ネコアルク
ネコアルク | |
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外国語表記 | Neco-Arc |
別名 | ネコ・アルク |
全長 | 60cm |
重量 | 8kg |
声優 |
柚木涼香(MELTY BLOOD) 長谷川育美(リメイク版) |
初登場作品 | 月姫 |
概要編集
ギャグ状態のアルクェイドが何の冗談か固有のキャラクターとして確立したもの(?)
だんだんと待遇がよくなり、現在ではTYPE‐MOONのマスコット的存在になっている。
一匹だけでなく、何匹もいる。
- 略歴
- 月姫本編では『教えて!知得留先生!』に現れる生物(ナマモノ)。必殺技は野球と水泳、泥警、盗んだバイクで走り出すこと。一人称は「あちし」。グレートキャッツビレッジに住み、猫王国では一番の小物らしい。そもそも猫王国は登場のたびに規模が小さくなっている。
- アルクェイドとの関係は誰にも分からない。本人曰く「知得留以外には仏のような存在。むしろ愛」。また弓塚さつきの暗黒面が具現化した存在、即ち弓塚さつきの本体とも言っている。
- 人物
- 人語を解す謎の生物。UMAかもしれない。まれに個人的暇潰しとして俗世を混乱させるために現れる。性別は雌……っぽい。種族はネコ精霊で、クラスはグレートキャット。あるいは種族がネコ精霊類グレートキャット科。ネロ・カオスによればNECO科NECO目NECO類種に属するらしい。ネコ精霊の中ではそれなりに認められている。動力源はネコ缶で必殺技は真祖ビーム。
- 能力
- 主武装は研ぎ澄まされた爪、そしてビーム、あえてジェット。無限に仲間を呼び、目からビームを出し、ジェットで空を飛ぶ。戦闘力は出力30%のアルクェイドのおよそ半分。つまりサーヴァントの2倍の強さ(Fate/stay nightプレミアムファンブック)。虚言癖あり。金持ちには全面降伏。
- メカヒスイの全てのスキャンを無効化し、質量が増大するなど様々な意味で論外。謎の推進剤によるジェット飛行、謎のエネルギーによる目から怪光線、無限増殖する細胞と、まさに未知の超生物といえる。
- 彼女(?)はタイガとともに勝てる相手も負ける相手もいないという不思議キャラで、両者を戦わせるといわゆる千日手になる。なお、ちょっとネコアルク有利らしい。月姫、Fate、空の境界、DDDの不思議系の中でマジカルルビーに次いで強い。相当なダメージを負っても寝返りを打てば元通り。
- 本当は月まで行ってから目標に向けて落下する超技があるが、ネコアルク自身も耐えられないことが問題。多段ロケットのように宇宙空間を飛ぶことができるが、止まり方はネコアルク自身も知らない。
- 高度な知能を持っており、日夜世界を面白おかしくするために暗躍する。
バリエーション編集
アバドンフォース編集
グレートキャッツビレッジ唯一の軍事機能。ネコアルクが召喚するネコアルクたちのこと。エリートネコ部隊。新しくなった『MELTY BLOOD Act Cadenza』で垣間見られる怪現象。
詳細は「アバドンフォース」を参照。
ネコアルク・カオス編集
ネコアルクを中田譲治氏に演らせてみようという狂ったインスピレーション及びそれを快く受け入れた中田氏の悪乗りによって生まれた黒いの。詳細はリンク先参照。
ネコアルク・バブルス編集
CV:佐久間紅美
カーニバル・ファンタズムに登場する亜種。通常のネコアルクより明るい髪の色をしており、意思表示の全てを「うんうん」と頷く事で済ませる。ネコアルクによれば「ネコ27キャット一番の下っ端。近々リストラする予定」。一方知得留先生は「例外的に可愛い」と主張する。
ネコアルク・デスティニー編集
CV:田中敦子
カーニバル・ファンタズムに登場する亜種。ピンク色の髪をしており、物憂げで妖艶な口調で喋る。ネコアルク・カオスとの会話は中の人のおかげでかなりアダルトな雰囲気だが、所詮外見がアレなので……。過去に色々あったらしいが、どこまでが真実かは不明。
ネコアルク・エボリューション編集
CV:野島健児
