間桐桜
間桐桜 | |
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読み | まとう さくら |
誕生日 | 3月2日 |
血液型 | O型 |
身長 |
156cm(stay night) 120cm(Zero) |
体重 |
46kg(stay night) 25kg(Zero) |
スリーサイズ | B85(E)/W56/H87 |
特技 |
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好きな物 |
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苦手な物 |
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天敵 |
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声優 | 下屋則子 |
デザイン | 武内崇 |
イメージカラー |
桜(stay night) 薄桃(Zero) |
初登場作品 | Fate/stay night |
概要
衛宮士郎に憧れを抱いている後輩の少女。士郎の友人・間桐慎二の義妹であり、遠坂凛の実妹でもある。
- 略歴
- 遠坂凛の実妹。遠坂家の次女として生まれたが、間桐家に養子に出された。
- 表向きは遠坂と間桐の同盟が続いていることの証。裏では、間桐臓硯にとっては断絶寸前だった家系を存続させるために、魔術の才能がある子供(というよりは胎盤)を求めていたという事情があった。また遠坂時臣にとっては一子相伝である魔道の家において二人目の子供には魔術を伝えられず、そして凛と桜の姉妹は共に魔道の家門の庇護が不可欠であるほど希少な才能を生まれ持っていたため、双方の未来を救うための方策でもあった。間桐家に入って以後は、遠坂との接触は原則的に禁じられる。
- しかしながら「間桐の後継者」の実態は間桐臓硯の手駒であり、桜の素質に合わない魔術修行や体質改変を目的とした肉体的苦痛を伴う調整、義理の兄である慎二からの虐待を受けて育つ。だがある頃に、士郎の懸命な姿を見て彼に憧れを抱く。第五次聖杯戦争ではマスターに選ばれライダーを召喚したものの、参加を拒否。臓硯が許可したため意欲を見せた慎二にマスターの権限を譲渡する。
- 人物
- 控えめで、流されやすい気質と我慢強さを持つ。士郎と出会った頃は、間桐家での魔術の修行の影響や虐待のせいで、暗く、笑うこともなかった。だが、藤村大河などの影響を受け、徐々に明るい性格に変わっていった。
- しかし、根底に姉に対する劣等感と穢れた魔術師である自身を嫌悪している部分があり、完全に吹っ切れている訳ではない。HFルートで士郎と両想いになったあとはそれが顕著で、「本当の自分を知られたくない」という思いから歪んでいってしまった。他者に対する依存心が強く、自身を間桐から救い上げてくれる「誰か」を強く望んでいた。
- 『hollow ataraxia』では控えめで優しい性格こそ変わっていないものの、許容できない言葉や行動に対してはたとえ相手が家族(間桐家並びに衛宮家も)であっても震え上がらせるほどの怒りを見せる他、部活動などでは殻然とした態度を見せ、ここぞという時には積極的になるなど、したたかな面が強くなっている。
- また、姉が典型的な魔術師で科学や機械に疎いのとは対照的に、魔術師の常識には疎いが一般的な現代人と同レベルには機械を扱え、一般的な常識は備えているなどの差を見られる。
- 能力
- 魔術師・遠坂の血を色濃く受け継いでおり、魔術回路の数・質を始めとした高い魔術の素養、「架空元素・虚数」という極めて稀有な属性を持って生まれている[注 1]。
- しかし間桐の魔術は水属性であるため生まれながらの虚数属性を活かす修行は全く受けず、強引に属性を変えるための蟲による調練にさらされてきた。一応間桐の魔術である吸収や束縛といった魔術の行使は可能だが生来の属性でないため素質に見合った力は発揮できない。また、体内の刻印虫のせいで常時魔力不足に陥っているため、身体に修めた魔術を自らの意思で行使することもできず、誇りも見返りもない艱難にだけ晒され続けている状態であった。
- ただ魔術を使うだけの道具にしたてあげる、という臓硯の魔術教育の方針から「魔術は身体に覚えさせるもの」という修業を受けてきたため、魔術に関しての知識は偏っており、「ゼルレッチ」を知らないなど、魔術行使のための知識はともかく魔術界における常識には疎い。
- 実はマキリ流の聖杯を作成することを目的とした臓硯の実験により、第四次聖杯戦争の小聖杯の欠片を触媒に生み出された刻印虫が体内に埋め込まれている。臓硯としてはあくまで実験であり実際に桜を小聖杯として使うつもりはなく、時間を掛けて小聖杯になりつつ天寿を全う出来るように調整しているため、本来ならば聖杯としての機能は覚醒しないが、桜ルートでは覚醒してしまう。しかも聖杯の中の存在が小聖杯である桜を通して睡眠時など桜の意識が薄い時に彼女を使い、無差別に生物の生命力や肉体を溶解し吸収する「影」として出現するようになってしまう。使い魔として影の小人を操る。これは本来なら肩に乗れる大きさだが、桜ルートでは魔力の過供給で巨大化する。
- 『hollow ataraxia』ではライダーの手ほどきの元、本来の資質にあった魔術の修行を行い、目に見えぬ不確定を以て対象を拘束する、虚数の魔術特性魔術の行使が可能になっており、相手が幽世のモノであれば容易く彼岸に返す暗黒の渦として使用可能。しかし半年ではまだ虚数属性の魔術師としての下地は出来ておらず自身の深層意識(イド)を剥き出しにし、最も暗い負の面を刃にすることでしか魔術を攻撃手段とすることが出来ておらず、自身の暗黒面に引き込まれる危険性がある。主に桜色の刃として使用する他、弓道部だからか左腕に弓掛と弓を形成し、矢として射出する。
