リリス
バーサーカー | |
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真名 | リリス |
異名 | 夜の魔女 |
性別 | 女性 |
身長 | 159cm |
体重 | 45kg |
好きな物 |
風、夜、人間観察 主人公 (Grand Order)(絆Lv5&奏章Ⅳクリア後) 子供を見ること(第三再臨) |
苦手な物 |
なし? マシュ・キリエライト(絆Lv5&奏章Ⅳクリア後) |
出典 | 古代メソポタミア神話 |
地域 | 中東及びヨーロッパ全域 |
属性 | 混沌・悪 |
副属性 | 地 |
一人称 | アテシ/私 |
声優 | 諸星すみれ |
デザイン | nipi |
レア度 | ☆5 |
初登場作品 | Fate/Grand Order |
概要 編集
- 略歴
- 奏章Ⅳ『人類裁決法廷 トリニティ・メタトロニオス』にて、ギャラハッドのサーヴァントとして登場。
- 元は地球白紙化の際、人理に弾き出され南極に召喚されるも、そのまま魔力切れで消滅するはずの存在だった。
- しかしギャラハッドとサーヴァント契約を結んだ事で消滅は回避され、ある日の夢の中でマシュ・キリエライトの存在を知り、激しい憎悪を抱く。
- 特異点においてはギャラハッドと共に現界し、単独でカルデア一行と接触。当初は「アイリーン・アドラー」を名乗り穏当に接していたが、マシュが自身の憎悪を見抜くと自らの真名を明かし、彼女への敵意を隠さなくなる。その後も時折カルデアへ協力し、度々マシュに敵意をぶつけていた。
- 地獄の最下層では、メタトロン・ジャンヌの宝具内に取り込まれたマシュに対し、自身の子であるリリンを使い彼女の守護妖精であるハベトロットへ大ダメージを与え、遠回しに殺害を図る。
- そんな窮地を脱したマシュはカルデア一行に合流し、無事裁判を終えるが、自身はそのタイミングでメタトロンに不意討ちを仕掛けて天使たちを暴走させ、マシュに決戦の舞台が天国である事を伝える。
- 天国においてはマスターであるギャラハッドと共に主人公とマシュと戦闘。その最中で一時撤退し、追ってきたマシュと一対一になるも、彼女の第二宝具『希望証す人理の剣』に敗北。
- マシュ及びその後にやって来た主人公と言葉を交わし、やがて消滅した。
- 人物
- 翠眼にして白髪の少女。
- 冷徹でありながら陽気という、相反するような性質を持つ生真面目な人物。再臨段階によって精神的な年齢感が変わり、第一・第二再臨では極めて享楽的な態度を取っている。第三再臨では落ち着いた雰囲気になり、基本敬語で喋る。
- しかし常に相手を見定めるべく観察眼を光らせる、根っからのフィールドワーカーでもある。
- まぎれもない反英雄で、表沙汰にするつもりはないがカルデアの召喚にも内心反発している。
- 総体としての人類はまあまあ好んでいるが、個人としての人間となれば忌み嫌うことがある。英雄はあまり好かなかったり、それなりに好いてもいたらしく、聖人はかなり嫌いだが好きなタイプもいた模様。
- 聖杯にかける望みはないらしく、そのため本来は聖杯戦争に縁がないと本人は語っている。
- 能力
- 第一・第二再臨では黒いハサミのような一対の剣を使用。第三再臨では主にリリンと共に攻撃を行って戦う。
- 魔力さえあれば自身の子供であるリリンを作り出す事ができ、使役が可能。リリス本人はこのリリンを「子供というよりは使い魔、使い魔というよりはただの兵器」としている。
- どの再臨段階でも背中には羽が生えているが、自由には飛べず滑空しかできない。
ステータス 編集
クラス | マスター | 筋力 | 耐久 | 敏捷 | 魔力 | 幸運 | 宝具 | クラス別能力 | 保有スキル | 備考 |
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バーサーカー | ギャラハッド | ? | ? | ? | ? | ? | ? | |||
