「カーマ〔アヴェンジャー〕」の版間の差分

 
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== 概要 ==
 
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「[[アヴェンジャー|復讐者]]」の[[サーヴァント]]。[[カーマ]]が[[水着サーヴァント]]になった存在。
 
「[[アヴェンジャー|復讐者]]」の[[サーヴァント]]。[[カーマ]]が[[水着サーヴァント]]になった存在。
  
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: 特異点では当初は存在を明かさずに主人公らとは別行動し、時々姿を現しては主人公を助けつつ誘惑を通して堕落させようと画策していたが、何だかんだでなし崩しに協力体制になってしまう。
 
: 特異点では当初は存在を明かさずに主人公らとは別行動し、時々姿を現しては主人公を助けつつ誘惑を通して堕落させようと画策していたが、何だかんだでなし崩しに協力体制になってしまう。
 
: クライマックスでは主人公を援護する傍ら、黒幕であった[[蘆屋道満]]を壺に封印して事態を解決した。
 
: クライマックスでは主人公を援護する傍ら、黒幕であった[[蘆屋道満]]を壺に封印して事態を解決した。
: なお一連の流れの中で自分の思い通りにできなかったことが相当にストレスだったようで、サブストーリーでそれが盛大に炸裂することになった。
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: なお一連の流れの中で自分の思い通りにできなかったことが相当にストレスだったようで、おまけストーリーでそれが盛大に炸裂することになった。
 
; 人物
 
; 人物
 
: 夏の魔力に当てられたのか、いつもの気怠げな態度から一変。積極的に主人公を誘惑してくるようになった。
 
: 夏の魔力に当てられたのか、いつもの気怠げな態度から一変。積極的に主人公を誘惑してくるようになった。
 
: 本来「すべての人を愛して堕落させる」在り方が「主人公個人を堕落させる」在り方に変質している。
 
: 本来「すべての人を愛して堕落させる」在り方が「主人公個人を堕落させる」在り方に変質している。
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: アサシン時よりも主人公へのつきまとい・ちょっかいかけたい度がアップ。いつも側にいたいし独占したい。とはいえそれは主人公を堕落させるためであり、いわばマーラ的攻撃スタイル(だとカーマは主張している)。
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: 基本的なスタンスは変わらず、「愛してほしい」という意識はない。あったとしても奥底の願いなので表には出てこない。
 
: その小悪魔のような姿は高い攻撃力を秘めているが、その反面……(後述)
 
: その小悪魔のような姿は高い攻撃力を秘めているが、その反面……(後述)
 
; 能力
 
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: 本来の霊基と比較すると[[間桐桜|依代元]]の側面が無意識に出ているのか、虚数属性が強調されている。
 
: 本来の霊基と比較すると[[間桐桜|依代元]]の側面が無意識に出ているのか、虚数属性が強調されている。
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: 武器としては浮き輪やチャクラム、よくわかんないやつ(黒桜の使役していた影のような何か)を使用。
  
 
== ステータス ==
 
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: ランク:B<br />種別:対人宝具<br />レンジ:2~10<br />最大捕捉:10人
 
: ランク:B<br />種別:対人宝具<br />レンジ:2~10<br />最大捕捉:10人
 
:アサシンのカーマが持っていた花の矢(サンモーハナ)が夏らしく浮き輪に姿を変えたもの。
 
:アサシンのカーマが持っていた花の矢(サンモーハナ)が夏らしく浮き輪に姿を変えたもの。
:「ルーパーストラ」はカーマにいくつかある別名の一つで「炎の武器を持つ者」を意味する。
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:「ルーパーストラ」はカーマにいくつかある別名の一つで「美の武器を持つ者」を意味する。
 
:美少女によく似合う浮き輪は見る者を恋に落とす「武器」と言っても差支えがない。
 
:美少女によく似合う浮き輪は見る者を恋に落とす「武器」と言っても差支えがない。
 
:投げつけられた浮き輪が相手に当たると堕落パワーが影の巨人となって溢れ出す。なお、彼女は何故そうなるのかは理解していない。
 
:投げつけられた浮き輪が相手に当たると堕落パワーが影の巨人となって溢れ出す。なお、彼女は何故そうなるのかは理解していない。
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; [[主人公 (Grand Order)]]
 
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: カルデアのマスター。
 
: カルデアのマスター。
: 『カルデア・サマーアドベンチャー!』で彼/彼女を堕落させることを目的としてこの霊基になった結果、「すべての人を愛する」彼女が「マスター個人を愛する」という異常状態になっている。
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: 『カルデア・サマーアドベンチャー!』で彼/彼女を堕落させることを目的としてこの霊基になった結果、「すべての人を愛する」彼女が「マスター個人を愛する」という異常状態になっている。
 
