ライダー
真名 ヒッポリュテ
性別 女性
身長 159cm
体重 50kg
好きな物 強者
苦手な物 傲慢な者
出典 ギリシャ神話
地域 ギリシャ~黒海沿岸
属性 秩序・善
副属性
声優 関根明良
デザイン 森井しづき
レア度 ☆4
初登場作品 Fate/strange Fake
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概要 編集

偽りの聖杯戦争に現れた2人目の「騎兵」のサーヴァント

略歴
ドリス・ルセンドラによって召喚された、二人目のライダー。
召喚直後、ドリスを決闘で負かした遠坂凛が属するエルメロイ教室へのマスター交代、および「偽りの聖杯」破壊を了承したうえで契約する。
真アーチャーが子供を狙ったことに激昂し、アーチャーとの戦いに割って入る形で聖杯戦争への介入を開始し、フィリアの行動が顕著になった際にはマスターの指示でセイバー陣営に接触、彼らを自陣の拠点に招く。
人物
簡素な服を着た、小柄だが精悍な少女。
女王としての威厳と戦士としての勇猛さを兼ね備え、子供に対する優しさも持ち合わせた人格者。
その一方でかなり直情的な性格であり、真アーチャーの振る舞いに激昂して明かすべきでない情報をうっかり明かしてしまったことも。
とはいえ曲がりなりにも一国の女王であったためか、単なる戦闘狂ではなく、ヘラクレスの存在を「アマゾネスに並び立つ程強い男」としてアマゾネス達の向上心を煽る為に使おうとするなど全体を見た判断もできる人物である。
ひたすらに真面目であり、時には空回りする事もあるが、どんなにトンチキなものと関わる事になろうとも、納得できるまで話を聞いたならば真正面から真摯に対応する。
能力
駿馬カリオン[注 1]に跨がり、弓・槍・両刃斧と様々な武器を使用して遠近問わずオールラウンドに戦う。
宝具の軍帯を使用することで自身に神の力を宿し、拳での打撃でも真アーチャーを数十メートル程殴り飛ばす程の圧倒的な攻撃力を叩き出せる。

ステータス 編集

クラス マスター 筋力 耐久 敏捷 魔力 幸運 宝具 クラス別能力 保有スキル 備考
ライダー エルメロイ教室 B B A C D A 騎乗:A
対魔力:C
カリスマ:B
神性:B
2巻時点のステータス。フランチェスカ曰く、6巻時点では、幸運以外の全ステータスが一段階上がっている。
主人公 (Grand Order) B B A C D A 騎乗:A
対魔力:C
神性:B
テルメーの輝き:B
戦神の軍帯:A
月女神の巫女:A

宝具 編集

戦神の軍帯(ゴッデス・オブ・ウォー)
ランク:A
種別:対人~対城宝具
レンジ:-
父親であるアレスの分体である軍章旗を帯の形に直したもの。
使用者の神性と筋力、耐久、敏捷、魔力の値を大きく引き上げるが、一定以上の引き上げは現代社会の神秘の薄さでは使用できない。
他に適切なスキルがないことやこの宝具の種別、元が「軍章旗」であることを考えると、「二十八人の怪物」に加護を与えて強化したのもこの宝具の効果と思われる。
傲慢覆す怒り(ヒュブリン・アナトレポーン・エリーニュエス)
ランク:B
種別:対軍宝具
「馬に乗ったまま、斧を振るう」という、ただそれだけの行為の到達点。
ヒッポリュテ個人の研鑽による技術と力、アマゾネスという種族が積み上げてきた馬術、それらの組み合わせで人馬揃った動きから繰り出される力の流れは、「圧倒的な強さと、それに付随する美しさ」というアマゾネスそのものを体現するかのような一撃となっている。
『Grand Order』では「自身に防御無視状態を付与(1ターン)+敵単体に超強力な〔混沌〕特攻攻撃[Lv]<オーバーチャージで特攻威力アップ>+味方全体のクリティカル威力をアップ(3ターン)&被クリティカル発生耐性をアップ(3ターン)」という効果のBuster宝具。

真名:ヒッポリュテ 編集

ギリシャ神話に登場するアマゾネス。
戦神アレスと月女神アルテミスの巫女たるオトレーレの間に生まれし子。アマゾネスの戦士長。
ヘラクレスによって殺害されてしまう。

登場作品と役柄 編集

Fateシリーズ 編集

Fate/strange Fake
二人目のライダーのサーヴァントとして登場。
Fate/Grand Order
期間限定イベント『剽滅十字前線 アンティオキア』の開催に伴い、イベント報酬サーヴァントとして実装。

