主人公とは話が合うとしている。
情緒はまだ小さい女の子だとしてライバルとしては認めておらず、もしライバルになろうとも自分なら問題ないと語っている。
テノチティトラン
彼女の湿度が高いために電子機器が故障しそうだとか、巨大重機を持ち込むところが被っているとしてライバル視しており、彼女を跡形も無く解体しようとしている。
岸波白野
月の裏側で縁があった人物がサーヴァントとなった存在。
自分たち全員の恩人だとしており、今ならもっと自然にその時のお礼が言えそうだと口にしているものの、彼/彼女がシークレット・ガーデンを見抜くスキルを持っている事から及び腰になっている様子。
なお、第一再臨で着ている水着は元々『BBプレゼンツ☆セレブサマー・エクスペリエンス!』で女性の岸波が見出したものである。
パーシヴァル
『BBプレゼンツ☆セレブサマー・エクスペリエンス!』、及び奏章Ⅲにて、元霊基で交流のあったサーヴァント。
彼を見ていると、奏章Ⅲで彼が帝王パーシマとして暴れていた風景が目に浮かぶようだが、その時の記憶はないらしく自分は欲求不満なのかと慌てている。
エレシュキガル
彼女とは不思議と気が合うらしく、よく話しているらしい。
リップ自身は引っ込み思案な所が似ていると感じたようだが、メルトからはリップが引っ込み思案という所に「やめて、ヒールでお湯が沸くわ」と返されている。
トーマス・エジソン
自身の水着霊基のデザインとリソースを準備し、BBに依頼する形で用意したサーヴァント。
謎の情熱に動かされた彼には困惑していたが、この霊基になった事で霊基出力が上昇し、水着も手に入れられた事から感謝を抱いている。
彼にお礼を言いに行った所、「君にはその資格があると思っただけだ」と優しい顔で返されたとか。
呼延灼
彼女の思い込みが激しくて落ち込みやすい所には落ち着くらしい。
何でも、その理由は「わたしもまだ大丈夫」と思えるからとの事。
『カルデア・U-サマーアイランド』では暴走した水着霊基の彼女に対し、「BBもここまではしないと思う」と辛辣な評価を下していた。
黒髭
聖杯にかける願いについて「七人くらいの素敵な従者が欲しい」と語っていた所、彼が近づいてきたようで警戒し、ポーチに入りたいのかと声を掛けている。
ドゥルガー
自身のエッセンスに含まれているサーヴァント。
シミュレーターで行っている新体操の練習を鑑賞しているらしく、その理由を尋ねた所カーリーが新体操に興味津々だと聞かされたとの事。
この事をして、世界を滅ぼすダンスが新体操になる可能性を危惧している。
カズラドロップ
同じサクラファイブの一人。
BBを超えると息巻く彼女について、宝具で必要ないレオタードになる事からBBに一番似ているとしている。
ファンタズムーン
彼女のような魔法少女にも興味があったようだが、抵抗があったために取り止めたらしい。
また、大人であの姿になれるのは100%陽気で無邪気な人だけだともしている。
ゴールデンBB
カルデアのBBが紆余曲折あって獲得した新たな霊基。
BBの究極系である彼女が金のバニー服である事について、そのあざとさから彼女が自分たちの元だと思うと苛立ちを隠せない様子。
何でも、彼女は「レオタードはレーティング対策です♡」と言っていたようだが、それも方便だとしている。
アビゲイル・ウィリアムズ〔サンタ〕
クラシックバレエを踊る彼女に目を輝かせ、「メルトの100倍可愛い」等と高く評価している。
殺生院キアラ〔ムーンキャンサー〕
かつて因縁のあったの水着霊基。
人魚姫を名乗る割に色々大きいとして、『ジャックと豆の木』に出ろとやはり対応は辛辣。
しかし正体はドラゴンだと知ると、メルヘンは守られたのでOKとしている。
エリザベート=バートリー〔シンデレラ〕
彼女がシンデレラとなった事に新解釈と称し、舞踏会の予行練習になりそうだとしてパーティを組みたがっている。
なお、継母役と意地悪な姉役には心当たりがあるとか。
久遠寺有珠
現代の魔女である彼女に驚き、メルヘン力が桁違いだとしている。
クールでできる人オーラが凄いともしているが、自分と同類だとして根は面倒くさがり屋だと見抜いている。
ナーサリー・ライム
月の裏側で縁があったサーヴァント。
彼女の姿がEXTRA世界のものと同一である事に触れている。
彼女の事はBB経由のデータでしか知らない様だが、幸せになってもらいたいと思っている。
オベロン
彼とカルデアの廊下で出会い、理想の王子様として見出した他、優しく目配せされた事で「微小特異点が発生していた」とまで言っている。
彼の事は気になるようで、その後すぐ観察に向かおうとしている。
救世主トネリコ
彼女を穏やかで思いやりがあるとしており、何でも自分が失敗して嫌な顔をするどころか、片づけを手伝ってくれたらしい。
古い妖精の王女である彼女に倣い、自分も彼女のような王女になりたいとしている。
モルガン
上記したトネリコの未来の姿。
その様子にはメルトそっくりで怖いと感じたらしく、ハベトロットと親しい事を不思議がっている。
なお、リップ自身は彼女とトネリコが同一人物である事には気づいていない模様。
ハベトロット
カルデアで彼女だけが自身の唇のケアをしてくれたらしく、一番に守るのはマスターとして二番目に守るのは彼女かもしれないと語っている。
その時に「魅力的なのに、隠すのは勿体ないよ」とも言われたらしく、服飾のスキルはもちろんとして何より心遣いがとても素敵だと称賛している。

名台詞 編集

メモ 編集

  • 遂に登場した水着のパッションリップ。
    • レアリティもようやく他のサクラファイブに追いついた他、第一再臨では『BBプレゼンツ☆セレブサマー・エクスペリエンス!』で着ていた水着そのままのデザインとなっている。
      • なお、水着のデザインはエジソン発案との事なので、明言されてはいないが奏章Ⅲの彼の影響が考えられる。
      • 再臨や霊衣で見る事は出来ないが、『カルデア・U-サマーアイランド』では第一再臨のポーチがない立ち絵が登場していた。また、最終再臨のセイントグラフは第一再臨で羽織っていたパーカーを脱いだ姿となっている。
    • 実装前から公式でも話題としては挙がっており、奈須きのこ氏と他ゲームのライターの対談で、奈須氏は3年程希望していたが武内崇氏が「審査的に通るか分からない」という理由で止めていた事が語られていた。
      • なお、『週刊ファミ通 2025年8月21・28日合併号』における奈須氏と武内氏のインタビューでは、奈須氏が試しに一回NPCとしてワダアルコ氏に発注し、武内氏が届いたデザインを見た瞬間オーケーを出したと実装の経緯が明かされている。
      • また、リップの水着は霊衣としての実装も考えられていたが、デザインの出来のよさから敢えて霊衣ではなく新規サーヴァントとしての実装を決定したとの事。
  • 第三再臨では童話の女王のようなドレス姿となり、童話をモチーフにした攻撃を行うようになるが、〔童話〕特性は付与されていない。

話題まとめ 編集

脚注 編集

注釈 編集


出典 編集


リンク 編集