バリエーション / コスチューム
黒桜
「この世全ての悪」アンリマユの汚染により桜が変貌した状態。自分がバケモノであると受け入れて適合して黒化した状態。一種の「反転」存在。桜ルートにおいて彼女の体内の欠片が大聖杯内のアヴェンジャー「この世すべての悪」による汚染を受けていたことで士郎への想いからアヴェンジャーと繋がってしまい、本来単なる実験で“機能しない聖杯”として調整されていたはずの桜が小聖杯としての力と、アンリマユの力を受ける黒い聖杯として覚醒してしまう。
小聖杯に影響を与えるアンリマユの呪いによる精神への影響、小聖杯が吸収する強大な英霊の魂の器としての魂と肉体への負荷は聖杯戦争が進行するごとに高まって桜の精神・人格を削いでいき、臓硯の策略で間桐慎二を殺害してしまったことで最後のタガが外れて変貌した。アンリマユが与える負の感情の影響も強いが、桜自身もその境遇から内心への周りへの負の感情を押し込めており、その暗黒面の発露、壊れて自棄になった桜自身でもある。
見た目は白髪に変化し、黒に赤い縦縞のアンリマユの影を身に纏う。アンリマユから魔力を引き出すことで魔力量は億どころか兆に達し、実質無尽蔵。桜自身の「虚数」、間桐の「吸収」を掛け合わせた「影」を使役し、ありとあらゆる生物を溶解し、吸収する魔術を使う。聖杯であるため特に聖杯の力で括られたサーヴァントに有効で、正純に近い英霊ほど影には抗えず近づくだけでも影響が出る。影を布のように伸ばした触手による攻撃や、影による使い魔を無数操る。使い魔は膨大な魔力により肥大化しており一体一体が宝具並。しかし魔術を行使する桜自体の魔術回路の限界で一度に扱えるのは数値にすれば1000程度で遠坂凛と同等。
『Fate/hollow ataraxia』においては一種のネタに変化。
公式サイトの第二回人気投票では38位と低迷(桜とは別キャラ扱い。ちなみに桜の方は5位)。
間桐桜 (EXTRA)
『Fate/EXTRA』に登場する間桐桜。ムーンセルが過去に生きた人間の中から再現したNPCであり、保健室でマスター達の健康管理を司る上級AI。
詳しくは「間桐桜 (EXTRA)」参照。
間桐桜 (美遊世界)
『Fate/kaleid liner プリズマ☆イリヤ』の「美遊世界」に登場する間桐桜。
詳細は「間桐桜 (美遊世界)」を参照。
へたれ桜
Fateのバッドエンド救済コーナー「タイガー道場」に登場した桜のイロモノ化。2頭身で、顔がポンチ絵になっている。
タイガの失言によって凛とイリヤが予告した「余命あと7回」を実行しにきたりする。DEENアニメ版DVDの特典映像「タイガー道場」にもモブキャラとして登場。
Gサクラ
『カプセルさーばんと』で登場したGS-01。正式名称「ギガンティック・SAKURA-01」。時空帝国マト―が開発した巨大人型陸戦兵器。朝起きたらいつの間にか改造されていた悲劇の少女。
GS-02は海戦用。初期型の問題部分を解消しようと開発したら何故かさらにヤンデレ化したブラックサクラ。GS-03は空戦用。今度は性格を適当に調整したらアッパーになったBBサクラ、ちなみにGH・リリスとGM・リップも搭載している。
パールヴァティー
『Fate/Grand Order』において、ランサーの疑似サーヴァントとして登場。
詳細は「パールヴァティー」を参照。
登場作品と役柄
Fateシリーズ
- Fate/stay night
- 朝起こしに来てくれて、朝食の支度までしてくれる後輩。士郎にとって「日常」の象徴でもある。
- だが彼女のルート解禁は一番最後であり、そしてその「Heavens Feelルート」はこれまでの2ルートにおける様々な伏線が回収される。
- Fate/hollow ataraxia
- 『stay night』とは打って変わって間桐家の主導権を完全に掌握。
- いうことを聞かない場合は、生殺与奪権を握っていることをちらつかせたり、たまに黒桜の片鱗を覗かせて脅したり。
- Fate/Zero
- 幼少時。既に間桐へ養子に出された後で、彼女の存在が間桐雁夜の参戦動機になる。
- アニメ版では蟲の大群に穢されている無惨な姿が描写された。
- Fate/ゼロカフェ~Fate/Zero Cafeに集う英霊達~
- 人生を諦観しきった目をした無口な幼女。日々バーサーカーに引きずり回されてボロ切れと化す雁夜おじさんを無感動に見つめている。
- 間桐家に養子に出され蟲特訓を受けている身の上は変わらないようだが、比較的頻繁に外を出歩いていたり、凛や士郎やイリヤと一緒に遊んでいたりと本編よりは自由度が高い模様。
- Fate/kaleid liner プリズマ☆イリヤ
- 番外編に登場。凛とルヴィアの喧嘩に巻き込まれて倒れていた士郎を発見、介抱し保健室へ連れて行く。
- 凛との姉妹関係は不明。間桐家の現状も慎二や臓硯が未登場である為良く分からない。
- Fate/Grand Order
- 多数の概念礼装のイラストの他、擬似サーヴァントパールヴァティーの依り代として登場。ただし、イシュタルとは逆に桜が核となっている。
Fate関連作品
- フェイト/タイガーころしあむ
- 通常の桜及び黒桜が登場。
- 通常桜シナリオでは、ある日突然小さくなり分裂してしまった慎司に、士郎との仲を取り持ってもらうため、交換条件として彼の分身たちを集めて回ることに。
- 黒桜のシナリオはある目的のためその障害となるキャラを次々と倒していく一見凄惨な内容であり、「黒さが足りない」と気安く黒くした大河すらもドン引きさせたが、その目的が…。
- フェイト/タイガーころしあむ アッパー
- 突然、凛から遠坂邸に来るようにとの電話がかかってくる。どうも様子がおかしい。すぐに遠坂邸に行ってみるが、凛は不在。
- 桜とライダーはとりあえず凛を探して衛宮邸へと向かうが……?