カーニバル・ファンタズムに登場する亜種。頭にはバンダナを巻き、首からは1眼レフを下げ、背負ったリュックと手に提げたファンタズムーンの紙袋には無数のポスターが刺さっているという、典型的なキモオタ系ファッションをしている。挙動不審な口調・行動も正にオタクのそれ。
ネコシエル編集
『MELTY BLOOD: TYPE LUMINA』で新たに登場した個体。CVはリメイク版のシエルと同じ。
ネコアキハ編集
『MELTY BLOOD: TYPE LUMINA』で新たに登場した個体。CVはリメイク版の遠野秋葉と同じ。
ネコヒスイ編集
『MELTY BLOOD: TYPE LUMINA』で新たに登場した個体。CVはリメイク版の翡翠と同じ。
ネココハク編集
『MELTY BLOOD: TYPE LUMINA』で新たに登場した個体。CVはリメイク版の琥珀と同じ。
ネココ・ネココライト 編集
『Fate/Grand Order』にて、指令紋章の一つとして登場する個体。
とある少女によく似た、謎のナマモノ。
むやみな愛らしさ、こぼれる信頼感、とどろく後輩感、そのすべてを併せ持つアルテミット・ニャン。
本人曰く、グレートキャッツビレッジからやって来たらしい。
謎のネコX 編集
CV:川澄綾子
『Fate/Grand Carnival』に登場する、謎のヒロインXに似た個体。
髪型をポニーテールにして青いキャップを被っており、手にはどこぞの聖剣に似た竹刀を持っている。
なぜかキャップからはアホ毛が飛び出ている。
謎のネコV編集
CV:中田譲治
『Fate/Grand Carnival』に登場する、“山の翁”に似た個体。
角が生えた髑髏面を被っており、黒い外套を纏っている。
CVといい雰囲気も外見もネコアルク・カオスと似ているが、顔の傷が少し違う。
謎のネコY 編集
CV:田中敦子
『Fate/Grand Carnival』に登場する、カーミラに似た個体。
目のみを覆う仮面を額に着け、金の棺桶を背負っている。
口には牙が生えている。
謎のネコW編集
CV:野中藍
『Fate/Grand Carnival』に登場する、フランケンシュタインに似た個体。
白無垢に身を包んでおり、頭部には金色の角とフィンが生えている。
フランケンシュタインと同じく面倒だから喋らないのか、「うー」としか言わない。
謎のネコZ 編集
CV:櫻井孝宏
『Fate/Grand Carnival』に登場する、マーリンに似た個体。
葉が生えた木の杖を持っており、服装はマーリンそのまんま。
他のネコよりも偉そうな態度をとっている。
謎のネコ(正式名称不明) 編集
『Fate/Grand Carnival』に登場する、百貌のハサンに似たネコ。
アサ子に似た個体と黒い外套を纏った個体、髑髏面を着けた個体の3種類がおり、場面の転換の演出などで大量に登場する。
名称は無いのか、『Grand Carnival』公式ホームページの登場人物欄には載っていない。
新作ショートアニメ放送記念の「みんなのアイコンを変えるにゃ!キャンペーン」では彼らが写ったアイコンが配布された。
登場作品と役柄編集
月姫編集
- 月姫
- 『教えて!知得留先生!』の相方。
- 月姫 -A piece of blue glass moon-
- リメイク後も相変わらずバッドエンドコーナー『教えて!シエル先生』の相方。
- 歌月十夜
- 同じく知得留の相方。この頃はまだアルクと明確な別キャラになってはおらず、アルクがギャグ化するとネコアルクになったりもした。
- MELTY BLOOD
- ギャグキャラ扱いのイロモノ。コミックス版では物語には全くかかわらないものの度々コマの隅に出現。またカバー下のオマケ漫画「偽MELTY BLOOD」では主役。他のキャラクターをけしかけたり、逆襲されて痛い目に遭ったり。
- MELTY BLOOD 路地裏ナイトメア
- 謎空間に生息している怪生物。フリーダムな言動で、迷い込んできたレフ・ライノールやラニ=Ⅷらを振り回す。
- MELTY BLOOD: TYPE LUMINA
- DLCでプレイアブルキャラとして追加。
- 相変わらずフリーダムだが、同期のマシュには振り回され気味。
Fateシリーズ編集
- Fate/kaleid liner プリズマ☆イリヤ ツヴァイ!