人間関係 編集

Fate/strange Fake 編集

エルメロイ教室
30人ほどのマスター達。
ヒッポリュテは彼らを完全に信頼し、最良のマスターと評価されている。
個性の塊のようなメンバーが互いに協力し合いながら大きな事を成そうとする様子からは、伝説に聞いていた「アルゴノーツ」を連想するほどであった。
アーチャー
偽の聖杯戦争に召喚されたサーヴァントの一人。
彼と真アーチャーの戦いに割って入り、攻撃を仕掛けた。
杖と粘土板を扱う彼はともかく、アーチャーの彼の傲慢さには思う所がある模様。しかし、それを全て捨て去った時の姿よりはマシだともしている。
真アーチャー
かつて見た最高の英雄の堕ちた姿。
躊躇無く子供を狙ったことにより「外道」と忌み嫌っている。
終盤ではグガランナの力を宿して積乱雲を纏った彼へと単身突撃し、一騎討ちを挑んだ。
ティーネ・チェルク
敵対するマスターの一人。真アーチャーが彼女を狙ったことに対して心を痛めている。
だが、その態度が「自分は敵とすら見なされていない」と彼女の自尊心を傷つけることになった。
リチャードⅠ世
聖杯戦争に召喚されたセイバー。
戦いの中で彼やそのマスターと同盟関係を結ぶ事となる。
彼の生き様を「悲しいほどに奔放」と評しているが、その在り方が誰かの救いになる事もあるだろうとも語っている。また、少なくとも彼との共闘は良いものだったとの事。
ドリス・ルセンドラ
本来の召喚主。
召喚直後にエルメロイ教室の遠坂凛と交戦状態になって敗北した際には彼女への追撃を止めた。
ロード・エルメロイⅡ世
マスター達の師匠と聞き「きっとケイローンのような賢者なのだろう」と賛辞を呈している。
なお、これを聞いたマスターのうち凛含む大半は苦笑いを浮かべ、言葉を肯定したのはごく一部だった。

Fate/Grand Order 編集

アキレウス
ペンテシレイアを殺した英雄。
女王かつ戦士長としては「自立した妹の問題」としているが、姉として個人的に思う所は大いにある。しかし相手の話を聞けば一定の理解は示すので、ペンテシレイアほど致命的な事態にはならない。
本来は、彼の発言がアマゾネスにとってどんなに残酷な侮辱なのかを理路整然と部族の成り立ちから説明するタイプなのだが、それは妹の事を慮って控えている。
テセウス
アンティオペーを攫った英雄。
やはり「自立した妹の問題」として思う部分がある一方で、個人的に思う所は大いにある模様。
赤兎馬
外見から彼を可愛らしい馬と評している。
一方、名前について「自分は呂布である」と言われたため、呂布という名の馬と勘違いし勇猛そうな名だとしている。
アマゾネスCEO
サーヴァントユニヴァースにおけるペンテシレイア。
妹そっくりな彼女についてマスターに尋ね、事情を聞いたもののドッペルゲンガーと勘違いしている。
アタランテ
自身と同じくアルテミスを信仰する人物。
いずれは神殿に捧げる供物を共に狩り、弓の腕を競いたいものだとしている。
アルトリア・ペンドラゴン
彼女の髪型が、現在の髪型の元となっている。
凛から彼女の話は聞いていたらしく、その姿を見て反応している。

生前 編集

ヘラクレス
アマゾネスの軍帯を巡って、かつて自分を殺した男。
自分を殺したことについてはあまり根には持っていない模様。
神々以外で初めて「強者」と認識した異性であり、憧憬に近い感情を向けている一方で、彼の存在がアマゾネス達の励みになれば良いという打算から平和的同盟を結ぼうとしたのだがヘラのせいで水泡に帰した。
『Grand Order』では、正気を失った彼を何も変わっていないと評し、語り合いたい事も刃を交える理由も山ほどあるが、今はカルデアのために共に歩もうと声を掛けている。
アルテミス
信仰する女神。
『Grand Order』では彼女がオリオンのために来たと敬服し、オリオンの不貞を祈祷と矢文で知らせると約束している。
ペンテシレイア
妹。
バーサーカーとして召喚された彼女に対しては、憤怒と狂奔もまた月女神の輝きの一欠片だとし、それが強さの源であるのなら肯定するとしている。
アンティオペー
妹。
ヒッポリュトス
息子。
アスクレピオス
息子のヒッポリュトスを生き返らせた医神。
血縁的には従兄弟(父親同士が兄弟である)。