; [[蘆屋道満]]
 
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:『カルデア・サマーアドベンチャー!』の黒幕。
 
:『カルデア・サマーアドベンチャー!』の黒幕。
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:『カルデア・サマーアドベンチャー!』で共演。
 
:『カルデア・サマーアドベンチャー!』で共演。
 
: とある宝を巡って競争となり、互いに[[遠坂凛|依代]][[間桐桜|同士]]が因縁がある上に同じ「愛の神」の水着サーヴァントということもあり舌戦が繰り広げられた。
 
: とある宝を巡って競争となり、互いに[[遠坂凛|依代]][[間桐桜|同士]]が因縁がある上に同じ「愛の神」の水着サーヴァントということもあり舌戦が繰り広げられた。
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: 彼女相手には妙に張り合いたい気分になるとか。
 
; [[紫式部]]
 
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: 上記の壺への封印の際、対道満のための術式をいろいろと教わっていた模様。
 
: 上記の壺への封印の際、対道満のための術式をいろいろと教わっていた模様。
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; [[パールヴァティー]]
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: 嫌っているシヴァの伴侶。
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: 自身の保護者のようなポジションの彼女をうざったく感じており、余裕そうな態度を「どうせお前には何もできないだろう」という心の表れと受け取り水着霊基となった。
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: 『カルデア・サマーアドベンチャー!』のおまけシナリオでは彼女が主人公と共にいた事でイチャついていると勘違いし、自らプロデュースした宝探しを主人公に吹っ掛けている。
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: なお、パールヴァティー自身はカーマが主人公を堕落させるどころか自爆するのが分かり切っているため、カーマを危険視はしていない。
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; [[沖田総司〔オルタ〕 (セイバー)]]
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: 『カルデア・サマーアドベンチャー!』における同行サーヴァントの一人。
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: 何かは不明だが量りかねている。[[煉獄]]に対しては保護欲をそそる幼女という要素が被っていると思っている様子。
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; [[カイニス〔ライダー〕]]
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: 『カルデア・サマーアドベンチャー!』における同行サーヴァントの一人。
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: 保安要員である彼に色々注意されてうざいと思っている。一方、彼は自身をなんか生意気だと気に入っている模様。
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; [[シャルロット・コルデー〔キャスター〕]]
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: 『カルデア・サマーアドベンチャー!』における同行サーヴァントの一人。
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: 恐らくは恋のライバルとして、純粋に手ごわいと評している。
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; [[アナスタシア&ヴィイ]]
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: 『カルデア・サマーアドベンチャー!』における同行サーヴァントの一人。
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: 利害が一致すれば一緒にいたずらしてあげてもいいと語っている。
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; [[清少納言〔バーサーカー〕]]
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: 『カルデア・サマーアドベンチャー!』における同行サーヴァントの一人。
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: 彼女のようにサバサバしたのもアリかもしれない、としている。実は一番の敵かもしれない。
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; [[織田信長〔バーサーカー〕]]
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: 「渚の第六天魔王」というキャッチコピーを考えたが、先にそれを使っている彼女がいたので使用料を取ると言っている。
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; [[千子村正]]
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: [[衛宮士郎|依代]][[間桐桜|同士]]で縁のあるサーヴァント。
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: 彼を目の前にすると調子が狂うようで、相性の問題か彼がシヴァ系で体が警戒しているのかと推察している。
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; [[カレン・C・オルテンシア]]
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: 西のやべー愛の神。
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: 似た部分があるものの相容れない部分もあり、よく分からないのでお互いに見て見ぬふりをするのが丁度いいのでは、としている。
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: アサシン時に一度ぶっ飛ばされているためか、あまり関わり合いになりたくない。
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; [[殺生院キアラ〔ムーンキャンサー〕]]
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: 元々は対であった[[ビーストⅢ/R|ビースト]]が水着霊基となった姿。
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: 彼女が好き勝手に遊んだので、今度は自分の番だとしている。
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; [[ドゥルガー]]、[[カーリー]]
 +
: パールヴァティーと同一存在とも言える女神たち。
 +
: 怯えているのを隠しているのか別に怖くないと言って、威嚇シャドーをしている。
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: なお、後に奏章Ⅰ『[[虚数羅針内界 ペーパームーン]]』にて、彼女らと通常霊基で戦う事となった。
  
 
== 名台詞 ==
 
== 名台詞 ==
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**主人公に対する態度はベッタベタで上から目線で誘惑しようとするものの、ちょっと好意を向けられるとあっさり狼狽え、まともな対応ができなくなってしまう。
 