主人公 (Grand Order) | D+ | B+ | B | A+ | B | EX | 狂化:EX 神性:B 憎悪:C |
輝く夜のように:EX 踊る翼のように:A 醜い恋のように:C+ |
宝具 編集
- 虚妄は闇の娘(イシャー・ラーアー)
- ランク:B++
種別:対人宝具
レンジ:1~10
最大捕捉:1人 - ヘブライ語では『אישה רעה』(訳すと「邪悪な女」)。
- 因果律を歪め、対象を闇に貶める。善は悪へ、秩序は混沌へ。
- 同時にそれら(秩序・善)への特効性を有する攻撃。
- ケイオスタイドにも似たその『泥』は、触れればあらゆるバッドステータスが付与される。
- 『Grand Order』では「自身に〔秩序〕特攻状態を付与(1ターン)&〔善〕特攻状態を付与(1ターン)+敵単体に超強力な〔魅了〕状態特攻攻撃[Lv]<オーバーチャージで特攻威力アップ>&毒状態を付与(3ターン)&呪い状態を付与(3ターン)&防御力をダウン(3ターン)&〔混沌〕特性を付与(3ターン)&〔悪〕特性を付与(3ターン)」という効果のQuick宝具。
- 悍ましきは愛し子たちよ(フォア・リリン)
- ランク:EX
種別:対軍宝具
レンジ:50
最大捕捉:99人 - 魔力で生成したリリンを弾丸、己を砲身として撃ち出す最悪宝具。
- 第一宝具『虚妄は闇の娘』と同じく、善性への特攻を持つ。
- 『Grand Order』では基本的に使用されない。
- 彷徨える儚き祈りを君へ(フォア・キリエライト)
- ランク:EX
種別:対?宝具
レンジ:一定条件で無限
最大捕捉:1人 - 本来は存在しない宝具。
- カテゴリ上は対人宝具であるが、実質的には対マシュ宝具と考えて良い。
- 改竄前と異なり、自分自身を弾丸とする。
- マシュへのささやかな祈り。あるいは心臓に撃ち出す氷の弾丸。
- 二人が相互理解することはない。すれ違い続けることも確定している。
- どれほど願っても、私はきっと貴女を憎むでしょう。貴女が、私を憎むのと同じように。
- そんなマシュ・キリエライトへの贈り物。
- 奏章Ⅳ終盤で、百を超える聖杯の雫を用いて第二宝具『悍ましきは愛し子たちよ』を改竄したもので、リリス自身の魔力と魂が結ばれた弾丸を放つ。
- 算定としてブラックバレルに匹敵する魔力量、破壊力を誇り、弾頭の初速はマッハ10を記録している。
真名:リリス 編集
- メソポタミアにおける古い悪霊。夢魔や悪霊の母であり、同時に赤子や母親に死をもたらす存在として怖れられた。
- 『旧約聖書』や『死海文書』、『タルムード』にも名前が見え、後世のユダヤ教伝承の中でその土地の伝承に定着していった。
- 後に『創世期』のイヴに関する記述の矛盾[注 1]を解消するため、後世の律法学者により解釈の一つとして生み出された「アダムの前妻」という立ち位置に収められた事もあった。
- 8~11世紀頃に成立したとされる文学作品『ベン・シラのアルファベット』ではアダムと対立し、神から自身の子が100人死ぬだろうと宣告されるも、逆にこれから生まれる人類の赤子を殺すと返している。
- 赤子に病と死をもたらす悪霊リリスは、男ならば8日、女なら20日の間、赤子を支配する権能があるとされる───即ち、生殺与奪の権を握っているのだ。
- 帰還を懇願する天使たちに対して、リリスは三人の天使の名前(セノイ、サンセノイ、セマンゲロフ)やその姿を護符に見たならば、自分の力を赤子に及ぼさないことに同意した。
- かくしてリリスは人間の赤子を殺し、己の子すらも殺す、言うなれば死の母(デス・マザー)として君臨したのである。
関連 編集
- リリートゥ、アルダト・リリー、キスキル=リラ
- リリスと同一視される存在たち。
- 前二人がメソポタミア神話、リラはシュメル神話を出典とする。