- 個別シナリオはないが、黒桜も引き続き参戦。
- Fate/unlimited codes
- 「マキリの杯」。2人目に解禁となった隠しキャラクター。黒桜での参戦。ストーリーはバッドエンド。
- 低耐久・鈍足・低火力の三重苦を負っているためキャラランク「三弱」の一人。長所である起き攻めの強さも含め、キャスターをさらにマイルドにした性能といえる。
- 氷室の天地 Fate/school life
- 基本的にはモブ。主人公の氷室を含む陸上部三人娘との接点がほぼなく、弓道部関係の話で度々登場。蒔寺によると陸上部が有力な人材として狙っていたらしい。文化祭のミスコンに出場するも、凛の前に敗退。
- カプセルさーばんと
- 敵マスターの一人。外見は悲惨な時期を過ごしたZero時代の姿だが、(少なくとも表面上は)明るい。
- 臓硯は海外に行って行方不明で、シンジは家では兄をしているためそれなりに慕っている。最近の悩みがカリヤおじさんの作るご飯がまったく美味しくないこと。
- また、ボスキャラとして高校生の桜が巨大化した「Gサクラ」も出演している。
- Fate/mahjong night 聖牌戦争
- この世界でも間桐家の一員となっている。
- 原作同様に家族丸ごと麻雀漬けの上、弓道部や衛宮家といった日常空間にまで麻雀が浸入してきていることに心を痛めている。
- 麻雀に関する感覚は一般人とそう変わらないため麻雀まみれの周囲に対して強烈な疎外感を抱いており、ライダーもその対象に含まれかかっている分ある意味ではFate本編より闇が深くなってしまっている。
その他
- TYPE-MOON エイプリルフール企画
- 2013年の「路地裏さつき ヒロイン十二宮編」では酉の宮を守るゴールドヒロイン、メガ林桜子として登場。
- 2015年の「TMitter2015」ではインペリアルローマプロダクション所属の正統派アイドルとして登場。
- ちびちゅき!
- 『stay night』本編の弓道部部長を務める桜と、初等部に所属する『Zero』時代の桜、保険委員をしている『EXTRA』の桜が全員登場。
- アーネンエルベの一日
- 凛の付き添いで、ライダーを伴って来店。ギャンブラー凛を倒す。
- 後に(話数としては前だが)彼女と思しき人物が現れるが……(後述)
- カーニバル・ファンタズム
- 「1st Season」では本編に一切出番がない。アイキャッチに書き込まれていた黒桜の台詞でその事実に初めて気付いた視聴者も多かったとか…。その鬱憤晴らしか「2nd Season」収録の「型月連続テレビ小説 さくら」では大暴れ。素の状態でドス黒い台詞を連発し、原作とは違った結末に至る。あとはカーレースでコンパニオンやってたり。「3rd Season」の「ドキドキデート大作戦 解答編」の「みんなとデート」ルートでは士郎とのデート以外にも、士郎が行っている他者とのデートを先回りしてストーカーするが、それ以外は特に何もしない(できるだけ修羅場になるようタイミングを計っていたような節もある)。これに対し「メインヒロインとデート」ルートでは、黒化して蟲サラダを出すなどの報復を行っており、形はどうあれ自分とデートしてくれた事が桜にとって重要な模様。
人間関係
冬木
- 遠坂時臣
- 実父。彼が桜を養子に出したことで後々、大変な事態が起こることに。
- 遠坂葵
- 実母。桜を養子に出した際には完全に割り切れてはいないものの、『魔術師の家系に生まれた者の宿命である』として殆ど桜のことに関しては諦めていた。
- 遠坂凛
- 実姉。子供の頃はとても仲の良い姉妹だったのだが桜が間桐家に養子に出されたことで離ればなれに。協約により深く関わることは禁止されていたため『Stay/night』本編開始時はあくまでもお互いに先輩と後輩の関係である。彼女のようになりたいと願う反面、コンプレックスも強い。
- 間桐臓硯
- 義理の祖父。魔術の修行と称して日々過酷な拷問を受けさせられていた。
- 間桐鶴野
- 義父。
- 間桐慎二
- 義兄。セイバー曰く、平成残酷物語な関係だとか。聖杯戦争中はマスターとしての資格を彼に譲っている。ただし歪んだ形ではあるものの慎二なりに愛情は持たれている。
- 凛ルートでは終盤仲の良い兄妹になるが、後続の作品では歯牙にかけておらず眼中に無い。
- 間桐雁夜
- 義理の叔父。実母の幼馴染でもあり、間桐に養子に入る前から親交があった。雁夜は桜を救うために奮戦するが……。