**主人公に対する態度はベッタベタで上から目線で誘惑しようとするものの、ちょっと好意を向けられるとあっさり狼狽え、まともな対応ができなくなってしまう。
 
***[[パールヴァティー]]からは「攻撃力が上がった分防御力が下がっている」と呆れられていたが、これはゲーム上での性能でも表現されており、HP数値が☆5ワースト2位、ATKはトップ2位(どちらも[[ジャンヌ・ダルク〔オルタ〕|ジャンヌ・オルタ]]の次点)になっている。
 
***[[パールヴァティー]]からは「攻撃力が上がった分防御力が下がっている」と呆れられていたが、これはゲーム上での性能でも表現されており、HP数値が☆5ワースト2位、ATKはトップ2位(どちらも[[ジャンヌ・ダルク〔オルタ〕|ジャンヌ・オルタ]]の次点)になっている。
 +
***また、「マーラの側面がより表に出ている」「カーマ/マーラの比率は普段は6:4、[[ビーストⅢ/L|ビースト時]]は4:6、水着では3:7」だと主張しているが、少なくとも比率については普段と変わらないらしい。
 
***バレンタインイベントでも水着になっても選択肢次第で容赦なくバッドエンド送りにしてくるキアラと異なり、こちらは水着の方ではまともなバレンタインイベントになってしまっている。
 
***バレンタインイベントでも水着になっても選択肢次第で容赦なくバッドエンド送りにしてくるキアラと異なり、こちらは水着の方ではまともなバレンタインイベントになってしまっている。
**犬猿の仲の[[殺生院キアラ (Grand Order)|キアラ]]だが、ゲーム上のクラス相性では通常霊基時がアサシンに対するアルターエゴ、水着霊基ではアヴェンジャーに対する[[ムーンキャンサー]]と、どちらもクラス有利を取られてしまっている。ただそれでも通常のアサシン霊基の時は「アルターエゴに対して相性有利になる」スキルを持っていたのだが、水着ではそのようなスキルを何も持っていないため、単純に不利になってしまっている。
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**犬猿の仲の[[殺生院キアラ〔アルターエゴ〕|キアラ]]だが、ゲーム上のクラス相性では通常霊基時がアサシンに対するアルターエゴ、水着霊基ではアヴェンジャーに対する[[殺生院キアラ〔ムーンキャンサー〕|ムーンキャンサー]]と、どちらもクラス有利を取られてしまっている。ただそれでも通常のアサシン霊基の時は「アルターエゴに対して相性有利になる」スキルを持っていたのだが、水着ではそのようなスキルを何も持っていないため、単純に不利になってしまっている。
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*『カルデア・サマーアドベンチャー!』のおまけシナリオでは第三再臨の姿でドレス風や競泳水着のような衣装、さらには青肌の差分も用意されていた<ref group ="注">青肌差分は立ち絵だけでなく、専用のバトルグラフィックや宝具演出も用意されていた。</ref>のだが、イベント内で簡易霊衣として実装される事は無かった。
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**2024年のアンケート復刻版の際にも簡易霊衣は実装されず、現状ではイベント内でしかお目にかかれないレアな差分となっている。
  
 
== 脚注 ==
 
== 脚注 ==

2024年9月15日 (日) 14:13時点における最新版

アヴェンジャー
真名 カーマ
外国語表記 Kama/迦摩
性別 女性
身長 156cm(基本状態)
体重 46kg(基本状態)
好きな物 マスターさん(第一、第二再臨)
愛を与える事(第三再臨)
苦手な物 シヴァ系列(第一再臨)
パールヴァティー(第二再臨)
マスターとの絆を裂こうとするお邪魔虫(第三再臨)
依代 間桐桜
出典 インド神話
地域 インド
属性 中立・悪
副属性
一人称
二人称 貴方/貴方
三人称 彼/彼女
声優 下屋則子
デザイン ReDrop
設定作成 水瀬葉月
レア度 ☆5
初登場作品 Fate/Grand Order
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概要編集