- リリートゥについては、リリスの原型になったとされている。
- リリン
- リリスの子供たち。
- ユダヤ教における悪魔の一種であり、リリムとも呼ばれる。
登場作品と役柄 編集
Fateシリーズ 編集
- Fate/Grand Order
- 奏章Ⅳ『人類裁決法廷 トリニティ・メタトロニオス』開幕に伴い、期間限定サーヴァントとして実装。
人間関係 編集
Fate/Grand Order 編集
- ギャラハッド
- 南極で召喚された際のマスター。
- 戦闘面の相性はいいようだが、性格面で噛み合っておらず、自身が使ったチートを彼に無効化された際は文句を言っていた。
- マシュ・キリエライト
- 忌み嫌う相手。
- 人間になれなかった存在である自身にとっては、彼女のどうしようもなく人間ではない生き方や信条を許せず、不倶戴天の敵としている。
- 彼女の罪を弾劾こそすれど、その人格までも否定することはしない。なので会話は通じる上に笑うことすらあるが、絶対に根幹で相容れないという覚悟もしている。
- 奏章Ⅳでは彼女に憎悪をぶつけ、正面から激突するも、最終的に敗北した。
- カルデアでは距離を取ると言いつつ、彼女がその場にいるのを知りながら嫌味な言葉を放つ事も。
- 主人公 (Grand Order)
- カルデアのマスター。
- 奏章Ⅳでは表向きマシュへの敵意を隠していたが、いざとなればマシュへの嫌がらせのため彼/彼女をも殺すつもりであったようで、向こうからもその算段を見抜かれていた。
- とはいえ普通に好いてはいたようで、カルデアに召喚された後は愛してると口にしており、独占欲を抱いているとも告白している。
- また、もしも主人公が死ぬことがあれば、すぐさまリリスも自分の霊核を砕き、誰より最初に後を追って死ぬと宣言している。
- メタトロン・ジャンヌ
- 奏章Ⅳにおける特異点の主。
- 裁判長としての彼女によりマスターであるギャラハッドと共に特異点へと現界したが、マシュをルーラーにしようとした彼女の目論見に横槍を入れた他、裁判の判決が出た直後に襲いかかり、彼女の宝具である天使の制御を行うための王冠を壊すなど、大方マシュへの嫌がらせに巻き込んでいた。この時の不意打ちをメタトロン・ジャンヌはかなり根に持っており、カルデアで出会うと即殺意を向けてくる。
- なお、地獄の最下層では彼女からマシュに勝てないと断言されている。
- 【怠惰】の彼女とはグラナートで共に生活していた者同士、終始穏当な間柄であった。
- アショカ王
- 奏章Ⅳにて、グラナートで共に生活していたサーヴァント。
- 彼からは度々奔放な行動を諫められており、カルデアにおいてもその記憶があったためか声を掛けている。
- ジェームズ・モリアーティ〔ルーラー〕
- 奏章Ⅳにて、グラナートで共に生活していたサーヴァント。
- カルデアでは特異点の彼が弁護士だったとして、正義の味方も意外と似合うのではと言い、彼に嫌そうな顔をさせている。
- ダンテ・アリギエーリ
- 奏章Ⅳにて、グラナートで共に生活していたサーヴァント。
- 彼の好みがベアトリーチェなために致命的に相性が悪いらしく、カルデアにおいての関係は友達の友達くらいとのこと。
- 天草四郎時貞
- 奏章Ⅳにて、グラナートで共に生活していたサーヴァント。
- 彼からは救われてほしいと思われていたが、結局自身はマシュに立ちはだかり倒された。
- カルデアでは「シロ」と声を掛けたが犬っぽいと言われたので「シロウ」と呼び、人間が憎いのかそれとも好きかと問い掛けている。
- また、自分のように風にならないかと誘うも、ダメだと断られてしまった。
- ハベトロット
- マシュの守護妖精。
- 奏章Ⅳではメタトロンの宝具内に囚われたマシュに対し、同行していた彼女に致命傷を与える事で魂ごと腐らせ死なせようとした。
- カドック・ゼムルプス
- 奏章Ⅳにおいて出会ったカルデアの魔術師。