- 衛宮士郎
- 好意を寄せる憧れの先輩。HFルートでは恋人に。彼からは保護するべき相手と認識されており、『hollow ataraxia』で「桜だけでも逃げていてもらいたい」と気遣われることもあるが、一方で士郎にとって「(たまに)一番怖い」のは桜らしい。なお彼には自身が魔術師であることを隠している。
- ライダー
- 召喚したサーヴァント。ルートによっては、後に魔術の師となる。姉妹のように仲が良いが、本気で怒ると彼女にも容赦がないらしい。
- イリヤスフィール・フォン・アインツベルン
- 境遇が似ている少女。
- 『stay night』では、ある理由から彼女に苦手にされていたが、『hollow ataraxia』ではメインヒロイン3人のうち一番イリヤに好かれており、義理の妹分としても世話を焼かれている面もちらほら見られる。
- 藤村大河
- 尊敬する教師であり部活の顧問。しかし衛宮家で胃袋を握っている関係上、立場が上になることも。
- 美綴綾子
- 尊敬する先輩。『hollow』では桜が弓道部の新部長になったため、元部長の綾子にはいろんな意味で頭があがらない。
- 美綴実典
- 美綴綾子の弟。弓道部の新入部員であり後輩。想いを寄せられているが、桜は気づいていない。
- キャスター
- 『hollow』では「理想の奥様」として尊敬し、彼女からも親愛を寄せられている。
- ただし、彼女も士郎から料理を習っている事は知らない。
- ディーロ
- 言峰綺礼の後任の神父。わりと懐いており、仲も良かったらしい。
- 沙条愛歌
- 『とびたて! 超時空トラぶる花札大作戦』でのチーム「大聖杯の花嫁たち」の相方であり、自身の原典。「マナカ」と呼ぶ。
- この時の桜は過去と未来のネガティブな情報が合体した非常に不安定な存在だったが、愛歌の狂気に比べればまだまだ可愛い物。
- なので愛歌に気に入られてはいても彼女は正直引いている。コンビとしても互いをサポートしようとしないため、微妙な所。
名台詞
Fate/stay night
- 「先輩。私、処女じゃないんですよ?」
- 桜がただの後輩キャラではないことが一発でわかるセリフ。それでなくてもかなりインパクトの強いセリフであり、制作サイドの数人が「印象に残るセリフ」として挙げている。
なお、当然ながら「Realta Nua」では変更されている。 - が、劇場版HF第二章でまさかの復活を遂げた。[注 2]多くの観客がストーリーは「Realta Nua」に準ずると考えていた中、まさかのボイス有りでこのセリフを聞いて戦慄する者多数。
- もっとも、その後に描写されたFateアニメ史上初の濡れ場の方が衝撃的だったが。
- 「くうくうおなかがなりました」
- いや、だからって■■しないで下さい。
- ゲーム版ではこのあたりの描写は背景絵と効果音のみであったが、劇場版アニメでは「夢の中」という表現からかメルヘンチックなものになっており、集まってきた動物を飴玉に変えてぱくりと食べる表現になっている。……当然ながら、上記の「■■」の暗喩である。
- 「私は姉さんがうらやましかった!」
- 彼女の隠し続けた本心の象徴。
姉・凛は才色兼備にして優雅、優秀な魔術師であり、桜の憧れでもあった。それと同時に、羨望の対象でもあり、強い劣等感の根源でもあった。
- 「――約束の日を迎える為に、永く種を蒔き続ける。贖いの花。私の罪が赦されるまで、ここで春を待ちましょう。」
- Heaven's Feelノーマルエンドのエピローグ。誰もいなくなった衛宮邸を藤ねえから託されて、何度も何度も春が訪れ、永い永い時が過ぎていく。……遠い月日が過ぎてから見た光景は、懐かしい坂道からは、あの頃の姿のまま、少年が手を振って―――
- 「桜、幸せ?」(凛)
「はい」(桜) - Heaven's Feelトゥルーエンドのエピローグ。短いがその言葉に全てが込められた姉からの質問に対して桜は満面の笑みで答える。
- 「いつか自分の前以外でも笑えるように」と願った士郎の願いが叶ったことを象徴するシーン。
- 長かった夜は明け、物語はその幕を閉じる。
- 「もし、わたしが悪い子になったら先輩は叱ってくれますか?」
- 劇場版『Fate/stay night[Heaven's Feel] Ⅰ.presage flower』にて。同プロモーションPVで先行公開されていたシーンでもある。
- 衛宮家の土蔵で士郎と語り合っている時に士郎に訪ね、士郎は「ああ、桜が悪いことをしたら怒る。きっと他のやつの何倍も怒ると思う」と答えた。