復讐者」のサーヴァントカーマ水着サーヴァントになった存在。

略歴
『カルデア・サマーアドベンチャー!』ではカルデアに来て以来常々思っていた「最近自分はナメられている」という鬱屈から「この夏にマスターを堕落させよう!」と一念発起。自己改造を行って水着霊基を得た。
特異点では当初は存在を明かさずに主人公らとは別行動し、時々姿を現しては主人公を助けつつ誘惑を通して堕落させようと画策していたが、何だかんだでなし崩しに協力体制になってしまう。
クライマックスでは主人公を援護する傍ら、黒幕であった蘆屋道満を壺に封印して事態を解決した。
なお一連の流れの中で自分の思い通りにできなかったことが相当にストレスだったようで、おまけストーリーでそれが盛大に炸裂することになった。
人物
夏の魔力に当てられたのか、いつもの気怠げな態度から一変。積極的に主人公を誘惑してくるようになった。
本来「すべての人を愛して堕落させる」在り方が「主人公個人を堕落させる」在り方に変質している。
アサシン時よりも主人公へのつきまとい・ちょっかいかけたい度がアップ。いつも側にいたいし独占したい。とはいえそれは主人公を堕落させるためであり、いわばマーラ的攻撃スタイル(だとカーマは主張している)。
基本的なスタンスは変わらず、「愛してほしい」という意識はない。あったとしても奥底の願いなので表には出てこない。
その小悪魔のような姿は高い攻撃力を秘めているが、その反面……(後述)
能力
本来の霊基と比較すると依代元の側面が無意識に出ているのか、虚数属性が強調されている。
武器としては浮き輪やチャクラム、よくわかんないやつ(黒桜の使役していた影のような何か)を使用。

ステータス編集

クラス マスター 筋力 耐久 敏捷 魔力 幸運 宝具 クラス別能力 保有スキル 備考
アヴェンジャー 主人公 (Grand Order) B C+ A EX D EX 対魔力:A
騎乗:A
復讐者:B
忘却補正:B
自己回復(魔力):A
単独顕現:E
魔王の神核(?):B
マカラ・フローティング:A
虚ろなる魔:EX
真夏の海のマーラ:EX

宝具編集

愛もていたるは恋夏なり(カーマ・ルーパーストラ)
ランク:B
種別:対人宝具
レンジ:2~10
最大捕捉:10人
アサシンのカーマが持っていた花の矢(サンモーハナ)が夏らしく浮き輪に姿を変えたもの。
「ルーパーストラ」はカーマにいくつかある別名の一つで「美の武器を持つ者」を意味する。
美少女によく似合う浮き輪は見る者を恋に落とす「武器」と言っても差支えがない。
投げつけられた浮き輪が相手に当たると堕落パワーが影の巨人となって溢れ出す。なお、彼女は何故そうなるのかは理解していない。
『Grand Order』では「敵全体に強力な〔魅了〕状態特攻攻撃[Lv]<オーバーチャージで特攻威力アップ>&防御力をダウン(3ターン)」という効果のArts宝具。
恋もて堕とすは愛果てなり(マーラ・シューニャター)
ランク:B
種別:対人宝具
レンジ:2~10
最大捕捉:100人
アサシンのカーマ同様、マーラの側面が強く出ることで変化する宝具。第三再臨で使用する。
水着霊基になったことでより「虚」の側面が強化されており、派手に焼き尽くす愛炎ではなく静かに焼き溶かす虚炎となっている。
愛の果てに堕ちる暗黒の宇宙そのものであり、ここに堕ちると脱出することは不可能となる。
『Grand Order』では「愛もていたるは恋夏なり」と同一の効果のArts宝具。

