概要
ガイアの抑止力に属する存在であるため、空想具現化を可能としている。
飲食も根本的に必要とせず、世界や周囲の自然からエネルギーを補給して活動することができる。
精霊は人々のイメージという筐を使って具現化した"力"であり、神霊が極度に信仰を失うと神秘の力が弱まって精霊にまで格落ちすることもあると言う。
ジェロニモのようなシャーマンが使用する一部の魔術には精霊に働きかけて現象を起こすこともあるが、それらに関連する存在である可能性もある。
関連用語
- 真祖
- 成りたちが精霊に近しい自然の触覚だが、人の想念が介在しないという一点において決定的に異なる存在。
- 発生に純粋なガイアの意志だけでなく、朱い月のブリュンスタッドという地球外の存在の意志も関わっている。
- 妖精
- 精霊の中でも規模が小さい存在。精霊とは異なり、基本的に人間には知覚できない。詳細は項目参照。
- 精霊
- 精霊種の中でも、妖精と別に語られる場合は、善意も悪意もない、超自然的存在を表す。ただそこにあるもの。
- ホムンクルス
- 完璧なホムンクルスは人工的な自然の触覚であり、マナがある限り寿命は尽きない。またホムンクルスは魔力を得られる限り、飲食を必要としない。[出 1]
- アインツベルンのものは魔術回路を基礎に鋳造される為、劣化精霊といえる存在。[出 2]
- 『Fate/unlimited codes』によると、自然の落とし子としての魂が癒着されている。アイリスフィール〔天の衣〕の様に大聖杯に還った者は、神霊の分霊に近い存在となる。
- 英霊
- 偉業を成し遂げたものが輪廻の枠から外れ精霊に近づいた存在。
- 使い魔
- 使い魔の製法の一つに精霊を使役するというものがあるが、主従関係が逆転する恐れがあり、魔術師には好まれていない
関連人物
- ヴィイ
- ロマノフ皇室に代々伝わる使い魔。スキル「シュヴィブジック」は、空想具現化をささやかな悪戯程度に可能とする。アナスタシア・ニコラエヴナ・ロマノヴァが死の間際に契約した。
- 妖精ともいわれているが、第三者にも視認され、能力も問題なく行使できている。そもそも創作の産物である為、妖精のカテゴリに入らないとする説も出ている。
- マジカルルビー
- カレイドステッキに宿る人工天然精霊。人工なのか天然なのかは気にしてはいけない。
- 鬼一法眼
- 精霊種に属する大天狗であり、人間よりは神霊に近い。
- 虞美人
- 道教思想でいうところの仙人。真祖と同じく吸血種だが、こちらは地球表層の管理を目的とし、吸血衝動も無い。その起源は扶桑樹にあるという。
- セブン
- 第七聖典の守護精霊。一角馬の霊と人間霊を掛け合わせて成り立った為、半人半馬の容姿になっている。
- ルゥ=ベオウルフ
- 自然発生した精霊。見た目は人狼に似るが、実態は別物。
- コヨーテの精霊(仮称)
- ジェロニモと居る精霊で、スキル「守護の獣」になっている。
- これとの関係は不明だが、太陽から煙草をくすねたコヨーテの精霊の話がアパッチ族に伝わっている。
- ジェロニモ自身はシャーマンではないが、アパッチ族に伝わる幾つかの伝説を具現する術式を扱う。
- フェイ
- 妖精に属しているが、高度な知性もあるために精霊に近い存在である可能性が高い。
- シロウ
- シトナイの生前の相棒である猟犬が、ハイ・サーヴァント化したことで複合したロウヒとフレイヤの力で精霊に近い存在になっている。
- ロビンフッド
- 森の妖精と交友を持ち、妖精が見えない村人からは妖精憑きと迫害されていた。彼も大元のロビンフッドもドルイド僧としての知識と精霊の加護を持つ。
- モルガン
- アーサー王を奸計によって貶めた魔女かつ、聖地アヴァロンへと導いた「湖の妖精」ヴィヴィアンとしての側面も持っていたとされる。
- そのためFate時空では人間と妖精の混血という設定がなされているが、その内に秘めた莫大な魔力と、それに伴う技術力は精霊の域に達していると思われる。
- テノチティトラン
- 元々は地表にありながら星の内海と同じ性質を持つ一種のパワースポット「月の湖」の精霊であったとされている。
- 放浪していたアステカ人が導きによって湖の浮島に都市を築いたのを気に入り、都市テノチティトランの守護神となった。
- ワンジナ
- オーストラリアのアボリジニ神話に伝わる大気の精霊。
- 実際には宇宙から来た存在のようだが、大気に溶け込んだまま人類の営みを眺めていただけで互いに干渉はほぼなかった模様。
- レーシィ
- スラヴの民間伝承にある森の精。
- 『Fate:Lost Einherjar 極光のアスラウグ』でキャスターが使役した個体は下級から中級規模であったが、最上位の個体ともなると精霊規模にもなりうるとか。
メモ
資料リンク
脚注
注釈