- 同作第一章のエンディングテーマ『花の唄』にも「悪いことをしたらきっと貴方が怒ってくれると約束したよね」という歌詞が使われており、エンディングテーマとリンクしたこの部分は、同作において最も印象が強かったシーンとして多くの人が挙げている。
Fate/hollow ataraxia
- 「許せない」
- 日記「ジャプニカ暗殺張」によく記載されている言葉。
やった当人たちにとっては些細なことでも、それを繰り返されればやられた側の堪忍袋の緒ももたないということである。
- 「ふ―――うふふふふ。年頃の女の子の部屋に無断で入るなんて、困った人もいるものですねー。
恥ずかしいなあ、許せないなあ、いくら兄妹でもちょっと見過ごせないかなー♡」 - ハートマーク付きだが、実際には恐ろしい迫力である。女子のプライベートを覗くのであれば命懸けで行動しなければならないようだ。
- 「だめー! くじけそうになる発言は禁止ーーー!」
- 最終決戦にて、自分はこの場所をまかされたと言い聞かせるも、ライダーから「まあ、実際置いていかれた訳ですが」と突っ込まれた際の台詞。hollwの桜は精神的に成長したところが垣間見れるが、弱気な部分もやはり残っていることがわかる。
トラぶる花札道中記
- 「あはは、覚悟はしています」
「けど、わたしの時はイリヤさんが犠牲になっちゃいましたから、これも恩返しになるのかなって」 - メインストーリーにて、「イリヤルートができたら確実にラスボスだよ?」と言われて。
- なんともいい子である。
フェイト/タイガーころしあむ
- 「ふ、ふふふ、兄さんってば……おいたが過ぎますね…。先輩も先輩です…そんな甘やかして!」
「先輩のばかーっ!!」 - 自分のルート。ちび慎二の1つが士郎にぺったりくっ付いていた。
けれど士郎は困りつつもペット的感覚なのか、くすぐられても仕方ないなぁと言いながら受け入れていたためつい士郎を攻撃してしまう。
- 「遠坂先輩、それをいただけませんか?
こちらで―――処分します」 - 同上。ちび慎二の1つがぺったりくっついている凛に対して。…なんか黒くないか?
- 「キャスターさん、その気持ちわかります。兄さんを戻してくれたのは感謝します、が。
わたしも聖杯が欲しくなりました。手に入れて先輩と…うふふふふ」 - 同上。桜もキャスターも愛に生きている。
- 「ダメですよー。先輩怪我してるじゃないですかー。はい、あーん♪」
- 同上。桜の願いは、評判の良い高い店で士郎と2人で食事というささやかなものだった。怪我の原因は桜だが、士郎がその件をいいやと流してるので問題ない。
- 「うわ、うわ、うわぁ。せ、先輩がこんな近くで…無防備で…ああもう!可愛い~」
- ドラマCD「虎の威を借るケモノたち」より。
「私の好きな人が私を好きになる」と虎聖杯に頼んだら、士郎の精神が赤ん坊になり桜が母親になった。けれど桜はこれでもいいらしい。
- 「ダメです! 士郎ちゃんは大きくなったら、私と結婚するんです!」
- 同上。これが光源氏計画か……男女逆だけど。
フェイト/タイガーころしあむ アッパー
- 「だって先輩、いい声で鳴くんだもの……」
「いつまでも聞きたくなっちゃいます❤」 - 自分ルート。凛を探すためネコミミ洗脳された士郎を仕方なく攻撃、のわりに楽しんでいた。
この発言に士郎は「ライダー……今の台詞に、つっこんで………甘やかすの、よくない……」と言ったがスルーされた。
- 「……うん、そうだねライダー。無関係なら手加減しなくていいんだもんね」
- 同上。ネコアルクに対して。黒桜になっていないのに黒い…だと…さらっと恐ろしい事を言ってのけた。
- 「……死刑宣告に等しいです……あの、お友達探しなら他の人にしてもらえませんか? 姉さんとか気が合うと思うんです、わたし」
- カレンルート。カレンに私に近い心をもった貴方なら、私と同格の魔法少女になれると断言されて、落ち込む。
Fate/Zero
- 「はい、よく解りました。お爺さま」
- 雁夜の最期を見届けて。何かうわ言を呟きながら、何故か満ち足りた表情で死んでいった雁夜の死に様は、桜には理解し難いものだった。唯一理解できたのは、これが全て臓硯への反抗の結果だということ。その実例を「授業」とし、幼い少女はその眼に男の死を焼き付けた。
- 「馬鹿な人……お爺さまに、逆らうから」