その他 編集

オムパレー
ヘラクレスが自身を殺して剥奪した斧を贈った相手。
斧が彼女を護っていた事については好意的に捉えている。

名台詞 編集

Fate/strange Fake 編集

「うるさい黙れその口を閉じ消え失せよ!
 答えろとは言ったが、他人の口から流れるような凡庸な正論が聞きたいわけではない!」
「戦場の常識など、全てその力と知恵で自分の望む形にねじ伏せてきたのが貴様だろう!
 だからこそ……貴様は、貴様だけは、そのような真似は決してせぬ男だと思っていた!」
真アーチャーにティーネを狙った理由を問い質し、「戦争なんだから当然だろ」と返されて。
言っている事が無茶苦茶であり、激昂すると自分でも止められなくなっている。
一方で、大英雄ヘラクレスの高潔さを知っているからこそ、ヘラクレスの持つ誇りを無視したアルケイデスの凶行と「凡庸な正論」に激昂しているともとれる。
「こちらはいつでも動ける。私はサーヴァントとしてここにいるが、アマゾネスの女王の立場だったとしても、対等な友の為に身命を懸ける事に吝かではない」
ヒッポリュテは、自分は恐らくこの聖杯戦争において最良のマスターに巡り合えたと考える。
「この神殿を護りし巫女とお見受けした! 戦時故、下馬せぬままの来訪を許されたし!」
「其方の信仰を否定はしない!だが、我がマスターとの盟約により、人の世を徒に玩び、民を蹂躙せんとする古き神を見過ごす事もできない! 故に我は、神の残響を太古の地へと還し奉る事を願う者なり!」
アルテミスの神官長の娘として、女王であると同時に神殿を守護する戦士長でもあった彼女は、イシュタルの祭祀長であるハルリに対しても敬意を捨て去るような真似はせず、淡々と堂々と宣戦布告する。
「呼ばれし理由など関係ない! 我が身は常に虐げられし者の盾となり、我が両腕は抵抗の為の刃である! 月女神と我が父である戦神にそう誓ったが故に!」
堂々たる態度は、天の女主人を前にしても変わらない。
「闘争に水を差した非礼は詫びよう」
「だが、もう勝負はついている。動けぬ者への追撃は見過ごせない」
深手を負ったドリスに対し、なおも追撃しようとする凛を静止した。巨象すら倒す威力の一撃を右手で軽く制する力が示されるシーン。

メモ 編集

  • ファルデウスの認識によれば彼女はドリス・ルセンドラによって召喚されたとされているが、ステータス画面でのマスター表記は「???」となっている。その理由は7巻で明らかにされた。
  • 髪型がアルトリアに似ている。これには設定上の理由があるらしいのだが、「最終巻までに語られるかどうかというぐらいの些細な話」とのこと。マスターがロンドンに残ったグレイのリスペクトとしてその髪型にしたという説がある。
    • 8巻で種明かしがされたが、シンプルに「当時の髪型では目立つだろうからとマスターの一人が結い直した」とのこと。Fakeでは9巻現在誰がやったのかは明言されていないものの、FGOにて遠坂凛から髪型の元としてアルトリアの話を聞いていた事が判明しており、彼女が結い直した事が確定した。
  • マスターの一人からは「ポルテちゃん」というあだ名で呼ばれている。マスター達の正体が判明する前の出来事なので、あだ名を付けた女性が誰なのかは判明されていない。既出のメンバーの場合、恐らくはペンテル姉妹かイヴェット・L・レーマンあたりであろう。
  • アマゾネスCEO曰く「清廉潔白だが真面目過ぎて逆に危なっかしい姉」がいるとのことなので、サーヴァントユニヴァースにも彼女は存在していると思われるが、アマゾネス・ドットコムでの立ち位置や詳細は不明である。
  • アニメ版『strange Fake』第2話~第4話のエンディングではサーヴァントやマスターや関係者が笑顔で手を繋いでカーテンコールするのだが、彼女のマスターについてはネタバレになる為かマスターの代わりに愛馬のカリオンが登場している。

話題まとめ 編集

脚注 編集

注釈 編集

  1. 性別は明言されていないが、コミックスのおまけで女性用のヘッドドレスをつけていたのでおそらくは雌馬。

出典 編集


リンク 編集