真名:カーマ編集

カーマデーヴァとも呼ばれる、インド神話における愛の神……が水着姿になったもの。

登場作品と役柄編集

Fateシリーズ編集

Fate/Grand Order
期間限定イベント『カルデア・サマーアドベンチャー!』の開催に伴い、期間限定サーヴァントとして実装。

人間関係編集

Fate/Grand Order編集

主人公 (Grand Order)
カルデアのマスター。
『カルデア・サマーアドベンチャー!』で彼/彼女を堕落させることを目的としてこの霊基になった結果、「すべての人を愛する」彼女が「マスター個人を愛する」という異常状態になっている。
蘆屋道満
『カルデア・サマーアドベンチャー!』の黒幕。
彼の企みを主人公に協力して粉砕し、最終的には壺に封印した。
イシュタル〔ライダー〕
『カルデア・サマーアドベンチャー!』で共演。
とある宝を巡って競争となり、互いに依代同士が因縁がある上に同じ「愛の神」の水着サーヴァントということもあり舌戦が繰り広げられた。
彼女相手には妙に張り合いたい気分になるとか。
紫式部
上記の壺への封印の際、対道満のための術式をいろいろと教わっていた模様。
パールヴァティー
嫌っているシヴァの伴侶。
自身の保護者のようなポジションの彼女をうざったく感じており、余裕そうな態度を「どうせお前には何もできないだろう」という心の表れと受け取り水着霊基となった。
『カルデア・サマーアドベンチャー!』のおまけシナリオでは彼女が主人公と共にいた事でイチャついていると勘違いし、自らプロデュースした宝探しを主人公に吹っ掛けている。
なお、パールヴァティー自身はカーマが主人公を堕落させるどころか自爆するのが分かり切っているため、カーマを危険視はしていない。
沖田総司〔オルタ〕 (セイバー)
『カルデア・サマーアドベンチャー!』における同行サーヴァントの一人。
何かは不明だが量りかねている。煉獄に対しては保護欲をそそる幼女という要素が被っていると思っている様子。
カイニス〔ライダー〕
『カルデア・サマーアドベンチャー!』における同行サーヴァントの一人。
保安要員である彼に色々注意されてうざいと思っている。一方、彼は自身をなんか生意気だと気に入っている模様。
シャルロット・コルデー〔キャスター〕
『カルデア・サマーアドベンチャー!』における同行サーヴァントの一人。
恐らくは恋のライバルとして、純粋に手ごわいと評している。
アナスタシア&ヴィイ
『カルデア・サマーアドベンチャー!』における同行サーヴァントの一人。
利害が一致すれば一緒にいたずらしてあげてもいいと語っている。
清少納言〔バーサーカー〕
『カルデア・サマーアドベンチャー!』における同行サーヴァントの一人。
彼女のようにサバサバしたのもアリかもしれない、としている。実は一番の敵かもしれない。
織田信長〔バーサーカー〕
「渚の第六天魔王」というキャッチコピーを考えたが、先にそれを使っている彼女がいたので使用料を取ると言っている。
千子村正
依代同士で縁のあるサーヴァント。
彼を目の前にすると調子が狂うようで、相性の問題か彼がシヴァ系で体が警戒しているのかと推察している。
カレン・C・オルテンシア
西のやべー愛の神。
似た部分があるものの相容れない部分もあり、よく分からないのでお互いに見て見ぬふりをするのが丁度いいのでは、としている。
アサシン時に一度ぶっ飛ばされているためか、あまり関わり合いになりたくない。
殺生院キアラ〔ムーンキャンサー〕
元々は対であったビーストが水着霊基となった姿。
彼女が好き勝手に遊んだので、今度は自分の番だとしている。
ドゥルガーカーリー
パールヴァティーと同一存在とも言える女神たち。
怯えているのを隠しているのか別に怖くないと言って、威嚇シャドーをしている。
なお、後に奏章Ⅰ『虚数羅針内界 ペーパームーン』にて、彼女らと通常霊基で戦う事となった。

名台詞編集

メモ編集

  • チョロい。
    • 元々のカーマの時点で上記のように「最近ナメられている」と自覚されるレベルで益獣やペット扱いであったが、水着霊基になって目を覆うばかりに悪化してしまった。
    • 主人公に対する態度はベッタベタで上から目線で誘惑しようとするものの、ちょっと好意を向けられるとあっさり狼狽え、まともな対応ができなくなってしまう。
      • パールヴァティーからは「攻撃力が上がった分防御力が下がっている」と呆れられていたが、これはゲーム上での性能でも表現されており、HP数値が☆5ワースト2位、ATKはトップ2位(どちらもジャンヌ・オルタの次点)になっている。
      • また、「マーラの側面がより表に出ている」「カーマ/マーラの比率は普段は6:4、ビースト時は4:6、水着では3:7」だと主張しているが、少なくとも比率については普段と変わらないらしい。
      • バレンタインイベントでも水着になっても選択肢次第で容赦なくバッドエンド送りにしてくるキアラと異なり、こちらは水着の方ではまともなバレンタインイベントになってしまっている。
    • 犬猿の仲のキアラだが、ゲーム上のクラス相性では通常霊基時がアサシンに対するアルターエゴ、水着霊基ではアヴェンジャーに対するムーンキャンサーと、どちらもクラス有利を取られてしまっている。ただそれでも通常のアサシン霊基の時は「アルターエゴに対して相性有利になる」スキルを持っていたのだが、水着ではそのようなスキルを何も持っていないため、単純に不利になってしまっている。
  • 『カルデア・サマーアドベンチャー!』のおまけシナリオでは第三再臨の姿でドレス風や競泳水着のような衣装、さらには青肌の差分も用意されていた[注 1]のだが、イベント内で簡易霊衣として実装される事は無かった。
    • 2024年のアンケート復刻版の際にも簡易霊衣は実装されず、現状ではイベント内でしかお目にかかれないレアな差分となっている。

脚注編集

注釈編集

  1. 青肌差分は立ち絵だけでなく、専用のバトルグラフィックや宝具演出も用意されていた。

出典編集


リンク編集