- アニメ版で雁夜の最期にかけた台詞。事情を聞かされていなかったとはいえ、仮にも彼女のために頑張っていた雁夜を「大人のくせに、とても愚かで物分りの悪い人」だったとして、無表情と酷薄ともとれる声音で見送る。
淡々と目の前の雁夜の死を見ているだけだった原作小説とは対照的であり、またこの演出は小説における雁夜の最期の初期案の「桜の本質が黒桜であると誤解させるもの」と没になった内容を想像させるものであった。
とびたて!超時空トラぶる花札大作戦
- 「わたし、願いゴトとか、もうないし」
- 願い事がなんでも叶う聖杯温泉に行こうと誘われて。すでに絶望しきっているのが悲しすぎる。
- 「ごめんなさい、雁夜おじさん。……それと、ありがとう」
「今回も空回りだったけど……いつか、おじさんにもいいコトがありますように……」 - ラスト、自分が偶然口にした願いのせいで温泉に入れなくなり、それでも願いを叶えようと必死な雁夜を見て。原作の結末を知っている以上なんとも言えないが、このセリフに救われたプレイヤーは多いと思える。さらにバーサーカー陣営の脚本は原作者・奈須きのこ担当。きのこGJ。
- 「すべてを無に帰す、ボス枠として確定してしまった立ち位置に絶望したヒロイン」
「いいんです、アーチャーさん。私のキャラ属性は変えられない事は大聖杯が教えてくれました。私の運命は真っ暗です」 - EXTRAチームのラスボスとして登場しての発言。もはやなにも言うまい……。因みに、上段の台詞はテキストではこの通りなのだが、ボイスでは「ボス枠として確定してしまった「自分の」立ち位置に~」になっている。
- 「――だが断る。変態同士、すえ長くお幸せに」
- 同上で、愛歌に助けを求められたときのセリフ。今回の愛歌は不憫。
Fate/unlimited codes
- 「……待っててね、先輩……あと少しでわたし、 生まれ変わりますから……」
「サナギから蝶になるみたいに……虫にだって、キレイになる時が、あるんだから……」
「あれ、でも……先輩って、誰だっけ……?」
「おかしいなあ……わたし、誰を待って……何を……したかったんだっけ……?」
「ま、どうでもいい事ですよ、きっと」 - 桜ルートのエンディングにて。
自我が崩壊し、士郎の事や行動の目的など何もかもを忘れてしまうが、彼女はそれすらも気にしなかった……。
カーニバル・ファンタズム
- 「やめて兄さん! 私の魅力に負けないで!」
- 第6話『型月連続テレビ小説 さくら』より。慎二に無理やり押し倒されている・・・場面なのだが、意外と余裕ある?
- 「なんてことしてくれたのライダー! 兄さんはダメ人間だからこそ、引き立て役でいられるのにぃ!」
- 同上。ワカメは添え物。必死で桜の力になろうとした結果がこれだよ!
- 「ええ、私も楽しみでした。こうやって先輩と二人でお出かけするのが」
- 第12話『ドキドキデート大作戦 解答編』より。士郎とのデートで映画館に来た際の台詞。注目すべきは「楽しみでした」と過去形になっており、すでに士郎が多重デートをしていることに桜が気づいていることを示している。他のキャラとのデートシーンをよく見てみると桜らしき人物が確認できる。
- 「せんぱ~い。どこいってたんですか~?」
- 同上。士郎がイリヤと凛に問い詰められ狼狽する様子を見て、上記の台詞を言いながら士郎に迫る。ちなみに台詞を言う直前に「がッ」という某仮面ゲーム風のカットインが入っている。
カプセルさーばんと
- 「……(なんてすてきな人なんだろう……)うん、わかった。私が負けたら、およめさんになってあげるね」
- シロウに出会って早々惹かれたらしい。
- 「……なるほど、……で、他に何か言い残すことはありますか?」
「 元 お 父 さ ん ? 」 - 巨大化させられたGサクラの時臣博士に対する説明後の発言。
- 平行世界でしかも時臣博士のほぼ自業自得、挙句の果てにシロウorリンに後始末を押し付けたとはいえ、桜の実父に対する最初の公式発言がこれというのも酷い話である。
- 「こんな体じゃもうお嫁にもいけませ~ん!!(チラッ)」
「誰か、もらってくれませんか~!!(チラッ)」 - 勝手に巨大兵器に改造された女の子の切実な悩み。誰かと言いつつシロウに向けて発言している。
その他
- 「間違っているのはそれを許す大衆よ。いつだってシステムは純真なもの。杯に毒を混ぜるのは、いつだって人間です。
その結果の極北がこのわたし。格闘ゲームでは悪役、アニメはノールート、CCCにいたってはあの始末!
