ランサー(Lancer)とは「槍兵」の英霊。
概要編集
「三騎士」の一角。最高の敏捷性と高い白兵戦能力がある。
魔力も含めて各能力値がある程度の水準以上の英霊でないと該当しない。冬木の大聖杯がベースの聖杯戦争では、特に高い敏捷が必要とされる。
華やかさは無いが堅実なサーヴァント。
クラス特性として、「対魔力」を保有する。
これまで登場したのは以下の53人。
英霊の個体能力に拠らないクラス基本能力:筋力B 耐久C 敏捷A 魔力D 幸運E
『Fate/Grand Order』では、アーチャーに強く、セイバーに弱いクラスになっている。
メモ編集
- クラス名に限らず、作品内での「槍兵」の読みは一貫して「そうへい」である。「やりへい」ではない。
- 上記のサーヴァントの他にヘラクレス、呂布奉先、アキレウス、森長可、ペンテシレイア、アショカ王がこのクラスの適性を持つ。
- 永らく男性しかいなかったクラスだが、『Fate/EXTRA CCC』でようやく女性が登場した。
- 冬木の聖杯戦争や聖杯大戦、『Prototype』等に登場するランサーは全て敏捷A以上だが、『Fate/EXTRA』や『Fate/Grand Order』に登場するサーヴァントはその限りではない。
- 『EXTRA』を除く聖杯戦争で戦端を開いたのは、全てランサーである。
- 『EXTRA』の漫画版やドラマCD版ではランサーが予選時点で登場しており、これらも含めると全ての作品で共通していると言える。
- 『Fate/strange Fake』におけるスノーフィールドの聖杯戦争では、人間の魔術師であるシグマが生きながらにしてランサーのサーヴァントになるのだとされている。
- 最初に登場したクー・フーリン、続くディルムッド・オディナがいずれも幸運:Eであり、また両者とも作中でそれに恥じない悲惨な末路を迎えていることから、「ランサークラスは薄幸」と言うジンクスがファンの間で囁かれていた。現在では幸運値の高いランサーも多数登場し、この限りではないと言える。
- また、武器系宝具の自由度の低さもよく話題に挙がる。特にディルムッドは強力な剣の宝具(モラルタ・ベガルタ)を使用できなかったことがよくネタにされ、「蔵の中身を全部持っていった挙げ句、最終宝具が剣型のギルガメッシュ」「戦車と一緒に固有結界も持ち込むイスカンダル」と比較した上で、「モラルタとベガルタも持っていきたい? ダメに決まってんでしょ。あんたランサーなんだから」と言うオチがつくコピペにもなっている。
- このネタは公式も把握しているのか、「Fate/ぐだぐだオーダー 第13回」で取り上げられた。
脚注編集
注釈編集
出典編集