- 度々助けはしたものの「ギリギリで無し寄りのアリ」と低めの評価を下している。
- とはいえ、彼が死亡した後は悼むような言葉を口にしていた。
- アヴィケブロン
- アダムの模倣である彼の宝具『王冠:叡智の光』を見て、どうせ自分には関係ないとしてこれでいいんじゃない?と評価している。
- また、かっこいいからと言って肩にランチャーを搭載する事を提案している。
- メルトリリス
- 名前からか、自分の知らない別側面かと勘違いしていた。
- 彼女の脚には魅力を感じたらしく、自分もそのようなギミックを付けた方がいいかと思案している。
- 源頼光、モルガン、清姫、妖精騎士ランスロット
- 主人公の母、伴侶、恋人……だと自称するサーヴァント。
- 彼女らに対し、「関係性を具体的な言葉で縛らないと、不安で仕方ない」のだろうとして可哀想だと口にしている。
- 上記の言葉は個人的な感想で、特に誹謗中傷の意図はないとしているが、本音は別だろう。
- なお、他にもジャック・ザ・リッパーやラーヴァ/ティアマト、トラロックも同じ内容の反応をする対象であり、多くのサーヴァントに喧嘩を売っている事が分かる。
- ラーヴァ/ティアマト
- 開口一番彼女を大物と称するが、向こうからはデスの母親としての側面を警戒されている。
- また人類を甘やかしすぎではないかと口にしたところ、彼女が泣いてしまったので慌てて謝っている。
- メフィストフェレス
- ストレートな悪魔っぽさを評価するものの、自分も彼も悪魔でも何でもないとしている。
- 破滅が好きなのにマスターに対してはそれを律しているのは立派だとしているものの、死ぬ時の順番は譲らないとの姿勢を見せている。
- 余談だが、彼の出典である『ファウスト』においては自身が登場しており、ゲオルク・ファウストと踊っている。
生前 編集
- リリン
- 自身の子供たち。
- 可愛がりつつも兵器と称しているためか扱いはぞんざいで、名前をドイツ語の1、2、3から取って「アイン」「ツヴァイ」「ドライ」としたり、メタトロンの宝具内に囚われたマシュに干渉するための捨て駒にするなどしている。
- 『Grand Order』作中では自身とそっくりの個体や、悪魔のような特徴を持った小さな個体などが登場している。
- アダム
- かつての伴侶とされる原初の男性。
- サーヴァントとしての自身には、彼と共に在った記憶はないらしく、バツイチではないと主張している。
名台詞 編集
メモ 編集
- ビジュアル自体は奏章PV公開時点から明かされており、長らく真名が明らかにならなかったため多くの呼び名が生まれた。詳細は下記の「話題まとめ」を参照。
- なお、奏章PV及び奏章メインビジュアルでは飴を舐めているが、奏章Ⅳやバトルモーション、マイルームでは一切そのような描写はない(一応、リリンの一人が飴を舐めてはいる)。
- また、奏章Ⅳ開幕前にFGO公式HPの世界観説明ページで公開されていたシルエットと、ゲーム内に実装された立ち絵の細部が異なっており[注 2]、何らかのタイミングで変更があったものと思われる。
- 現在では世界観説明ページのシルエットはゲーム内立ち絵に差し替えられたため確認できず、当時撮影されたスクリーンショット等でしか見ることができない。
- デザイン担当のnipi氏曰く、瞳が黄緑色なのは紫の補色だからとのこと[出 1]。
- 『Grand Order』ゲーム内では、それまでエネミーしか所持していなかった〔悪魔〕特性を有する初のサーヴァント。
- 奏章Ⅳで彼女が詐称していた「アイリーン・アドラー」という名は、シャーロック・ホームズシリーズの短編作品『ボヘミアの醜聞』の登場人物から取られている。
- アイリーンは作中でホームズを翻弄し、当初の目的こそ果たせなかったものの彼から逃げおおせた女性である。(原作では)女嫌いのホームズが唯一、敬意を抱く女性として有名。シャーロキアンであるマシュに対抗しての選出だろうか。