おかげでわたしも覚悟ができました! 怨念系の役回りとか超☆上等! 一周まわって楽しくなってきたところです!」 - エイプリルフール企画「路地裏さつき ヒロイン十二宮編」より、「メガ林桜子」と化した桜が、シオンから「ここまで暗黒面に満ちたヒロインがトップアイドルになる世界は、間違っている」と言われた際の返答。
なおCCCでも扱いが悪いような発言をしているが、これはシナリオ担当の磨伸映一郎が、CCC発売前にこのシナリオを書いたためである。
- 「オモチャ遊びはこれでおしまいです。ゆっくり、じっくりと潰してあげます。例えばそう……例えば……」
「(……なんかカッコイイ言い回しをしなくちゃ……頭のいい比喩表現は……え、えーと、そうだ!)そう、ぎゅっと、おにぎりを握るように!」 - 同上。オシリスの砂と化したシオンの操るヘルメスを圧倒し、大破寸前まで追いやった際の台詞。メッセージに「桜の ボキャブラリーの 限界!」と突っ込まれている。
また戦闘前にも「ジャガイモを煮るように潰してあげます!」と発言している。
ちなみにおにぎりは士郎と一緒に作ったはじめての料理。いかに暗黒面に堕ちようと桜は桜でしかない事を感じさせる。
- 「例えるなら……白と黒、違う二色の麻雀セットがあったとして、私は白い牌が並べられた中にひとつ混ざった黒の牌なんだよ」
「周りの牌は自分たちのルールで動いていて、それが当たり前で、だけどそれをそばで見てる牌 はこう思うんだ」
「『ふざけすぎでしょ』」 - 『Fate/mahjong night 聖牌戦争』にて、ライダーから「麻雀が嫌いなのか」と尋ねられての返答。
- 「嫌い」ならまだマシであった。「聖杯戦争が麻雀で行われる」という異常な事態を皆が当然と思い、それをおかしいと思ってるのは自分だけ。
- 血も凍るような微笑みとともに放たれた言葉を前に、ライダーはただ沈黙するしかなかった。
メモ
- 立ち絵数は全ヒロイン中最多。
- 桜が黒桜となってしまうのは、HFルートのみ。FateルートやUBWルートでも桜が「マキリの杯」であることに違いはないが、完成されることはない。
HFルートで彼女が黒く染まったのは、士郎に選ばれたから。FateルートやUBWルートでの士郎は桜にとって「手に入らなかったもの」だが、HFルートでの士郎は手に入った後の「失くしたくないもの」であるため、凛へのネガティブな感情などが一気に爆発し、“この世全ての悪”の成長を促した[出 1]。
- だが、最後には彼女が強く憧れ、同時に妬んだ姉の献身と士郎の意志により、救いの道へと引き戻された。この一件もあったことからか、半年後の『hollow』では弓道部の部長としての一面や友人を持ち始め徐々に外交的にもなり始めるなど、精神的にも成長している姿も見える。
- HFルートで桜は黒化したことで“霊長に対する脅威”となったと思われるが、まだあの段階では霊長の抑止力は作動していない[出 1]。
- 深い悲しみと闇を抱えたヒロインだが、士郎にとっては日常の象徴であり、「人間の振りをしているロボット」と呼ばれる彼を人間に戻すことの出来る唯一の存在である。
- DEENアニメ版(Fateルート)では、桜が魔術師であることに気付いたキャスターに拉致され、聖杯降霊の拠り代にされそうになるというオリジナルエピソードがある。その時に着ていたボンデージ衣装はセイバーに着替えさせたのと同じ理由でキャスターが用意したという設定である。この設定は奈須きのこが「空気の読めない桜らしい姿」という理由から発案し、武内崇がデザインしたものである。2007年(ゲーマガ)に奈須がそれを明かすまではアニメスタッフのオリジナルという噂が広まってしまっており、批判の対象になっていた。奈須は「空気を読めないのは僕でした」と反省していたが、武内は「お気に入りは桜のボンテージ衣装」と答える等、好印象を持っている事が伺える。この批判を踏襲してか、この頃の奈須はアニメの脚本会議には毎回出席していたと強調する姿が見られた。
- 『Fate/side side materiale 3』によると没プロットでは天の杯の中で融合七英霊として猛威を奮う構想があったとか。少年の夢が……。
- 黒桜のコンセプトは、ギルガメッシュとは違う「負の象徴としての立ち位置」の桜であるが、あからさまな悪人ではなく、犠牲者、生贄として見て欲しかった事を奈須氏はコメントした[出 2]。
- プロットでは初期段階から「桜がボス化する」というものがあって、そのキャラクターが『月姫』の琥珀、『空の境界』の浅上藤乃の系譜であるという段階で、彼女の精神が最後に病むところまで固まった。
- 黒化するのであればデザインも大幅に変えたほうがいいだろうということで、ボスキャラを臭わせる衣装をイメージして描いたとのこと。また、桜の紋様には呪いのイメージを込めていた。イリヤには全身にタトゥーみたいな紋様が入るので、その対比として桜はもっと恨み節の呪詛みたいなものが張り付いているイメージだとか[出 2]。
- 余談ではあるが、実ははいてない。それどころか服を着てすらいない。そして裸足であるのだが、日本のオバケをイメージしたのだとか[出 2]。
- プロットでは初期段階から「桜がボス化する」というものがあって、そのキャラクターが『月姫』の琥珀、『空の境界』の浅上藤乃の系譜であるという段階で、彼女の精神が最後に病むところまで固まった。
- 黒桜の影
黒ウィンナーは奈須氏から「(HFルートでは)登場人物たちが“まったく訳のわからないモノ”に殺されるシチュエーションにしたい」という要望があったため、デザインされた事を武内氏が語った[出 2]。 - 発売前人気投票ではバーサーカーと同票。サーヴァントであるライダーに毎回人気投票で負けているのが半ばお約束になっていたが、『TYPE-MOON 10周年記念オールキャラクター人気投票』では8位を獲得。遂にライダー(23位)に勝利した。