- なぜか猛犬注意の中に登場。
- Fate/Grand Order
- 謎の代行者C.I.E.Lの第二再臨、「教えて!シエル先生」のアシスタントとして登場。
- 「簡易霊衣:メガネオフモード」の状態では、バトル時のみネコシエルがアシスタントとして登場する。
Fate関連作品編集
- フェイト/タイガーころしあむ アッパー
- 藤村邸に墜落したネコアルクは、記憶を失った! たまたま近くにいた間桐慎二により、「全ての美女を猫耳化せよ」という使命を授かる。
その他編集
- 劇場版『NECOARC THE MOVIE』
- hollowの製作で忙しい中でっちあげたウソ映画。なんと2時間もの。
- ちびちゅき!
- 所属不明。時々モブとして登場するくらいで、あまり本筋には絡んでこない。
- ALL AROUND TYPE-MOON
- ドラマCD「アーネンエルベの一日」では某毒舌シスターの口車に乗せられヒロイン入れ替わり作戦を決行。そして失敗する。
- コミック版「アーネンエルベの日常」では後に記憶喪失になって行き倒れている所を保護され、ランサーの口利きでアーネンエルベの店員となる。中々優秀な働きぶりを見せて周囲の評価も上々であったが……。
人間関係編集
三咲町編集
- アルクェイド・ブリュンスタッド
- 元ネタ?関係不明。
- ネコアルク・カオス
- 同種?やっぱり関係不明。
- シエル
- 『教えて!知得留先生!』でタッグを組んだ縁か、以降の作品でも弄り倒す。
- 白レン
- イロモノ化を嫌う彼女の天敵。
- 琥珀
- 彼女の天敵。病的なまでに怯えられ、バケネコ呼ばわりされる。
- メカヒスイ
- 一機だけだが捕獲に成功(?)した。
- 有間都古
- 将来楽しみなライバルとして認識。MBTLにおいては三咲のこちらを呼び出した。
- リーズバイフェ・ストリンドヴァリ
- 可愛いと認識されている。だがその愛情表現に問題があるため、ネコアルクの方は怯えている。
- 両儀式
- MBAAのPS2版で追加されたシナリオで、「ネコアルク-THE MOVIE-」ではなく「空の境界」が映画化された事を逆恨みして彼女を襲撃する。
総耶市編集
- 遠野志貴
- 腑抜けたMB界を支配するために排除や分割を狙う。
- エコアルク
- ネコアルク側は同一存在だと思っている。
- しかしその割にお互いがしっかり認識可能。
- MBTLの対戦においてはランダム技の大当たり枠として呼び出すことも。
ちびちゅき!編集
- アタランテ
- 子供の人気を得たい彼女に「ライオンの着ぐるみがいい」と吹き込む。
- アルジュナ
- やはり子供の人気を欲しがる彼をネコミミキャラに仕立て上げる。
- 主人公 (マンガで分かる!FGO)
- 「マスコットキャラの座を奪われた」と認識しているようである。
こんなマスコット嫌だ
タイガーころしあむ アッパー編集
- 藤村大河
- 彼女のルートにて、各惑星のアルティミット・ワンの力を得るため、彼女とともに宇宙中を巡ることに。
- ORT
- 藤村大河ルートにて、アルティミット・ワンの力を得るべく接触。危うくクリスタルの彫像にされかかって逃げてきた。
MELTY BLOOD: TYPE LUMINA編集
- マシュ・キリエライト
- 同じDLCでの参戦キャラ。盾繋がりの上記のリーズとは少し方向性が違うが、天然で手加減がないため苦手な相手。
- 牛若丸、巌窟王 エドモン・ダンテス
- マシュの盾を勝手に借用して召喚したサーヴァント達。
- アルトリア・ペンドラゴン
- ストーリー上は特に関わらないが戦闘において大当たり枠として召喚することがある。
- ネモカタリナ
- 『MELTY BLOOD: TYPE LUMINA Piece of Paradise』において、メルブラをゲームとして作成する能力を授けてくれた謎の死徒。
Fate/Grand Order編集
- 教えて!シエル先生
- 理由は不明だが彼女と一緒におり、アシスタントを担当している。
- その割には容赦なく皮肉を言ったり、一方で宝具では射出されたりとお互いにぞんざいな扱い。
名台詞編集
MELTY BLOOD編集
- 「身体はネコで出来ている〜」
- 某英霊&主人公の呪文をパロディ。
- 「お前も、ネコミミになれ」
- 「じゃ〜んけ〜んちねっ!」
- 某ダメット氏のセリフより。
- 「あたしが白ネコで、オマエが黒ネコ。
被ってる被ってる……ふふふ……
つまりあたしはツンデレってことにゃのだよ、これが。」 - MBAAにおける黒い方用勝利台詞。カオス曰く「それだけはない」
- 「ドクターといい妹といいキミといい、あの屋敷はホント悪魔の巣窟かね!?