- なお、リリスは彼女についてホームズと恋仲にあったなどと間違えて発言していたが[注 3]アイリーンの作中における立ち位置も含めてマシュを不快にさせるためわざとそう言った、という可能性も考えられる。
実際には逆に長話を聞かされる羽目になったのだが。
- なお、リリスは彼女についてホームズと恋仲にあったなどと間違えて発言していたが[注 3]アイリーンの作中における立ち位置も含めてマシュを不快にさせるためわざとそう言った、という可能性も考えられる。
- アイリーンは作中でホームズを翻弄し、当初の目的こそ果たせなかったものの彼から逃げおおせた女性である。(原作では)女嫌いのホームズが唯一、敬意を抱く女性として有名。シャーロキアンであるマシュに対抗しての選出だろうか。
- 13世紀に書かれたカバラの文献『左側の流出についての論考』においては、アダムの下から紅海へ逃げた後、悪魔の首領であるサマエルの伴侶となったとされる。とはいえ『Grand Order』においてサマエルとの関連性は今の所示されていない。
- 文献によっては個人名ではなく種族名と解釈されており、『七十人訳聖書』においては身体の馬部分がロバの「オノケンタウロス」とされている。
- ラテン語訳聖書『ウルガタ』ではギリシャ神話のラミアが自身の立ち位置に収まっており、9世紀の訳書で付された注釈には「女の形をした怪物、すなわちモリガン」と記載されている。
- なお、『ベン・シラのアルファベット』においてリリスは神により下半身を蛇に変えられたとされ、ラミアと同じ特徴を持つことになっている。
- ラテン語訳聖書『ウルガタ』ではギリシャ神話のラミアが自身の立ち位置に収まっており、9世紀の訳書で付された注釈には「女の形をした怪物、すなわちモリガン」と記載されている。
話題まとめ 編集
- 愛称遍歴
- 奏章PVにて存在が明らかになった彼女だが、2025年5月のピックアップ召喚開催で真名が公になるまでの約2年間、様々な愛称で呼ばれていた。
- まず先のPVで飴を舐めていた事から「飴ちゃん」、悪魔のような見た目から「悪魔っ子」「小悪魔」とも呼ばれる。
- 奏章Ⅱ『不可逆廃棄孔 イド』が東京を舞台にすると判明した後、奏章PVでリリスが映る際に「東京」というキーワードが表示されていた事から「東京ちゃん」と呼ばれ登場を期待されるも、結局出なかった事から「都落ちちゃん」とも呼ばれた。
- ようやくの出番と目された奏章Ⅲはイタリアが舞台であると判明した後は「イタリアちゃん」、エリア名から「南欧ちゃん」と呼ばれるも、後に奏章Ⅳにずらされた事から「奏章Ⅲ落ちちゃん(Ⅲ落ちちゃん)」「奏章Ⅳちゃん」と呼ばれた。
- 奏章Ⅳで実際に登場したが、直前生放送で真名が明かされなかった事からかユーザー間では引き続きあだ名で呼ばれ、一人称から「アテシちゃん」、作中で主人公らにカツ丼を振る舞った事から「カツ丼ちゃん」、作中での偽名から「アイリーン」と呼ばれていた。
- 真名予想
- 先の通りビジュアルだけがまず公開されたため、奏章Ⅳに登場するまでファンの間で長らく真名が予想されていた。
- いかにも悪魔のような見た目から早々にリリスだと看破していた人もいた一方、「無辜の怪物」スキル持ちのように生前または伝承と異なる見た目になっている可能性を考慮され、実はドラゴンではと北欧神話の「ニーズヘッグ」などが候補に挙がっていた。
- 奏章Ⅳがイタリアを舞台とすると発覚した後は、ダンテの『神曲』に登場する「ベアトリーチェ」や、「マレブランケ」ではないかとの予想も見受けられた。また、冥界関連の存在ではないかとも多く予想されていた。
- また、見た目からエリザベート=バートリーとの関連性をも見出されており、彼女のオルタではないかといった意見もあった。
- 同一視される「アルダト・リリー」や「キスキル=リラ」とも予想されていたなど、真名当ての難易度はそこそこ高かったと言っていいだろう。