- お母さんの葵、お姉さんの凛は似通った体型なのに、桜だけナイスバディとなっている。
間桐の蟲の影響?ただし、桜自身は「太っている」と認識[注 3]。二重の意味で姉の歯がぎりぎり言いそう。
ちなみに身長体重をBMI(肥満度)に当てはめれば18.9(18.5以下で「痩せている」)と、どう考えても世の女性方が羨ましがるくらいの数値なのだが。- 「太っている」という意識は弓道部の練習で身体をよく動かしており、食事量が多いことから。衛宮家の食欲魔人第三位は実は桜なのだ。
- 『hollow』では姉に勝る胸を誇っていたが、すぐに上には上がいることを思い知らされ、姉と同じ気分を味わうことになる。
- 『Fate/Apocrypha』での桜は、大聖杯の強奪と後継者に恵まれなかった間桐家が魔術師として滅亡を迎えたため、遠縁のエーデルフェルト家に引き取られ、プロレスラーとしてルヴィアとタッグを組んで来日した。
- ……が、この世界でも想像を絶するナイスバディであったようだ。凛は泣いてもいい。
- 桜がいつもつけている髪のリボンは、幼い頃に凛からもらったもの。黒桜の衣装(?)も
裸リボンがモチーフになっている。
ちなみに、魔術にとって髪は重要な意味を持つ部位であり、特に女性魔術師の髪留めは必ず魔術品である。微々たるものだが、このリボンにも魔力が蓄えられている。 - 凛の言葉によれば、純粋な日本人ではなくクォーター。両親の時臣か葵のどちらかがハーフということになる。
- 間桐の魔術になじませるため臓硯から蟲を使って弄られており、その影響により目も髪も色が変わってしまっている[出 2]。髪と目の色を変えられたと本人や言峰綺礼は言うが、文では凛と同じく黒髪だったりする。桜の目の色については言及無し。
- 絵では髪色が紫になっているだけでなく、髪質も跳ねがなくなっていて、遠坂家の面影はすっかり薄れている。
- 携帯サイトで2011年12月〜2012年1月に募集された「第2回マイBESTキャラ投票」女性キャラ部門で、初めて凛を順位で上回った(桜4位、凛7位)。『Zero』でのショッキングな登場が票を呼んだのだろうか。
- ちなみに、漫画版などでは蟲によって性的暴行を受けている姿が描かれるなど、アニメ版に輪をかけて惨い描写となっている。
- 「天敵」が第四次の頃は慎二となっているが、第五次では慎二は含まれていない。
- 変更された詳しい理由は不明だが、幼い頃は慎二には桜こそが間桐の真の後継者であるとは知られていなかったが、第五次の頃には知られているという、関係の変化は存在する。ただ、慎二からの暴力は幼い頃に比べエスカレートしている。桜に限らず「天敵」の定義そのものが明らかではないため、これらの事実だけでは理由はうかがい知れない。
- 『Zero』の頃の慎二は聖杯戦争に巻き込まれないよう海外に遊学に出されていたためもあり、桜と絡むシーンは描かれていない。なお、「ひょっとして面識自体がないのでは?」と言われることもあるが、慎二の遊学期間は明言されていないため不明。桜が養子に出されてから第四次聖杯戦争が始まるまでに少なくとも一年の時間が経っている[注 4]。
- 『hollow』では自室にライダーから教えられた魔術で結界を張ってあり、臓硯が慎二に「おぬしたちでは生きて帰れぬから気をつけろ」と忠告するほど強力。直接攻撃を加えるものではなかったが、特定の条件下でのみ起動するというそれなりに手の込んだものである。
- 料理をはじめとする家事のスキルは衛宮邸に通うようになってから身につけたもの。士郎はそっち方面の師匠にあたる。
なお、桜に家事スキルがなかった頃は、間桐邸では家政婦を雇っていた。『hollow』では解雇して、桜(と一応は慎二)が家事をしている。 - 間桐の「身内を虐める」悪癖に加え、(凛や時臣ほど目立たないが)「遠坂うっかりエフェクト」をも受け継いでしまっている。
- 慎二にライダーのマスター権を譲渡する際に与えられた「偽臣の書」だが、『Zero』でも衛宮切嗣が僅かに言及している場面がある。このことから、「偽臣の書」が慎二・桜・ライダー間(間桐一族内)で行われた契約の譲渡に固有のアイテムではないことが伺える。
- ライダーは桜に親愛どころか恋心を抱いてるが、桜の方は彼女にどういった感情があるかは不明。
- 『stay night』を見るとノーマルエンドでは独学で学びなお弟子を取ったり、トゥルーエンドではライダーから教わり遠坂としての管理を継ぐなど、いずれも魔術に関わる道を進むことになる彼女だが、唯一『hollow』では樹医になることを考えているなど、雁夜の望んでいた魔術には関わらない道を歩む可能性も持っている。
- 『Realta Nua』で差し替えられたイベントの中には、体内の蟲が魔力を欲しがったために士郎の指から血を吸う、というものがある。桜いわく「魔術師の血にはよく魔力が溶ける」との事で、もちろん桜が吸血鬼というわけではない(CGあり)。
- 序盤で士郎が慎二の暴力だと思った手の痣は、本当に慎二は関係ないとのこと[出 3]。
話題まとめ
- 桜の愛読書
- hollowにて、桜が普段読んでいる本が判明する。以下はタイトル。
- 「楽しい家庭科・初級編」
- 「簡単三分ポエリング」
- 「誰にも言えない!貴方のストレス発散法!」
- 「中華料理百の罠!中華料理人はこう倒せ!」
- 「終末の老人介護。首をぎゅっとね。」
- ………内容が段々と黒くなっている。
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