生きろ、メガネ!」 - SOS信号を受信し殲滅しに現れたメカヒスイに対して。コレだけならただのギャグシーンだったのだが……。
Fate/Grand Order編集
- 「人の心ぉ!!」
- 「教えて!シエル先生」のダメージ3。
- 元ネタは奈須きのこ氏のシナリオ評として散見される「人の心がない」、そしてこの事を本人がネタとしてFGO6周年フェスのメッセージに書いた「人の心」というワード。
メモ編集
- MELTY BLOODでのキャラ性能的には、当たり判定が小さいために攻撃を受けにくいが、攻撃の射程が極端に短いものが多いため使いづらい。
- ボイスは「主に」アルクェイド役の柚木氏が担当。
「主に」というのは、MELTY BLOODでは特定条件を満たすことによって、各ヒロインの声優が演じたネコアルクとなるため。- 「アーネンエルベの一日」に至っては、参加女性声優の大半が何がしかネコアルクでしゃべっている。
- 月姫リメイク後のアルクェイド役およびネコアルク役は長谷川育美氏になったが、こちらでも相変わらず上記のように様々なネコアルクのバリエーションが各ヒロインの声優で登場している。
- MELTY BLOODの冒頭でネコアルクが受信するSOSシグナルはラストでネコアルク自身が発信したものである。要するにループしている。またActress Againでは冥王星からSOSをキャッチするが、惑星から準惑星に降格されたこともあり無視する。
- ネコアルクアイは両目ともに視力2.0で、必殺の真祖ビームを放つが、発射直後はまぶしさで視力を失う。
ネコアルクイヤーは地獄耳。成長に合わせて小さくなり、完全に取れたときに立派な真祖になる……という説もある。
ネコアルク口からは敵を焼き尽くす地獄の業火・ゲヘナフレイムと毒舌を吐き出す。自称グルメ。
ネコアルク胃は奈須きのこに匹敵するほど強力な胃酸に満ちている。ただし胃の強度は奈須きのこの100倍頑丈。
ネコアルク肉球は普段は隠されていて見えないが、猫の名に違わずぷにぷにしており、癒し効果がある。肉球ハンドはキック力。
ネコアルク脚はロケット噴射口に変形し、自在に飛行することが可能。
ネコアルク尻尾はパンチ力。握られると怒る。 - 真祖ビームは最少出力200ワット、最大出力200万メガワットと非常に高性能。だがネコアルクは「魚を焼くとき便利」という事以外に使い道が思いつかない。
なお「お゛ぷばっ!!」とは『X-MEN』に登場するサイクロップスの「オプティックブラスト」のネイティブな発音、らしい。 - ネコアルクにとって人類とは所詮ネコ缶を作るだけの生き物であり、末永くお付き合いしたいと思っている。
- 「ビーフ2000」とは、グレートキャッツビレッジの工場で作られている缶詰。大人気商品であり、GCVではもう数百年これ以外の猫缶は作られていない。ぐったりとしてコクがなく、生臭くていつまでも喉に残るいやな味。
- 彼女(?)のラストアークである「アンゴルモノハンマー」とは、2005年八の月に落ちると言われている破滅の大王。正体はネコアルクが電波キャッチでケンカをふっかけてしまった知らない星のアルテミットワン。
- 色々とアレなグレートキャッツビレッジだが、何と妖精郷の一種であることがMBAACCの姫アルクルートで判明した。
- MBAACCのリーズ新ルートでは、タイプセレクトを自在に操る能力を披露し、リーズを相性の悪いハーフムーンスタイルにしようとしたが、間違ってイクリプススタイルにしてしまい、宇宙空間まで吹っ飛ばされた。
- イラストレーターからはある意味歪んだ愛情を受けているキャラでもある。新作が発表されるごとに新規立ち絵が大量に追加される一方で、EDの一枚絵はほとんどが使い回しで新規絵が来たと思ったら絵の内容が同じだった、等の例もある。
話題まとめ編集
- グッドスマイルカンパニーから発売されているアクションフィギュア「ねんどろいど」の第一弾(No.000)が実はネコアルクで、現在は高額のプレミア価格が付いている。
脚注編集
注釈編集
出典編集